入間人間のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こ...これは...。なんて大胆な。人気シリーズの土俵で
堂々と違う作品を書ききってる...。もう全く「みーまー」じゃないっすね。
閃かない探偵タローくんの登場や、「僕の小規模な奇跡」ともリンクして
おり入間作品のコマが集まった感のある内容。
そのやる気に比例してシリーズ中一番のページ数、543ページ。
この人の文章を真剣に一字一句追っていくとすっごい読むのに
時間かかるんだよね...。群像劇仕立てで読み易くなってるとは言え、
結構疲れた。
ほとんどキカップルのみーまーの登場がなく、ようやくラストに
再登場かと思ったら衝撃の展開で終わる...。
なんて性質の悪い作家なんでしょうw。ズルイなー。
今作でも相変わらず人は死ぬし、最狂にアブないキャラも発動して
ワヤになりそうなところを上手くバランス取ってますしね。
やはり強かなんでしょうね。 -
Posted by ブクログ
とうとう問題の6巻。ようやく表紙のまーちゃんが
この恰好だった事に納得...。
つーか、これでいいのか?? 余りにも前作の
流れを無視して唐突過ぎる展開。カオスかつ
アナーキーですなー。にゅふふふ。
まぁ、既にこれ以降の作品が出てるのは分かって
いるのでアレですが、今作で終わらせるんだったのかなぁ。
そういえばドラえもんも一回未来に帰るのって
6巻じゃなかったっけか??
それにしては今作で挿入されている幾つかのストーリーも
回収してないしねぇ。こっからどういった展開で
次巻に繋がっていくのは興味深いス。
嘘つきクズ人間のみーくんの本当に狂った、病的なまでの
言葉のダム決壊が圧巻。文字の塊って結構デザイン的に
美しかったりする。...嘘だけど。 -
Posted by ブクログ
完結しないんかいっ! 前半数ページしか
まーちゃん登場せず。まーファンにしてみたら
身悶えするようなチラ見せ登場だろう。
元々壊れているまーちゃんが完全崩壊し
初期化されてしまったが故、みーくん、今回
大ハッスルですな。しかも別の女性同伴で...。
きっと今作で相当な数の柚々たん萌え男子を
増やした事だろう。
なんとなく体裁的には館での連続殺人事件の
ミステリ的展開を見せ、そのクローズド・サークル
に於ける犯人探しも佳境に入ったところで本巻終了。
館での連続殺人事件の犯人は?
みーくんは壊れたまーちゃんを直す事が出来るのか?
壮大な前振りで終わった騙しの4巻。ある意味圧巻。 -
Posted by ブクログ
“藤和家に、エリオより先に入る。サンダルを脱いで廊下に上がり、エリオに「待て」と手の平で制する。「うー」と唸るエリオを無視して台所に向かった。奴に濡れ布巾を渡さなければいけない、足を拭かせる為に。今日は裸足での外出を注意したら、全力疾走で外に出て行ってしまったのだ。十代の反抗期とは異なる、子供の意地っ張りみたいなものである。
台所で顔を洗っている女々さんと「借ります」「うぃ」短いやり取りを交わして布巾を濡らして絞り、玄関に戻る。「ほれ」とエリオに布巾を放った。エリオはそれを摑んで、渋々といった態度を隠さないまま、足の裏を拭く。二回ぐらい撫でるように布巾を足に当ててから「キレイキレイ」「出来てない」「イトコの意地悪ぶりに銀河系が泣いた」「全米を超えるな」”
今回は、白髪美少女の超能力者がでたりなんやり。
夏休みを野球や試合やお祭りやあんなこんなで青春ポイントをぽちぽち稼ぎながら過ごすにわ君。
恋愛関係の発展もぽちぽちと。
そして、これ、最後の展開がすごくなんというか、後味がなんというか、ちょっぴり寒気がするような。
正直言って意外な展開だった。
彼女の存在は誰が正してくれる?
“?
「まさか」
あり得ない 偶然だ 奇跡だ 運命だ 本人は関与していない でも結果が出たから
呼んだのか? サイコキネシス メテオ 石つぶて スターストリーム ホームラン
あるから 力があるから だから信じられた? あいつは本当のことを? ただ、言っていただけ? だったら、あいつの自称は本物?星宮社は、超能力者?
オオカミ少年は、どっちだ?
かぶりを振る。打ちつけられた轟音の所為で続く耳鳴りとノイズが、脳を侵食する。
現実が夜にもかかわらず、目に焼きついた光で毬藻のようにカラフルに変色していく。
自分の全てを破壊されたような錯覚に陥った。
青春ポイントを打ち砕かれた感触。
そして不意に、この事象の正体を求めるように前方へ視線を戻すと。
星を手招きした少女は、当然のようにその姿を神社から消していた。” -
Posted by ブクログ
“握り拳をがむしゃらに降り下ろし、その前屈みの勢いで喉から声を絞り出した。
「働く!」
「ああ?」最後の文字が『け』じゃなくてホッと胸を撫で下ろ、しはせずに。
「わたし、社会、復帰?する……かも……って、思って、る、かな」
用水路に浮かべた笹の葉のように、語尾と決意が気弱に流れた宣言だった。
……まぁ、意欲はあるということで。初回故甘めに、エリオの社会復帰ポイント、+3。”
布団離れをした美少女エリオが社会復帰にむけて頑張ったり四十歳を向かえた女々さんがなんか色々する話。
りゅうしさん可愛いすぎ。
前川さんもキャラが好き。
しかし、なんだってこの町の人は前かごに人を乗せるんだ。
“「どうしようなんてのは可能性の探索中。どうするって悩んで初めて、現実の地に足がつく。アドバイスなんてのはそれから求めるもんさ、他人の脳味噌の空想に誰が手を貸すかい」
叱咤して、湯飲みの水面を派手に揺らす。田村さんの言い分に、俺は虚勢を張る。
「いや、始めから自分で考える気ではいましたから」
「それでいい。馬鹿でも考えれば何か思いつくよ」
そこで田村さんは、何かを思い出したようにお茶の残滓を小さく噴き出した。
「馬鹿の考えは損得を抜きにすれば大体正しい。何しろ単純だからねぇ」”