角川書店のレビュー一覧

  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ビギナー向けということで現代語訳と作品解説付きで、読みやすいです。諸説興味深く、古語だけでも難しくないので、おすすめ古典です。

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    2010年08月18日
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    出版社/著者からの内容紹介

    鋭い人間洞察の宝庫「徒然草」を現代に甦らせる画期的試み。古典が面白い!
    目次
    自己発見の道へ―つれづれなるままに
    出世の本道とは―いでや、この世に生まれては
    政治の倫理規正―いにしへの聖
    いい男の条件―よろづにいみじくとも
    長寿への警鐘―あだし野の露
    女の色香の威力―世の人の心
    住まいは人なり―家居の、つきづきしく
    蜜柑の木を囲う独占欲―神無月のころ
    友あれど心の友はなし―同じ心ならむ人
    読書は古人との対話―独りともし火のもとに〔ほか〕

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    2019年06月01日
  • 蜻蛉日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    最後まで読みきれなかった・・・

    昔は夫の帰りをひたすら待つだけだなんて大変だったんだなぁとしみじみ思う

    一夫多妻制なんて私は我慢できないな

    道綱母の切ない思いがひしひし伝わってきた

    自分以外の女の元へ行く音を聞いてやりきれないことなどちょっとしたことが書いてあって

    それが些細なことだけに余計に切なさがこみあげてきた

    このころの女性はすごいな

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    2009年10月19日
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    オフ会の予習のために買ったのですが、読んでたらフツーに面白い!
    どんどん読んじゃった。

    「物語のいできはじめのおや」の紫式部が評した物語。
    物語の面白さというのを、本当に実感しました。
    すごいなぁ。こんな面白いお話を書きたいなぁ。

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    2009年10月07日
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    万葉集に収められている有名な歌を訳と簡単な解説付きで紹介していく本です。
    たまに細かい文法(上代の文法)に言及していて、編者たちの気合いが見えるようでした。
    気に入った歌のページに付箋を貼っていったら、全部で14首になりました。
    一番好きなのはやっぱりこれです。

    朝寝髪(あさねがみ)
    我れは梳(けづ)らじ
    うるはしき
    君が手枕(たまくら)
    触れてしものを

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    2009年10月04日
  • 鴎外の「舞姫」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

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    興味はあったけど文語でとっつきにくかった、『舞姫』の通釈つき文庫。
    主人公がいかに受身で優柔不断で、そのくせプライド高くて自己弁護ばっかりなのかを、丁寧な解説がこれでもかと教えてくれるので、主人公の印象がマイナス方向に5割増し(笑

    しかし、読んでみたら意外と主人公に感情移入してしまいました(ダメ人間)。
    それにしてもエリスは余りにも可哀相。
    語るだけ語ってブツッと切れる終わり方も、何だかリアルです。

    【B】

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    2009年10月07日
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    もともと古典文学がだいすきなので、楽しく読めました。
    読みやすすぎるってくらい、読みやすい!
    よくあるお話と違って、かぐや姫が結局誰も、帝でさえも拒絶し通すところが面白い。
    最後には心は通ったみたいですが。こういう形もありだなぁー。

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    2009年10月04日
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    2008年7月18日購入
    なんというか洗練されてない感じがいい。

    冒頭いきなり雄略天皇の成金じゃないんだからみたいな
    ある意味かなりいやらしい歌から始まるのだが
    なんだか素朴で愛嬌があるといえなくもない。

    古今和歌集と合わせて買ったのだが
    こっちのほうが好きかな。

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    2009年10月04日
  • 一葉の「たけくらべ」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

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    すいです。
    「たけくらべ」の、原文と、現代文と、解説と、ちまちまイラストがあるから、とってもわかりやすい!私でもわかる☆
    さすがビギナーズクラシックなのでした!

    続きは後で

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    2009年10月04日
  • 今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    噂に聞くとおり、読みやすさ抜群。日本最大級のお話百科は仏様の哀切な話からえげつないゴシップまで取り扱っています。不思議な話、ビックリする話が好きな人は今昔物語集を読もう。編者の添えるコラムがまたちょっとした読み物としていい。

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    2009年10月04日
  • 藤村の「夜明け前」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

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     ダイジェストとはいえ、その時代に生きた人々が生き生きと描写され、重い時代の中でひたむきに生きていく人間の姿が、日本を作っていったのだと思う。
     ぜひ、一読することをおススメします。

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    2009年10月04日
  • 一葉の「たけくらべ」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

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    卒論のテーマが「『たけくらべ』に見る不甲斐ない男論」だったのですが、この本は原文→現代語訳→解説という構成になっていて、流れるような美しい原文を読み、その意味を知り、解説でしんみりすることができる、まさにビギナーズ用。卒論作成のときにあったらなあとため息が出るぐらい、原文の素晴らしさもストーリーのせつなさも楽しめます。

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    2009年10月04日
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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     万葉集を訳と解説付きで読める本です。古典好きだけれど、訳すのが苦手、難しいのはちょっと、と思う方にオススメ。さらっと読めますし、難しい面もあまりないので本当に読み易い本です。

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    2009年10月04日
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    50代の方から頂いた手紙の終わりに、和歌が書いてあるのがかっこよかったし、素敵でした。私もお返しに書いてみようと手に取った1冊。“秋山の 木の下隠り 行く水の 我こそ増さめ 思ほすよりは”その時は恋してましたので、“秋山の木の落ち葉の下を、隠れてそっと流れていく水のように、表には見えないけれど私の方こそ、より深くお慕いしています。あなたが私を思ってくださっているよりも”な〜んて、お姫様気分をおもいっきり味わいました。最近家庭教師を引き受けたの件もあり、歴史を学びなおしていると万葉集がおもしろい!!遷都によって朽ちていく以前の都の虚しさを詠んだもの、有間の皇子が囚われて詠んだもの、弟を殺された大

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    2009年10月04日
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    角川ソフィア文庫の『ビギナーズ・クラシックス』シリーズ。
    例によって、原文、現代語訳、解説の3点セットです。

    原文が全文掲載されているのが嬉しいポイントです。
    寸評やコラムもややコンパクトではありますが、名所旧跡におけるエピソードや芭蕉が引用する古歌や古事について解説されています。

    現代語訳については、適宜必要な語が補われながらの訳となっており、わかりやすく文意が取りやすいと思います。はじめの一冊として読みやすいものです。

    一方で、わかりやすさを重視した分原文の意味や雰囲気を損なうことがしばしばあったのがやや残念でした。また、これは個人的な好みなのですが、原文にない捕捉事項については括弧

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    2025年11月17日
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    古典作品を初心者向けに分かりやすく紹介する角川文庫のビギナーズ・クラシックスシリーズから「おくのほそ道」。通釈つき現代語訳→総ルビつき原文→解説・コラムの構成がとても分かりやすく、とっつきやすい。巻末の付録では、より詳しい他の本・資料の紹介や芭蕉の足跡を辿る旅程図、年譜を紹介。

    私はいま転勤で岩手県南部に住んでいるが、この辺で有名な観光地に行くと至る所で松尾芭蕉ゆかりの何々とか句碑だったりを目にするので、改めてお勉強。
    「おくのほそ道」は、万葉集や古今和歌集などの古歌に用いられた歌枕 聖地巡礼の旅。
    無知すぎて恥ずかしいのだけど、「松島や ああ松島や 松島や」って近代に作られた観光用のコピー

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    2025年06月20日
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    平家の落人は各地に点在して行ってみて興味があり、一度は読むべき古典てなので買いました。先ずは全体読み通してみます。

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    2025年04月15日
  • 今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    現代語も載っていて全体的に読みやすかったです。
    もう少しコラムに情報量があればなおよしというところでしょうか。
    入門書としては良書だと感じました。

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    2025年04月12日
  • 蜻蛉日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    はい、ビギナーズ・クラシックス・シリーズでございますよ
    そしてまたしても平安絵巻でございます

    米澤穂信さんの古典部シリーズを読んで、古典への興味が湧き上がって来た人にもおすすめです(そんな人いないわ!あれ古典とぜんぜん関係ないわ!)

    今回は藤原道綱母の『蜻蛉日記』です
    「かげろう」と読みます『かげろふの日記』とか書くと、古典好きの人に「おお、此奴出来るな」とか思われるのでお試し下さい
    そして話が深くなる前に用事を思い出して下さい

    内容は藤原道綱母(名前が伝わってないのよ)が、旦那さんである藤原兼家との結婚生活を綴ったものになります

    この藤原道綱母という人はかなりの美人さんで天才歌人とい

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    2025年03月04日
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    オペラ版の予習のためにを読み始めたのだが、存外に面白く感じられた。過去に二、三度、映像化されたものを観た際には、正直なところ退屈に感じたのだが、今にして思えば、それは脚色の影響が大きかったのだろうと思わされる。原作に触れてみて、その魅力を損なうことなく、オペラ版がどのように表現するのか、期待が高まった。

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    2025年05月10日