沢村鐵のレビュー一覧

  • クランI 警視庁捜査一課・晴山旭の密命

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    新シリーズの警察小説の幕開け。このシリーズは警察組織内部に潜む巨悪に警察の有志『クラン』が立ち向かうというストーリーのようだ。物語はまだ序盤に過ぎず、これからの展開に期待したい。

    渋谷で発見された元警察関係者の遺体…他殺なのか、自殺なのか…検視官の綾織美音が実際とは間逆の検視を行う理由は…綾織の内偵を命ぜられた晴山旭警部補は予想もつかない警察組織の闇に足を踏み入れる。

    『クラン』とは、一家、一族、一門、一味、党、閥といった意味の英単語のようだ。巨悪に立ち向かう様々な経歴と肩書きを持つ警察官たち…

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    2015年07月25日
  • ネメシス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結3

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    (いちおう警察小説に分類してはおこう)

    第3話(笑)。

    スケールでかすぎる位な展開にも関わらず、事件終息のきっかけが……(笑)。

    でもまあ、十分面白い。
    このハナシをどう“落とす”のかが気になりすぎる……。早速最終話も読まねば。


    とりあえず、ヒロイン二人の過去の闇についてもダイジェストは提示された。これまで主人公らしい動きを何一つ見せてこなかった彼女が、ようやく次巻で大きな動きを見せるらしい。


    ★4つ、8ポイント。
    2015.06.12.図。

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    2015年07月06日
  • スカイハイ - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結2

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     もはや「これを警察小説と呼んでよいのか?」といったレベルにまで、話が広がってしまっている・・・。

     相変わらず何の活やくも見せないヒロインは、狂言回しのためだけの役どころなのかと思いきや、何やら曰くありげな描写も・・・・。次作以降で存在感を増すのかな?

     やはり、「シリーズ第2弾」というよりも「第2話」でしょ。

    ★4つ、8ポイント。
    2015.06.10.図。

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    2015年07月06日
  • フェイスレス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結

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    ネタバレ

    沢村鐵の初読み。

    普通の(?)警察小説を想像して読み始めたところ、以外と規模の大きなエンタテイメント作品だった。

    シリーズものの第1作目というよりは、連載第1回という感じ。謎を残しつつ……というか、謎を広げて“次回に続く”といった赴き。連続ドラマか前中後編ものの映画にしたら、人気が出そう。

    キャラが立ちまくりのちょっと変わった大学の先生が、レギュラー化してくる予感(笑)。

    タイトルに名を打たれたヒロインが、実は今作では何一つ活躍していないという…(笑)。

    シリーズの今後の行方全体への期待を込めて、
    ★4つ、8ポイント。
    2015.05.18.図。

    ※かなり壮大な風呂敷が広げられたよ

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    2015年05月22日
  • シュラ -警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結4

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    結末は思い描いていたものと少し違って、まだまだ終わっていない感じです。
    途中、やや中だるみした部分もあったので、評価は☆一つ減らしました。

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    2015年02月26日
  • フェイスレス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結

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    大学構内で起こった教授の爆殺事件。
    捜査が進むうちに世界的なハッカーでサイバーテロリストである"C"や中国の工作員が絡んできて、事態は現場の刑事たちの想像もしなかった様相を呈してきます。
    本作では事件は解決せず、続編に続いていきますが、ヒロインの一柳美結はじめとする墨田署刑事課の面々、美結の同期で警視庁捜査一課の吉岡雄馬、その兄の公安部課長の龍太、美結の元上司で警察庁情報通信局の水無瀬、"C"に脅迫!?される大学講師の佐々木と彼の研究室の留学生たちなど、ひととおりの登場人物が顔を揃え、多くの謎が提示されて、さあ次はどうなるのかという期待がもてました。

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    2015年01月18日
  • シュラ -警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結4

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    長かった〜!でも素晴らしく面白くてかっこよかった!やっぱ勧善懲悪だよな。
    ドラマ化したら良さそう。いや〜良かった。

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    2014年12月06日
  • シュラ -警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結4

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    ネタバレ

    2014/11/28
    完結。
    このシリーズってどの本も読んでる間は非常に熱く、次!次!って読み進めるんだけど最後に重要人物が死んで冷や水をかけられて終わるってのの繰り返し。
    だから途中はすごく面白いんだけど1冊読み終わるとしゅーってしぼむ。
    別に殺さなくていいのに。
    でも途中はとてもおもしろかった。
    内容とは関係ないけど三村さんのツイッターがなければ出会わない本だったと思うと縁って不思議だなと思った。
    そしてこの本を読んで尚、私は死刑制度に賛成です。

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    2014年11月30日
  • シュラ -警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結4

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    シリーズ全て読み終わったので、一括登録。ストーリー展開に疾走感があって読んでいて気持ちいい。今のご時世、ラストをどう捉えるかは読者次第か…。

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    2014年08月26日
  • ネメシス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結3

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    四巻完結のシリーズ第三巻。

    Cによる超高層タワーのジャック事件後、Cが抹殺しようとする田中晃次の警護に一柳美結が派遣される。明らかになる田中の正体、主人公・一柳美結の過去…そして、Cの妹が…

    次第に材料が揃い、後半はスピード感あふれる疾風怒濤の展開となる。全ての謎とCの運命は最終巻で明らかになるのだろう。これまで、さほど活躍していない主人公・一柳美結の活躍の場も最終巻にはあるのだろうか。

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    2014年08月05日
  • スカイハイ - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結2

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    シリーズ第一作は、ラノベのようなノリでイマイチかなと思ったが、この第二作は面白い。

    ついに明かされるCの正体…Cによる超高層タワー・東京ライジングタワーのジャック…少しづつ核心に近づきながら、新たな展開が…

    物語の主人公・一柳美結刑事の背景も見え隠れするが、まだ決定的な活躍は無い。もうしばらく辛抱しながら、付き合うしかないのか。シリーズは第四作で完結したようだ。先を急ぎたい。

    作者は岩手県釜石市出身。長らく児童作品を書いていたようだ。

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    2014年08月02日
  • スカイハイ - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結2

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    ネタバレ

    2014/5/29
    1よりテンションアップ。
    ムカついて上がるんだけど。
    悪者がめっちゃ憎たらしい、素敵な人は死んじゃうし。
    早く結末つけてよ~と思うけどまだまだ続きそう。
    思わせぶりな前フリがちょい鼻につく。
    まだまだ誰もが殺されそうな雰囲気だから、あんまり肩入れしないでおこうと思うんだけど水無瀬さんはかっこいいね。
    堤真一でお願いしまーす。

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    2014年05月29日
  • 処刑国会

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    国会議事堂を占拠したテロリストが、その様子を生配信しながら、与党の政治家を弾劾します。汚職や不祥事を繰り返してもなお権力の座にしがみつき、誠意の見られない答弁に終始する悪徳政治家に、ウソ発見器を突きつけて尋問する「国民裁判」を開廷。そしてその判決は国民がWEB投票で選ぶという劇場型テロです。

    登場する汚職政治家たちは、実際に起こった事件に関与した実在の政治家を髣髴とさせます。「あんなヤツ、死んだほうがましだ!」「地獄に堕ちろ」という国民の怨嗟の声を痛快に再現している反面、テロの首謀者である「コッカイくん」は国民にも容赦しません。このような政治家がのさばる社会を作り上げてしまった原因は国民の無

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    2025年11月04日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    東野圭吾を読み慣れているせいか、どうやら私の目が肥えすぎているらしい。
    ということで、全体的な評価は3ということで。

    堂上瞬一「手口」
    長岡弘樹「裏庭のある交番」
    今野 敏「ニンジャ」
    は、なかなかよかった。

    あ、6人中3人の作品がよかったってことで、星3なのか(笑)
    なるほど。

    ちなみに、堂上瞬一作品は以前に読んだことがあることも付記しておく。

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    2025年10月01日
  • クランVI 警視庁内密命組織・最後の任務

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    全6巻あり、楽しく読みました

    警察という組織の裏金問題から国家を支配するかのような「神」の行方を追い、組織閥と対峙する「クラン」

    さまざまな闘い、裏切り、、と思わせられてからの、実は味方だった、、、また、その逆の展開もあり、、、
    「神」の正体は明かせられないまま、謎のまま

    いいこと、悪いこと、悲しいこともたくさんあったし、これからも何があるかわからないが、「クラン」の役割も一旦落ち着き、穏やかな日常が戻ってきています


    のような読後感でした

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    2025年08月06日
  • クランVI 警視庁内密命組織・最後の任務

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    シリーズ第6弾。最終話。
    警察の黒幕である「神」へと近づくが、クランのメンバーはますます危険に晒される。
    様々な顔を持つ人々、一体何が本当で何が嘘なのかもわからなくなる。
    いよいよ闇の頂点に近づくが、真実には近づけるのか…
    長い戦いの先にあったのは…
    正直、モヤモヤが残る…

    2025.5.18

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    2025年05月18日
  • クランV 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒

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    シリーズ第5弾。
    正直、メインの人物以外は誰が誰だか混乱する。
    そして、誰が本当に味方なのかもわからなくなってきた。
    常に腹の探りあいで、とうとうクランのトップにも魔の手が迫る…
    そして次々に狙われるメンバーたち。
    いよいよ、次は最終段階へ…

    2025.5.17

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    2025年05月18日
  • クランIV 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心

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    シリーズ第4弾。
    このシリーズは読み進める程に、誰が本当の味方なのかわからなくなる。
    役職も性別も関係なく、一緒に警察の悪の頂点である「神」に立ち向かうクランの仲間。
    でも、その誰もが胡散臭く見えて来る。
    気を抜けば、すぐにでも死が迫ってくるような緊迫した状況がどんどん強くなってくる。

    2025.5.13

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    2025年05月13日
  • クランIII 警視庁公安部・区界浩の深謀

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    何がなんだか、わからなくなってきた。
    集められたクランのメンバーもなんか怪しい感じがしてきたし、謎が多すぎる。
    ただただ、先が気になるけど…一体誰を信じていいのか…

    2025.4.24

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    2025年04月24日
  • クランII 警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂

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    また終わりが、どうなるのー!ってところで終わってしまった…
    こういうのって、すぐに読まないと忘れてしまいがち…
    それにしても、すごい展開になってきた。
    現役警官や元警官の殺人事件が続き、警察内部での腹の探り合い。
    その黒幕を突き止めようと捜査していると、駅でのテロ騒動が起こる。
    意外と女性が強いのも面白い。

    2025.3.31

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    2025年04月01日