沢村鐵のレビュー一覧

  • フェイスレス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結

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    外国人留学生から評判の悪い教授が、大学の研究室で爆殺された。捜査本部が設置され、墨田署刑事課の一柳美結巡査も捜査に加わった。現場近くにいた講師の佐々木忠輔と留学生たちに事情聴取をする美結だが、第二の爆破事件が起きてしまう。一方、捜査本部では、国際的サイバー犯罪者“C”の名前が被疑者として浮上していた。

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    2018年06月25日
  • クランII 警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂

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    同時発生した警察を狙う異様な事件。晴山警部補は、警視庁内で同僚の拳銃自殺を目の当たりにした。取調べを担当した公安刑事から、彼はある取引を持ちかけられるが…。一方、交番巡査銃撃事件の捜査に乗り出す岩沢巡査部長は、渋谷に漂う不穏な空気を感じ取る。

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    2019年10月10日
  • クランI 警視庁捜査一課・晴山旭の密命

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    渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。疑念を抱いた捜査一課上層部は、晴山旭警部補に内偵を命じる。彼女の目的とは一体?真実を明らかにした晴山の前に現れたのは、警察内に潜む巨大な闇の存在だったー。

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    2019年10月10日
  • クランV 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒

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    渋谷スクランブル交差点でのテロを防ぎ、事件に関わる警察官を大量検挙した「クラン」。しかし、全ての黒幕「神」の魔手は、ついに「クラン」のメンバーへ迫る。次々と消える仲間たち、敵に回る日本警察。絶体絶命の窮地の中、刑事たちに残された秘策とは。最終局面に向け、急加速する戦いを見逃すな。

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    2019年10月10日
  • クランVI 警視庁内密命組織・最後の任務

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    首相の非常事態宣言により警察上層部から指揮権を奪ったクラン。晴山警部補たちは身命を賭して黒幕「神」への足がかりを掴む。しかしその最中、「神」から命を狙われているはずの足ヶ瀬巡査が忽然と姿を消す。予測不能の裏切り、暗殺者との死闘。刑事たちは巨悪との最終決戦へ挑む。

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    2019年10月10日
  • クランIV 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心

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    「神」の手により、次々と姿を消していく警官たち。その絶望に抗うように、機動分析課の上郷巡査部長は、執念深く「神」への手がかりを探る。警察に潜む裏切り者、「神」が起こした奇蹟の正体ー。全ての謎を解き明かしたとき、刑事たちの反撃が始まる!

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    2019年10月10日
  • クランIII 警視庁公安部・区界浩の深謀

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    渋谷駅を襲ったテロ事件から一夜。「神」と呼ばれる黒幕は現場から姿をくらます。警視庁公安部の区界警部を中心にした捜査の末、警察内密盟チーム“クラン”の面々は「神」への足がかりをつかむことに成功する。だが彼らの元に、再び恐ろしい事件の気配がー。

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    2019年10月10日
  • クランVI 警視庁内密命組織・最後の任務

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    ネタバレ

    結局、謎のままだったな~。残念なような、謎のままでよかったような…でも、消化不良です。唯一よかったのは区界さんが生きてたことかな。晴山さんの存在も最後まで謎でした(笑)いいとこなし(笑)

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    2018年04月09日
  • クランII 警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂

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    私、俺など、別人の視点で語られるので、没入するのに時間がかかったが、慣れてくるとどんどん引き込まれていく。面白い!

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    2018年03月26日
  • クランVI 警視庁内密命組織・最後の任務

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    最終巻ということで、全面解決を期待したが、何やら消化不良の感は否めない。
    次々と起こる異様な事件、所轄から警察庁果てはFBIへと広がる登場人物と、読み手を引っ張てはきたが。
    神とは、結局誰あるいは何だったのだろう。

    また、一話完結のシリーズものなら、刊行の間が空いてもそれほどでもないが、このように連続するシリーズものは、間が空くと興味が削がれてしまう。やはり、こういうシリーズものは、刊行の都度読むのではなく、完結後まとめて読む方が楽しめるかも。

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    2018年02月23日
  • クランVI 警視庁内密命組織・最後の任務

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    シリーズ最終巻。
    前作までで「神」の存在に迫りつつも、多くのメンバーを失ってしまったクランのメンバー。
    ラストで上郷の逆襲が始まったところで終わり、最終巻ではいよいよ「神」を始めとする「裏理事官」などの黒幕を追い詰めていく。
    しかし、ここまで来ても、誰が味方で、誰が敵なのか、全く分からない展開で、6作目までで大分登場人物も増え、正直内容に付いていけない状況に…
    落としどころも、こんなものか…と少し納得いかない部分もあり、最終巻まで読んで思ったのは、「神とは一体何だったんだろう?」その一言に尽きる。
    少し時間を空けて、1作目から読んでみたら、また違う感想が出て来るかもしれない。
    ただ新しい形の警

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    2018年01月27日
  • クランV 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒

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    ネタバレ

    警察閥といろんな組織との関係、上郷さんとの関係が明らかになるんですが、複雑でわかりにくいです。クランのメンバーや協力者がどんどん離脱していきます。区界さんが…(泣)神が持ってるとされる治癒力、これに屈しない人はいないんですかね。人間の弱味を握ってるというか。とにかく主力がどんどんいなくなるので不安になります。ホント、晴山さんの存在だけはイマイチよくわかりません。

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    2017年10月15日
  • クランIII 警視庁公安部・区界浩の深謀

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    これ、サブタイトルが2巻と3巻逆じゃない?と思ってしまいました。前作ほど入りこめず、というか、ちびちび読んでるのが悪いのか、話が間延びしてる雰囲気があるからなのか、渋谷駅のテロでのショックでクランそれぞれのメンバーの葛藤みたいなもので話が行きつ戻りつしている感じがあるからなのか、正直盛り上がりに欠けたかなという印象です。それでも、少し確信に近づいてはきてるようで。宗教団体とか○○愛護団体とか○○支援団体とか、全部が全部ではないけれど、悪いことに使われたり、そういう隠れ蓑になったりすることが多いのは否めませんね。

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    2018年09月08日
  • クランII 警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂

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    一気に読みたいのに、今、細切れにしか読めないのでとても残念です。こういうお話は一気に読んでいかないといけないのに。誰を信じたらいいのかわからないです。私がこのメンバーで信用できるのは岩沢さんと晴山さんだけです。敵も味方もわからない。晴山さん、ほんと間抜けというか、正直過ぎるというか、くせ者ぞろいのクランの中で浮いてますが、だけど、普通の感覚が癒しです。神のことが出始めてから、これは少しファンタジーが入ってるの?と思いました。とにかく続きがすごく気になります。

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    2017年09月18日
  • クランI 警視庁捜査一課・晴山旭の密命

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    警察関係者たちの変死。それに絡む警察内の巨大な闇。どんな組織も一番の敵は自分たちの身内か。今作はまだ話の序章。ドラマ「小さな巨人」ではないけれど、小さなものがどんなにたくさん集まって抗ってもお金と権力の前では太刀打ちできないというのが実際のところかな。ましてや警察や自衛隊のような縦社会では。これからどう闇に切り込んでいくのか。1冊ごとにとりあえず完結ではないので、続きがすごく気になります。

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    2018年09月08日
  • クランV 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒

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    続けて読まないと興が冷めてしまうとか、前後の経緯がわからなくなる(読み手のみ?)とか、シリーズものは刊行に間が空くとそんな欠点がある。
    シリーズものは、完結編の刊行を待ってから一挙に読むのも一興か。
    最初警察小説かと思いきや、そのうち神とかが出てきてオカルトっぽくなったり、さらに登場人物も広がりを見せる半年ぶりのこのシリーズ、読むことに二の足を踏んでいた。
    しかし、前巻までを反芻しながらなんとか読み進むと、クランのメンバーが次々と災危にあい、存続の危機に直面。そして、絶体絶命のこのピンチに、一発逆転の目途が立ったかの終盤、次回の完結編に期待しよう。

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    2017年08月27日
  • クランV 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒

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    沢村鐵『クランV - 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒』中公文庫。

    シリーズ第5弾。神の存在が警察組織を二分する。クランのメンバーは、内なる敵と神との過酷な闘いに身を投じるのだが…

    次作で完結するようだが、一番気になるのは、神の正体。

    時間を置いての刊行のためか、どうしても前作のストーリーの詳細が思い出せず、読むのに苦戦する。いつの間にか登場人物も増えており、キーマンも次々と代わっていくから、なお厄介だ。

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    2017年07月26日
  • ネメシス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結3

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    シリーズ3作目。
    今回の敵は武器商人の田中。と言っても、前2作と違って、テロと言うより、心理戦がメインの印象。
    ほぼ、田中の住居と「C」、そして警視庁の中にいる佐々木講師たちのネットでのやり取りで描かれ、若干迫力に欠けるものの、「C」の田中暗殺を思いとどまらせた佐々木の説得には、考えさせられるものがある。そして「C」の本当の思いにも…
    ほぼ出番のない主役の美結の過去も明らかになり、次はいよいよ最終話。どんな風にまとめ上げてくるのか?さらに楽しみ。

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    2017年05月09日
  • ネメシス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結3

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    「一柳美結」シリーズ3作目。
    一柳美結は謎の男・田中に対面するために彼の待つビルへと向かった。
    「C」が映像で告発した田中の悪行を、笑いながらドキュメンタリー作品だと言いながら田中は認めた。
    田中は自らの手を血で汚すことはない。
    各国の要人たちと親交を持ち、各地の紛争に関与し、ありとあらゆる兵器を売りつけるために争いを奨励している。
    その戦いの中で幾千万の人間が死のうと、田中にとっては関係のない出来事だ。
    要注意人物として田中をマークした人々は、田中の手の者によって抹殺されていく。
    元公安部長もそのひとりだった。
    警察内部には田中の手足となって働く者たちが少なからずいる。
    そして、佐々木忠輔を

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    2017年04月21日
  • フェイスレス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結

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    大学の研究室で起きた爆発事件。
    現場近くで犯人と思われる人物が目撃されていたが、目撃者である佐々木からは証言がいっさい取れない。
    序盤から思いもかけない設定で、事件の解決にどうこの設定がいかされていくのか。
    物語に一気に引き込まれた。
    ところが、中盤になるにしたがい話はどんどん広がっていく。
    まるで大風呂敷を広げたような展開で、どこが着地点なのかまったくわからなくなってきた。
    残りのページ数を見て、決着が本当に付くのかと心配にもなった。
    大学教授爆殺事件の決着はついた。
    だが、結局のところ、続編を読まなければ謎はまったく解けない。
    あれもこれもと手を広げすぎたように感じた伏線はどうなるのか。

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    2017年04月04日