角川書店のレビュー一覧
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ネタバレ平家の栄華~滅亡までを歴史的事実をベースに描かれた物語。これまで全く歴史に興味が持てず手にとっていなかったけれど、めちゃくちゃ面白かった。
角川のビギナーズクラシックスは古典の忠実な訳(訳を読んでもよく分からないような言い回し)ではなく、現代の私たちに分かりやすいような意訳になっているところもポイントが高い。
家系図や図版もあるので、頭が混乱することなく読み進められる。
これまで清盛と言われても、あ~なんか有名な歴史の人物ね、ぐらいの知識だったけれど、この物語を通してかなり独裁的な政治をしていて傲慢な人だったんだろうなと分かった。
斬りたくなくても上からの命令であれば斬らなければいけない武 -
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239P
私芥川龍之介の藪の中が小説の中でも一番レベルで大好きで、それも今昔物語集に元ネタがあるんだよね。芥川龍之介ファンは今昔物語集読むよね。
芥川龍之介は今昔物語集からインスピレーションを受けてるらしいけど、今昔物語集って独創性が凄い濃いなと思った。
ポリコレ時代になる前の方が、本当に面白い不細工を主人公にした作品とか、本当に美しいレズビアン作品が見られた気がする。創作において政治的に管理されることがいかに芸術を殺すかという事が分かる。
「【コラム】 酔っぱらいの出家を認めたシャカ 人を見て教えを説くという方便を重んじたシャカは、酔ったはずみで出家したことを許した。巻第一第二 -
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223P
竹取物語は話も知ってるし、映画でも見たし、古文の授業でもやったけど、改めて読んだら、本当に面白いな。日本最古の物語が花鳥風月の月がテーマのSFっていうのが美しいなと思う。日本人は昔から自然を愛でる民族なんだよね。西洋SFが「未知への征服」だとすると、竹取物語のSF性って「異界への哀しみ」なんだよね。そこがすごく日本的で、美しい。あと改めて読むと、かぐや姫って「男性たちの欲望を全部すり抜ける存在」でもあるから、現代的に読んでもかなり面白い。求婚者たちへの無理難題も、ただの意地悪じゃなくて、「所有されない」というフェミニズム的な意思表明に見えてくる。
日本最古の物語の竹取物語は「何 -
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★★
256P
古文って音として聴いた方が理解出来るよね。
古事記めちゃくちゃ面白い
角川のビギナーズクラシックス日本の古典シリーズ、登録者数が1000以上でめちゃくちゃ人気なんだね。原文、現代語訳、寸評、コラムとかかなり詳しくて面白いからかな? #読書
古事記 が成立したのは、一般的には 712年(和銅5年) とされています。
「【訳文】 わたくし安万侶が陛下(元明天皇)に申し上げます。 宇宙の中心の浮遊がおさまり、凝固してきたものの、まだ生命の兆しや物体の形がはっきりとは見えません。何と名づけたらよいのか、どんな活動をしているのか、だれにもわかりませんでした。 けれども、そ -
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289P
源氏物語をきっかけに日本古典文学読み漁ってるけど、めっちゃ面白い。
「ちなみに、ギリシャ語「スコレ( schole)」は「暇( leisure)」の意であったが、のちに「学校( school)」を意味するようになったという。ゆとりのある時間という点で「つれづれ」と相通じるものがある。思いの外「つれづれ」はグローバルな側面をもっているようだ。」
—『徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著
「やがて、退屈だ、ひまだ、という否定的な判断が入る。『徒然草』の作者兼好は、そうした否定的な意味を、逆転させて、積極的な精神活動のきっかけに用いた。そこ -
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301P
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅雙樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、唯、春の夜の夢のごとし。猛きものもついにはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。」
—『平家物語』作者不詳著
「聖徳太子の十七箇条の憲法に、「人間はみな心を持っている。人間の心は、ものごとにとらわれる性質がある。あちらが正しければ、こちらは誤っている、こちらが正しければ、あちらは誤っている、と、決めつけてしまうが、正しいか誤っているか、その判断の絶対基準は人間が定めることはできない。お互いに賢くもあれば、愚かでもある。賢と愚とは一つの環のようにつながっていて、両者が分かれる端とい -
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本書は「ビギナーズ・クラシックス」と銘打ったダイジェスト版であり、平家物語を早送りで読んでるような感じですが、あらすじのまとめ方が良く、物語の流れがよく理解できます。
もともとは琵琶法師が語る「語り本」のため、文章のリズムもいいんでしょう。
印象深いエピソードも多く、読むほどに引き込まれる大変魅力的で面白い物語です。
■悲劇の賢人・平重盛
「此一門にあらざらむ人はみな人非人なるべし」(平家にあらずんば人にあらず。「人非人」とは身分の低い人、宮中で栄達できない人という意味)と言うほどに栄華を極めた平家一門。
しかし、清盛の嫡男である重盛の死後、その権勢にも翳りが見え始めます。
重盛は、絶 -
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「おくのほそ道」と言えば
“月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。舟の上に生涯を浮かべ、、、”の冒頭の言葉で始まる松尾芭蕉の名作である。又
平泉での “夏草や兵どもが夢の跡”
立石寺での “岩にしみ入る蝉の声”
酒田で “暑き日を海に入れたり最上川”
越後路での “荒海や佐渡に横たふ天の河”などなどの有名な俳句で知られている。私には これくらいの知識しかなかった。一度読んで見たい気持ちはあったが とても無理、無理とあきらめていた。
そんな時 この角川の“ビギナーズ・クラシックス の日本の古典”シリーズの「おくのほそ道」と出会う。
最初に思ったのが、なんと読みやす -
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ブク友さんたちの影響で、短歌に触れる機会が増えました。
それにつれて「自分はどんな歌が好きだったんだっけ?」「どんな歌が作りたいんだろう」と考えるようになりました。
教科書で見た歌、子どもの頃ハマった百人一首の歌…
いろいろありますが「万葉集」はいつか読んでみたい本でした。
とはいえ全巻(20巻 4500余首)を読むのは多分一生無理、そこでビギナー向けのこの本を選びました。
口絵に高校時代に関心を持った額田王の絵があり、下記の歌が載っていたことも選ぶ時の決め手になりました。
巻頭を飾る雄略天皇の歌(おおらかでちょっと鼻につく男子なところが面白かった)
の次に紹介されている額田王の歌
熟田 -
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平家物語のダイジェスト版
原文と現代語訳は主要なエピソードに絞られているが、その他のエピソードも、合間に概要と説明があり、平家物語の全体像がしっかり分かるようになっている。現代語訳は分かりやすく、原文もルビが細かく振っており、どちらも読みやすい。合間に解説が挟まれるとともに、巻末に系図や年表等がついており、ビギナーズクラシックスの名の通り、古典に馴染みのない初心者にも親切な作りになっている。平家の武士たちの死に様には、後の時代の武士たちの価値観の原型となるエピソードも多く、より詳細な訳注付きの全文や研究書を読み進め、平家物語の世界をもっと味わいたくなった。 -
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「祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」
はい、ビギナーズ・クラシックスは『平家物語』です(ベベン)
冒頭に挙げたのはあまりに有名で、日本文学史上最高の名文とも言われる書き出しですね(ベベン)
当然16歳以上の日本人は全員暗記してるわけですね(ベベン)
ここでお役立ち情報をひとつ、もし万が一あなたが海外でパスポートを紛失してしまった場合は直ぐに現地の日本大使館に連絡して「祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。