沢村鐵のレビュー一覧

  • 処刑国会

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    ネタバレ

    ネトウヨがエックス(旧Twitter)で妄想を吐き散らかした様な国会テロ小説、ラストの章含め作者への不満は多々あれど前半は左翼のネトウヨが大喜び、テロリスト『コッカイくん』が少人数で国会制圧し、最新鋭のポリグラフ等で問題議員(裏金問題、森友問題、学術会議任命拒否、官房機密費問題、統一教会問題、経済停滞、非正規雇用、杉田水脈問題、原発問題)に質問・判定し、全世界生放送でネット投票による判決を下す痛快テロリスト小説
    現実の狂った政界・政治家に唯々諾々としたがう日本人への警告に見えるが、小説の根底が浅く左翼的な思想の作者にしか見えないのと、ラストが後味悪い

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    2025年03月22日
  • 刑事の灯

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    4人の有名小説家たちの作品。
    シリアスあり、ユーモアあり、それぞれテイストの異なる味わい深い作品です。

    ・星の傷痕
    ・道案内
    ・読心刑事・神尾瑠美
    ・ファーストレディの黒子

    特に、3つ目の読心刑事は、ユーモアたっぷりでこんな刑事がいたら、事件は即解決ですね(^^;

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    2025年03月09日
  • 処刑国会

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    あからさまな伏線があり、展開がある程度読めてしまうのが残念。それでも後半の急展開には勢いがあり、引き込まれる。本作のテロリストは、悪政を行う政治家だけでなく、声を上げない民衆に対しても手厳しく、耳が痛い。

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    2024年10月18日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    警察アンソロジー。

    初っ端から微妙な気持ちにさせてくれる話。
    その次も…な状態で、この方向の話ばかりかと
    疑ってしまいましたが、大丈夫でした。

    色々な警察、色々な容疑者。
    読みごたえはありましたが、1話目と2話目
    順番別にしてくれていると、ありがたかったです。

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    2024年09月10日
  • はざまにある部屋

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    惜しい。ボーイミーツガールや青春モノの要素を取り込んだホラー小説だが、恐怖はと問われると今ひとつ、といったところ。テンポの良い場面運びなどは好感が持てるし、物語の盛り上げ方も上手なのだが……。こればかりは趣味の問題なのかもしれない。

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    2023年12月07日
  • 雨の鎮魂歌

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    人望のある仲間と嫌われ者の教師の死体が見つかるというセンセーショナルな物語のスタート。
    恋愛絡みの嫉妬やらなんやらが織り混ざる上にどうやら何かをかくしている生徒会長。
    登場人物の男子の半数くらいが好きになっている生徒会のマドンナ。この人も何かを隠している。

    誰が2人を殺したのか、生徒会の2人は何を隠しているのか。
    友人を失った悲しみと切ない恋心に苦しみながら真相を追う主人公の前にまた事件が重なる。

    事件の背景は驚くようなものであったものの、恋愛方面はよくわからないまま終わった感じが…

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    2023年10月19日
  • 雨の鎮魂歌

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    場面をしっかり頭の中でイメージでき、読みやすいと感じました。最後の雨のシーンは鮮明で、迫力が伝わりました。読み進めていきながら、私が中学生だった時のころを思い出し、少し懐かしさを感じました。

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    2023年09月21日
  • ネメシス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結3

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    シリーズ第3弾。
    2弾の終わりが気になって、読み続けた。
    東京ジャックを続けるCと、田中という男。
    田中は恐れるべき人物で誰もが「殺」という文字を思い浮かべるが、大学講師である忠輔は誰に対しても殺すという行為を否定し続ける。
    そんな中、美結は田中に呼ばれ田中の城に呼び込まれる。
    それが最悪の展開へと転がっていく。

    とりあえず、一旦休止。

    2023.3.26

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    2023年03月26日
  • スカイハイ - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結2

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    シリーズ第2弾。
    このシリーズは漫画のように「続く」で終わる。
    第1弾の続きで、国際的ハッカーCとの攻防が続く。
    そしてついにCの正体が明らかになるが、それではとても終わらない。
    Cであることがわかっても、何も手出しが出来ない。
    しかも、Cには明らかな敵がいる。
    それに巻き込まれる東京…
    続きが気になる…

    2023.3.24

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    2023年03月24日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    ネタバレ

    *刑事、公安、交番、警察犬……。あの人気シリーズのスピンオフ、文庫オリジナル最新作まで。7人の人気作家が描く警察小説の最前線*

    もともと警察小説が大好物なので、どの作品もさらっと楽しく読めました。
    未読の作家さんもいましたが、やっぱり誉田哲也氏と長岡弘樹氏が抜群に好き。

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    2023年02月18日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    ネタバレ

    警察小説アンソロジー

    【誉田哲也「レイン」】
    流石の誉田哲也、一気読み。ああ、なるほど、アンソロジー表題の「偽りの」ってのがきっと、一冊通してのテーマなのねと、納得。

    【大門剛明「手綱」】
    初読みの作家さん。警察犬捜査の明暗。
    まあまあかな。

    【堂場瞬一「手口」】
    安定の堂場瞬一。
    堂場さんのシリーズもののスピンオフか?または何かの作品の前日譚か?という雰囲気。

    【鳴神響一「虚飾の代償」】
    これまた初読みの作家さん♫
    いわゆる推理小説 かな。おお、そう来たか、と思わせられるオチだったが・・・東野圭吾臭がしてあまり好きでは無い作風。

    【長岡弘樹「裏庭のある交番」】
    本作品集ではこれが一

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    2023年01月23日
  • はざまにある部屋

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    曰く付きの山にあるアパートにおいて起こるちょっぴりホラーな話。

    主人公が10年前の不思議なホラー体験を回想するスタイルの本作。怖さもあるが、冒険譚として読みやすかった。主人公が特別な力を持つわけでもなく、普通の人間だからこそ良さがあると思った。

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    2023年01月08日
  • フェイスレス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結

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    何か過去に深い傷を持つ、女性刑事の一柳美結。
    ある大学の教授が爆殺された事件の捜査本部に加わる。
    その教授についていた講師の佐々木に話を聞くが、彼はある障害を抱えていた。
    そのため、捜査は難航する。
    シリーズものらしく、結末は曖昧なままに終わる。

    2023.1.6

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    2023年01月06日
  • クランII 警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂

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    1巻目が面白くて2巻目に突入したのだが、警察内部に悪の派閥があってそこのボスが神と呼ばれれているとか、なんか設定が腑に落ちない。晴山と岩沢の二人の主人公がいるのだが、章ごとにどちらの話かわからなかったりするので、この先読みすすめるのは躊躇するなあ。

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    2022年10月25日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    警察小説アンソロジー。
    知ってる作家さんは長岡弘樹氏だけだった。
    ”手綱を引く”(大門剛明)、警察犬ってこういうふう匂いの訓練させていとのかとか勉強になった。
    この手綱を引くと誉田哲也の”レイン”とやはり長岡弘樹の”裏庭のある交番”が面白かったかな。

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    2022年10月06日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    今野敏/ニンジャ
    大門剛明/手綱を引く
    堂場瞬一/手口
    長岡弘樹/裏庭のある交番
    沢村 鐵/類まれなるランデブー

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    2022年07月17日
  • クランVI 警視庁内密命組織・最後の任務

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    ネタバレ

    テンポよく話が進みシリーズを追うごとにスケールを上げてきたがラストは霧の中のようなあやふやさ。
    神の正体が誰だったのか直助は何者だったのか、反物質なんて単語も出てきてけむに巻かれた感が大きい。
    神の正体がクランメンバーの誰かなら目的は警察閥への挑戦と目的を同じにしていたのなら、なぜ事件を起こし続けたのか。
    とりあえず勝利をおさめたが、正体が謎のままなのはまだいいとして、目的や行動がいまひとつすっきりしないのが残念。

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    2021年10月30日
  • 世界警察2 輻輳のウルトラマリン

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    シリーズ2作目。
    派手なテロを描いた1作目から一転して、「静」のイメージの2作目。
    前作の復習も兼ねながら、改めて人間相関図を描いている。
    1作目からのかなりのトーンダウンは否めないが、登場人物が多いので、今作でだいぶ関係図が理解出来た気がする。
    後半では全世界で同時多発テロが発生し、国連事務総長の判断が迫られる場面で2作目は終了し、3作目への伏線を十分張った印象。
    巨大な叛乱分子たちに、「説教師」である吉岡たちがどう立ち向かうのか?次作に期待。

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    2021年10月28日
  • クランVI 警視庁内密命組織・最後の任務

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    09月-02。3.0点。
    クラン最終巻。「神」を追い詰めたクランの面々、正体は。。

    不完全燃焼。ま、スピード感あり、攻守逆転有りとあっという間に読めるが、予想通りの混沌結末だった。

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    2021年09月02日
  • クランV 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒

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    09月-01。3.0点。
    クラン第五弾。「神」との戦いは佳境へ。罠にかけられ指名手配されるクランメンバー。また、メンバーへも次々と魔の手が。。

    ここまで来たら全部読もう。一人称で語られるときに、誰?と思うシーンが多い。登場人物が増えてきて、戸惑うケースも。

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    2021年09月02日