角川書店のレビュー一覧
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兼好法師の書いた徒然草を、現代語訳と原文を並べて編集。
全体的な感想は、世間でもてはやされるほどすごいことが書いてあるわけではないんだな、という印象。
でも、第155弾「世に従はむ人…」で、何かが変わるときは突然変わるのではなく、小さな変化の積み重なりで物事は動いている。
例えば季節の移り変わりは、春から夏に変わるのではなく、春の中から夏が生まれ、夏の中で春が終わり、秋が生まれ…という具合である。
人間の場合は、生→死という変化が最も大きな変化だが、季節のようにそのスピードは一定しない。
だから、何かをしようと思ったらすぐに実行に移すべし、というところはなるほどと思った。 -
Posted by ブクログ
物語の中の「生と死」『古事記』オンデマンド聴講前基礎知識として
日本最古の書物 712年(和銅5年)成立 奈良時代
撰録者 太安万侶 元明天皇の命
舎人(天皇の秘書) 稗田阿礼の読み習っていたものを文字化
原文も少し掲載ありますが、まだ仮名文字がなく、やまと言葉を中国産の漢字でどうすれば正確に表現できるか苦心したようです。序文に 表記方針を掲載している。それでもわかりにくい場合は、注釈も加える。稗田阿礼の記憶力と太安万侶の編集力の賜物です。しかし、まだまだわからない事が多いそうです。
構成は、
上巻 天地の開闢 神話 神の話
中巻 神武天皇から応神天皇 初代天皇
下巻 仁徳天皇から推古天 -
Posted by ブクログ
読書会の課題(^^;;長編は無理かなって笑
今でいうファスト小説?
飛ばして読むなんて!って思うんだけど…
全拒否よりマシと思って勘弁していただきましょう
この本の始めにある言葉にしたがって
まずダイジェストからこの世界に入ってみる事にします
長く続いた雑誌連載のようです
何もない時代の楽しみ
待っている連載は生活の励みだったのだろうな
しかし結構しんどい物語
切り開いて行くより翻弄されている人生ですよね
痛快サクセスストーリーではないのに読み継がれているのはリアル感があるから
○一般人が中心にストーリーが進むから身近な家族を思う
○中央の動きは記録があるしよく知られているが、関連地域の歴史 -
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感慨深いなあ、情緒的とはまさにこういうことだなあと思いながら読んでいたら、最後に驚かされた。また旅に出るんだ!って思った。なんだろう、小説や映画のふつうの冒険物語の主人公が最後、次なる冒険に旅出るところで終わるのは分かる。けど芭蕉はそういうタイプではないわけである。好奇心旺盛とかエネルギーが外に外にと向かうタイプではない。むしろエネルギーが内へと向かうタイプ、道中で様々な過去の武将に思いを馳せているように、悲しみが秀でているタイプに見える。だから驚いた。悲しみへの感受性が感情の核となっている人が次から次へと冒険に旅立つ。不思議なエネルギー発露の形態だな、こういうエネルギー発露の形態もあり得るん
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Posted by ブクログ
芥川王朝物を読んだら元ネタが気になって気になって…
オマケに今昔物語に対する芥川の絶賛の仕方が素敵なのだ
〜芸術的生命、野生の美しさ、原色…〜
一番の魅力は素直な人間臭さ
そしてユーモア
計算高いイヤらしさはないのに、何か数学的な美しさも感じる不思議な作品たち
アラビアンナイトを彷彿させるお話もある
こんな時代にもしかして大海原を越え、大河を渡り、山脈も砂漠も横切ったり…なーんてことあるのかなぁ?
今昔物語は12世紀初め(平安時代末期)頃成立したといわれる
天竺(インド)、震旦(中国)、本朝(日本)の三部で構成される
各部では先ず因果応報譚などの仏教説話が紹介され、そのあとに諸々の物話 -
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ネタバレ
じいさんの手で育てあげたのに、どうして思いのままにならないのか。
古代貴族の男女関係では、「見る」ことは特別な意味を持っていた。女性にとって、男性に姿を見られることは自分の魂を所有されることに等しかった。
いつ、だれが書いたのか、わからない
作中より
竹取物語、竹取の翁の物語、かぐや姫の物語、名称は数多く、様々なパターン、バージョンがあると言われている竹取物語の編集本。
訳文、本文、解説とチャプターごとに進行していくのでわかりやすかったです。時代によって、主人公の立て方、書き手によって、いかようにも姿が変わる古典。
それでも十分に当時の男女関係の不自由さ、反体制的なラインが読 -
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ネタバレ吉田兼好は、晩年の爺さんが硯に向かって常に何かしら書き記してるような文藝人間のようなイメージがあったが、兼好8歳ぐらいのときのエピソードがあったり、不動産投資家みたいなとこがあったり、意外な部分もあった。
友達はいても心から話せる友達でないと、気を使ったり我慢したりして、かえって孤独感を感じるし虚しくなる。とか、読書は古今東西見知らぬ人と友達になるようなものだ。みたいな文章があって、雑誌のコラムに載ってそうな感じがする。
財産や利権にしがみつく者も、仁義や仏法にしがみつく君子や僧侶も同類で過度の執着は己の心を曇らせ、破滅を誘う、みたいな文も良かった。
女によって男は磨かれ、外見とかも取り