角川書店のレビュー一覧

  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    平家物語の全体像と主要なエピソードがざっと読める。学校で習ったのをなんとなく覚えているのか、他の作品で観たり読んだりしたのか、知っているのもちらほらと。
    出家する人と自死する人がとても多いのが印象に残った。死生観、人生観がよく分からない。

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    2013年05月11日
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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     初心者のための古事記入門書。
     抜粋されたエピソードを現代語訳、書下し文、解説で紹介している。

     古事記は予想以上にツッコミどころ満載でした。
     現代語訳を先に持ってくることで書下し文が読みやすくなっていて、意味の分かる古い言葉に接することで、日本語の響きの楽しさが味わえて面白かった。

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    2013年05月11日
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    日本神話をわかりやすく口語訳してくれている。

    アマテラス、スサノオといった有名な神様の逸話や、ヤマトタケルの武勇伝など、何と無くしか知らなかったことをお手軽に学ぶことができる。

    天皇の繁栄とからめて書かれているので、話が飛び飛びであることを感じてしまうことは否めない。

    ヤマトタケルは日本書紀での人物像と全く違うとのことなので、機会があればそちらも読んでみたい。

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    2013年03月29日
  • 枕草子 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    枕草子のいわゆる入門書。現代語訳のあとに原文が記載されており、また主要な章が抜粋されているため、初心者でも読みやすく、清少納言の世界観に浸りやすい。
    入門書とは言いながら、その時代における基礎知識がなければ少し読みにくいような部分もあるが、現代と感覚が共通しているような部分も随所に感じられ、意外な印象を受けた。

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    2013年02月26日
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    古典とは思えないガッチリしたSF。
    大昔によくこんなぶっ飛んだ設定を思いついたもんです。

    途中、おばあさんが一切登場しなくなったので、死んだの…!と思いましたが、元気そうで良かったです。
    まあ、昔の既婚女性はそうそう出しゃばらないものですよね。

    13.02.01

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    2013年02月14日
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    「枕草子:清少納言」と「方丈記:鴨長明」と「徒然草:吉田兼好」 日本3大随筆のウチのひとつ

    むろん古典を読める能力は残念ながら持ち合わせていませんので、現代語訳でつまんでみました。
    原文は枕草子と対応して243段で構成されているようですが、本書はそのうちの75段を選択した入門書です。

    読んだ感想としては、13世紀に書かれていますが、ちょっと毒舌な部分があり、ナンシー関さんをふっと思い出した古典エッセイ集。

    兼好法師は諸行無常をひたすらに述べていたけど、人間は本性は変化しないものかもしれません。

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    2012年12月16日
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    このシリーズはおおまかな話の流れがつかみやすく、読みやすくてお気に入りです。
    全体像をつかむための内容でも、さすがの源氏物語という感じで、わりと長め。

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    2012年10月17日
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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     有名であるにも関わらず、長く読みづらい記述のためにとっつきにくい源氏物語を、巻ごとに「あらすじ」「通釈」「原文」「寸評」をつけることで読みやすくした、源氏物語ビギナーにはとてもありがたい本。

     日本人なら源氏物語という本を知らない人はいないと思うし、なんとなくの内容(光源氏ってプレイボーイが色んな女性と巻き起こす恋愛物語くらいの)は知っている人がほとんどだと思うけど、全文読んだ人はどれくらいいるんだろう。
     かくいう私もざっくりとしかしらない人のひとりだったが、改めて読んで驚いた。ただの恋愛物語ではすまなかった……!
     当時の政治的なこともからんでくるし、男同士のどうしようもないプライドの

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    2012年08月14日
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    勾玉三部作の流れで。
    難しいのは読む気にならないけど
    これはとても読みやすかった。

    先に現代語訳⇒原文(書き下し文)の順がすごく読みやすい。
    今まで、何となくしか知らなかったことが
    あぁ、そうだったのか!と理解することができて
    面白かった。

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    2012年08月11日
  • 枕草子 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    清少納言の日常の思いが連なった作品、「枕草子」

    本書はその有名部分や、比較的共感しやすいところを掻い摘んで、説明文と現代語訳を読みながら枕草子に触れられる本。
    「大きにてよきもの 家。」って書いてあるのを読んだ時は思わず笑った。清少納言さんも意外と現金なのね。

    古典は学生時代、苦手科目だったので、10年も経ってこうして枕草子という本を手に取ると、感慨深いものです。

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    2012年08月04日
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    現代語訳と古文表記を併記した「徒然草」。現代人向けの解説や薀蓄も含まれており、初心者が理解しやすいよう工夫されている。とはいっても、基本的には原文を忠実に追いかけているだけなので、面白みに欠けることは否めない。酒井順子さんの「徒然草REMIX」を副読本にすると、違った世界が見えてくるかも。

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    2012年06月03日
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    いつの世も『人』という性は変わらないものなんだなぁと思いました。同じ事を思い、願い、考えているんですね。
    敷居の高そうな古典文学を面白く飽きない文体で書かれています。
    中学時代にも読破しましたが、自分の考え方や捉え方の変化も感じられて面白かったです。また、5年おきぐらいで一生読み続けたいなとおもいました。

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    2012年05月26日
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ネタバレ

    言わずと知れた、日本最古の歴史書。
    たまたま、今、住んでいるところが日本武尊縁の地だということで、読んでみたのだけれども、考えてみたら、古事記とか日本書紀って、本当に名前だけでちゃんと読んだ事なかったことに気付く。
    最初の方はいろんな神様がいっぱいで、スサノウとアマテラスオオミカミくらいしか名前が頭に入って来なくて大変だった。
    ようやく読みやすくなって来たところへ、神武天皇が登場してくるわけなのだけど、この本によると、ようするに天皇の祖先は神様なの?と言う事になってくる。
    まあ、歴史書と言うよりは、神話だという程度に読んだ方が良いのかも。
    実際のところ、いわゆる日本昔話的な『桃太郎』『鶴の恩返

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    2012年03月20日
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    あ~らら、不思議!
    古典がすらすら理解できる本(笑)
    学生時代には、辞書片手に解読していたのに~

    笑える解釈も面白かった。
    かぐや姫は、天上で罪を冒して
    地上におくられる、とか。
    おじいさんの慌てぶりとか。

    みぃちゃんの本棚で見つけて読んでみてよかったよ。
    まさどんも、結構早いスピードで読んでいたみたい。

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    2012年02月25日
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    学校では習わない竹取物語の内容がわかります
    授業では勉強の為に読むものだが個人で読むといいものですね
    わかりやすく現代訳になっていますので
    気軽に読めます

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    2012年01月29日
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ネタバレ

    受験勉強時代に遭遇した有名な文章がたくさん載っていた。
    和歌を渡していくシーンと、若者の首をとって悲しむシーンは覚えていた。

    そして平家物語、と言いつつその没落を描いている所が「諸行無常の響きあり」なんやなーと思った。
    これはフィクションで小説にできるレベルの話やなとも思った。

    なんで昔の戦争は今の戦争と違ってダメって思わないんやろうか。
    やってることは残酷やのに。
    三国志もそうやけど。

    昔の戦争と今の戦争、どこに違いがあんねや。
    人を殺してることには変わらんはずやのに

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    2013年06月02日
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ネタバレ

    解説者の解説に毒があって面白かったwww 

    ...竹取の翁の邸がどんな豪邸か知らんけど、木造家屋の屋根に武装した成人男子が1000人乗ったら重みで潰れると思うんだけどなぁ...
    鉄筋コンクリやったんかいな?(笑) 

    個人的には作者は結婚なんか死んでもしたくないインテリ女性か、意に染まぬ結婚をさせられて恋仲を引き裂かれたオトメンだと思うwww

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    2011年11月13日
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    日本最古の書「古事記」の有名な話、特徴的な話をまとめた本です。現代語訳、読み下し文、解説によってとても分かりやすい内容になってます。

    古事記全体の把握には不十分かと思いますが、入門書として最適です。当時の考え方や空気が伝わってきます。

    神々の名前がカタカナで記され頭に入ってこないのには閉口しました。
    非常に嫉妬もすれば怠けもする人間的な姿で描かれていたのが印象的です。

    全体通じて読みやすかったです。

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    2011年09月25日
  • 今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    怪力者の話がすごく好き^^
    この本には載ってない話もあるけど。
    ちょっとアダルトな話は載ってないみたいですね。残念^^ギャグめいたエロ話は面白いので他の作品に期待

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    2011年03月01日
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    全文読むとまた一味違った印象を受けるこの本。求婚者たちの扱いが貴族への皮肉だったり、翁が一番人間くさかったり、かぐや姫の発言の中に女性の本音が隠れていたり。子ども向けや授業の一部しか知らない人は、ぜひ全文読むべきだと思う。

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    2010年07月30日