村岡花子のレビュー一覧

  • アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5―

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    手紙形式の箇所が多く、ちょっとまどろっこしい。やっぱり、「赤毛のアン」「アンの青春」あたりの方が夢中になって読める。この巻もそれなりには面白かったけど。

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    2021年01月04日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    第1巻と比べ、第2巻はあまり面白くなかったので、第3巻を読もうか迷ったが、既に買ってあったので読んだ。
    初めの『赤毛のアン』が大好きだったからこそ、これ以上見ていられない。第4巻は読まないと思う。その方がアンの将来に「空想の余地」があって楽しい。
    ただ、同巻の完訳版は読んでみようと思った。
    当時のカナダの文化、風俗は大変に興味深く、教育制度や移民たちの地位などにも興味を持った。解説書籍やオンライン講義などもあるようなので、調べてみようと思う。泥だらけになる描写はよくあるのに、入浴についての言及が少なくとも3巻まではなく、どうしていたのかとてもに気になる。

    ■追記2020.11
    アンシリーズの完訳に取り組まれている松本侑子先生のオンライン講座を受け、いくらかアンの世界への造詣が深まった。カスバード家やバリー家、リンド家などアンと近しい人物はケルト系であり、パイ家はイングランド系である等の知見を得た。「ブレア」がスコットランド系のファミリーネームであるというような知識は全くなかったが、そういったことを知っていると、なぜマシューが「ブレアの店」を贔屓にしているかが分かるようになる。
    在留外国人は少なくないのだろうが、日本にいると、在日韓国、朝鮮人かアイヌの人くらいしか、〇〇系のとして思い浮かばない。在日の人たちも国籍をとったり、とらなかったり、日本国籍者であっても〇〇民族としてアイデンティティを持っていたり、いなかったりするのだろうが、人のルーツというものは変えられないがゆえに、本人の自意識や肯定感、否定感を規定するバックボーンにならざるを得ないと思う。異なるルーツの人々の中にあって初めて意識されるものも多いのだと思う。
    自分の父祖が異国に移り、苦労しながら開墾し、職を得、家庭を築き、まわりとは違う信仰を持ち、まわりとは違う年中行事を行いながら生活してきていたらどうだろうと考えてみる。自分はすでに日本語が分からなくなるくらい同化していても、日本や日本文化に対して想い入れを持ったり、同じ日系移民と新たな移民文化を築いたりするのだろうか。
     予備知識があるだけで、同じものを読んでも情報量が全く違う。適切に読解するために、より楽しく本を読むために、あらゆることを知り、考えていきたい。

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    2023年11月18日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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     第1巻が面白かったので、正直少しがっかりした。これ以降もシリーズが延々続くが、モンゴメリ自身も途中から飽き飽きしていたと聞いたことがある。出典は不確かだが、その説がさもありなんと思える第2巻だった。それなりに面白いが、第1巻からの期待が大きすぎたのかもしれない。
     初対面のマシューに機関銃のようにしゃべり続けたあげく急に押し黙ったり、リンド夫人に暴言を吐いたり、クラスメイトを黒板で叩いたり、登校を拒否したり、「それが悪いことだなんて思わなかったの」と言っては突拍子のないことをするのがアンの素敵なところだった。うっとりして自説を披露するアンに鋭い突っ込みを入れるマリラが小気味よく、そこが面白いところだった。持ち前のユーモアを明るく披露することを謹んできた厳格なマリラがアンの調子に巻き込まれ、段々と変化していくのもサイドストーリーとして空想の余地があってよかった。
    成長して、教師になり、そそっかしさや空想力は残るものの、天真爛漫で破天荒なアンの魅力はかなりなくなってしまった。双子の世話をしたり、皮肉屋のハリソンさんや寂しさを湛えるミス・ラベンダーの話に大人しく耳を傾けたり、改善委員として活動したり、すっかり優等生の常識人になってしまったので、小説全体もアンを規範とした人生指南のような雰囲気が出てしまったように思う。残念なことに、「楽天的に、勇気をもって、崇高な理想を掲げて人生に立ち向かうべし。嫉妬心や見栄は捨て、地道な仕事に取り組むべし」という説教物語の色が濃くなってしまった。
     マシューの死で少女時代の物語は第1巻で美しく完結していた。続編はない方がよかったと思うが、ある限りはがっかりしつつ読んでしまうのが読者の悲しい性なのかもしれない。

    第1巻は掛川恭子訳、第2巻は村岡花子訳で読んだ。圧倒的に掛川訳の方が好みだった。一人称が掛川訳では「わたし」、村岡訳では「あたし」である。また、村岡訳では少女たちが「〜しちまった」といった話し方をする。農村部の素朴な人々の言葉遣いを翻訳するにあたり、翻訳当時は一般的な表現だったのかもしれないが、どうも慣れなかった。終始「あんた」「あたし」「しちまった」ならまだよいが、「なのよ」「ですわ」も出てくるので、不自然に思えて気になってしまった。
    村岡訳は完訳ではないそうなので、完訳の掛川版か松本版(未読)で第2巻も再読したい。

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    2020年09月26日
  • 赤毛のアン

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    ネタバレ

    人が死んでしまうことに敏感で、常日頃それを「怖い」と言う娘。相当マシュウの死にショックを受けていた。頑張って最後まで読んだけど、「もう2度と読みたくない。捨てる」と言っていた。マシュウが死ぬまでは面白いと言っていただけに残念。私も必然性のない唐突な死という印象を受けた。

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    2020年09月18日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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    双子を預かることになったマリラとアン。
    読んでるだけで白目になりそうなほどいたずらの度がすぎる、双子の片割れデイビー。彼に対する大人たちの寛容は参考にはなるが、もう一方の片割れである良い子のドーラが気の毒に思えて仕方ない。ちょうどメイがねんねすぎてサツキに同情し、まるちゃんの要領が良すぎてお姉ちゃんに同情するような具合に。
    また、ポール・アービングやミスラベンダーなど、高校生の頃に読んだ時はなんとも思わなかったことが面白かった。
    アンのお気に入りの生徒であるポールに、正反対の性質であるデイビーはヤキモチを焼くのだが、それについて
    「デイビーはデイビーだから可愛いのよ。違う人を同じに好きにはなれないわ」
    と言うアンの説明もなかなかよかった。
    それにしてもよくお菓子を焼く人たち。

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    2025年05月01日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    結婚して新しい土地へやってきたアンとギルバート。
    新しい土地へ来たらもともと住んでる人へはこっちから挨拶へ向かうのではなく挨拶を待つものなのか。
    悲しみもあったり、最後、予想外の展開もあり(え?この人誰だっけくらい薄い存在だったけど)でした。

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    2020年08月09日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

    購入済み

    昔、児童用に翻訳されたものを読んだのですが、一般向けになると細かい内容が省略されずに書かれていて、「そういう話だったのか」と思いました。

    児童用よりも現実的というか、ドロドロしたり(とは言ってもアンのドロドロは綺麗なものですが)、鬱々したり、駆け引きがあったり…でも、そういう、苦悩する所も含めてアンという少女も、その物語も素敵だなと改めて思いました。

    特にイメージ変わったのがジョシー・パイ。そこまで嫌な奴だったのね…(笑)

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    2020年06月22日
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―

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    ネタバレ

    アンとその家族が第一次世界大戦下を
    どう生きたのかを一番下の娘である
    リラの目線で描いた物語である。
    今回久々に読み返したが、新型コロナによる
    予想だにしない生活を強いられている今
    読み返すと実感できる部分は多かった。
    しかし、新型コロナは戦争ではない。
    戦争と比べてはいけない気がした。

    全てを読み比べているわけではないが、
    改訂版として追加になっている部分の
    多くは戦況についてのやりとりで、
    もっと詳細に描かれている。

    カナダは戦場になることはなかったが、
    家族や親しい人々を離れた戦地に送り出し、
    新聞などで戦況を知っては気持ちを
    浮き沈みさせる日々。
    その一方で、戦争のさなかにあっても、
    日々の暮らしの中にささやかなおかしみや
    笑いもあるということを個性豊かな登場人物を
    通してユーモアたっぷりに描いている。
    そして誰もが心労を抱えながら、気持ちを
    奮い立たせて日々の暮らしを守ろうとする。
    その言葉や行動は勇敢で力強く、読んでいて
    心底励まされる思いだった。

    10代のリラが精神的に成長してゆく様は
    実に頼もしい。
    辛い思いをしただけの価値があると言って、
    その日々を面白いことがぎっしり詰まっている日々と
    取り替えたいようとは思わないとキッパリ断言するリラ。
    それは人生の真理だ。

    昔から一番好きなシーンは決まっている。
    リラが戦死したウォルターの手紙をユナに手渡すところ。
    何度繰り返し読んでもそれは変わらない。

    『「ありがとう」ユナはこれだけしか言わなかったが、
    その声を聞いてリラは自分のささやかな犠牲が
    報われたことを感じた。』

    込められている深い意味、言い尽くせない多くの感情で
    重たくなっているにもかかわらず、どこか軽やかで
    清々しいこの一文はしなやかな名文だと思う。

    リラの目を通して描かれている本作だが、
    私はアンの目線で描かれた物語も読んでみたい。
    年齢も50代となったアンは今の私と同年代。
    感受性の豊かなアンが母として、一人の女性として
    どんなことを思いながら戦時下の日々を過ごしたのか
    知りたくなった。

    戦争から帰還したジェムは言う。
    「古い精神を追い出すだけでは足りない
    ー 新しい精神を導入しなくてはならないのだよ」
    まさしく今に通じる言葉だと思う。

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    2020年06月01日
  • アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5―

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    脇役で出てくるイヤな奴がどうしてそうなっちゃったの?と思う。
    長い人生でそうなる理由があるんだろうな。
    あとはその人の持つ気質とか。
    いい人ってこういう人、と言えるくらいいい人のアンだけど、誰かに腹をたてたり、誰かを怒らせたりもするところに親近感がわく。

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    2020年02月29日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    おさなじみのルビーが死ぬ前日にアンと話したことが死にゆく人の本音だろうな…
    特に若くして逝ってしまう人の偽らざる気持ちだと思った。
    それにしても頭よくてモテて色々友達がいたり、やっぱり小説だなぁ。アンが書く小説もこんな感じのものなのかも(笑)

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    2020年01月31日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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    ネタバレ

    優しくて頭もよくてみんなから好かれて、自分と同世代以外の友達もたくさんいて、理想の女の子。うらやましい。
    そんなアンでもダイアナの婚約を聞いて、置いていかれたような気持ちになったり、動揺したり。
    そんなところが、私みたいなフツーの人間と同じだなぁ、と親近感を感じた。

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    2020年01月10日
  • 村岡花子エッセイ 美しく生きるために

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    心の美しさを持つことは、特別なことではなく、普段の生活の中で、小さな親切ができること、美しいものを見つけられること。
    そういう緩い捉え方は、堅苦しすぎず、すんなりと受け入れることができる。
    小さな親切、小さな幸福を見逃さずにいれば、豊かな余裕のある人になれると思う。

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    2019年11月10日
  • 村岡花子エッセイ 美しく生きるために

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    レトロな中原淳一さんの絵に惹かれて読んでみました。
    学生時代、こんな先生いたなぁって懐かしくなるようなエッセイ。女性にとって新しい時代の幕開けです!なんてもう教壇に立つ姿が見えそうです。
    もし彼女が現代の日本女性をみたら、いったいどう思うのか‥と想像してしまいました。

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    2018年09月27日
  • べにはこべ

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    <べにはこべ>は誰なのか、私の正義とは。

    宝塚を観てきたので読んでみたシリーズ。主人公がマーガリートですね。人間関係も結構違います。アルマンは8歳上の兄、両親を亡くしてからマーガリートの親代わりとして二人生きてきた。アルマンはアンジェルド・サンシールを愛したが、身分の為にサンシール侯爵にひどい目にあわされた。マーガリートはそれを忘れず、サンシール侯爵とその家族を告発してギロチンに送り込んだ。それを侯爵のいとこであるトルネイ伯爵夫人は恨んでいる。娘のスザンヌはマーガリートの学友であり、彼女を懐かしんでいるのだが。マーガリートとパーシィ卿の仲は冷え切り、昔馴染みのショウブランは倦んでいる彼女に接近する。

    マーガリート視点なのでパーシィが本当に謎。燃え上がった恋愛の日々は本当にどこに行ったんだ、というくらい、不仲状態でずっと進む。マーガリートは兄アルマンのために誰かの命を危なくしてしまうのだが、このアルマンは心配されるアルマンじゃない。そこもマーガリートの弱さとして愛おしい感じだけど。何気にアンドリュウ・フークス卿が大活躍。ラストの大逆転は舞台とは違って、ある意味ちょっと地味だけど、夫婦の物語としてはよい終わり。

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    2017年10月08日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    ネタバレ

    ギルバートと結婚したアンが、フォアウィングスの小さな夢の家で過ごす、新婚生活を描いた作品である。

    幸せいっぱいのアン。夢の家には幸せがあふれている。
    フォアウィングスでも、陽気で実に豊かな冒険譚を語るジム船長、男の悪口をいわせたら右に出るものはないミス・コーネリア、そして美しく悲哀にみちた女性レスリー。素敵な人々、美しく輝く景色に囲まれて、アンは蜜月を過ごす。

    ただ、驚いたのは幸せばかりではない、ということ。
    アンがあんなにも悲嘆に暮れ、嘆き悲しんだことがあっただろうか。幸せに満ちたアンシリーズで、最大の悲しい出来事であったに違いない。

    ここから先はネタバレです。

    そう、ジョイの死。
    まさか、あんなにも幸せに満ちたアンの赤ちゃんが亡くなるなんてストーリーがありうるのかと。ある意味、なんてリアリティのあることか。

    あとは、レスリー。
    ちょっとわかる。幸せなアン夫婦には近づいては傷つくだけとわかっていても…寂しいのだ。でも、羨んでしまう。そりゃそうだろうなあ。でも、かといって見捨てることもできない…。アンとの友情は悲しみや切なさをともなった、今までと少し異なる大人の友情といったところ。


    夢の家を離れる。これもちょっと現実的。
    アンは嘆くけれど、でも、案外すんなりとギルバートに従う。意外と現実的。ちょっとこれも驚き。
    なんだか、アンも大人になっているんだな、と。


    夢の家は甘くて、でも切なくて。
    今読んでみて良かったと思う作品でした。

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    2017年02月26日
  • 王子と乞食

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    子ども用の絵本で読んだきりきちんと読んでいなかったため、手にとってみたんだけど、
    こんなに面白いとは!
    ハラハラドキドキするし、いろきろと考えさせられる。
    最後は、良い人には報い、悪い人には罰が与えられてスッキリ。

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    2016年10月02日
  • シリーズ・赤毛のアン(1) 赤毛のアン

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    話が長いけど100年前の生活がよく分かる。アンの生き方を読むととても勇気をもらい、参考にしたいと思う。

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    2016年09月27日
  • パレアナの青春

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    ネタバレ

     謎解きもあるし、これはこれで面白いストーリーです。
     ただ、前作から登場のある人物が不幸になっている設定なので、それが受け入れられるかどうかが、この本を楽しめるかどうかの分かれ目だと思います。
     私はこの人物が前作で一番好きだったので、受け入れることが出来ませんでした。

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    2016年01月25日
  • アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5―

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    アンがグリーンゲイブルスを離れて校長になり、ギルバートに日々のことを手紙で知らせるさまが、やっとくっついたからこその愛おしさが溢れています。最後校長の任を解かれて、とうとうギルバートとの夢の生活が次にスタートするところが楽しみです。

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    2015年10月17日
  • そばかすの少年

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    子供向けの物語。といっても子供騙しというのではなく
    子供に正直さや誠実さや善良であること、
    自分が主人公でなくても、主人公の側の脇役としてでも
    他者への愛情について感じてもらいたいから子供向け。
    完全に勧善懲悪であるけど、意外にも悪の化身にも
    愛嬌があり、と思ったら思いがけない報いが・・・
    また主人公は純粋・高潔すぎるに加え、生い立ち、
    肉体のハンディキャップが足かせとなり、面倒くさい
    くらいにブレーキがかかり、ヒロインは自分の魅力を
    上手く使える現代的な小悪魔な面を持ちながら、
    現代の自由奔放とはいかない枠組みを持ち、
    まどろっこしいったらありゃしない。
    けど、読み終わったら幸せな気持ちになれると思う。
    スタートの設定から結末の180度回転は読めていても
    その間を宝石に詰めるなんて、素敵じゃない。
    それを理解してくれる人がいるなんて、さらに。

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    2015年05月13日