角川書店のレビュー一覧
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学生の時に授業で習ったけどほんの一文だけだったので購入。
現代語訳もあるので初心者でも読みやすいです。当時の人も今の人と同じようなこと思ってたんだな。エッセイとしてでも読めます。Posted by ブクログ -
松尾芭蕉、有名過ぎて読んだことなかった。
現代語訳があるので読みやすいです。旅をしながら俳句、当時の旅は今と違い結構過酷だったでしょう。その中で作られた俳句、感慨深いです。Posted by ブクログ -
正直で痛烈で細やかな観察と機転。
素敵だな。
本当にいつの時代でも人の気持ちの移ろいとその理由は同じなのかもしれないと思う。時代のせいではなく、追ってほしくて追ってくれなくて、とか笑Posted by ブクログ -
読書会の課題(^^;;長編は無理かなって笑
今でいうファスト小説?
飛ばして読むなんて!って思うんだけど…
全拒否よりマシと思って勘弁していただきましょう
この本の始めにある言葉にしたがって
まずダイジェストからこの世界に入ってみる事にします
長く続いた雑誌連載のようです
何もない時代の楽しみ
待...続きを読むPosted by ブクログ -
今まで現代語訳も含め、なぜかあまり読んでこなかった『和泉式部日記』。
正直、魔性の女にそれほど興味がない。
彼女のどこがそんなに魅力的なのか、わからなかった。
さらに、自分の和歌の鑑賞力のなさもあって、彼女の和歌のどこがそんなにすごいのかがわからない。
というわけで、ビギナー向けの本書を読んでみた。...続きを読むPosted by ブクログ -
感慨深いなあ、情緒的とはまさにこういうことだなあと思いながら読んでいたら、最後に驚かされた。また旅に出るんだ!って思った。なんだろう、小説や映画のふつうの冒険物語の主人公が最後、次なる冒険に旅出るところで終わるのは分かる。けど芭蕉はそういうタイプではないわけである。好奇心旺盛とかエネルギーが外に外に...続きを読むPosted by ブクログ
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寅さん(22作目)で、博のお父さん(志村喬)が読んでいたので読んでみる。
その部分は収録されてなかったが、話にバリエーションがあり、ここから取材した小説も多いとのこと。Posted by ブクログ -
芥川王朝物を読んだら元ネタが気になって気になって…
オマケに今昔物語に対する芥川の絶賛の仕方が素敵なのだ
〜芸術的生命、野生の美しさ、原色…〜
一番の魅力は素直な人間臭さ
そしてユーモア
計算高いイヤらしさはないのに、何か数学的な美しさも感じる不思議な作品たち
アラビアンナイトを彷彿させるお話も...続きを読むPosted by ブクログ -
男勝りの女君と引っ込み思案な男君。それぞれ男と女に入れ替えて育てられることになった。
本来の立場に戻り男装して以降、男君はキャラが変わったように、急に男性貴族らしくなる。
宮仕えを始めてから自信を持ち始めていたとはいえ、形から入ると中身も影響を受けるということか?
『徒然草』の第八十五段を思い浮...続きを読むPosted by ブクログ -
停泊続きの航海のなか、人間模様を描く。
帰宅後、亡き子を偲んで詠んだ歌。
「見し人の 松の千歳に 見ましかば 遠く悲しき 別れせましや」
(亡くなった娘のことを、千年の齢を保つという松のように見ていたなら、永遠の悲しい別れをしたことだろうか。そうならなかっただろうよ)Posted by ブクログ -
オオクニヌシはヤカミヒメとの結婚について兄弟に反感買って殺されかけて地底の国まで逃げたのに結局そこでスセリビメと結ばれてその前の騒動はなんやったんやPosted by ブクログ
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忠度が都落ちする時に俊成に遺作を託していく話が好き。
祇王の話は切ない。仏御前は清々しい。
富士川の戦いは平家軍ビビってて笑う。
文覚の気ままな感じがいいキャラしてると思う。
原文の撥音便が可愛い。弓放つ時の「よつ引いてひやうと放つ」が語感が良くて好き。口にしたくなる。Posted by ブクログ -
読書会に向けての副読本として購入。各章のあらすじがスッキリとまとまっているので、読書会前の予習・復習にピッタリだったと思う。全部読むのは大変だし時間がないけど、あらすじが知りたいという人にお薦めできる。Posted by ブクログ
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じいさんの手で育てあげたのに、どうして思いのままにならないのか。
古代貴族の男女関係では、「見る」ことは特別な意味を持っていた。女性にとって、男性に姿を見られることは自分の魂を所有されることに等しかった。
いつ、だれが書いたのか、わからない
作中より
竹取物語、竹取の翁の物語、かぐ...続きを読むPosted by ブクログ -
田辺聖子の古事記からスタートした身としては、こちらの方が学問的だなあと感じた!
田辺聖子の方が作家さんが書いた古事記という感じで読みやすかった!
でも解説や書き下し文があってこっちもとても面白かった!ただのお話として読むなら田辺聖子、学問的な研究内容とかも汲みたいならこっちだ!
他のシリーズも読んで...続きを読むPosted by ブクログ