篠原悠希のレビュー一覧

  • 月下氷人 金椛国春秋外伝

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    ネタバレ

    外伝集。遊圭と明々の結婚後、陶蓮との確執にひとつのけりをつける。
    玄月と凛々の出会い、陽元と玄月の過去。
    みんな良く生き延びたなぁ。
    そして凛々の生きる道が美しかった。
    ラストは遊圭・尤仁・真人の穏やかな一日。
    生まれも育ちも違う彼らが今こうしている奇跡。
    この平和が一日でも長く続きますように。


    第一話 時の妙薬
    遊圭と明々結婚三か月後。陶蓮との確執にひとつのけりをつける。
    事情を知らずに陶蓮を慕っていた明々。
    恩人から理由もわからず連絡が途絶えたら不安になるだろう。
    早く言ってあげなよと思いつつ、思い出したくもない遊圭の気持ちもわかる。
    星家の墓に参って喘息の薬を埋めていた陶蓮。
    大恩が

    0
    2021年10月10日
  • 月下氷人 金椛国春秋外伝

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    人に歴史あり…
    辛い過去があっても、明るい未来がある…
    それぞれに心を許せる友がいたり、本心が言える人や心の支えになるものがあって良かった。

    本編では描かれなかった主な登場人物達の気持ちや考えが描かれていて、どの話しも読みごたえがあって楽しかったです。

    0
    2021年09月23日
  • 月下氷人 金椛国春秋外伝

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    ネタバレ

      お待ちしておりました、番外編。

     それぞれの未来に光があってよかったなぁと思いつつ、辛い過去も……。

     でも、それがあってこその物語。

     楽しかった(*^^*)

    0
    2021年09月22日
  • 後宮に星は宿る 金椛国春秋

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    古い時代の中国を思わせる架空の国が舞台の傑作シリーズ、1作目。
    女官として後宮に入り込んだ少年の運命は。

    大陸の強国、金椛(ジンファ)帝国。
    名門である星家の末っ子・遊圭は、ひとり生き残った…
    叔母が新たな皇后に選ばれたため、「皇帝に外戚なし」という法のもとに、一族全員の命が突然奪われてしまったのです。

    療母(薬師)の胡娘(コジョウ)に助けられ、からくも逃げ延びた遊圭は、町娘の明々に出会います。
    匿ってくれた明々が後宮へ出仕することになり、遊圭も女童の遊々としてついて行くことに。
    病弱で世間知らず、追われる身の遊圭は、とうてい一人では生きていけない。
    小柄で少女にも見える美形なので、当分は

    0
    2021年09月06日
  • 親王殿下のパティシエール(4) 慶貝勒府の満漢全席

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    ネタバレ

    新しい職人が大量に入って混乱気味の厨房。

    そんな時に著名な詩人であり食通の人物を受け入れることになり、マリーも自信作を出すのですが……。

    食べるものって難しいですよね。食べる時の状況や体調で美味しいものも不味くなるし(−_−;)

    めげずに頑張れ、マリー! と応援したくなる今巻でした。

    0
    2021年05月16日
  • 比翼は万里を翔る 金椛国春秋

    ネタバレ 購入済み

    最高の作品

    相変わらず予想を裏切る展開や、リアルな描写に惹きこまれました。
    ページを読み進めるにつれて、あとちょっとしかないのにちゃんと遊圭たちは幸せになれるの⁉︎という不安が募りましたが、無事ハッピーエンドを迎えられて良かったです。
    この金椛国春秋シリーズは、どのお話も濃い内容で、人間の生理的反応すらも取り入れられた細かい描写が魅力です。最終巻となる今作でもそれは健在で、遊圭がピンチに陥った時に如実に現れていたように感じました。

    あわよくば後日談が欲しいところです。

    0
    2021年04月17日
  • 後宮に星は宿る 2 ~金椛国春秋~

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    楽しみにしていた2巻。

    幻月さんの登場です(^^)

    コミカライズは自分の頭の中で、考えたものとの相性もあるので、今回はイメージ通りで楽しい(o^^o)

    0
    2021年03月27日
  • 比翼は万里を翔る 金椛国春秋

    購入済み

    おわちゃったー。

    もうここで終わっちゃうんだって言うのが正直な感想。
    まだまだ続いて欲しかった。
    あとがきに本編はおしまいとなっていたのでスピンオフなんかはあるんだろうか。
    期待しています!

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    2021年03月14日
  • 比翼は万里を翔る 金椛国春秋

    購入済み

    漢字が苦手な人にはお勧めしない

    完結なんて嘘嘘、やだやだやだ、と購入したものの読むのがもったいなくて後回しにしつつも気になりすぎてやっぱり読んでしまいました。
    もう終わってしまった。ぐぁぁ、最高です。
    今回もやっぱり手に汗握る怒涛の展開!
    短い登場なのに血肉を持った脇キャラたちも、敵役も等身大でハラハラする。
    恋愛に文字数割いたせいか、シーリーンを含め登場時間が短かかったり名前だけ登場とかで物足りない部分もあるのですが、登場人物多いんで全部に割けないのはしょうがない。うん、分かってる。でも今回の皇后玲玉様はちょっとアレでしたね。うん、アレだ。後悔してる描写もありましたがジト目で見てしまいたくなる発言でございましたね。

    0
    2021年03月10日
  • 比翼は万里を翔る 金椛国春秋

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    ネタバレ

    最終巻。最終巻!?
    読み始めたのが遅かったので、最後まで間を置かずに追いかけられたのは良かったが、完結なのがちょっと淋しい。そして最後は女装はなかった(笑)。

    書影を見た時にこれは結婚式の場面だよね? 花嫁衣装着ているのは明々よね!? とヤキモキしたが、前巻で危惧した横槍が入ってしまい明々との結婚が暗礁に乗り上げることに。
    相手が沙洋王なんて大物すぎる。これは普通に結婚していたとしても横槍が入っていたことだろう。
    なので明々が蔡家の養女になったのは良かった。箔も付くし身分も家格もとやかく言われることはなくなる。
    前巻の状況のままでは無理だっただろうが、明々も月香も周芳も想いが叶って良かった。

    0
    2021年03月06日
  • 比翼は万里を翔る 金椛国春秋

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    ネタバレ

    比翼、とタイトルにあるからにはさぞかし、と思ったら、最後の最後まで簡単にはいかない二人だった……。でも、ちゃんと結ばれてよかったよ! まだ一波乱くらいありそうだけど。
    本編は、とあとがきにあったから、もしかすると短編集くらい出るのかしら。

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    2021年03月04日
  • 天涯の楽土

    購入済み

    篠原さんのは全部面白いです。

    遊圭シリーズは本当に面白いけどこっちも面白いです。続刊も刊行されているので嬉しいです。
    どちらのシリーズも読み進めたいとおもいます。

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    2020年12月11日
  • 後宮に星は宿る 1 ~金椛国春秋~

    N

    購入済み

    これからが楽しみな作品

    作画も綺麗で読みやすく、とても引き込まれる1巻でした。 これから先が気になる漫画です。

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    2020年10月02日
  • 後宮に星は宿る 1 ~金椛国春秋~

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    ネタバレ

    コミカライズと小説は似て非なるもの。

    小説版ではすでに成人している遊圭は最初はこんなに弱かったんだよなぁと懐かしい気持ちに。
    続き楽しみだなぁ。何しろ、あの人が出ますから(*^^*)

    0
    2020年09月26日
  • 親王殿下のパティシエール

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    安定の篠原悠希さんでした。

    移民華人の母を持つフランス人のマリーは市民革命を逃れ、ひょんなことから知り合った清国の十七皇子に守られるように清国へと亡命します。
    いくら十七番目といえど皇族なので多忙を極めるリンロン(皇子の愛称です。本名はちょっと忘れた)は、マリーを自宅の厨房に放り出すようにして、皇帝のおわす地へ行ってしまいました。
    残されたマリーは文化の違いに戸惑いつつもマイペースに仕事をしますが、畏れ多くも雲の上の存在である主家と気安く言葉を交わす異国人の娘を押し付けられた格好になってしまった厨房長をはじめとする下働きの人たちは、マリーにどういう態度をとっていいのか、遠巻きにしている様子で

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    2020年04月07日
  • 鳳は北天に舞う 金椛国春秋

    ネタバレ 購入済み

    毎回一気読み

    どんどん起こる事件に、これからどうなるの?という感じです。
    玄月にも幸せになってもらいたいです。
    登場人物も多くなってきましたが皆際立っている性格で面白いです。

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    2020年02月13日
  • 湖宮は黄砂に微睡む 金椛国春秋

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    作者さんと物語が、どんどん馴染んできてる。
    玄月の登場シーンでは、雅な音楽がバックミュージックのように聴こえる気さえしました。

    遊圭、まだまだだなーと所々思うけど、考えてみたら年齢はまだ17歳くらい。
    自分が17歳だった頃を振り返ると…。遊圭、ものすごく頑張ってるよ!

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    2019年10月03日
  • 妖星は闇に瞬く 金椛国春秋

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    戴雲国に囚われの身となった遊圭。
    持てる知識を駆使して危機を脱するも、次から次へと降り注ぐ厄災のような不運に、読んでいるこちらが、ハラハラし通しの7巻でした。

    次巻が楽しみです。いつ出るんだろう。

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    2019年08月11日
  • 湖宮は黄砂に微睡む 金椛国春秋

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    待ち望んでいた新刊!
    大好きなシリーズです。

    数ページを進んだものの、遊圭の状況がぱっと繋がらないので、前巻の終わりから読み返しました。大好きと言ったわりに薄情なわたし。

    どこへ行っても、遊圭は玄月とは離れられないらしい。(というと語弊が大アリだが)
    遊圭が玄月を認めることができたなら、きっといいコンビになると思うんだけどなぁ……。

    今回は、降嫁先が陥落したため、乳飲み子を抱えて落ち延びた公主を探しに、果ての知れない砂漠を行くことになった遊圭。

    少し切ない別れもあるけれど、皆がそれぞれ明るい未来を感じられそうな。
    と思ったのも束の間、策略にはまり、新興国に囚われる遊圭と胡娘。

    次は7

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    2019年03月12日
  • 湖宮は黄砂に微睡む 金椛国春秋

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    遊圭、死の砂漠を渡る、添付の地図を観ながらタクラマカン砂漠に飛んでいる私は、ホルシードの様に高く飛びたい。
    麗華公主は、胡楊の郷にサンクチュアリを見つけたのか、残された王子と穏やかな日々が訪れますよう願います。
    シーリンの元旦那さんが、イルナール王に面影が似てるのは、公主へのご褒美かな?
    砂漠を渡りきって、ほっとしたのもつかの間で、また、得意技の出番ですよ。
    次巻は、7月とか、また一つ待つ楽しみが増えました。
    ついでに、天狗が雌だったことにびっくり⁉️

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    2019年03月04日