角川書店のレビュー一覧

  • 今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    膨大な古典であるにもかかわらず、謎多い奇書、それが、今昔物語集である。

    1120年ごろに成立しているようだが、作者もわからないし、成立時の資料もなく、しかも、600年近くも歴史の闇に眠っていた書なのである。

    膨大なライブラリーなのに、その痕跡すら歴史には残っていない。

    今は昔 で始まる冒頭、となむ語り伝へたるとや で終わる文末 できわめて独創的な形式でできている。

    説話集、それも、インド:天竺部、中国:震旦部、日本:本朝部(仏法部、世俗部)からなっていて、31巻千数十話に及ぶ。

    今昔物語集をよみがえらせたのは、芥川龍之介である。
    「羅生門」「鼻」「芋粥」は、今昔物語集から取材している

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    2023年07月19日
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    吉田兼好こと、卜部兼好とされている。兼好法師の死後、草庵に残っていたものを、まとめたもので、243段あり。

    ビギナーズ・クラシックスは、よい部分の抜粋で、しかも、現代訳と原文、解説となっていて、比べながら読める。

    文庫版もあって、すきなところ、感じるところ、ぱらぱらと辞書感覚で気軽に読めるのがいい。

    冒頭しか知らなくても、こういったダイジェスト版で拾い読みをして、やがては作品全体を知ろうとするものです。
    また、各段も、すべてが大事ではく、そのところどころを読むだけでも十分役に立てるかと存じます。

    序段 
    つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心にうつりゆく由なしごとを、そこはかとな

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    2023年07月12日
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    やわらかく、日本人らしい奥ゆかし表現で、初夏から、晩秋にかけての風情がよい。

    「おくのほそ道」とも、「奥の細道」とも。本書は前者を採用している。松尾芭蕉と、弟子曾良との、俳句付きの旅行記である。

    1689年元禄2年3月27日深川を出発し、日光、仙台、鳴子、酒田、新潟、直江津、高岡、敦賀、大垣、を回って、9月8日に、伊勢長嶋に至る。

    松尾芭蕉に同行した、曾良とは、出発以来、山中温泉まで同行、曾良は親戚を頼って伊勢へ、芭蕉は、そのあと越前、近江を回って、伊勢長島で再び曾良と合流するというもの。
    もともと、伊賀上野の無足人の準武士であった、松尾家の出身であり、のち江戸に下り、俳諧で、俳聖と呼ば

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    2023年07月01日
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    芭蕉がおくのほそ道の旅に出た3月下旬(陽暦では5月中旬だが、原文尊重で)になると、読みたくなる(仕事の繁忙期で、とても旅行などに行ける時期でもないこともあり)。

    訳者の絶妙な補足や解説もあってか、ひとつひとつの句に、人間らしさ、もっと言うと人間臭さが感じられる。
    俳聖・芭蕉といっても、どこか遠くの高尚な人というよりも、身近なおじさんという感じ(失礼)。

    芭蕉が敬愛した西行を次は読んでみたくなった。

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    2023年03月27日
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    一度は読んだことのある竹取物語。
    別名:かぐや姫。
    具体的な解説とわかりやすい現代語訳付きで
    今まで気がつかなかった事がたくさんあった!
    解説者の言葉選びがなかなか面白い♪

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    2023年02月10日
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    奈良で橿原神宮と仁徳天皇陵を見たことがこの本を手に取ったきっかけでした。
    分かりやすく現代語訳、解説されており良く理解できました。
    解説もかなり砕けた解説で読んでて楽しかったです。

    個性的な神様がたくさん出てきますね。

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    2022年11月16日
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    五十数歳にして「おくのほそ道」ビギナーにとって、素晴らしい入門書。これをきっかけにより詳しく知りたい人向けに、色々な参考資料も載っている。

    自分的にはこれ1冊で「おくのほそ道」のエキスパートにでもなった風にすら感じている。

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    2022年11月14日
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    言うまでもなく、最古の当時の全層の人々から収集した歌集である「万葉集」の入門書というか、「ビギナーズ クラシックス」な、ガイドブックである。
    義務教育にも、万葉集を取り上げられていて、今さら入門もないとおもうし、日本史史上初の、五経四書以外で、万葉集から引用された年号の令和の出典元であることから近年存在感が大きいとは思いますが。

    万葉集には、4期の編纂があって、20巻には、それぞれの特徴がある。さまざまな写本がつたえられていて、収録された歌の数は、4500あまりとされている。
    この書は、4540首を採用しているようだが、同じ、角川ソフィア文庫の新版「万葉集」全4巻の合計は、4516首である。

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    2022年11月03日
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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     神田の古本まつりに行ったときに100円で売られているのを見つけて、松尾芭蕉かあ、人生で一度は読んでみたい気がしなくもないなあ、ということで購入。俳句なんか中学のときに夏休みの課題で覚えた「月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど(大江千里)」くらいしか知らないし(いや待てよこれは百人一首だ俳句ですらない)、大人になってからは月に何回かプレバトで梅沢富美男の句がけちょんけちょんに酷評されているのを見るくらいしかないのだけれど。
     読んでみたら意外とおもしろかった。本の構成が素晴らしかったと思う。松尾芭蕉が書いた文章の現代語訳→原文→俳句の解説→他の古歌の紹介など追加情報

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    2022年09月30日
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    栃木県大田原市へ林業体験した際に訪れた雲巌寺をきっかけに芭蕉の足跡を知りたくなり手に取った。東北から北陸へ旅をしたくなる。

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    2022年09月19日
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    つまみ読みだけど、とても面白かった。手にとって良かったと思える一冊。

    印象的なのは特にこの二つ。

    ●人生は、長くも思えるが、実際は今この一瞬の積み重ねである。何かしたいのであれば、今日の夜、明日の朝と思わず、今この一瞬に行動せよ!

    ●目の前の一事に全力であたれ
    (弓2本のくだり)怠け心が出てくる隙も与えず、やろうと思ったその瞬間からすぐさま実行せよ。

    人生訓的な内容がとても心に刺さる。
    当時の余談もめちゃくちゃ面白い。高官のラブレター代筆とか。

    あと兼好法師は女性に厳しい。

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    2022年08月01日
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    源氏物語の全ての話を網羅できるが、とても読みやすく、そして面白かった。
    ビギナーズと書いてある通り、現代の話と同じ感じになっていて、読みやすかった。

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    2022年07月12日
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    いとおかしだった。

    深夜アニメの平家物語がおもしろくて、原文も読んでみたくて読んだ。昔から世の中に残って人々に読まれ続けているのがとてもわかる。

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    2022年05月21日
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    これは、面白かったです。
    これは、中学生のときに出会いたかった!

    すべての意味をしらずに、テストに出るようなところだけを勉強してました。
    早くに出会いたかった!

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    2022年03月16日
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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     『平家物語』は、貴族社会から武家社会への変革の中で滅びていった平家一門への「長大な弔辞」「慰霊の深い祈り」であるという。
     平家一門が主人公であるため、とにかく登場人物が多い。何度も巻末の「桓武平氏系図」を参照しながら読んだ。有名な部分はいくつか読んでいたので知っているつもりでいたものの、初めて知ることがたくさんあった。もちろん簡単なあらすじだけがまとめられている部分が多いので、まだまだ知らないことだらけだ。
     でも、さすが「ビギナーズ・クラッシクス」。わかりやすい現代語訳と解説。巻末には研究案内書や史跡などの史料があって、どんどん調べたくなってくる。古語のちょっとしたニュアンスの違いも感じ

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    2022年03月01日
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    アニメ平家物語が非常に面白く、河出書房の原作を読む前の予習として。

    いつも通り訳文・原文・寸評・コラムで理解が深まりつつ原文にも触れることができる。
    しかもこの平家物語に関しては、重要な部分は原文訳文が出るものの、他の部分もあらすじを書いてくれてるので途中の流れが切れずに理解できる!とてもありがたいしあらすじだけで面白くてちゃんと全部読みたくなった。

    清盛の時代に栄華を極めた平家。平家物語は滅びゆく平家に焦点をあて語り、初っ端から不穏な空気が漂う…。アニメを見ていると映像化されているので、あの姿が頭に浮かんでくる。これがなんとも辛い。
    心に残った話は忠度が俊成に形見の歌を託して都落ちする話

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    2022年02月27日
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    現代の自己啓発本に通ずるものを感じた。どのように動けば、自分に機運が来るか、他人に認められるか、など。

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    2022年02月18日
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    THE 漢の生き様。
    大学受験で平家物語を読んで号泣してからいつか平家物語をしっかり読みたいと思っておりました。

    安徳天皇の最期と敦盛の最期が好きです。悲しすぎます。
    これが戦争なのかと。

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    2022年01月10日
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    正直、私の中の松尾芭蕉のイメージは『ギャグマンガ日和』の芭蕉でしかなかった。

    改めてこの『おくのほそ道』を読むと、松尾芭蕉というひとの人間性の一端が垣間見える。
    ’俳聖’と呼ばれるような人物でも愚痴も溢すし疲れもするし気の合う人と会えばちょっとだらけもする
    し師匠リスペクトが過ぎる面もあるし…なんとも親しみを感じる。

    驚異の移動力には素直にびっくり。夕飯食べてから普通に出かける距離ではないような気が。

    俳句そのものに対してどうこうは言えないが、自然や景色、更には自分の心に対して本当に素直に真で向き合っているのだな、という事は感じる。

    ビギナーズクラシックスらしく読みやすい。
    地図・年譜

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    2021年06月08日
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    平家物語は鎌倉時代、日本を代表する最高に面白い古典物語だと思う。鎌倉歴史ヲタクには必見で涙無しでは読み終えることが出来ない。最高の傑作

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    2021年05月02日