沢村鐵のレビュー一覧

  • クランIII 警視庁公安部・区界浩の深謀

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    渋谷駅で起きたテロで、一般人の被害はないものの、青山の部下・土沢と神奈川県警の俵、2名の警官の命がまたもや奪われる。公安の区界が「クラン」のメンバーであることが明かされ、いよいよ警察閥の砦とも思われる裏金作りの首謀者に接触を試みるが、全く相手にされない。そんな「クラン」のメンバーを嘲うように、敵の魔の手が着実にメンバーを追い詰めていた…ここまでが3巻。大崎での立てこもり事件はあるが、1、2巻に比べて、少しトーンダウンな印象。しかし、着実に警察組織の闇に迫りつつある「クラン」。巨悪にどのように立ち向かっていくのか?神の正体は一体誰なのか?気になるので、もちろん続けて4巻へ!

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    2017年04月03日
  • クランIV 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心

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    それでなくても登場人物の記憶が薄まってるのに、やたらと一人称単数なのが輪をかけて、どうにもイメージを膨らますことができない。次巻は、ないかな

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    2017年02月14日
  • クランIV 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心

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    沢村鐵『クラン Ⅳ 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心』中公文庫。

    シリーズ第4巻。第2巻までは、警察小説の体裁で、そこそこの面白さだったのだが、前巻で神が登場するやオカルティックなディープなストーリーになり、オジサンは着いていけなくなってきた。だらだらと続く、展開の無いストーリー。しかも、第5巻へと続くようだ。

    そもそも誰がメインの主人公なのか曖昧で、ストーリーの柱となるものが不確かなのだ。『一柳美結シリーズ』は面白かったのだが…

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    2017年01月09日
  • クランIV 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心

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    前巻あたりから、オカルト、あるいは超能力の物語に入ってしまったかのような、この物語。
    神の手によって、腰痛が解消?
    しかし、やっと科学的説明あり、一安心。
    だが、瀕死の重傷者が、ある人の手が触れることによって生き返るという!!
    この現象の説明はまだ。
    そして、渋谷スクランブルでの驚嘆すべき事象。遂に終局かと思えたが、シリーズはまだまだ続くようだ。
    「どれほど壮大で奇怪な曼荼羅」が続くのか。

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    2017年01月06日
  • クランIII 警視庁公安部・区界浩の深謀

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    裏金問題に端を発し、警察の闇を暴くべく結成されたクランのメンバーは、さらに大きな敵に対しなければならなくなる。
    環境保護団体、外国部隊によるテロ等々、神との関係はどうなるのか。ますます混迷を極める事態に、どのような終息が待ち受けるのか。
    このシリーズは、まだ続くようだ。第4弾の今月発売が待たれる。

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    2016年12月15日
  • クランII 警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂

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    警察を狙う異様な事件は、遂に警視庁内での拳銃自殺というとんでもない事態を引き起こす。
    さらに、警察の巨悪な闇に戦いを挑むクランの前に、なんと”神”が!
    「神」とは何か?
    複雑さを増す謎めいた展開に、クランの一員が言い切る。
    「・・・使命感さえあれば耐えられる。我々はだれよりも困難な任務に就いているのです」
    ますます目が離せないこのシリーズ。

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    2017年02月14日
  • クランI 警視庁捜査一課・晴山旭の密命

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    著者初読み。
    警察関係者の変死から、次々と浮かび上がる疑惑。事件の進展が、捜査一課の刑事と所轄署のベテラン刑事との視点で交互に語られる。
    そして、浮かび上がる警察内部の巨大な闇。
    クラン(一味、党、集団)を組み、真実を明らかにするべく、警察機構に敢然と戦いを挑む仲間たち。
    真相は?闇はどこまで広がるのか?
    目が離せない展開に、続けてクランⅡを読まねば。

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    2017年02月14日
  • フェイスレス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結

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    ネタバレ

    シリーズものだとは知っていたので、順番に読むつもりでスタート。
    でも、最初の1ページから「あれ?これシリーズ1作目?」と困惑。
    説明不足なとことかあるので、最初から置いてけぼり。
    登場人物多い割りに、キャラが立たない&魅力を感じないので、人物がこんがらがる!
    主人公も今のところ魅力なし、活躍なしだし。

    姫川シリーズや藤堂シリーズのような
    女性刑事ものが読みたくてスタートしたけど、ちょっと違うかな。
    話も無駄にスケールが大きいし。
    次は読まなくていいかな。

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    2016年11月18日
  • シュラ -警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結4

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    ネタバレ

    これで終わり?と思わせる終わりかた。
    途中もいまいち迫力に欠ける。
    4分冊にせず、スピーディに話が進んだ方が楽しめた気がする。

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    2016年07月03日
  • クランI 警視庁捜査一課・晴山旭の密命

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    警察内部の陰謀もの。誰が敵で誰が味方か。どこまでメスは入るのか。パターンは踏まえているようだが、どこで裏切ってくれるかに興味がもてる。

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    2016年01月16日
  • クランII 警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂

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    ちょっとトーンダウン。
    物語は、アクションっぽくなりヒートアップしてきてるのだけど、だんだんSF色が強くなってきて、うーん。
    次巻での巻き返しに期待ですが、広げすぎた風呂敷(神)をどうまとめるか、期待と不安が半々かな。

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    2016年01月07日
  • クランI 警視庁捜査一課・晴山旭の密命

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    渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。疑念を抱いた捜査一課上層部は、晴山旭警部補に内偵を命じる。彼女の目的とは一体?真実を明らかにした晴山の前に現れたのは、警察内に潜む巨大な闇の存在だった―。

    新しいシリーズ。警察内秘密組織の活躍になっていくのだろうか?

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    2015年12月20日
  • クランII 警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂

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    シリーズ第2弾。前半は遅々とした展開で、少しイライラするが、後半は一転、アクション全開で、晴山警部補らに不測の事態が襲いかかる。

    前作で発生した警官殺しと警官の拳銃自殺事件。警察関係者を狙うのは一体何者なのか…

    シリーズ第3弾へのつなぎなのか、今ひとつ面白さに欠ける。シリーズ第3弾は、2016年春に刊行予定。シリーズ全巻が出揃ってから、イッキ読みした方が良さそうだ。

    このシリーズ第2弾を読んでいて気付いたのだが、著者の沢村鐡が岩手県釜石市出身ということもあってか、登場人物の苗字の多くが、岩手県の地名になっている。綾織、土沢、田野畑、区界、六原、真滝、千徳…気付いたのは、これくらだが、もし

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    2015年12月14日
  • シュラ -警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結4

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    完結。
    全体として考えれば、最終巻の中盤までは、かな~り面白かった。

    それだけに、最後の約200ページは……。

    ★3つ、7ポイント。
    2015.06.22.図。

    ●4冊目でやっと、ヒロインがヒロインらしく活躍。長かった……。

    ●敵の“強大さ”に鑑みれば妥当っちゃ妥当だけれど……。文庫本4冊もかけて紡いだ物語の結末がアレでは、さすがに不満が……。
    もうあとちょっとだけで良いから、スッキリさせれ欲しかったな。

    ●“親子”のくだりは、果たして必要だったのか?

    ●美結さんの、最後のアレ・・・。
    筆者のギャグですか????
    匂わせる記述も、無いわけではなかったけれど……。
    『うそだろ?』と

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    2015年07月06日
  • シュラ -警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結4

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    ネタバレ

    ん?これで完結?全世界を支配下に置くその皇帝と、敵対する天才サイバーテロリスト坊主、さらにはそのテロを阻止せんとするチームの女子留学生、彼らが実は親子兄妹だったりする。壮大な宇宙スペクタルのスターウォーズも確かそんなんだったっけ。ちわ喧嘩。憎悪と忠輔が唱える正義との葛藤、こののっぴきならない状況下で、美結は手も無く彼此それぞれの提唱者に懐柔されてしまう。そして次々と繰り出される殺戮兵器によって東京は大混乱、してるはずなんだけど、結局は警察機構の中での大騒ぎに終わっちゃったような鬱積あり。

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    2014年10月18日
  • フェイスレス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結

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    人気シリーズの第一作目らしい、ということで購読してみました。これで面白ければ、2作目以降も読んでみようという気になるワケですが… 正直、かなり微妙なので、どうしようか迷うw 多分、2作目を読む事はないかもな~、という感じでしょうか。

    不満点は、一柳という主人公の女刑事の過去がかなり重要なファクターになっているらしいことを散々匂わせつつ、結局最後まで伏せたまま次巻へつづく、という形式をとっているのが、初めてこの作者さんの本を読む側としてはハードル高いだろ?と感じてしまうこと。そもそも、この女主人公に魅力がさほど感じられないし、少なくともこの第一作目では、存在感が非常に薄い。薄すぎるくらいw

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    2014年10月12日
  • ネメシス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結3

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    ネタバレ

    一柳美結シリーズなのに、彼女はおたおたとするばかりで3巻が終わってしまった。この巻でようやく彼女の痛ましい過去が明かされ、次巻では怨嗟の抑圧から一気に解き放たれるのだろうか。“C”はこのまますんなり捕縛、あるいは善玉に宗旨変えってことはあるまいよね。警察の中の反逆者も気になるが、なんたって渡辺弘だ。今更どこの馬の骨か分からん輩が登場するのもない気がする。あの瀕死の王超だったなんてのはベタだけど、意外性ありきのムチャ振りも勘弁願いたい。決して好みとはいえない小説のはずが、結構はまってる。

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    2014年09月30日
  • スカイハイ - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結2

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    日本の警察は上層部が仕切っていても、実は墨田署の刑事さんたちを中心にまわっている。公安なん て、ここまで法外に描くといかがなものか。鳴り物入りで結成されたチーム忠輔は未だロクに機能し ておらず、美結の過去は謎のままだ。すでにやっさもっさの大騒乱なれども、一層巨悪な黒幕が ヴェールを脱がんとしている。どうやって収拾を付けるのか、もはや最後まで読むしかない。

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    2014年10月10日
  • ネメシス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結3

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    ネタバレ

    2014/8/12
    登録忘れてた。
    誰もが死にそうで、裏切りそうで、そのプレッシャーに疲れた。
    もう一人決定的な人が死んだらもうやめようかなと思ったぐらいに。
    今回は意外と誰も死んでないんだけど。
    だから結果的に最後SATの「志村うしろー!」の感じは楽しめた。
    続きどうなんのかなー
    気になるけど小説とはいえ田中がうざいなー
    感情なさ過ぎてかわいげないよなー

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    2014年08月15日
  • フェイスレス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結

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    初めて読む作家。もともとは児童文学の書き手らしい。
    スケールの大きな物語だが、なぜか文章に乗りきれず。シリーズの続きはもう、いいかな。

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    2014年06月15日