角川書店のレビュー一覧

  • 土佐日記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    2011/07/09

    古典学習用に。

    国司の任を終えた紀貫之が女性に扮して書き下ろした、土佐から京への紀行文。

    2ヶ月弱の船上生活を思えばさぞかし大変だったに違いないが、今の時代から考えると、なんてのんびりとした旅なんだろうと思ってしまう。

    それも、出立後10日余りは、土佐から大して離れるこ...続きを読む
  • 伊勢物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    古典はあまり精通していないので、現代語訳と解説を中心に読み、原文に目を通すようにした。
    夫の浮気、女の移り気、身分違いの恋、叶わぬ恋…平安時代のさまざまな恋模様が描かれている。なかでも、筒井筒は非常に好きな物語だ。
  • 今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    怪力者の話がすごく好き^^
    この本には載ってない話もあるけど。
    ちょっとアダルトな話は載ってないみたいですね。残念^^ギャグめいたエロ話は面白いので他の作品に期待
  • 伊勢物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    在原業平がいかにリア充であったかが理解できる本。
    こんなリアルに恋の病で死ねる世界なんて…。

    個人的に着てる狩衣破いてまで恋文送られたら引く。
  • 伊勢物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    やっぱり原文先に読ませてほしい。解説はちょっと甘い感じがする。「昔男すてきよね」一辺倒ってのはあれだ。
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    全文読むとまた一味違った印象を受けるこの本。求婚者たちの扱いが貴族への皮肉だったり、翁が一番人間くさかったり、かぐや姫の発言の中に女性の本音が隠れていたり。子ども向けや授業の一部しか知らない人は、ぜひ全文読むべきだと思う。
  • 西行 魂の旅路 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    平安朝末期の大歌人西行。花―わけても桜―と月を愛し、和歌の道を究めんとした漂泊の歌人の生涯に(伝承歌含め)項目60首、全体で300首以上から迫ったもの。

    歌をどう詠むかでなく、歌に何を詠むかに心を砕き続けた西行。彼が何を詠み、何を感じ考えたかということを丹念に読み解こうとはしている。が、著者の解説...続きを読む
  • 古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    高校時代に持ち歩いていた本を読み返しました。万葉集よりは遙かに技巧的になりました。新古今は言葉を飾り過ぎて、歌が思いを伝えるものじゃなくて、芸術品になっちゃったので、古今はちょうどいいかもしれない。
    ただ、この本には現代訳は付いているものの文法説明がついていないので、文法知識がない人には良さがいまい...続きを読む
  • 漱石の「こころ」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編
    ビギナーズとはあるけど、読んでからでないとおもしろくない。おさらいとしては丁度よい。興味深い捉え方もありました。
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    いろいろ解説があってわかりやすかったです!
    勉強に役立ちました^^
    もとは遙か4がすきで読んでみましたw
  • 鴎外の「舞姫」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編
    こうしたエリートぶりやマザコンぶりを自分から告白する必要がこの小説にあるのだろうか?
    しかし必要だった。彼は母を悦ばせよう、世間に誉められようとひたすら自分を抑えて努力を重ねてきた。そんな受身型の人間にとって全てを捧げた過去の履歴だけが自分を守る楯だったからだ。
    官僚の官が上級役人、僚は下級役人。
    ...続きを読む
  • 伊勢物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    古典では伊勢物語がいちばんすき。想いが強い余り夜寝ている間に魂が抜け出て相手の夢にまで会いに行き、魂が体から浮かれ出るのを結びとどめるまじないのことを「魂結び」と言うんだって。この章段がいちばんすき。省略されていて残念。
  • 伊勢物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    きちんと読んだことが無かったのでまず入門編から、と読み出しました。面白かったです。
    在原業平が色男で歌人だったのは知っていたのですが、ちはやふるの人だったんだ、と再認識。神代も聞かず竜田川、は落語で良く知っていたので…
  • 更級日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    原文、現代語訳、解説に加えて、写真やコラムも挿入されているお得な一冊。…なんつって、ほとんど原文は読まなかったけど。主人公の、先のことを考えず、ただただ大好きな物語を読んで過ごす姿が他人とは思えず。私もいつかこの主人公のように後悔するのかなあ。
  • 古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    和歌の解釈と解説がとてもわかりやすく書かれている。
    ところどころに、ちょっとしたコラムも設けられていて、
    ライトタッチに楽しめる一冊。
  • 方丈記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    これまた久しぶりに読んでみた。
    大昔、山科の山を登るときに、方丈の遺跡跡とされる場所をみたことがある。
    こんなところにと思ったものだ。
    この本を読んで、あそこからでは、そういえば方丈記に記された景色が見えなかったよなあ。
  • 鴎外の「舞姫」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編
    解説や現代語訳が丁寧で分かりやすかった。ただどうしても、豊太郎がずるいように思ってしまう。帯に「永遠の恋物語」とあって期待したが、感動はしなかった。
  • 漱石の「こころ」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編
    筆者と私は「こころ」の解釈の仕方が違うので、差別的な物言いだとか、ウーンと思うところもあったけれども、これも一つの読み方ということで面白かった。
    コラムのコネタも面白い。
  • 蜻蛉日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    11/13 古事記が面白かったシリーズで、平安期へ。やっぱりある程度の流れを掴み、本文へ、というスタイルが良い。蜻蛉日記そのものも、楽しめる。継続中。
    11/30. あれれ、全然読んでない。
  • 芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編
    本文に解説が脚注でなく括弧書きで書かれているので少し読みづらい。河童を省略するならマイナーな文章を抜かせばいいものを…。