沢村鐵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
渋谷駅で起きたテロで、一般人の被害はないものの、青山の部下・土沢と神奈川県警の俵、2名の警官の命がまたもや奪われる。公安の区界が「クラン」のメンバーであることが明かされ、いよいよ警察閥の砦とも思われる裏金作りの首謀者に接触を試みるが、全く相手にされない。そんな「クラン」のメンバーを嘲うように、敵の魔の手が着実にメンバーを追い詰めていた…ここまでが3巻。大崎での立てこもり事件はあるが、1、2巻に比べて、少しトーンダウンな印象。しかし、着実に警察組織の闇に迫りつつある「クラン」。巨悪にどのように立ち向かっていくのか?神の正体は一体誰なのか?気になるので、もちろん続けて4巻へ!
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Posted by ブクログ
シリーズ第2弾。前半は遅々とした展開で、少しイライラするが、後半は一転、アクション全開で、晴山警部補らに不測の事態が襲いかかる。
前作で発生した警官殺しと警官の拳銃自殺事件。警察関係者を狙うのは一体何者なのか…
シリーズ第3弾へのつなぎなのか、今ひとつ面白さに欠ける。シリーズ第3弾は、2016年春に刊行予定。シリーズ全巻が出揃ってから、イッキ読みした方が良さそうだ。
このシリーズ第2弾を読んでいて気付いたのだが、著者の沢村鐡が岩手県釜石市出身ということもあってか、登場人物の苗字の多くが、岩手県の地名になっている。綾織、土沢、田野畑、区界、六原、真滝、千徳…気付いたのは、これくらだが、もし -
Posted by ブクログ
完結。
全体として考えれば、最終巻の中盤までは、かな~り面白かった。
それだけに、最後の約200ページは……。
★3つ、7ポイント。
2015.06.22.図。
●4冊目でやっと、ヒロインがヒロインらしく活躍。長かった……。
●敵の“強大さ”に鑑みれば妥当っちゃ妥当だけれど……。文庫本4冊もかけて紡いだ物語の結末がアレでは、さすがに不満が……。
もうあとちょっとだけで良いから、スッキリさせれ欲しかったな。
●“親子”のくだりは、果たして必要だったのか?
●美結さんの、最後のアレ・・・。
筆者のギャグですか????
匂わせる記述も、無いわけではなかったけれど……。
『うそだろ?』と -
Posted by ブクログ
人気シリーズの第一作目らしい、ということで購読してみました。これで面白ければ、2作目以降も読んでみようという気になるワケですが… 正直、かなり微妙なので、どうしようか迷うw 多分、2作目を読む事はないかもな~、という感じでしょうか。
不満点は、一柳という主人公の女刑事の過去がかなり重要なファクターになっているらしいことを散々匂わせつつ、結局最後まで伏せたまま次巻へつづく、という形式をとっているのが、初めてこの作者さんの本を読む側としてはハードル高いだろ?と感じてしまうこと。そもそも、この女主人公に魅力がさほど感じられないし、少なくともこの第一作目では、存在感が非常に薄い。薄すぎるくらいw
バ