ヤマシタトモコのレビュー一覧

  • YES IT’S ME

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    キノコとナルシストイケメンの物語がメイン。相変わらずテンポがいい。チェリストとピアニスト、高校生の勝手な憶測、低温なストーリーも相変わらず外さない。BLと言って済まされたくない一冊

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    2011年05月19日
  • YES IT’S ME

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    ネタバレ

    これは笑うためのヤマシタトモコBL本なのか?という感じ。
    少々どこに向かってるのだろう?という感じの迷走っぽさがありますが、おもしろいのはおもしろいです。笑う、という意味で。


    『目蓋の裏にて恋は躍りき』
     なんか…ふつうのBLっぽい。台詞はヤマシタ先生っぽいですが、なんとなく、こういう話も描くのか~と思いました。
     これって馬原が受けなのかな?(話以前に組み合わせが珍しい…)

    『彼女は行方不明』
     全体的に報われない男→男→女の一方通行。でもそこらへんが現実的かも。表題作とかと比べると話は薄暗いです。
     古林の冗談交じりだけど、でもほんとに好きっていう感じがふつうの男子高校生っぽくて好き。あと八名木の、女(芦立)なんて死ねばいいと思ってる切羽詰まった感じも。
     ヤマシタさんの描かれる女の子はやっぱり好きですし、こういう少し歪んだ感じだけどふつうの女の子の不安定さも秀逸。というか10代の不安定さの描写が秀逸。
     自分や自分の気持ちを守るために誰かを傷つけるって生々しい描写をうつくしく描かないところが好きです。

    『minun musiikki』
     納得の乙女ゲイ受け感。ヤマシタさんの描かれるどうしようもない話がほんとに好きです。
     布木(攻め)さんの狡さとかひどさとかダメさとか甲斐性のなさとかが好きだ。と思って、そんな自分のダメさにへこみました。
     これバッドエンド特集への寄稿だったらしいのですが、バッドエンドというより、終わりが見えてるのに途方もない生き地獄に陥ってしまった感じ。

    『YES IT'S ME/YES IT'S YOU』
     おおいに笑いました。ヤマシタトモコ作品は突き抜けたキャラが多くて困る(笑)
     キノコ好き、だ!ストーリーっていうストーリーもないのですが、三十路前にして恋に気付いちゃった!?あれ!?と。でもべつにナル受けに萌えはないです。
     ヤマシタさんの描かれる比較的上から目線な攻めが好きすぎてどうしよう。でも攻めって受けより精神的に弱いっていうポイントはしっかり押さえてるというか、とりあえずキノコが全体的に好きでしょうがない。キャラ萌え?
     これ将来的に左右が逆になったらおもしろそう。

    『Loathe!』
     好きですこういうドS攻めと無意識ドМのやりとり。何がどうって話ではないのですが、愉悦という意味でたのしい。ニヤリ。

    『夢は夜ひらく』
     これも見た目からゲイゲイしい。たぶんヤマシタさんの絵って一般的に綺麗な絵という感じではないと思うのですが、キャラの描き方が細かいなって思います。特徴の捉え方とか描写がとても上手い。
     わたしは見た目うつくしいホモが基本的に好きなのですが、この方の描かれるうつくしい人とふつうの人の描き分けは素晴らしいと思います。この話でいうと、視点のゲイと相手のゲイ、SRSキャラの化粧前と化粧後の描き分け・化粧前の顔が男性的なのがすごい。
     で、お話はジェンダー問題について、かな。デリケートな話題でした。男性を好きな男性でも、ホモセクシュアリティーの方と性同一性障がいの方は違ったりとか、人間ってむつかしいですね。
     それにしても三崎さん強くてかっこいい。でも確かに女性のほうが精神的に逞しいですよね、きっと。

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    2011年05月10日
  • 薔薇の瞳は爆弾

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    ネタバレ

    表紙がポップ路線だったので、若干何(少女漫画的BLな革命とか)が起きたんですか!?と思ってしまったのですが、中身は思ったより相変わらずな感じでした。
    依然として凝ったアプローチではありました。このハイセンスどこから生み出してるんだろうって毎回思う。
    けれど、やっぱり合わない人には合わなさそう。ヤマシタトモコ作品初読みの方にお勧めするのは避けたい感じ。


    『the turquoise morning』
     はじめ、この方にしては珍しくヒゲが受けじゃないのかと思いましたが、やっぱり違いました。「誰を憎めばいい」で漸く確信。
     アラブ系は難しい。BLファンタジーと割り切って読んだらいいと思うのですが、イスラム教は本来同性愛って宗教的に歓迎はされてないので、その辺の葛藤をもっと深く読みたかったかも。しかしそれを描くとヤマシタトモコ作品っぽくなくなりそうなので、このアプローチには納得しました。
     手に入れたいがために相手の死をも望んでしまう感じが病んでます。でもジェド的にはポジティブに終わってるので一応ハピエンなのかも。
     淡々とした描き方が砂漠の砂っぽい雰囲気に合ってました。結構好きな感じのお話。

    『さようならのお時間です。』
     本気で井西先生(フォギー・シーン)のスピンオフだったらいいのにって思いました(笑)
     割りと好きですが、痛々しい話。どっちも僅かの報いしかない。こういうのを中二病っぽい話って言うんだと思います。たぶん。閉塞感が物悲しい。
     浅はかな行動をしちゃって後悔って、よくあることだと思うけれど、それで取り返しのつかないことをしてしまう可能性があることを知らなければならない。戻せる時間は1秒もないって感じの話。

    『ラブる。』
     ほんとに日本語が乱れすぎている。
     友人に言うつもりのなかった想いを告白してしまったゲイの語りがメイン。BLの王道っぽいネタですし、ヤマシタトモコ作品には結構ある題材かと思いますが、ストーリーはかわいいです。
     受けの子は流されノンケ受けという感じ。考えさしてって言ってちゃんと考えるノンケって誠実だな。しかしこの攻め、ゲイ以前に変態だと思う(笑)

    『浮気者!』
     個人的にヘタレ受×ヘタレ受という感じでした。会話のテンポが好きです。描き下ろしも含めてかわいい話。
     浮気性ビッチのしょうもなさがヤマシタさんの描かれるキャラっぽい。個人的に描き下ろしの「てゆかぼくゲイだし」「あっそっかぁ」のやりとりがかわいくてしょうがない。

    『薔薇の瞳は爆弾』
     おもしろかったです。ただのギャグだなって感じなのですが。これ王子(攻め)のほうがドマゾだと思う。見津田さんはドSが振り切れたドМっぽい。
     個人的趣味として性格のいいキャラって萌えの対象じゃないのですが、王子は基本変でおもしろい人だったのでかなり好きでした。
     あとこれ読んで思い出したのが小花美穂先生の「あるようでない男」っていう話(少女漫画)。謙虚な美形って実は苦労してんだな…と、しみじみ。

    『嗚呼ボーイフレンド』
     読んだこっちが「!!?」で度肝スポーンでした。なんで背景のトーン、サジタリウスなの(ばくしょう)
     だからどうしたって感じの話ですが、笑顔にはなれます。

    『絶望の庭』
     文学的というか詩的。
     人間は個体なので100%の理解はできないけれど、言葉というツールで理解し合いたい・し合おうとしている。言葉は簡単にひとを傷つけるから恐ろしいけれど、想いを伝える一番初歩的で需要なツール。と、個人的に読み解いてみました。

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    2011年05月10日
  • MO’SOME STING

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    ネタバレ

     ヤマシタトモコさんの漫画は痛くてちょっと怖いけど暑苦しくてかつお洒落です。私の説明では更に意味が分かんないですが、メッセージ性が強く、うねるエネルギーがある。
     ストーリーの導入を簡単に説明すると、マゾヒストで死にたがりの男(バイ)のもとに、その男の事が好きなヤクザ(ゲイ)が訪ねてきて、これを暫く預かってくれとスーツケースを手渡す。その中にはきつい感じの女の子が入ってました。という感じ。
     つっこみどころ満載というか、アンダーグラウンドで生々しさ限界突破ですが、そんな爛れた雰囲気の中でも、必死に生きたいと叫ぶ、主人公(なのか?)の女の子がかっこいい。
     けっこうがっつり同性愛要素入ってますが、それがメインではないと思われる。オススメ。

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    2011年05月07日
  • BUTTER!!!(2)

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    痛くて熱い青春…。ってなんか帯のあっちゃんの感想と変わんないじゃんって感じですが、実際そんなマンガですな。
    柘ちゃん!ってなとこで終わってて気になります。

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    2011年05月05日
  • 薔薇の瞳は爆弾

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    表題作のトンチキ感(ほめてますよ)と「絶望の庭」の詩的さが好き。すごい両極端だけど両方ともヤマシタさん。あれ、このギャップが好きなの……?

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    2011年04月22日
  • BUTTER!!!(2)

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    個人個人の性格とか悩みとかがはっきりしてきたな~。
    はつらつ少女と思ってた荻野目さんが意外に失敗に弱い子だったりとか…。
    柘さん周辺が気になる。

    「あなたが今悩んでるようなことは いずれどうでもよくなるよ」

    ならないこともあるんですよーとか思ったり。。

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    2013年09月08日
  • タッチ・ミー・アゲイン

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    表題作が何より好きですが『ヘヴィ・シュガーの嫌がらせ』もすごく好きです!
    なんかこう、登場人物の足の踏み外し方?が心惹かれます。

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    2011年03月28日
  • 恋の心に黒い羽

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    BLです。それはともかく、軽い文学ネタがあってそこに吹いた。
    重い話から軽いのまで。
    「イッツマイチョコレート」にでてくる台詞が印象に残ったので引用のところに書いとく。

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    2011年03月03日
  • 恋の心に黒い羽

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    BLものって壁を越えて爽やかで切ない。ちょいエロシーンは私でも読めるぐらいのものです(笑)とりあえず、男同士の恋愛うんぬんよりまず、最初の姉弟の話が好きすぎます。

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    2010年12月22日
  • MO’SOME STING

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    ヤクザモノ。
    良い歳したおっさんたちの恋愛と、生きたいと強く願う小娘が織りなす物語。
    BLそっちのけで、小娘の生き様に惚れ惚れする。
    死にたがりのマゾヒストは痛めつけ甲斐がないから私も嫌だなー・・・

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    2010年12月19日
  • HER

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    ふと手にとって買ってみたけれど、読み返したい作品棚にきちんとおさまることに!
    女の子のこわさ・かわいさ・みにくさ、いい具合にミックス。
    ここからヤマシタトモコのはまることになった!

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    2019年01月16日
  • ドントクライ、ガール

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    面倒なので省きますが母(バカ)と父(バカ)の不手際により、父の友人宅に居候と相なりましたーー
    が、裸族でした
    こいつもバカなのか?(byたえ子)

     ヤマシタトモコが描く、爆笑必至のシモ系青春漫画。
     誰が良いかって、女子校の友達の百合香と美晴が最強です。

     同時収録の『3322』は女性たちの揺らぐ心情を汲み取った作品で、アンニュイなヤマシタ先生と笑いに走るヤマシタ先生が一冊で楽しめるのでお得感満載です。

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    2019年01月16日
  • ドントクライ、ガール

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    モーモールルギャバンの「裸族」にハマった直後だったので、大爆笑でした。もちろん聴きながら読みました。

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    2019年01月16日
  • BUTTER!!!(1)

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    展開が少し急に感じてしまったり、絵の躍動感がどうとか、そういうのすっ飛ばしていいほど私は好きな漫画です。
    今までふたつ紹介したヤマシタさんの作品とはちょっと違って
    なかなか新しいことをしていると思います。
     
    部活の様子をムービーで撮るのは、あるあるです、ね!
     

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    2012年11月05日
  • MO’SOME STING

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    ゲイが出てくる少女漫画。エッジがききすぎて刺さる刺さる。
    どうしょうもない大人しか出てこないのに憎めないのは何故だろう。群像劇は楽しくていいね。

    強い女の子と器用貧乏な叔父。萌えない理由がないじゃないか。

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    2010年08月06日
  • YES IT’S ME

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    明言されずに二人の間で宙に浮く「好き」。
    十代の相手を傷つけることを予期できない、言葉にブレーキを踏めない若さ。堕ちる恋の絶望と甘美。変態。変態(笑)。
    そしてゲイと女の組み合わせ。
    まさにこれはヤマシタトモコの福袋や(誰)

    言うまでもなく、私の一押しは「夢は夜ひらく」

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    2010年08月06日
  • 薔薇の瞳は爆弾

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    リブレですがエロ度低め。但しエッジは相当効いています。
    表題作のような清清しい変態も彼女の作品の魅力の一つ。

    「the turquoise morning」ラストの台詞にぞくぞくした。
    「さようならのお時間です」若さとは何故、大切なものを大切に扱うことをさせないのか。取り返しのつかないことに、壊した後で気付かせるのか。

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    2010年08月06日
  • MO’SOME STING

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    あとがきを読んで初めて、これがBLなのだと知った。衝撃。
    しかしやっぱりヤマシタトモコの描くおっさんと女の子の組み合わせは最強ですね。サギさんと十和子もいいけど、射立と十和子のあまりの噛みあわなさと微妙な年の差が好きだった。というか、単純に射立が好きだった。扉絵のエロさったらもう…バカッ…^///^みたいな。(私が馬鹿)

    田貫をどうしても心の中でがっちゃんと呼んでしまう。
    30代いくまで生きてんのか俺。的な。

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    2011年03月15日
  • YES IT’S ME

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    ヤマシタさんのバカ明るい話がやはり好き^^表題作ドツボでした。あと「夢は夜ひらく」の和くんが美しすぎるはあはあ

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    2010年05月25日