角川書店のレビュー一覧
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現代語訳
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原文
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筆者のコメント
という構成になっていて読みやすいです。
筆者のコメントはあくまで筆者の意見であって真実ではないとうことを気をつけていないとちょっと危険かもしれません。
そういう読み方もあるな、と思うに留めておくだけにした方が無難です。
原文の言葉の意味などの説明はほとんど...続きを読むPosted by ブクログ -
興味はあったけど文語でとっつきにくかった、『舞姫』の通釈つき文庫。
主人公がいかに受身で優柔不断で、そのくせプライド高くて自己弁護ばっかりなのかを、丁寧な解説がこれでもかと教えてくれるので、主人公の印象がマイナス方向に5割増し(笑
しかし、読んでみたら意外と主人公に感情移入してしまいました(ダメ人...続きを読むPosted by ブクログ -
もともと古典文学がだいすきなので、楽しく読めました。
読みやすすぎるってくらい、読みやすい!
よくあるお話と違って、かぐや姫が結局誰も、帝でさえも拒絶し通すところが面白い。
最後には心は通ったみたいですが。こういう形もありだなぁー。Posted by ブクログ -
2008年7月18日購入
なんというか洗練されてない感じがいい。
冒頭いきなり雄略天皇の成金じゃないんだからみたいな
ある意味かなりいやらしい歌から始まるのだが
なんだか素朴で愛嬌があるといえなくもない。
古今和歌集と合わせて買ったのだが
こっちのほうが好きかな。
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すいです。
「たけくらべ」の、原文と、現代文と、解説と、ちまちまイラストがあるから、とってもわかりやすい!私でもわかる☆
さすがビギナーズクラシックなのでした!
続きは後でPosted by ブクログ -
噂に聞くとおり、読みやすさ抜群。日本最大級のお話百科は仏様の哀切な話からえげつないゴシップまで取り扱っています。不思議な話、ビックリする話が好きな人は今昔物語集を読もう。編者の添えるコラムがまたちょっとした読み物としていい。Posted by ブクログ
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古典ですが読みやすいです。
自分としてはちょっとくだけ過ぎてた気もしますが本を読みなれない方が古典に触れるには手頃かなと。Posted by ブクログ -
ダイジェストとはいえ、その時代に生きた人々が生き生きと描写され、重い時代の中でひたむきに生きていく人間の姿が、日本を作っていったのだと思う。
ぜひ、一読することをおススメします。Posted by ブクログ -
卒論のテーマが「『たけくらべ』に見る不甲斐ない男論」だったのですが、この本は原文→現代語訳→解説という構成になっていて、流れるような美しい原文を読み、その意味を知り、解説でしんみりすることができる、まさにビギナーズ用。卒論作成のときにあったらなあとため息が出るぐらい、原文の素晴らしさもストーリーのせ...続きを読むPosted by ブクログ
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万葉集を訳と解説付きで読める本です。古典好きだけれど、訳すのが苦手、難しいのはちょっと、と思う方にオススメ。さらっと読めますし、難しい面もあまりないので本当に読み易い本です。Posted by ブクログ
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50代の方から頂いた手紙の終わりに、和歌が書いてあるのがかっこよかったし、素敵でした。私もお返しに書いてみようと手に取った1冊。“秋山の 木の下隠り 行く水の 我こそ増さめ 思ほすよりは”その時は恋してましたので、“秋山の木の落ち葉の下を、隠れてそっと流れていく水のように、表には見えないけれど私の方...続きを読むPosted by ブクログ
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これまで読んだビギナーズクラシックスの中では現代語訳も原文も読みにくくて時間がかかった。
大河ドラマで道綱が道長に「妾というものはどんなに大事にしても辛いらしい」と語っていましたが、たとえそれが当たり前の時代でも辛いに決まっていると思います。
あれだけプライドが高く素直になれないのに兼家への思いはも...続きを読むPosted by ブクログ -
なんか、ちゃんと読んだことないなー。
古典文学、ちょっと苦手だなー。
ってことで、ビギナーには良さそうだったので。
難しく考えてたけど、日常の感じる事ととか、なかなか取っ付きやすい感覚、昔も今も変わらないんだ!って、清少納言が身近な人に感じた。Posted by ブクログ -
教科書で扱う古典だが、きちんと読んだことがなかったので読んでみた。和訳が最初にあるのでわかりやすいが、解説はやや主観的で偏った印象。とはいえ、文面だけからは辿り着けない解釈が語られているので参考にはなる。
方丈記は、災害文学で、かつ隠遁文学なのだなと感じた。また、訳を読んでから長明の原文を読むと、...続きを読むPosted by ブクログ -
とりあえず、この一冊で源氏物語全体のイメージがつかめる。内容は五十四帖各帖のあらすじや説明、訳文と原文(抜粋)。巻名の由来や登場人物の年齢が記されていて人物像を思い描く助けになる。コラム、系図、年表なども楽しめる。
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学生時代は古典は読みにくくて敬遠していたけど、ふとまたトライしてみようと思って手に取りました。
現代語訳+解説があってやっとこんな話だったんだと理解。昔の人は今より熱心にお寺を詣でたりしてた印象なのに、この孝標女は少女時代全然信心がないのが面白かった。Posted by ブクログ -
現代人のサラリーマンも共感できることが多くて面白かった。
平安貴族も深夜まで仕事してたんだな〜とか思いながら読みました。
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恋多き女性、和泉式部が恋人の為尊親王と死別した後に出逢った為尊親王の弟の敦道親王との出会いから「召人」として正妻、北の方のいる宮の邸に入ってからまでの日記。
編者の川上裕子さんの解説が面白くてとても分かりやすかったです。
確かに、この内容は教科書には向いていなさそうです。
家集(個人の歌集)などに...続きを読むPosted by ブクログ -
平安中期に描かれた航海の日記。ひらがなを用いた新しい文学。日記の中では、早く都に戻りたいとの思いと、戻れないもどかしさが鮮明に描かれている。また、土佐国で亡くした娘への追慕の念が多く語られており、これは『土佐日記』そのものの主題であるともいわれている。
特に、海が荒れ神様に奉納させるシーンが印象的。...続きを読むPosted by ブクログ