角川書店のレビュー一覧

  • 芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

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    高校の時に教科書で読みました。

    また、母の子供の頃に読んだので今でもこの作品は、忘れられません。

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    2010年02月04日
  • 今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    おもしろかったです。
    平安時代にこんな大作が書かれていて、また編者がよくわかっていないということにも驚きました。
    「鼻」「羅生門」のもとになった作品ものっていて興味深かったです。
    このシリーズの特徴でわかりやすく現代語訳されていて、古典が身近に感じました。

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    2009年10月04日
  • 今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    かなりバラエティに富んだ内容です。
    「大昔の話でしかも説話…?」と思っていたけれど、読んでみると場面が想像できるくらいのリアリティ。
    弘法大師の話がライバルと呪い合戦をする話が、一番印象的。

    【B】

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    2009年10月07日
  • 今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    芥川龍之介が好きなので、一度は読んでみたかった。

    講談社学術文庫に全訳版があるが、読むのに相当苦労しそうだったので、角川文
    庫の簡易版にした。

    十分楽しめた。

    法力で人を殺めたり、チビ学生が力士を投げ飛ばしたり、坊さんが女を抱きたい
    がために必死で勉強したり、強盗一味をあっさり切り捨てたり、夫が別の女性と
    思って、変装していた妻を口説こうとしてなぐられたり、姨捨山の話だったり。
    好きな女性を辱めようと、便器を盗んで排泄物を見たり。

    しかしまぁ、いろいろな話があるなぁ。

    しかも、なんか独特というか変な話がある。

    その現代語訳もおもしろいが、原文で読むとまた笑ってし

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    2009年10月04日
  • 蜻蛉日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    亀梨君が好きだと言っていたので読んでみましたが、なるほど面白いです。切なさがドクドクと感じられますね。

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    2009年10月04日
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    角川ソフィア文庫の『ビギナーズ・クラシックス』シリーズ。
    例によって、原文(万葉仮名ではない)、現代語訳、解説の3点セットで、140首ほど掲載されています。

    地図や植物のイラストを用いた解説は非常にわかりやすく、三輪山伝説はじめとする◯◯伝説、枕詞などの和歌の修辞、柿本人麻呂などの重要人物などについては、適宜コラムで補足解説されています。

    万葉集を学びたて、あるいはこれから学びたい人にとっての足がかりとしておすすめです。

    本書に取り上げられている歌のうち、わたしが最も好きなものは、磐姫皇后の以下の歌。

    「ありつつも君をば待たむうち靡く
    我が黒髪に霜の置くまでに」

    いつまでもあなたを待

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    2025年08月02日
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ★★★★☆テレビなど昔話としてみていましたが、竹取物語を読んだのは初めてです。解説がわかりやすくてよかったです。子どもの頃見た昔話と違った視点から見てみると違った話になるという面白さがあることがわかりました。

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    2025年04月30日
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ★★★★☆母校の高校が神道を採用していました。毎月参拝があったり、伊勢神宮の川で禊をしたりというイベントがありました。高校生の頃は、あまり神道に興味がありませんでしたが古事記を読んで思い出しました。関係する本も買ってしまいました。他の古典もよく読んでみたくなりました。

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    2025年04月27日
  • 覚えておきたい芭蕉の名句200

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    「奥の細道」だけではなく、芭蕉の生涯に渡る名句を集めた句集。写生画を描くように句を詠みつつ、そこに自らの思いや、その土地にまつわる人々の思いを添えた名句の数々。これからも折に触れて読み返したい。

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    2025年04月11日
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    以前に購入し、あまり読まずに家にあったが、昨年の大河ドラマを機に読み出した本。角田光代の、源氏物語と、途中、並行して読んでいたが、やはり翻訳本を最後まで先に読んで、こちらに戻ったので、長い話しのあらすじが掴めた。
     それぞれの巻の、主だった場面を、翻訳文かさきに、古文があとに記してある。やはり、原文で少しでも読むと、それらしいニュアンスがあるのでいいと思う。原文だけ読んでも難しいのだが。
     巻末に、関係系図や、略年表があるので、はなしをたどることができる。
     源氏物語の世界に入ることができた本だ。
     

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    2025年04月05日
  • 今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    今は昔〜のフレーズから始まる、十二世紀初めに成立した巨大説話集。その話数は千を超える。
    天竺(インド)部、震旦(中国)部、本朝(日本)部の三つの重層構造にて設計される。
    登場人物は、上は神仏、天皇、貴族、僧侶、武士から下は浮浪者、盗賊まで勢揃い。
    平安時代を隅から隅まで堪能できる良作である。

    下世話かつ下品な話も中にはあるが、はんなりとした古語だと許せてしまうのが妙であり、笑える。
    芥川龍之介や谷崎潤一郎も、今昔物語に取材して傑作を生み出していたということを知らなかったので学びになった。
    以下、印象に残った話を箇条書き


    ◾️月のウサギの由来となる説話
    自己犠牲の尊さを人間に伝えるために、

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    2025年02月08日
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    源氏物語と源氏物語の世界の常識を知ることができた。
    ただ、一部の場面とあらすじしか含まれていない。本書の中でも言っているように、この本で源氏物語の概要をつかみ、全訳本にチャレンジするための準備運動にするのが良いと感じた。

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    2025年01月03日
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    外国人の知り合いが、松尾芭蕉のおくのほそ道に感化されて、その道の一部を歩いたという話を聞き、なぜそこまで惹かれるのだろう?と手に取った。歌に興味があるわけではないので、共感できる部分はその点では少ないが、それでも人生を旅とみなし、実際に命懸けの旅に出る様を感じると、異なる人生観を突き付けられて考えさせられる。

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    2024年12月02日
  • 蜻蛉日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ネタバレ

    藤原兼家の訪問を待つ道綱母のはかない蜻蛉のような21年間の結婚日記。
    「嘆きつつ 独り寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものかとは知る」

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    2024年10月17日
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    高校の頃先生が源氏物語はエロ本だと言い放っていた。もちろんメインは10人以上もの女の人を見初めて手にしていく源氏だし、嫉妬も羨望も権力争いも渦巻く大人の汚い世界を描いているのだけど、源氏自身はどんな女の人も傷付けない優しさを持ってるし、他人の子を丁寧に育てる母性・父性有り、妻同士が互いに認め合う瞬間有り、教育論や教訓有りと、ひと言で「エロ本です」とは語りきれない。
    そりゃ当時のベストセラーなのだからしっかりした内容なのは当たり前なのだけど、今にも通ずる部分は沢山ある。一夫一婦制の今だからこそ、ここでしか見られない夢を持って読み伝えていきたい本だと思う。

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    2024年09月28日
  • 枕草子 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    最初に現代語訳から書いてあるので、とても読みやすかった。原文と現代語訳をしっかり読み比べると古文の勉強もできそう。少々、意地悪な視点も多いが、見苦しいとかがっかりとか、今と変わらない心持ちが面白い。

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    2024年09月23日
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    「石走る 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも」
    有名な歌らしいですが、これが一番。

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    2024年07月27日
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    原文や解説、コラム、地図、年表があるのもよい。これは誰か?と思う人も多々いるので、巻末に家系図があるので初めて読む入門書としても最適。

    義経や木曽義仲の、ヒーロー的な側面だけじゃなくて、横柄で短気な俗物的部分も垣間見えて興味深い。

    誰か忘れたけどそこそこの身分の人(多分平家側)が身分の低い女性を好きになって、父親に反対されて高い身分の女性と結婚をすすめられたときの発言が興味深い。人生盛りの時は30年と短いのに、醜い女と一緒になったら一生後悔する、と。そして最後は出家してしまう。なかなか失礼な奴だが、今も昔も真理。

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    2024年08月12日
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ★★★★☆面白かったです。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり〜という一節は、小学生時代に国語の時間で暗記した記憶がよみがえります。最近まで放送されていた大河ドラマも見ていましたので思い返しながら読めました。

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    2024年07月14日
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    古事記とい名前しか知らなかったので、編纂目的、内容共に大変勉強になりました。日本書紀も読みたくなりました。

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    2024年05月25日