あらすじ
「僕らのお金の使い方」が“社会の未来”を決めていく――
稀代の投資家が「14歳の自分」に思わず伝えたくなった、
#お金に使われない #お金で苦労しない ための「考え方」とは?
糸井重里氏 推薦!
「日本人は、お金そのものが大好き――
14歳の人たちに、このパンチは効きすぎるかな。
いやいや、大人のつもりのぼくらにも効く!」
<大人でも子どもでも一生役立つ「お金の話」が一冊に!>
(お金は“過去と未来”が詰まった缶詰)
(経済=「お互いに助け合う関係」)
(「貯金以外の選択肢」を持っておこう)
(「無駄遣い」で経験値をためる)
(稼いでいる人は「強い動機」がある)
(14歳からでも「投資家」になれる)……etc.
「やりたいことが見つからない」
「将来がなんとなく不安」
「なぜ勉強するのかがわからない」……
14歳が抱えがちな悩みは、上手な「お金の付き合い方」を
知ることで、解決の糸口をつかむことができます。
そして、これからの人生で「お金のパワー」を存分に活用できれば、
未来はどんどんよりよいものに変わっていくのです。――著者
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
中国やアメリカでは自分の仕事や働く場所が好きと言う人は8割に対し、日本は4割。我慢の国民性だから。
仕事は別に好き嫌いで選んでいい。稼ぐことも大事だが、幸福のためには働く場所くらい自分で選んでいいし、モチベーションを高めればそれだけ自己研鑽できる。
Posted by ブクログ
14歳に向けてとても分かりやすく書かれていて一気に読めました。投資に関しての新しい気づきというよりも、会社からではなく社会からお金を貰っているのだということが1番響きました。今の会社に入ったときの理由の一つはもちろん面接向けの綺麗事もあったけど人の健康に寄与したいということ。なかなか成果がでずグダグダしてるここ数年だけど少し気持ちに喝を入れられた感じがする。
Posted by ブクログ
14歳も、大人も、等しくお金と関わっている
今の君が持っていたお金は、金がこれまで生きてきた営みの証し。努力や環境、人間関係、全部の結果があって引き寄せたもの
お金を使って何をするかと言う選択が、君の未来を形づくっていくのです
お金の役割とは人と人の質を交換する、あらゆる活動の媒体になることだと僕は理解しています
本当に人生を守ってくれるのは、知恵であり、仲間であり勇気です
僕たちは誰にでも等しく、社会を変えられる力を3つ持っています。1つ目は選挙。2つ目は消費。3つ目は投資
今、僕が1番お金を使っている対象はつながりです
お金の使い方の変化は、そのまま人生の変化なんだと実感しています
寄付は社会全体の経済を活性化する行動でもあるのです
民間の力での助け合い。ゆとりある個人や企業が痛い困っている人や企業を助けていく。この共助の循環をいかに活用していけるかどうかに日本の将来はかかっている
お金を集めるには、信頼を磨くことが不可欠なのです
Posted by ブクログ
お金の話だけでなく生き方にも通じるので素晴らしい本だと思う。何にお金を使うかで未来が作れる、価値の交換、お金よりも先に夢を持っていた、ルールは変えたっていい、君の人生の行き先を決められるのは君しかいない、人生を楽しむことが先でお金は後からついてくる、お金を集めるには信頼を磨け、何にお金を使うかが大事、等前向きな生き方には共感させられる。
Posted by ブクログ
お金とは過去の営みの缶詰である。
同じ千円札でも、努力や環境、人間関係全部が詰まっている。そして、赤ちゃんも大人も経済のサイクルに関係していて、お互いに助けあっている。でも、日本人は貯金が大好きで、誰もお金を使いたがらない。
人間の本音は売るものではなく、買うものに表れる。
から揚げ弁当を買う人が多いとなてば、弁当屋さんはから揚げ弁当を揃え、りんごジュースがを買う人が多ければ、どこのメーカーもりんごジュースを販売します。言い換えれば、未来への投票券を持っているのです。自分たちの消費が社会の景色を変える。なのでお金の使い方を変えることは人生の変化なのです。繋がりにお金を使う、経験や体験にお金を使うなど。難しい人は寄付も良いでしょう。寄付には「自助・共助・公助」が全部含まれているからです。
会社はお金をもらえる学校。
Posted by ブクログ
お金の基本的な仕組みや歴史から、使い方、仕事、はたまた人生まで、投資家の著者が14歳の僕に語る本書。自分は今30代だが、もっと早く、それこそ14歳の時に出会いたかった一冊。わかりやすく、ためになる、一生使える知識が詰まっている。
Posted by ブクログ
年齢関係なく読んでみる価値はある、と思う。学校ではなかなか教わらないお金や金融の(活用)話。
コツコツ働き蓄財(貯金)する事を美徳?とする事が日本の教育には重層低音として流れているような気がするし、投資を(経験)している教員(先生)がどれほどいるか?
資本主義社会に生きるのに、この本の内容のような事をしっかり(家庭科で少し取り扱われてはいる)教えないのは片手落ちなのではないか?とさえ思う。
Posted by ブクログ
お金の役割は「人と人が価値を交換する、あらゆる活動の媒体になること」である。
モノやサービスをお金に交換できるという約束ができたからこそ、熱心に努力する人や才能を発揮する人が飛躍的に増え、文明社会の発展が加速した。
買うものは、意識的に選ぼう。すると、好きな未来が近づいてくる。
投資の観点から世の中を見てみると、自分がどんな仕事をして、どんな人生を送りたいのか、そのイメージが明確になるはずだ。
Posted by ブクログ
お金を増やすための具体的な方法が掛かれている訳ではなく、
これからの時代のお金に対しての価値観が書かれた本だと思った。
投資に消極的な昔ながらの考え方でお金と接している人にとっては、新鮮な考え方だと思う。
時代が変わってきているのを感じた。
Posted by ブクログ
自分の子供に送りたいと思った本です。
自分の人生は他の誰のものでもなく自分のもの。
自分の思う通りにすれば良い。
若者に共感してもらえるといいなと思います。
Posted by ブクログ
お金を使っていこうと思った。生きたお金にしたいけど、それは使っていくうちにわかると思うので、私が好き、魅力を感じることにお金をかけようと思った。
また、ついサラリーマンで毎日生きてると「ゆめ」について語れないし思い描けなくなるが、夢の実現、誰かの役に立つことを続ければ後からお金は入ってくるから、自分の夢をもう一度描こうと思った。
大人も読んで欲しい本。
Posted by ブクログ
経済をわかりやすく解説している本かと思ったら、角度がもうちょっと広くてやさしかった。著者の仕事柄、金融や投資の話も出てはくるんだけど、もっと簡単で単純な「お金を持つということ」「お金を使うということ」について語っている部分が大きい。お金って現実の象徴みたいな存在だけど、本当は夢がたくさん詰まっているんだよな。お金の使い方を考えるのがぐんと楽しくなりそうな一冊。
【読んだ目的・理由】お金について勉強したいと思ったから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆3.9
【一番好きな表現】「なんとなく買う」のではなく、ちゃんと自分で決めて買う。その行動を繰り返すだけで、君が好きな未来が近づいてきます。(本文から引用)
Posted by ブクログ
終始とても読みやすい表現で書かれていたので一気に読み終えてしまった。
「お金とはなにか、お金を貯めるよりも使うことのほうが実は難しいこと、仕事のこと、そして人生のこと。」
お金を切り口として実に多岐にわたるテーマが盛り込まれていたが、お金という軸で結ばれているためか一貫性があって読みやすく、読み終えた後はすっきりして前向きになれる本だった。
14歳のときにあればぜひ読みたかった。自分の娘にはぜひ一読させたいし、コロナ禍の変換期を生きる大人たちにも刺さる本。
Posted by ブクログ
【主人公我慢】
日本人の会社嫌いはよくわかります。
好き嫌いで会社を選んでないからです。
会社の規模、一流、安定性、高い給料、福利厚生の良さなどで結局一流企業をめざします。
そこには「好きだから」という項目がないのです。好きではないけどそれ以外はまあまあいいので仕方なくという我慢が生じています。
確かに大企業はスケールメリットがはたらき、効率的なため、安く調達して高く売るシステムができています。その分、労働時間のわりには給料が高いです。(それでも欧米よりは時間換算の給与は低いです。大企業がこの状態ですから、日本の中小企業は給与面では悲惨な状況です)
しかし、大企業に伸び代はありますか?
ずっと中小企業のままで存在する(伸びがない)会社はよくないですが、産まれたばかりの中小企業(ベンチャー)には無限大の伸び代が存在しています。
人が幸せを感じるのは絶対値の大きさではありません。絶対値は小さくても右肩上がりの状態、この状態に幸せを感じるのです。
ベンチャー企業に就職するのも悪くはないですが、どうせならベンチャーを創りましょう。
いい加減、「自分が主人公になる生き方」をしよう!
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
14歳向けとあるが大人でもハッとさせられる内容。改めて世の中の仕組みを平易に理解できる。
貯金するのではなく投資や消費によって経済を回すことを「助け合い」と言うのはなかなかいい考え方だと思った。
Posted by ブクログ
感想
自分が14歳の頃はお金や経済について考えることもなかったので、14歳の考えるキッカケになれば良い本。
あらすじ
運用会社で働く藤野氏が14歳だった自分に伝えたかったお金の話。
・お金とは、経済とは何か
・好き嫌いで会社を選ぶべき
・逃げる勇気を持とう
Posted by ブクログ
「お金」というよりは、経済や社会の仕組みを平易に説明しながら、生きて行くための基本的な指針を語ったような一冊。
中学生ぐらいの子が読むには、今後の社会との関わり方を少し垣間見えて良いかなと感じた。
もちろん、大人が読んでも気付かされる点は幾つもある。
Posted by ブクログ
レオスキャピタルワークスの代表取締役である藤野英人氏が多感な時期である14歳の人たちに向けたメッセージを書いた一冊。
多感な時期である14歳の人へ向けたお金や将来についてのことを投資家として社会活動を行う著者が自身の視点から書かれていて勉強になりました。そして有意義なお金の使い方を学ぶことができました。
消費することで経済のサイクルの一助となっていることや夢を持つことや終身雇用に縛られず自由に働くことが大事なことや会社選びのポイントなどを学ぶことができました。
そして、価値を生むアイデアは自分の視点で変えることができるというところは印象に残りました。
本書を読んで何かに夢中になることや楽しむことが大切であると感じました。
そして自分の選択が社会を支えているという考えを若いうちから身につけることのできる一冊だとも感じました。
Posted by ブクログ
「お金を稼ぐ」を目的にして働くのではなく、なりたい自分・叶えたい目標のために行動することでお金があとからついてくる。
目的・目標を持って動くことだなー。
投資を促してる部分が多めに感じた。
Posted by ブクログ
14歳の時に知っておきたかった内容。高校生の子どもに読んでもらいたい。社会に出て何をしたいか考える時にとても前向きになれる語り方だなとおもったから。
Posted by ブクログ
お金の基本が多く書かれているかと期待しましたが、自己啓発本寄りでした。
お金の話をベースにして、人生についてこれからを生きる君たちへ伝えたい事。って感じ。
読みやすくて興味深い話もあるけど、全体的にふわふわしてました。
Posted by ブクログ
著者が14歳の自分に向けて書いた本。
「お金の話」とあるが、人生の話のほうが近い。
わりと自己啓発本の内容で
お金の勉強をしたい人には向いていないと思う。
タイトル通り、高校生以下の人に読んでほしい一冊。
Posted by ブクログ
14歳の僕に向けてなので、難しい言葉がなくてとても分かりやすい。
給料は社会から、同時代人感覚。共感や気付きなどが多くてこれは子どもだけでなく、大人にもぜひ読んでほしい。
Posted by ブクログ
「僕たちはもっと自由に、好き嫌いで会社を選んだっていい」という言葉、仕事にもやもやしている自分にとって刺さってきた。好きで仕事を選ぶことが日本のためにもつながると考えると、より自分の「好き」を見つめたいと思った。
著者が当事者視点に立つ機会を持とうとしていること、”同時代人”という感覚を大切にしていること、私も見習いたいと思った。
Posted by ブクログ
借金はしても良い。
会社は好き嫌いで選んでも良い。
嫌なら立ち去れ。
14歳の時に聞いていたら
びっくりするような考え方。
今ならわかるん考え方であり、
本来はそうあるべき。
ようやく気づきました。
子どもにお金や生き方に対する考え方を
少しずつ伝えていこうとおもう本。
頑張ろうひふみ。
Posted by ブクログ
【お金よりも、暗号資産は安全】
平和な日本だとピンと来ないけど、確かにそうかも。
外国ではATMで強盗される。
でも、暗号資産なら強盗されない。
奪われても、自分の所有物だと証明できる。
妙に納得したので、暗号資産を持ってみた。
なんかホッとした..
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【50代でサーフィンに挑戦】
ボチャンと落ちては、這い上がる。
そんな不格好な姿をSNSに投稿する著者(藤野社長)。
上手く波乗りできた姿でなく、敢えて失敗する姿を伝えるんだ。
⬆感動を与えるのはヒーローだけじゃない。
勇気を貰える1冊です。
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【僕の最後のメッセージ】
偶然同じ時代に生き、同じ空気を吸っている。
地球上で苦楽を共にする仲間。
それが「同時代人」なんだ。
仲間が集まる人って、こういう感性の持ち主なんだな。
そんな著者の最終メッセージ(p206)を開いたら、膝から崩れ落ちた。
Posted by ブクログ
確かに14歳向け、むしろ大学生の時に巡り会いたかった本かも知れない。人生のこと、お金のこと、仕事のこと、色々なテーマで悩む若い人に向けた投資家ならではのメッセージ。一年たってもう一度読んでみたい。