藤野英人のレビュー一覧
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お金の視点で奈良時代~現代までの日本史をひもとく本。
プロローグで海彦山彦の物語が出てきて、
ウミヒコ=開放的・自由・変化
ヤマヒコ=閉鎖的・平等・安定
という本書の骨格をなす定義付けが行われる。
ところが、いまいち物語の内容と定義付けがパシッと一致しないのでいきなりくじけそうになるw。
しかし、頑張って読み進めて第1章までたどり着くと、このやや無理のある定義の便利さがわかってくる。
なんとなく「日本人=こつこつ・農耕型」のイメージがあるが、ずっとそうであったわけではなく、昔からウミヒコ的な時代、ヤマヒコ的な時代を繰り返してきたのだ、というのが本書による解釈。
高校時代、日本史は -
Posted by ブクログ
なんでか積読に入っていた本。
入門というだけあって、初心者向け。
やけに分厚いが、改行や大きいフォントによるページ数稼ぎが多いので、実質的にはそこまでの分量ではない。
・投資先として、3つの条件を備えた会社は強い(114頁)
収益構造がシンプルで、ライバルも少なく、事業環境も大きく変化しない
・会社四季報を読む(140頁)
・PER、ROE、PBRに着目する(146頁)
PBRが低い銘柄は値上がりする不安が比較的乏しい
・「地方都市に本社を構える会社には、株価が割安な水準に放置されているところが少なくありません。」(152頁)
・保険でお勧めなのは、収入保障保険、終身介護保険(要介護 -
Posted by ブクログ
内向的でシャイ、警戒心が強くなかなか本心を表せない日本人にとって、酒が持つ意味は大きい。
お互いに鎧を脱いで、スイッチをオフにして適度に自己を開示することで相手との人間関係を深めることができるからだ。
また、飲み会という「場」を設けることにより、そうでもなければ一生口を聞かなかったかもしれない他人との思わぬ出会いやセレンディピティが生まれる可能性もある。
しかし一方で内向きで同調圧力の強いムラ社会においては、いわゆる「俺の酒が飲めないのか問題」が起き、著者のような下戸が肩身の狭い思いをしてきたことも事実であろう。
また、酒は付き合い方を間違えれば人生を破滅させかねないドラッグでもある。 -
Posted by ブクログ
ひふみ投信を運用するレオスキャピタルワークスの代表取締役である著者が投資家として培った先の先を読む思考法について書いた一冊。
多くの人のつぶやきや若い人と話して自分にない感覚を鍛えることや遠回りをして観察することなど投資家として結果を出している著者の努力の数々を知れることが本書でできました。
特別なことをする必要はなく、今を観察することや心身ともにいい状態を目指すウェルビーイングを大事にすることなどちょっとした変化が大切であるとも感じました。
また、社交ダンスやメスティンご飯を作ることなど で学びを得ていることや昭和97年型ではなく令和4年型企業を目指すことや伸びる会社は経営者でわかることな