【感想・ネタバレ】クランIV 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心のレビュー

あらすじ

包囲されたはずの劇場から「神」は忽然と姿を消す。現場には“クラン”のトップ・千徳光宣の写真が残されていた。仲間たちに迫る危機に絶望を覚えながらも、必死に「神」への手がかりを探るクランの面々。その正体を暴く鍵は、意外な人物が握っていた。警察に潜む悪との戦いは佳境へ。刑事たちの反撃が始まる! 書き下ろしシリーズ第四弾。

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Posted by ブクログ

全容がほぼわかってきました。夢みたいな話だけど、現実にはありうるかも。だから一部の既得権者の間でひた隠しにするのも理解できるし、実際にそういう世の中です。自分や自分の大切な人の命を手玉にとられたら、どんなに使命感に溢れた人でも一度は屈してしまうだろうな。あの渋谷のスクランブル交差点の儀式、気持ち悪過ぎ。世界で「神」なんて呼ばれてる人なんて悪魔とどう違うのかさっぱりわかりません。上郷さん、あっぱれ!最初からわかってたとはいえ、相手の正体がわかるにつれクランが余りに少人数過ぎて、どうやっても討ち死にしか結論がない気がして。あ~、どんな形であれ最後までみんなが生き残ってほしいけど無理なのかな。晴山さん、何で神に好かれてるのかな?まっすぐだから?

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2017年10月08日

Posted by ブクログ

神の核心に迫りつつある「クラン」のメンバー達。迫真の駆け引きの模様が描かれる第4作。う~ん…実は4巻で完結するのかと思ったので、一気に読んだのだけど、続くことにまず愕然。終わりじゃないんだ…でも、4巻までで第一部は完結って感じがする。今までの謎はほぼ解けて、ここまでの展開は久々に面白い警察小説に出会えた!って感じ。あくまで渋谷にこだわったり、カリスマ的存在を敵にして闘う「クラン」のメンバー達は誉田哲也の「ジウ」を思い起こさせる。「ジウ」ファンにはお勧めしたいシリーズ。

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2017年04月05日

Posted by ブクログ

シリーズ第4弾。
このシリーズは読み進める程に、誰が本当の味方なのかわからなくなる。
役職も性別も関係なく、一緒に警察の悪の頂点である「神」に立ち向かうクランの仲間。
でも、その誰もが胡散臭く見えて来る。
気を抜けば、すぐにでも死が迫ってくるような緊迫した状況がどんどん強くなってくる。

2025.5.13

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2025年05月13日

Posted by ブクログ

08月-06。3.0点。
クランシリーズ、第4弾。足ヶ瀬巡査の過去を調べる岩沢、驚愕の事実が明らかになっていく。一方、渋谷でまた不穏な動きが。。神の正体は見えてくるのか。

大がかりなだまし合い、結構面白かった。スケールがどんどん大きくなっていく。

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2021年08月08日

Posted by ブクログ

「神」の手により、次々と姿を消していく警官たち。その絶望に抗うように、機動分析課の上郷巡査部長は、執念深く「神」への手がかりを探る。警察に潜む裏切り者、「神」が起こした奇蹟の正体ー。全ての謎を解き明かしたとき、刑事たちの反撃が始まる!

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2019年10月10日

Posted by ブクログ

それでなくても登場人物の記憶が薄まってるのに、やたらと一人称単数なのが輪をかけて、どうにもイメージを膨らますことができない。次巻は、ないかな

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2017年02月14日

Posted by ブクログ

沢村鐵『クラン Ⅳ 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心』中公文庫。

シリーズ第4巻。第2巻までは、警察小説の体裁で、そこそこの面白さだったのだが、前巻で神が登場するやオカルティックなディープなストーリーになり、オジサンは着いていけなくなってきた。だらだらと続く、展開の無いストーリー。しかも、第5巻へと続くようだ。

そもそも誰がメインの主人公なのか曖昧で、ストーリーの柱となるものが不確かなのだ。『一柳美結シリーズ』は面白かったのだが…

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2017年01月09日

Posted by ブクログ

前巻あたりから、オカルト、あるいは超能力の物語に入ってしまったかのような、この物語。
神の手によって、腰痛が解消?
しかし、やっと科学的説明あり、一安心。
だが、瀕死の重傷者が、ある人の手が触れることによって生き返るという!!
この現象の説明はまだ。
そして、渋谷スクランブルでの驚嘆すべき事象。遂に終局かと思えたが、シリーズはまだまだ続くようだ。
「どれほど壮大で奇怪な曼荼羅」が続くのか。

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2017年01月06日

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