藤野英人のレビュー一覧
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基本的には前半で2万円を超えてもバブルではない根拠で主な3点として、「伊藤レポート」「日本版スチュワードシップコード」「コーポレートガバナンスコード」を上げていて、特に伊藤レポートに関しては重点的に書かれています。そして、後半は自らの投資手法についてが中心となっています。
個人的には伊藤レポートが根拠で2万円を超えてもバブルではないというのは、ちょっと根拠が弱いかなと思いました。
ただし、これから日本企業がこの根拠とされる3件の影響で、配当性向は高まり、株主向けの政策を取る、あるいは取らざる得ない企業が増えると言うのは、間違いないと思います。 -
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投資である作者の思考を解説する本
作者が本当に優れた投資家かはわからないけど、決断できる人だというのはわかる。
決断できて成功している人は、全てではないけど結構参考にできる考え方が多い
その中でも評価を軸にしてて割と自分の好みの考え方である。
失望最小化よりも希望最大化(転職・転居・交遊・趣味・投資)
①洞察力②決断力③リスクマネジメント④損切⑤時間⑥増やす力⑦選択力
①すべての意見は主観であり偏見、見ている情報は断片、関心事を増やす、複合的・立体的に見る
②決断とはしないことを決めること、決断をしないという決断、決断は必ず失うものがある、損得・善悪・美醜・好き嫌い、相性が合わない会社には投資をしない、折衷案ではなく納得するまで話し合う
③リスクを最小化させる好奇心の多さ
④今ここにいるのがベストか、役に立つ・社会に貢献している会社に投資する
⑤投資は小さく・ゆっくり・長く、非効率の積み重ねがプロ、もっと簡単にできないか、不頑張・再開・ダラダラ・不期待・習慣化
⑥感謝を循環させる
⑦想像外の行動はできない、子供時代にヒント -
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1.セゾン投信の中野さん以外にちゃんとした運用哲学を語ってくれる人の本を読んでなかったので購入
ひふみ投信をここまで盛り上げたファンドマネージャーは日頃から何を考え行動しているのかを知る
2.未来を勝ち抜くためには、7つの力が必要です。
1.主観に囚われない洞察力
2.やらないことを決める決断力
3.リスク分散は好奇心を分散させる
4.損切りは常に今の価値(本書では時価総額)を考える
5.時間を味方につける
6.増やす力はお金の本質から学ぶ
7.選択力で希望を最大化させる
これらが著者の述べる投資における姿勢です。投資=ギャンブルというイメージが取れない中、投資は企業の成長を助けるものと説き、その思いがファンドにあらわれています。では、なぜ今のように成長できたのか、それには、他人の目になりきる、関心事を増やす、複合かつ立体的な視野を持つことを常に習慣づけてきた結果だと述べています。
一見投資についての哲学だけだと思われがちですが、著者の人生論も含まれているので、生き方を勉強できる良い本とも言えます。
3.「素直さをもつ」ということは大人になると1番難しいことだと読んでる時に気づきました。自分の悪い癖としてあれこれ言って動かないということがあります。そのため、本書でいうところの「希望最小化」の立場にいます。ただ、これからはそうはいきません。自分がこうなりたいから変わる、という思いがないといけないというのを感じました。 -
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ネタバレ「ヤンキーの虎」は、地方の若者層にあたる「マイルドヤンキー」のリーダー格であり、地方の経済と政治への影響力を伸ばしている。その生態系や背景までを解説した一冊。
藤野さんは実際に全国各地にひふみの投資説明会で足を運んでいるので生の一次情報を集めている。機関投資家としてリスクも取っているのでトレンドを追いかけるノンフィクション作家より信頼できる。
「ヤンキーの虎」が生まれた背景は、衰退する地方企業(経営者や職員の高齢化とコンサバ化がリスク・テイクを鈍らせて競争力低下など)を吸収(M&Aや市場で競り勝つなどして)しつつ、本社規模を維持することで管理コストの占める割合を下げて商品サービスの価格競争力も高めるコングロマリット化だ。知識集約が必要な製造業には手を付けず、店舗運営やロジスティクス中心に手を広げることも特長。
僕は業界紙の記者の頃、ドラッグストア業界の勢力争いを取材した経験がある。彼らは「ヤンキーの虎」の親世代に近いが、自分の地盤で店舗拡大して雇用の受け皿となるだけでなく、選挙活動から積極的に政治に関与して政治と経済の両方への影響力を高め続けていた。生態系がよく似ている。そしてその様子は、まるで天下統一を夢見る戦国時代の合戦だった。
藤野さんは全国各地を回ってお金を集めて「ヤンキーの虎」と「ベンチャーの虎(グローバル志向のテクノロジー系)」を発見して彼らとの信頼関係を構築し、エンパワメントする流れを作っている。2020年頃までは加速し続けそうだ。 -
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ネタバレユニクロやマクドナルドはデフレと言う現象を利用しているだけで、彼らがデフレを見出しているわけではありません デフレ経済の一番の要因は経済のグローバル化です 投資とは、エネルギーを投入して幸せが帰ってくること 1番儲かる投資は、なんといっても自己投資です 人間は、より良い人間になるために成長していくことが、生きる手段であり目標なのではないかと私は思っています 他人への支援①子供への教育投資②企業や国などの組織への投資③社会貢献活動への支援 私たちは生きているだけで、世の中と経済に参加しているのだと言うことを多くの人に知っていただきたいのです 内向きの教育では、外向きの人材は育ちません
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【老害と親害】
一人の考えで何十年も会社を引っ張ることは不可能です。
成功体験が邪魔をします。完全に過去を忘れ、前しか見えない人ならいいかもしれませんが、そういう人はいません。
どうしても、過去で成功した方法と逆の考え方はできなくなってしまいます。
しかし、本人はそれに気づいていないあるいは認めたくない状態になっており、いつまでも斬新な新しい発想ができていると勘違いしてしまっています。さらに、その人が一番権力を持つ立場にいるなら、会社としては良くない方向に進みます。
一番権力を持つ人は自分自身に見切りをつけるときが来ることを認識して、自分なりの引退時期を考えておく必要があると思います。
時代は変化します。しかし、人の考え方は思った以上に変化しません。その考え方と時代がうまくマッチすれば、素晴らしいことになりますが、いつまでもうまくマッチはしません。
時代は一人の人間の創造を超えて変化します。一人の考え方では時代の変化についていけないのです。別の考え方を持つ人間に変えるしか方法はありません。
例えば、
「年間5つ以上の施策が打てなくなる、10個の施策で一つも芽が出ないなどの状態になったら清く引退する」
ということを自分の中で決めておくことも重要だと思います。
ごく稀に死ぬまでうまく行く人もいます。
ただ、そういう人はそのことが世界中の誰よりも好きで好きでたまらない人だけです。
時代というものは人が動かしています。しかし、一人の人が動かし続けているわけではなく無数の人が動かしています。一人の人間だけで動かしていけるレベルではないのです。
「自分より年上の人が言うことは、尊敬の念を持ってよく聞くこと」と教えられますが、すべての年上の人が尊敬に値するとは限りません。
聞く耳を持たなくても良い人も正直います。「老害」です。
これは「親」という分類にも言えることです。子供にとって親は絶対的存在であるにもかかわらず、すべての親が親としてのレベルに達しているわけではないのです。
悲しいことですが、親の中には親の資格がない人もいます。
ろくでもない親でも親は親といいますが、ろくでもない親を親と呼んではいけないのです。
幼い子には無理ですが、親と呼べない親には子供から親子の縁は切るべきです。
これが「親害」です。