鍛原多惠子のレビュー一覧

  • 「未来」とは何か:1秒先から宇宙の終わりまでを見通すビッグ・クエスチョン

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    過去から未来に向かって、いろいろ寄り道しながら宇宙の終わりまで解説してくれます。個人的にはだいぶ冗長だと思いました。宇宙の終わりを知りたいなら、ブルーバックスの宇宙の終わりには何が起こるか、の方が、すっきりしていて読みやすいです。

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    2023年06月27日
  • 「未来」とは何か:1秒先から宇宙の終わりまでを見通すビッグ・クエスチョン

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    未来とはどういうことかを考え、その上で100~億年レベルでの未来のシナリオを取り上げる。

    哲学的で400ページくらいあるのでざっと読んだ

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    2023年05月07日
  • 菌類が世界を救う キノコ・カビ・酵母たちの驚異の能力

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    とても興味深い内容なので読み始めたが、途中から文章が難解になり、読んでも頭に入らなかった。きっと言っていることは自分の関心するところなのだろうけども、入ってこないので…これは再読が必要だと思いながら、再読する時期は、だいぶ先になりそう。大事なことなのに。

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    2023年03月24日
  • 「未来」とは何か:1秒先から宇宙の終わりまでを見通すビッグ・クエスチョン

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    宇宙誕生からのビックストーリーが未来を予測する。
    マルチな未来をどう予測するかは過去のストーリーが導いてくれるようです。

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    2023年02月24日
  • 「未来」とは何か:1秒先から宇宙の終わりまでを見通すビッグ・クエスチョン

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    哲学、生物学、歴史学、宇宙物理学と、様々な学問から「未来」というものを触れており、1つのキーワードを巡る様々な解釈の差なども現れていた。「未来とは何か」という難解な命題に簡単に答えはでないだろうが、生物や人はどのように未来と向かい合ってきたか、は描かれていた思う。

    あらゆる生物は未来を操ろうとするものであり、①どんな未来を望むかという目標、②起こりうる未来を見極める予想、③目標に向かうための行動、という3ステップによって未来操作が行われる。未来予想では現在目に見えるトレンドから帰納的に推測するしかなく、そうした意味で未来を見ることは過去を見ることに等しい。

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    2023年01月31日
  • かぜの科学 もっとも身近な病の生態

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    著者はサイエンスライター。

    風邪の原因となるウイルスは200種以上ある。ライノウイルスが原因の40%を占めるほか、アデノウィルス、コロナウイルス、パラインフルエンザウイルス、インフルエンザウイルスがある。

    9月にライノウイルス感染が始まり、10,11月にパラインフルエンザウイルス、冬季に呼吸器系シンチウムウイルス、ヒトメタニューモウイルス、インフルエンザウイルス、コロナウイルスが流行し、3,4月にライノウイルスが戻ってくる。夏季はエンテロウイルスが独占する。

    ライノウイルスは鼻咽腔、パラインフルエンザウイルスは声帯と気管、インフルエンザウイルスは肺に感染する。

    ウイルスの感染経路は確実

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    2021年05月02日
  • 子どもの人生は「腸」で決まる―3歳までにやっておきたい最強の免疫力の育て方

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    タイトルからして親または親になる人向けの本に見えたが、けっこう読み進めるのが難しかった。
    元の題はDirt Is Goodだから、売れるようにこんな題に訳したんだろうけど…。

    順を追って解説するのではなく質問に答えていく形式なので、同じような話があったりもう何度も出てきたワードについての基本的な説明が後で出てきたりする。要点を分かりやすく書いてあるとは私には思えず、100の質問と答えを全て読んで私の知りたい情報を要約するのは大変だった。

    著者の意見ではなく研究の結果にもとづいて質問に答えていくので、適当に断言したりせず「それはまだよく分かっていない」とか「残念なことにデータが揃っていない」

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    2020年08月30日
  • かぜの科学 もっとも身近な病の生態

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    今読めて良かった。風邪に特効薬は無い、とよく言われていて、そんなわけないだろと思っていた。しかし、風邪と一口に言ってもウイルスの種類は多く、特性も違うらしい。特効薬も感染方法も分からないことが多いが、やはり手指の消毒は効果が高いみたい。こうやってみると、新型コロナウイルスも何ら新しいことは無く、この本に書かれているような特徴を持つし、既にわかっていることで対処できる様に素人目には見えるんだけどどうなんだろ。新型に限らず(この本で扱っているのはライノウイルスだが)、そんなに感染て広がるものなんだなー、なんで今まで広がらずにいたんだ?って印象。自分はあまり風邪を引いたことがないので衝撃だった。あと

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    2020年08月24日
  • かぜの科学 もっとも身近な病の生態

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    私の風邪への対処法、大量の水分補給は否定された(笑)プラシーボ効果だったのか...。
    でもまだ栄養(カロリー)を摂らない方法は残されている。実証したい!

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    2019年08月19日
  • 腸科学 健康な人生を支える細菌の育て方

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    腸内細菌叢が大きく変わった要因は、工業生産された加工食品の増加、抗生物質の乱用、帝王切開の増加、母乳保育の衰退があげられる。

    産道を下りていくる胎児は、母親の膣と肛門にいるマイクロバイオータまみれになり、新生児に受け継がれる。産道を通らずに帝王切開で生まれた人は、肥満、アレルギー、セリアック病、虫歯にかかりやすいという研究結果が多い。

    乳児に対する抗生物質の使用は、喘息、湿疹、肥満など多くの疾患の罹患率の高さと関連している。また、抗生物質を与えられた乳児は、同年代の乳児より、長期にわたって体重が重くなる。

    ピロリ菌が排除されると、免疫系は攻撃すべき標的とそれ以外を見分ける能力を失う。ピロ

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    2019年08月19日
  • 進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来

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    いろんなことが進化で説明できるという話。翻訳がいまいちで読みにくい。内容もある程度納得はできるが進化の定義範囲が広すぎる気がした。人の自由意志はないのか

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    2019年08月11日
  • 進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来

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    生物に起こる進化は特殊進化理論であり、世界には一般進化理論とも呼ぶべき進化の法則がある。すべてのものごとは進化している。そして進化は計画されたもの(=創造説)ではなく、小さな変化の積み重ねによって達成される。上からの計画はたいてい失敗するよ。…というのがあらましです。
    進化≒ボトムアップと創造≒トップダウンの対立が本書のテーマです。そしてだいたいの章では成功したボトムアップが失敗するトップダウンにとって代わられてしまって嘆かわしい。という結論になります。
    ここで疑問なのはトップダウン式の機構が作り上げられるのも進化の結果なんじゃないの?というものです。他のボトムアップものとトップダウンのものが

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    2019年07月09日
  • かぜの科学 もっとも身近な病の生態

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    本棚でかなり長期熟成されていたので、買ったことをすっかり忘れて2冊目も買ってしまった。悲しい。

    「病名」と「ウイルスの名称」と「症状」の呼び方の3つが本文中に混じり合っているように思えてそれなりに読みにくい。
    風邪にまつわる情報はフェイクだらけでワロタ。著者もフェイク情報と知りつつ亜鉛の飴を舐めてるというのもワロタ。

    風邪と風邪にまつわるビジネスなどの周辺の情報について知ることができてよかった。
    前にも別の本で読んで、本書でも触れられているのだけど、プラシーボ効果ってチョーサーの『カンタベリー物語』に語源を持つのって本当なのか、ということが気になってしまった。風邪よりも。

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    2019年01月04日
  • 猿神のロスト・シティ 地上最後の秘境に眠る謎の文明を探せ

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    21世紀まで前人未踏の地として取り残された「猿神王国」。この発達した現代の叡智をもってしても逃れられない毒蛇や毒虫の恐怖、病原菌…
    ジャングルに
    足を踏み入れた瞬間から、ページをめくる手が止まらなくなる一冊。

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    2017年06月17日
  • かぜの科学 もっとも身近な病の生態

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    かぜはどれほど移りやすいか。マスクをせずに風邪でごほごほしている人の隣に座ってしまったら殺意を覚える人は多いと思うが、一方で家人が風邪を引いたからといって一家全滅するとは必ずしも限らない。少し空間を共有しただけの他人のウィルスに恐怖心を感じるのは余計な心配なのだろうか、いったい日常生活でどのように私たちは風邪をひくのだろうか。

    想像通り、大事なのは、粘膜を保護すること(免疫向上)、手をよく洗うこと(接触感染防止)、手で目や鼻をこすらない。禁煙や適度な運動、十分な休養は当然のこと。
    ビタミン剤などのサプリは風邪の予防(免疫力の向上)に効果はない。

    マスクはほとんど効果がない!(限定意見

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    2017年04月24日
  • 腸科学 健康な人生を支える細菌の育て方

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    本のタイトルは、私のお得意の誤字ではない。一時期ブームとなった、超に続く、超科学の誤字ではと思われる方もいるかもしれないが、腸の科学なので、腸科学なのだそうだ。

    それはさておき、この本を読もうと思ったのは、昨年のTVドキュメンタリーがきっかけだ。そのドキュメンタリーでは、アメリカでは糞便移植(?)が行われており、糞便バンクまでできていると言うのだ。

    ???である。

    入門書であるこの書籍で認識しなければならないことは、


    ・食物の栄養の吸収において微生物による分解が必要であること
    ・微生物は多種多様にいるが、その割合が重要であること
    ・微生物の種類の豊富さ、割合の偏りによって、体質、そし

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    2017年01月09日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    この本は、副題がすべてを語っていますね。こういう、欧米の優秀な人が書いた、ジャンル分けされていないおおきな歴史の通史って本当におもしろいですね。最近で言えばジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』が流行りましたけど、あんなふうに人類の歴史を1つの観点でズバッと切るという本です。これは基本的に人類がこの10万年の間にいかに豊かで平和で安全になったかということを、数字を挙げて証明しているんですよ。

    石田衣良公式メルマガ「ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』」18号

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    2016年11月18日
  • 進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来

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    タイトルが変。進化の考え方は様々な分野に現れるということを具体的な事例を示しているのが本書なんだと思うんだが。。
    エキサイティングだが言い過ぎだと思われる箇所も多く、エンタメに寄りすぎな嫌いがあるので、そのつもりで読むのがいいと思う。

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    2016年11月06日
  • 6度目の大絶滅

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    絶滅の概念は、18世紀初頭、キュビエにより、アメリカマストドンをめぐってもたらされた。

    クルッツェンは、人新世の語を用いた、これまでの変化として、以下を指摘している。
    ・人間は地表の3分の1から半分に手を加えた。
    ・世界中の主要な河川の大半はダムが建設されたり、切り回されたりした。
    ・肥料工場が、すべての陸上生態系によって自然に固定される量を上回る量の窒素を生産している。
    ・海洋の沿岸水域における一次生産の3分の1以上が漁業によって消費される。
    ・人間が世界中の容易に入手可能な淡水の半分以上を使う。

    人間の運搬による種の均一化がもたらす効果は、大陸がひとつに結合された場合を想定した思考実験

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    2018年10月31日
  • かぜの科学 もっとも身近な病の生態

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    風邪についてひたすら書かれている本。
    風邪はどのように感染するのか。予防するにはどうしたらいいのかなどなど。様々な実験や研究をもとに紹介されてる。

    風邪について深くかんがえたことなどなかったからとても興味深かった。

    内容的には難しい部分が多く、5割程度しか理解ができなかった感じがある。
    また時間を空けて、読みなおしたいと思った。

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    2015年06月28日