【感想・ネタバレ】もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら タケコプターで読み解く経済入門のレビュー

あらすじ

もし、タケコプターがいまの日本に実現したら……。
生活が一変して、新しいビジネスや価値観が生まれるだろう。
いち早く対応するのはどの企業? 衰退する産業はある?
そう考えるだけで、なんだかわくわくしてきませんか?
自由に想像を膨らませれば、どこまでも発想が広がっていきます。
そうすることで、経済だけでなく、世の中全体のしくみが見えてくるのです。


もしあの道具が実現したら……を発想のベースに、
投資のプロが経済と世の中の“ひみつ”を解き明かします。

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Posted by ブクログ

この本では、10のひみつ道具に絞り込んで紹介されている。純粋に、ドラえもんの道具ってこんなものがあったのかと知れると同時に、経済のことも勉強になる本。

【もしフエール銀行が実現したら...】の章
社会参加や社会貢献の尺度は、なにも"稼ぐ"金額だけではありません。生きていれば、毎日何かしら消費します。私たちは生きているだけで、世の中と経済に参加しているのだということを多くの方に知って頂きたい。
この文章はいろんな立場の人たちを救う文章だと感じた。
この本の狙いは、あなたの心のドアを開けることです。とある。
巻末付録の【「やちよタケコプター関連株ファンド」投資信託説明書】は最高に面白い!

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2024年09月04日

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ドラえもんは大山のぶ代派です。

いやぁ、面白かった。
読みながら、実際にドラえもんの道具があったら、私はどうするだろうとか考えていました。
ドラえもんの道具そのままで実現したら、ではなく、実現可能そうな範囲で想定して、起こりうるべき事象を想定していて、読んでいてとてもわくわくしました。
実在する企業名も挙げており、そういうところもリアリティーを感じました。。
どこでもドアがもし1000万円で買えたら、みんな借金してでも買うと思う。
ていうか、私も欲しい!

ドラえもんが生まれてから40年以上?経って、実際に近しいものも開発(発明)されているのだから、きっとこの先また数十年後にはもっといろいろな道具に似た商品が生まれていくだろうと思います。

アニメ(マンガ)だから、道具使用の影響もごく限定的なのだけれど、例えばみんなでタケコプター通勤とか始めたらえらいことになるやろなぁ。
自分が気になる道具が、もし実現したら、で考えてみるときっと面白いと思う。

それでもって、あとがきにいいことが書かれていた。
客観的な視点で物事を見る、とは真ん中の視点、という意味ではなく、両目で見、両耳で聞くように、二つの視点(複数)で物事を見ること。

それこそ、正しいに絶対はないのだから、真ん中にも絶対はないのだと思う。

いろんな視点を身につけたい。

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2021年06月01日

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ネタバレ

おもしろい!
というか、身近なドラえもんの道具が実際にあったら、社会にどんな影響を与えるか。

どこでもドアがあったら
運輸業が衰退する


だけでなく


不動産やもパニック(土地に対しての価値が○○に近いから・・・とかではなくなる)



ほんとにいいものじゃないと選ばれなくなる


とか。


世の中がどういう仕組みで動いているか、
すごくよくわかる。

企画とか考える上で、発想の勉強になる!
又読むな。

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2011年08月22日

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もうひとつの「もしドラ」として推薦したい本です。経済の勉強を始める人にとって、とっつき易い本であると思います。

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2011年08月20日

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実はドラえもんの道具は作れんじゃないかなー。でも作ってしまうと経済のバランスが大変な事になるから作らなだけなのでは...。経済的な視点で見るのは案外面白い。

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2011年04月12日

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ドラえもんの10のひみつ道具がもし実現されたら、世の中はどのように変わるかについて書かれた経済学の本である。初めのタケコプターとかは大したことはないかなと思いきや、ガリバートンネルでは世の中が大きくなることのモノの価値から共有の概念まで、最後のどこでもドアでは世界が小さくなることからグローバル化、コンパクトシティなど話の幅がこれだけ拡がることに脱帽した。しかし、逆の視点から見れば、一つのサービスが実現することで他のサービスや事業を大きく刺激し、文化や社会、価値観も大きく変えていくことがよくわかる。これを読むと、社会というのは改めて面白いと思うし、それを変えていくのが私たちの役割なんだと強く思います。こういう視点から書かれたドラえもんという作品は改めて凄いと思う。もう一つの、もしドラとして、この本も絶賛オススメです。

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2012年01月29日

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経済学者の人はこういう風にして物を考えるのか?。という意味で凄く参考になった。本文よりも後書きが面白い。

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2018年11月05日

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ネタバレ

ユニクロやマクドナルドはデフレと言う現象を利用しているだけで、彼らがデフレを見出しているわけではありません デフレ経済の一番の要因は経済のグローバル化です 投資とは、エネルギーを投入して幸せが帰ってくること 1番儲かる投資は、なんといっても自己投資です 人間は、より良い人間になるために成長していくことが、生きる手段であり目標なのではないかと私は思っています 他人への支援①子供への教育投資②企業や国などの組織への投資③社会貢献活動への支援 私たちは生きているだけで、世の中と経済に参加しているのだと言うことを多くの人に知っていただきたいのです 内向きの教育では、外向きの人材は育ちません

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2018年09月17日

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ドラえもんの道具を通して経済について解説するスタイルは、斬新で面白かった。個人的には、個別企業に関する解説がたくさんあり、企業について細かくリサーチしていると実感した。さすが藤野さん!

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2017年05月19日

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目的は、ひみつ道具が実現したら、経済にどう影響するかをきっかけに、どう思考していくべきなのかを教えるビジネス書。
発売から5年たっていると、もう実現していてもおかしくないテクノロジーもあって、時代に変化に驚かされました。
翻訳こんにゃくは、すでに高性能な自動翻訳機があるくらいだし、結婚支援サイトも、マッチングしてれるし。
いつかどこでもドアもできるかもしれない。

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2016年01月02日

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ドラえもんの秘密道具でもしもこんなのがあったら、社会的にどんな変化があるのか、どういう企業が伸びるのか具体的に書かれていて空想とは言え経済入門書としてとても分かりやすく、それなりの読み応えもあり楽しめた。

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2015年07月03日

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「あったらいいな」なひみつ道具がもし実現した場合、どの産業が盛況になるか、やるとすればどの会社がやるか、これに便乗して販売される新商品などを予想しているのがおもしろい。
アンキパンが普及すれば暗記重視の受験ではなく応用力を問う出題になるだろうとのこと・・・いえいえアンキパンがなくても本当はそうでないといかんのでは・・・。

フエール銀行は現実的には不可能ですね。ハイパーインフレを起こしてしまいます。

ガリバートンネルがあれば食費が節約できるというのはおもしろい。小さくなってから食べたら少なくて済むもんね。・・・と小3の長男に話したら、「元に戻ったらめっちゃお腹すくかもしれへんで」と。

たしかにそうかも。

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2014年12月05日

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ネタバレ

経済の入門書。
なんか、経済効果がこうも具体的に考えられると、ひみつ道具って実現しそうな気がしてきちゃう。


親しみやすいドラえもんを題材に「商品とその経済効果をどう考えるか」を解説

ひみつ道具はIfのアイテムだからこそ、身勝手な想像も許される。だから色々考えられる。でも、投資信託の現場で活躍してきた(今もしている)人だからすごく具体的で、とても楽しめました。

中・高等学校の図書室においてほしい一冊ですね。

●フエール銀行 ●アンキパン  の話が好き

この二つは教育的なお話だったからかな。人間の価値というものがわかるかも

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2013年03月19日

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もしタケコプターが実現したら?もし、翻訳こんにゃくがあったら?そんなドラえもんの世界から飛び出した道具を使って、経済とはなにか?を綴った一冊!

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2012年01月20日

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実際に、ドラえもんのひみつ道具がいま、この世の中に実現いたら、何が起きるのだろうか、という観点から好奇心と想像力を掻き立ててくれます。
著者の想像力の深さには、脱帽です。

また、本書には実在する企業が実名で紹介されているので、『確かにありえそうだ』と思いながら、楽しく読めますね。

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2011年05月08日

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 もしもタケコプターが実現したら、どういった現象が社会に起こるのかということを経済活動的な視点で解説・予想していく。思考実験として面白いと思う。ある事象によって、その影響がどのように波及していくか具体的に考えていく思考方法は多いに参考になった。

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2011年02月20日

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ドラえもんの道具ができたらどうなるか?想像の本。

タケコプターができたらタケコプターを作るところがもうかるというのでなく。ユニクロが服を作ったり、警備、警察、保険会社などいろんなところに影響がでる。

何かを予想したり判断するには、その対象だけでなく、想像を広げるということだと感じた。

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2024年07月31日

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科学的考察は一切無視して、とりあえずドラえもんの道具が現実になったらどうなるか、ということを経済的側面から考察する本。
1時間くらいでさくっと読める。

タケコプター関連で保険業界が盛り上がるという考えにはなるほどと思った。
この本では、新たな商品やサービスが出現したとき、社会はどう変わって、どの会社の業績が上がって、人々の暮らしはどう変わるのか、という仮説を常日頃から考えることの大切さを伝えたかったのだと思う。

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2022年07月13日

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ドラえもんのひみつ道具が実現したら身近な社会・経済はどうなるのかを、活性化する業界や儲からなくなる業界などを挙げながら想像していて面白かった。

ファンドマネージャーでアナリストでさまざまな知識や経験を持っている著者の想像力、すごいなあ。

経済のことや世界のことについても知らず知らずに学べる本。

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2021年02月21日

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mmsn01-50

【要約】


【ノート】
・最初はさわかみさんの紹介(別の本)。今回は阪急コミュニケーションズってことで興味を持った。
・再読したい、マッピンでメモを取りながら

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2018年10月28日

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実際にドラえもんの秘密道具が実現したら世の中の会社がどのような対応をするか、が書いてある本。知的トレーニングみたいな感じで楽しめたのだが、一読すれば良いかな、という感じの内容でした。

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2017年11月19日

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一番最初のタケコプターについては詳しく論じているが、それ以降の道具については一般的なことばかり書いてありあまり面白味はなかった。ドラえもんということで興味を引きつけたかったのだと思うが、いまひとつ活かされていない。

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2016年03月13日

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大学で経営学を学ぶのでとりあえず入門みたいな感じで読んでみました。
広く浅く経済のことが書かれています。
このなかで描かれている「タケコプター」は今のドローン問題と酷似していて面白いです。

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2015年05月24日

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ドラえもんのひみつ道具が実現したら、どんな経済効果があるか?
まず、その秘密道具もしくはそれに類する製品・サービスを提案し、そのものの経済効果を検討。
次に、それに派生する経済効果や社会にどのような変化がもたらされるか?など、思考訓練のヒントとなる一冊。

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2014年08月05日

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ドラエモンのひみつ道具が開発された世界はどうなるか。身近な経済、産業の変化を予想。表面的には気軽な読み物の形を取っているが、裏に隠されたテーマはとても大きい。夢と未来のイメージを抱くことの大切さ、未来は決してひとつに決定されたものではなく、未来を創るのは自分自身であると説く。

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2012年10月19日

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ネタバレ

ドラえもんの道具が実現した場合の経済情勢を交えながら、経済の初歩的知識を学べる一冊でした。

個人的にあとがきの「ゆかしの精神」の部分は印象的でした。
※見たい・聞きたい・知りたいといった好奇心を表す言葉。

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2012年03月29日

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ドラえもんのひみつ道具が現実にあったらどう経済が変わっていくか。それを作る企業、それに関わる企業に起こりえる出来事が書かれた経済学の本。。なのかな。
あまりにもリアルで真剣に考えている分面白い。
社会や経済にどのように影響を与えるかを考え、自分はどう行動すべきか。いろいろな角度からモノを見るという力を意識することができた。

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2012年01月07日

Posted by ブクログ

ドラえもんにある道具が実現したら・・・
というよりかは、
「ひみつ道具」の機能を持った商品(サービス)が開発されたら、
経済はどうなっていくのか。
そういう視点で書いてある、経済の本なのだ。゜

例えば、タケコプター。
これが開発されたら、とりあえず車の渋滞、満員電車から解放される。
逆に今度は空中で人が行き交うことになる。
ぶつかったらば、地上のそれとはわけが違う。警察も「白タケ」で交通整理する。
「空中での正面衝突」という事故が発生することで、保険業界も変化する。
空中を移動するのでユニクロあたりが専用のヒートテックでも作るかもしれない。

こんな感じで、「あんきパン」や「どこでもドア」、「ほんやくコンニャク」など、
いくつかの道具について、実現した世界での経済について述べられていて、
非常に面白い。

筆者は金融業界の人なので、
投資の視点で述べられていることから、
経済の世界で新しい動きが出た時に、
それが各業界にどう影響を与えて行くのかを知るのにはイメージしやすい一冊だ。

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2011年09月03日

Posted by ブクログ

もしタケコプターが実現したら?を大真面目に取り上げて、経済学について解説し、実際の企業名まで上げて、世の中がどうなるか考える本。
いうまでもないことだけれども、私はこういうくだらないことを大真面目に考える、というのが大好きだ。タケコプターが実現したら、東レはこんな商品を作って出して株が上がるとか、ホンダは一時的には困るけどこうするはずだとか、まったく大きなお世話なんですが、そういう風に考えることはとても愉しい。
そして、この著者はファンドマネージャーを仕事にしているそうなのだけれども、投資というもの、経済、お金、そして人間に対して、愛情深い考え方を持っている。株を買うというのは、結局は「生きた人間」を応援することだと。銀行は、お金のあるところからお金のないところにお金を回して世の中を助ける商売だと。例えニートだって、人間は生きてればお金がかかるものだし、お金を使うということは、経済と世の中に貢献してるんだと。
そんな風な、ハートウォーム(?)な捉え方はしてこなかったので、なるほどね、と思った。

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2011年08月25日

Posted by ブクログ

実は、これも「もしドラ」です。

もし○○が△△ならと仮説を立てることは重要です。もし○○が△△ならと仮説を立てどういうことが考えられるか熟考します。夢のようなことがかなったら、それによってどういうことが起きるのかを考えるのです。
よく考えるといいことばかりではありませんが、想像するとさまざまなことが浮かんできます。妄想は楽しいです。
夢のようなことが現実になったときに、出遅れないためにも深く想像しておくは重要になりそうです。先手を打てる人は先を想像しています。

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2011年03月21日

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