篠原悠希のレビュー一覧
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ついに最終巻!
関わってきた友人や同士たち 所謂主人公側の皆が 前を向いて物語が綴じる…大団円エンドが素直に嬉しいシリーズでした。
読みすがら 残りページが少なくなっていくのに関わらず 先が見えない はらはらする展開に (ほんとに終わるの? ほんとうに?)と尋ねる宛てのない問いを何度か脳内で巡らせたりと感情の起伏が激しくて 特に さいごの最後まで 公子に降りかかる災禍と因果はもう息をするのが精一杯でした(笑)
これまでに小出しにされてた情報が繋がったり (そういえば…)と思い至ったり 作中で「ぜったい」「必ず」と念願していたものが叶えられたり …と気持ちよさが重なっていく一方で まさかの 物語のハジマリがここに…!?という驚きには 最初から読み直さねば、という気持ちになりました。
(この展開…顛末?をいつから決めてあったのだろう…)
(いつか サイドストーリィを覗きみたいカップルがいるよぅ)
あとあとあと
巻末の大家と娘娘との会話は素敵無敵すぎてずるい。
途中 才人が思い出してた姿から 全く変わったのが
たったひとつの科白からもわかっちゃうの ずるいすごい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ古代九州、今よりもずっと神々の存在が近かった頃。
養い親と兄妹に囲まれて幸せに暮らしていた少年・隼人の日常は、突然攻め込まれたことによって破られる。
家族と引き離され奴隷にした攻め手の中には同じ年頃の少年・鷹士がいた。
生まれも育った環境も違うふたりは浮いた存在であるという点では一致する。
だから分かり合えたのだろうか。
鷹士が選んだ最期とその望みが切ない。
だからこそ未来を見ることができたのは嬉しいし、彼らのこれからも楽しみだ。
神宝を探す旅で各地の特徴や民の特性が分かるのも面白かった。
もっといろいろな人々の様子も見てみたい。
史人と高照におりた母神の宣託は何だったのだろう。想像はつくが。
神の導きがあったとしても、彼らの未来は確定してはいないのだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ話が進んでいるようで進んでいない?そろそろ朔露との戦にも一段落して欲しいところ。
調停の話し合い直後に奇襲をかけたら、調停自体が騙し討ちのためだと思われて朔露の怒りを買うことにならないのだろうか。卑怯にも見えるが珍しいことではないのかな。
玄月はままならない人生の中でもやるべきことを定め未来への希望を見つけ、天命と思い諦めてきたのだろう。
思い詰めると何をしでかすか分からない、というところで玄月と月香は似た者同士なのかもしれない。さすがの玄月も自暴自棄になるか。
陽元が月香の子に情がわいているのも何だか危険な気がする。
あと遊圭の妻には後ろ盾のある方がいいと、いつ横槍が入るか気が気でないので早く明々と結婚して欲しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ遊圭と玄月都に帰還する。
そして始まる慈仙の裁判。なんか、この人の本性が一番ショックだったかもしれない。
玄月に肩を並べられる味方がもっといて欲しい。
だから余計にラシードたちといる姿がのびのびとして見えるのだろうか。
そして発覚する蔡才人の正体。やっぱり玄月の小月は彼女だったのか!
幼馴染で許嫁で相思相愛なのに引き裂かれてしまったふたりの方が王道なのかも。
だからこそ全てを覆して彼らが知らない未来へと行きそうな遊圭が気になるのかもしれない。
自由に外に行くことができない陽元の焦燥も切ない。
次巻はいよいよ朔露との決着がつくのだろうか。
戦場を舞う鷹は格好良い。何はともあれ、ラシードが敵にならなくて良かった!