リンダ・グラットンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本は2018年に出版されており、ここで読むとされた近未来に到達している。
で、世界はどうなるとみられていたのか。
資源を巡り、文明の崩壊が起きる。
近い将来、役立たず階級が大量発生する。
AI万能時代が訪れ、働き方は根本的に変革する。
テクノロジーは中流階級を豊かにしない。
北朝鮮は核開発をあきらめない。
社会的階級が民主主義を変える。
アメリカは分極化の波にさらされる。
知の巨人たちにはこの程度のことはお見通しだったか。インタビュー本なので難しい論理的説明や豊富な情報に基づく分析、深い洞察といった話はない。軽い口調で話されている感じで読みやすいが、とても恐ろしいことの数々をこともなげに述べられている。
サブタイトルは、AIと格差は世界を滅ぼすか。トップが総取りする構図がどんどん進む世の中において、平民の我々はなすすべもないのか。 -
Posted by ブクログ
LIFE SHIFTを読んで改めて感じたのは、
「60歳まで働いて、その後は引退して余生を過ごす」という従来の3ステージ型の生き方は、もう前提として成り立たなくなっているということだった。
もし本当に100年生きるなら、定年後にも数十年という長い時間が残る。
ただ働き続ければいいわけでもなく、逆に早く仕事を終えれば安心という時代でもない。
だからこそ、残りの人生をどう生きるのか、自分は何をしたいのかを、働きながら考え続ける必要があるのだと思った。
その中で特に重要だと感じたのは、「健康」の存在だった。
やりたいことがあっても、健康でなければ動けない。
人生が長くなるほど、健康は単なる体調管理ではなく、“人生の土台”になる。
そしてもう一つ大切なのは、健康なうちに経験を積むこと。
実際に人と会い、挑戦し、失敗しながら、自分が何をしたいのかを少しずつ理解していく。
頭の中だけで考えていても、本当にやりたいことはなかなか見えてこない。
これからの時代は、「正解の人生設計」を早く決めることよりも、変化しながら問い続ける姿勢の方が重要なのかもしれない。
長い人生を前提にした時、今の働き方や学び方、人との関わり方まで含めて、改めて考え直す必要がある。
そんなことを強く感じた読書だった。 -
Posted by ブクログ
今生きてるこの時間をどのように活用するかはその人次第だけど、私は自分の人生を楽しく過ごしたいから自分らしさを築きながら、選択肢を増やせるようにしたいなって思いました!
またお金には換算できない無形資産はそれ自体が有意義な人生に不可だけじゃなく金銭的資産の形成を助けてくれる大切なものだと思います。
家族や周囲の仲間、知識や技術、肉体的精神的な健康、あとは自分自身を変えたいっていう熱い気持ち!これらに注力し続けていき自らを再創造することが実り多い100年ライフには欠かせないと考えます。
この本を通して今一度自分はどう生きるか、真摯に向き合わなければならないと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・3ステージの人生設計では、100年の人生で息切れする。もっと多くのステージを取ってもいいという考えは共感できる。
・一方、2016年に書かれた本であるため仕方ないが、テクノロジーや社会情勢について、的外れなほど楽観的な予測が多い。
例えば、「テクノロジーのイノベーションが進んだとき、職を失いやすいのは、高スキルの人よりも低スキルの人だ。」と何の理由も根拠も示さず連呼している。実際は、筆者の言う高スキル(=ホワイトカラー)の方がAIで代替可能で、筆者の言う低スキル(=ブルーカラー)の方がAIによる代替が困難という状況になりつつある。
・この本の根幹をなす「平均寿命の100歳までの増加」の根拠も「過去増加し続けているから」というだけである。筆者の主張は示唆に富んでいて考えさせられる素晴らしいものだが、根拠が常に乏しい。 -
Posted by ブクログ
まあまあだった
転職を考える私に共感できる部分は多かったな
100年生きる時代が普通になるので、従来の「教育 → 仕事 → 引退」という3ステージ型の人生モデルは成立しなくなる。
寿命が伸びることで老後の期間は長くなり、年金や貯蓄だけでは生活資金が足りなくなる可能性も高い。そのため、人生の途中で複数回キャリアを変えたり、学び直しをしたりする「マルチステージの人生」が前提になるという主張
人生に必要な資産はお金だけではないという点。
・有形資産(お金)
・生産性資産(スキル・知識)
・無形資産(人間関係・健康・信頼・アイデンティティ)」の3つに分類している。
特に無形資産は、人とのつながりや健康、自分の人生の意味などが長い人生を支える土台になると説明されている。
また、技術進歩や社会変化のスピードが速い現代では、一つの職業を一生続けることよりも、変化に対応できる柔軟性が重要になる。
キャリアは一本の直線ではなく探索のプロセスであり、「ありうる自己像」を複数想像しながら小さな実験を重ねていくことが大切だと述べられている。副業や学習、新しい人脈作りなどを通じて新しいスキルやネットワークに時間とお金を投資することで、将来の選択肢が広がるという考え方だ。
自己効力感と自己主体性を発揮することで未来を実現していく
内容としては新しい具体的ノウハウが多いわけではなく、どちらかというと人生観やキャリア観を整理するタイプの本という印象だった。ただ、「人生は一度決めたキャリアを続けるものではなく、何度も作り直していくもの」という視点は非常に納得感があった。変化の大きい時代を生きる上で、柔軟に学び直しながらキャリアを更新していく必要があることを改めて意識させられる一冊だった。 -
Posted by ブクログ
長寿に伴い進路選択を何度もしなくてはならなくなる
就職活動を何度もしなくてはならないとして、自己分析をし、スキルを構築し、人的ネットワークが必要
受け身でそれなりの老後を過ごせる時代は終わった
①寿命が延びれば、2者択一ではなくマルチステージになる
・過去は子供と大人の2ステージだったが、老後のステージが増えた。
将来は更に増え、生き方の選択が何度も必要になる可能性が高い
・受け身ではなく選択が必要になる
②長く生きるためには変身できる資産を持っておく必要がある
健康、能力、金銭だけでなく、自分についての知識と人的ネットワーク
・選択には内省して将来について考えておく必要がある
・新しいステージを選択できるようにするには、自分についての知識と人的ネットワークが必要
・新しいステージを生きるには現在の延長にない能力が必要=余暇に自分を再創造する