【感想・ネタバレ】ワーク・シフト 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>のレビュー

あらすじ

「これは読んだほうがいいです。いや、読まないとこの先の人生やばいと感じます」「今まで日本で起きつつある固有の問題と思っていたことが、グローバルレベルで起きていることに驚いています」「もし自分に子どもがいたら絶対に読ませたい本です」(読者の声より)

テクノロジーの進化に伴い、ゆとりある生活を送れるかと思いきや、時間に追われ、家族や友人と過ごすこともままならない孤独な日々。こんな働き方がさらにエスカレートするのでは?未来に対する漠然した不安の正体が、2025年の「悪夢」と「希望」のストーリーによって解き明かされる。新聞、ビジネス誌の書評への連続掲載、『ワーク・シフト』を題材にした読書会が日本各地やネット上で開催されるという現象も発生。あなたもぜひ家族、仲間と一緒にシフト体験を!

【内容】
≪下流民か、自由民か。地球規模で人生は二極分化する≫ ロンドン・ビジネススクールを中心とした「働き方コンソーシアム」による、世界規模の研究が生々しく描き出す2025年に働く人の日常。「漫然と迎える未来」には孤独で貧困な人生が待ち受け、「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生がある。どちらの人生になるかは、〈ワーク・シフト〉できるか否かにかかっている。「食えるだけの仕事」から意味を感じる仕事へ、忙しいだけの仕事から価値ある経験としての仕事へ、勝つための仕事からともに生きるための仕事へ。覚悟を持って選べば、未来は変えられる。

著者のリンダ・グラットンは、ロンドン・ビジネススクール教授。経営組織論の世界的権威で、英タイムズ紙の選ぶ「世界のトップビジネス思想家15人」のひとり。フィナンシャルタイムズでは「今後10年で未来に最もインパクトを与えるビジネス理論家」と賞され、英エコノミスト誌の「仕事の未来を予測する識者トップ200人」に選ばれている。組織におけるイノベーションを促進するスポッツムーブメントの創始者。『HotSpots』『Glow』など7冊の著作は、計20ヶ国語以上に翻訳されている。人事、組織活性化のエキスパートとしてグローバル企業に対してアドバイスを行う。現在、シンガポール政府のヒューマンキャピタルアドバイザリーボードメンバー。TEDスピーカー。二人の息子の母親。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

2012年に2025年の未来を見据えた働き方、それに向けて現状からシフトすべきことを問題提起した本であるが、2025年の今読んでみるとかなり正鵠を射た内容だと思う。途中、コロナ禍により実現が遅れていることも逆に加速していることもあるが、概ね方向感は正しいと思える。今後の働き方のあり方を考える上でとても参考になる良い本だと思う。

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2025年06月09日

Posted by ブクログ

この本は「一人ひとりが自分なりの選択を行う案内図」となることを願って書いた本という言葉に、著者の方の考え方が素敵だなと感じた。
分厚いけれども読みやすく、何より12年前に読んでおけば良かった…と思った。

これからの働き方の変化というのは、
環境と共に一番は人々の価値観の変化ということ、だと思った。
自分にとって本当に大切なものは?深めて考えていきたい。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この2人だけではない。2025年の世界では他の人とちょっと対面して接する機会が減る。バーチャルな人間関係が直接の触れ合いと同じ位私たちに元気を与えるようになる可能性もあるが、そうはならないだろうと私は思う。他の人と触れ合う機会が減れば手軽な人間感じがもたらす。喜ぶよ。味わえなくなる。充実した人間関係が仕事を充実させ、充実した仕事が人生を充実させると言う。幸循環生まれなくなる。

アモンは、同時代の多くの人たちと同様に、大企業に対して冷ややかな見方をしている強欲経営者の金儲けの片棒を担ぐのは仮面だと思っている。と思っている会社に勤めずに、フリーランスで働くことにしたのは、1つにはそれが原因だ。一方、露伴は政府の職に対する不信感がとりわけ強い

未来の食用生活に向けて準備するのは刺激に満ちた経験だ。世界は目まぐるしいペースで変化している。仕事とはこうあるべし。仕事はこのように行うべしと言う。固定観念の多くは過去のものになり、新たな選択肢とチャンスが拡大する。公式生のキャリアの道筋ではなく、充足感とやりがいを抱けるキャリアを切り開けるようになる。ただし、自分に合ったオーダーメイドのキャリアを実践するためには、主体的に選択を重ね、その選択の結果を受け入れる加工が必要だ。ときにはある選択をすれば、必然的に何らかの代償を受けられなくてはならない場合もある。これまでの企業と社員の関係には親子の関係のような安心感があった。私たちは自分の職業生活に関する重要な決定を会社任せにしておけばよかった。それに対して新たに生まれつつあるのは大人と大人の関係だ。この方が健全だし、仕事にやりがいを感じやすいが、私たちはこれまでより熟慮して強いけ情熱を持って自分の働き方を選択しなくてはならなくなる。そのために必要なのは、どのような人生を送りたいかを深く考え、決断する能力だ。私自身、働き方の未来を研究し始めたきっかけの1つは、息子たちにキャリアに関して適切な助言をしたいと思った事だった。

仕事の世界で必要な3種類4本
要するに、知識と指摘思考力のことである。グローバル化進展し、テクノロジーが進化して、世界が一体化する時代には、あなたと同時の知識や技能を持っていて、しかもあなたより早く易く。そしてするとあなたより上手に同志の仕事を行える人が世界中に何千人ことによると、何百10,000人も現れる。

第二の週は人間関係しよう。要するに人的ネットワークの強さと幅広さのことである。そこには生活に喜びを与えてくれる深い人間関係も含まれるし、様々なタイプの情報や発想と触れることを可能にする。広く浅い人間関係を含まれる未来の世界では、そういう人間関係を意識的に気づく必要があると私は考えている。

それを実践する上では、成功するために何が必要かと言う点について古い思い込みの多くを捨てなくてはならない。群衆から自分を怪我出せる事は確かに重要だが、未来の世界では成功を収める力になってくれるのも群衆。少なくとも賢い群衆なのである。つまり私たちは、専門知識と技能が磨いて、他の人との差別化を図る一方で、高度な専門知識と技能を持つ人たちと一緒に価値を見出していかなくてはならない。それができなければ、自分の力だけで大勢のライバルきそう合わなくてはならなくなる。一言で言えば、私たちは孤独に競争するのではなく、他の人たちとつながり合ってイノベーション成し遂げることを目指す性に転換する必要がある。これが本書で提案する場合のシフトである。

専門技能の連続的習得未来の世界でニーズが高まり、そうなジャンルと職種を選び、高度な専門知識と技能を身に付ける、セルフマーケティング、自分の能力を取引相手に得させる材料を確立するグローバルな人材市場の1人となり、そこから脱落しないためにそういう努力を欠かせない他の人たちの高度な専門技能と知識を生かすために人的ネットワークを築き上げることだ。連続スペシャリストへの道アルノーが、他の技能より高い価値を持つのはどういう場合なのかをよく考える。ミラーを予測する上で、この点は極めて重要な鍵を自立。

クリエイティブクラスの人々は、具体的にはどのような職に就くのか、ドイツの未来学者、マシアスフォルクスを100以上の創造的な食事を著書で列挙している。そこには、アニメーター建築家、叙述、家、陶芸家、クリエイティブ、ディレクター、DJ、ドキュメンタリー映画監督、イベント、プランナー、ファッション、コンサルタント、フィットネス、トレーナー、グラフィックデザイナー、インテリアデザイナー、メディア、対策講師、音楽家、ミューズ、画家、写真家、哲学者、牧師、校閲者、ラッパー研究者、カリスマ、料理人、ストーリーテラー、スタイリスト、劇場監督、トレーナー、ウェブサイト、クリエイターなどが並んでいるこの中にはいずれ消滅したり、大きく変容したりする職種もあるだろうし、ますます流星を極める職種もあるだろう。このような人たちはどういう職業生活を日々を送るのか、創造的活動と言うと、絶海の孤島に1人こもってした高重ね、何かを作り出すイメージがあるかもしれないが、現実は正反対だ。クリエイティブクラスの人たちは同じような専門技能や才能の持ち主同士で寄り集まって生きようとする。この傾向は今後1層強まるだろう。世界の様々な場所に、創造的な人材の集積地が出現し、そこに集まった人たちが学び合い、一緒にビジネスを行うようになる。互いに関連なある多様な専門技能や能力の持ち主が交流することにより、創造性が刺激されて、その地に活気とエネルギーが乱されるこうして言えば、イノベーションと創造性のホットスポットが形成されるのだ。例えば第7章に登場したチェンゴンがクラス上、海は2025年の世界で創造的な人材の集積となる土地の1つだ。チェンコは周囲の多くの人たちと同じように、専門技能と新しいアイディアを組み合わせることによって成功を収め、多様性に富んだ環境の恩恵を受けながら、価値を見出す。

フォルクスが指摘するように、この点は、弁護士や医師建築家大学教授のような専門職と比較するとわかりやすい。この週の職業では、大抵ギルド同業者組合的な仕組みが気づかれて、最低報酬制度などを通じて同業者全体に富が行き渡るようになっている。こういう職種でも募集したスーパースターが出現する余地があるが、現実にはかなり厳しい。

このようなサービス関連の新しい職種が登場するのは、新しい創造性、イノベーション関連の職種の場合と同様、私たちの働き方と生活の変化が産む必然の結果だ。2025年の世界では人々はものを大量に消費することより充実した経験を味わうことを重んじるようになる。その究極の形態として、一人ひとりのためのオーダーメイドで準備された経験を発する人が増えるのだ。

古い仕事の元では、やる気と野心と強い協商心があれば成功すると考えられてきた。しかしこれからは高度な専門技能を習得し、その上で多くの人と結びつかなければ成功できない知的資本と人間関係資本を組み合わせる必要があるのだ。グローバル化が進展し、世界中の人々が結びつく時代には、イノベーションと創造性が極めて重要になるが、真のイノベーションと創造を成し遂げようと思えば、大勢の人たちの能力とノーハウ人脈を統合することが不可欠なのだ。自己再生のコミュニティーを気づく重要性が増す。自己再生のコミュニティーだ。この種の人的ネットワークは、バーチャル空間の人間関係でないと言う点で、ビックアイディアクラウドと異なり、自分と同様の専門技能の持ち主で構成されてわけではないと言う点で、ポッセとも異なる。旧来の人脈作りは、しばしばゲーム感覚で行われる自分のイメージをできるだけ好ましく見せようとする場合が多いが、それは応援にして印象操作に過ぎない人を惹きつける、自分の関心テーマをの場で表明することが大切だ。そうでないと他の人たちはあなたと関心が重なり合うかどうかわからない。関心テーマについてブログを書いてもいいし、共通の関心テーマを持つ人たちのコミュニティーに参加しても良い機会があれば講演を行うのも効果的だろう。一言でポストのメンバーを惹きつけるにはまず自分が積極的に発信しなくてはならない。その際、自分が何を成し遂げたかだけでなく、どういう問題にぶつかっているかを語ることが重要だ。あなたが何に関心があり、どういう課題を抱えているかを語って、初めて他の人たちはどうすればあなたと共同行動を取れるかがわかる。ウィーク胎児と呼ばれるから情報得るケースが多いことがわかった。カメレオン人間になる先の3つのタイプのグループで言えば、第一の保守的なグループは、芸術からの人や現実認識が甘く見える人を受け入れることに抵抗がある。第二のクリエイティブ系のグループは、クリエイティブなアイディアの持ち主だとはっきりわかっている人だけを仲間とした認め、難しそうな人を好まない。第3の形のグループは、感情をあらわにする人が苦手で、形に対して不信感が強い。この累計化はいささか単純すぎるかもしれないが、ビックアイディアクラウドを築くのが、どうして難しいかは理解してもらえただろう。様々なグループの暗黙のルールに阻まれて、そのグループの内側に入り込めないケースがしばしばあるのだ。では、どうすれば異なる暗黙のルールを持った複数のグループにまたがる、人的ネットワークを築けるのか、イギリスの経営学者、マーティンキルダによれば、異なるグループの間のギャップを乗り越えるのが最も得意なのは、カメレオンのような人間だと言う。こういうカメレオン人間はそれぞれのグループで求められる質に合わせて、自分の振る舞い方を修正するのは人々は得意になるだろう。カメレオンは周囲の環境に合わせて体の色を変えると言われるが、カメレオン人間は喋り方や言葉遣い、人前で表現する。価値観身に付ける、服装などを変える。この子の人たちは角との信念がないわけではないし、自分のあらゆる側面を変えるわけでもない。どういう部分を環境に適応させ、どういう部分を書くとして保ち続けるからの生き方が上手なのかもしれない。

キルダフによれば、優れたカメレオン人間になるためには心理学で言うセルフモニタリングの能力が欠かせない。他の人の言動に鋭く目を配り、そのグループの暗黙のルールを敏感に察知して、それに照らして、自分の振る舞いが適切かどうかを観察する能力が必要なのだ。社交的なイメージがあって、気軽に近づきやすく、固形的に振る舞う人とイメージがあるので、喜んで友達を紹介したくなる人は、他の人を引きつけやすい。しかしおそらくそれ以上に重要なのは、面白くて、知的興奮を与えてくれる人と思われること、そして自分にアプローチする方法を他の人たちにもわかりやすく示すことだろう。そのためにTwitterを活用してもいいし、コメント付きのブログを解説してもいいし、動画投稿サイトにメッセージを公開しても良い。今後はオンライン上で人々が活発に情報発信するのが当たり前の時代になる。そういう時代には単に普段と違う世界に足を踏み出すだけでは充分ではない。自分がどういう知的さと専門性の持ち主かを広くし知らしめることによって、人々を引きつけることが不可欠になるつぐ炎となる人間関係の加工なすのが関心と価値観の共有であること。経路はこうした点を2000年以上前に指摘していた。自分と似た人としか友達になれないと言うことではない。友情が花開くためには関心と経験を共有している必要があると聞けば言いたいのだ。友情は関心と経験の共有と言う土台の上に生まれて、相互の善意と愛情タイヤの深まりを通じて強化されていくと言うのである。キケロはこう述べている。世界で最も強い満足感もたらす経験とは、地球上のあらゆる題材について自分自身に向かって語るのと同じ位自由に話せる相手を持つことである。友人のスピアの言葉を紹介した。ピオニには多くの議論がある。この世界で友情ほじられているものはないとよく不満を述べていた。自分が何匹のヤギや羊を持っている子は誰も知ってるのに、友達が何人いるかは誰もわかっていない。家畜を手に入れるためには多大な関心が払えるが、友達を選ぶ際には全く関心が払われていない。スピー王が述べている事は、古代ローマ以上に未来の世界に集まる。これまで以上に時間をかけ気を配らないと友人との関係がもたらす喜びを得られなくなる。そこで友人と深い絆を築くための時間と言うとを得られ、しかも物質的な高さを変調しないバランスの取れた職業人生を選択することがときは重要となる。これからやってくるのは矛盾に満ちた時代だ。テクノロジーの進化とグローバル化の進展により人と人の結びつきが強まる反面、私たちは今以上に時間に追われ、孤独を味わうようになる。そういう時代に意義を見出せる。職業生活を送るためには、この無人を返す方法を見つけなくてはならない。昔は人間関係が実的ネットワークが自然に形成されるのに、任した時は充分だったが、今後はそれで充分ではなくなる。未来の世界の多くの側面がそうであるように意識的主体的な選択と行動が不可欠になる。関心分野を共有する。少人数のブレーン集団であるポッセ多様なアイディアの源となるビックアイディア、クラウド、そして安らぎと活力を与えてくれる現実世界の友人なるで構成される自己再生のコミュニティーを気づくために志的に努力しなくてはならない。今から人間関係を払うことができれば大きなエネルギーを得られる。その際に注意すべきなのは、スピーシーが警告したように、物質的な高さを重んじる、あまり成長と意義と友情をないがしろにしないことだ。この点が次の第3のシフトのテーマであるお金に重きを置く発想は、満足感や食感を高めるとは限らず、むしろ不愉快な結果をもたらす場合がある。お金や物に対する欲求は、その他の経験に対する欲求以上に開くことがない。あなたも思い当たる節があるのではないか。私たちは新しいものを手に入れてもすぐに喜び忘れてしまいもっと欲しいと思い始める。しかももっと欲しいと思う。物質主義的思考を強めると自分を成長させる上で好ましくないゴールを設定しがちになる。簡単に達成できる目標でよしとしたり、逆に達成不能な目標を定めたりするケースが多くなるのだ。また、物質主義的思考が強い人を受け身的な活動して時間を過ごす傾向が強まる。例えば物質主義的思考の強い人は概してそうでない人よりも長い時間テレビを見て過ごす傾向がある。一方、物質主義的思考の弱い人は社交をしたり、将来の計画を立てたりすることに時間を費やす場合が多いと言う仕事に対する古い役職事は、私たちにお金と地位の価値を過大評価させ、充実した経験がもたらし、幸せを歌評価させる。古い約束事はお金を中核に捉えているが、実は仕事とし、生活における喜びの多くは値段をつけられない。最近1ヵ月の自分の心理を振り返ってみて欲しい。あんたが幸せや満足喜びを感じたのはどういう時だったろうか当然金を払っている軽減を通じて愉快な感情を味わった時もあっただろうが、無償の経験によってそういう感情を味わった時も多かったのではないか。友達との関係がもたらす喜び、仕事をやりといたときの達成感野山を散策するときに感じる。清々しさ子供と過ごす。楽しい時間、日の出と日没を眺めて過ごした時は、金を払って手に入る経験ではない。しかしお金と消費を中華に捉える考え方が深く根を貼り付けた理由は他にもある多くの社会で、お金は単に消費の手段と言うだけではなく、その人の社会的地位を衝いた、社会的標識の役割を果たしている。お金は個人の自我から切り離せない1部になっているのだ。私たちは物やサービスを購入することを通じて、自分の人間としての価値より証しようとする。もちろん自分の価値を表現する手段は他にもある高い地位についている。友人表彰や勲章、スポーツの成績、子供に対する優しさ綺麗なキルトを作る能力も、そうした機能を果たせる。しかし、世界の多くの社会で、お金が社会的地位の証として最も強力な要素になっている。そこで私たちはお金を稼ぐために懸命になる。古い仕事の下では、仕事とは単にお金を稼ぐことを意味している。未来の世界では、次第に自分のニーズと願望に沿った複雑な経験をすることを意味するようになるかもしれない。第3のシフトを進めると舞台を整った産業革命以降、仕事に関する古い約束事のもと、お金と正平が仕事の中核をなしてきたが、それを次のように書き換えることが可能になりつつある。私が働くのは充実だ。経験をするため、それが私の幸せの土台だ。仕事を通じてお金を稼ぐことの重要性を無視しているわけではない。生活の基礎的なニーズを満たす上でお金が欠かせない。しかしすでに述べた通り、先進国の多くの人は所得がこれ以上増えても、満足感や幸福感が高まらない。次第に充実した経験を味わうことが満足感や幸福感のもたら契約になる。第8章で論じたようにカリオンツリー型のキャリアを築き、キャリアのモザイクを描くことが当たり前になれば、職業生活の関係でお金をすべての中心にするのではなく、お金とお金の様々な経験のバランスを取るために古い薬草に変わって、新しい約束ことを形作る必要がある。そのためには、仕事に対する考え方をさらには企業と働き手の間の契約の中身を根本からシフトさせる必要がある。このシフトを妨げる要因はどういうものなのか幸せで10日間味わえて、未来に押しつぶされない職業人生を送りたい人は何を転換するべきなのか、まず自分の前にどういう選択肢があり、それぞれの選択肢を選んだ場合に、どういう結果を予想され、何を諦めることになるのか、明確に理解しなくてはならない。以上終わり

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2025年02月06日

匿名

購入済み

 

面白かった。
いろんなパターンで未来を予測していて楽しかった。
結構未来のことを言い当てていてすごい。
これを書かれたときにすぐに読んでいたらまた違っていたかもしれない。

#タメになる

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2024年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この本が今から10年以上前に書かれているという事実に驚く。新型コロナウイルスの蔓延に伴い、大きくシフトした現状を言い当てている。少なくとも私に関しては、いつも時間に追われ続ける未来に足を突っ込んでいる。
ここから脱出するために、第3のシフトを実践してみたいと思う。

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2024年08月17日

Posted by ブクログ

12年前の書籍で変わる必要性がしっかり描かれてあったが、今の自分に当てはめ、変化のなさを感じ、かなり反省した。
3つのシフト、しっかり考えたい。
特に第3 大量消費から経験へ、はしっかり実践したい。

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2024年06月09日

Posted by ブクログ

3つのシフトで自分の価値観に合った働き方を実現する。
世の中は大きく変化しており過去の常識、固定観念は全く通用しなくなっている。
昔は新卒で入社し、60歳までがむしゃらに働き、社内での昇進、昇給を横一線で目指すのが当たり前でそれで幸せな人も多かった。これからは、100歳まで生きる人が増え、70、80歳まで働く人も増える中で、多様な働き方が受け入れられるのはごく自然なこと、60歳からのセカンドライフを目標にするのではなく、仕事で心が満たされて、人それぞれのライフスタイルに合わせて働けるようにしていく。

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2024年04月04日

Posted by ブクログ

2025年の世界を想定した働き方改革である。ワークシフトしなければ、一言で言うならば、「やばい」ということだ。
漫然と迎える未来では、いつも時間に追われ、孤独に苛まれ、繁栄から締め出される未来が待っている。
主体的に築く未来では、コ・クリエーションで仲間と関わり合い、積極的に社会と関わり、ミニ起業家が活躍する未来となる。
そのためには、3つを意識した働き方をシフトしなければならない。
「ゼネラリストから連続スペシャリスト」
「孤独な競争から協力して起こすイノベーション」
「大量消費から『情熱を傾けられる経験』へ」
そこで重要になる資本は
知的資本、人間関係資本、情緒的資本
の3つである。
VUCAの時代を生き抜くためのヒントが満載。
よくぞここまで整理されていると驚いた。

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2022年12月11日

Posted by ブクログ

この本は2012年に書かれている。
この本ではまず、2025年の働き方の負の側面を描き、そうならないためにはどのように考え、どのように自己鍛錬を続ければよいのかを説明している。
2025年の人々の働き方を予測しているだ。
そして2022年の現在、確実にこの予測に近づいていると思う。
最初は少し読みにくい本だな、と思ったが、読み進めるに従い、あまりにもこの予測が当たっているのでだんだん怖くなり、著者が提唱している3つのシフトを自分も行うべきなのだと思うようになった。
第1のシフトは、広く深い専門性を身につけること。
第2のシフトは、様々な人的ネットワークを築くこと。
第3のシフトは、経済的な充実ではなく、趣味や社会貢献などで心を充実させること。
これからでも遅くない。

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2022年11月17日

Posted by ブクログ

読み応えあった!でも、面白かったし、将来に向けてやることを考えさせられた。

テクノロジーが進化しても、人間が活躍する分野はどこか。

一つの職業を極めるだけではやっていけなくなる。ゆるやかにでも、複数のキャリアを持つことが大切。


ただ、炭素税で飛行機の移動代が高くなって、人々の意識も、エコかどうかで長距離移動を捉える社会は嫌だな…。リアルな旅行をしたいよ。

朝起きて、調査と執筆をするのが楽しみで仕方なかった、という筆者がすごいと思った。

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2022年04月15日

Posted by ブクログ

■感想
ずっと気になっていましたが、ようやくこの本を読みました。とても2012年に出た本とは思えない。
内容はとても参考になることが多くこれからの仕事に対する価値観がアップデートされました。

■Todo:
・専門技能の連続的習得
1 手がけた仕事に署名を書く、刻印を押すなど自分の仕事だと解るようにすること
2 ギルドやそれに類いする組織を作ること
3 キャリアモザイクを描くこと
・自分の感情を受け入れ、欠点を素直に認めること。
・ぬるま湯に使ったままではなく、リスクを背負い、勇気を持って行動すること

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

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WORK SHIFT/Lynda Gratton 著.

現在の働き方が書かれているんだけども、10年前に書かれていると思うとすごいとしか言いようがないです。

これからは一つの専門分野を持っていることではキャリアを積めず、複数のスペシャリティを持つ連続スペシャリストを目指すべきと言っています。

そして、それぞれがミニ起業家としてつながり、Co-creationする未来が来るそうです。
インターネットで世界中のひとと繋がりやすくなり、協業することが容易になりました。

そんな世界の中では自分が何をやりたいのか、何ができるのか、どういう課題意識があるのかを積極的に発信する、セルフマーケティング、セルフブランディングも重要になるんだとか。

変わっていく時代を危機ととるか、機会ととるかは、その人のマインドセットと知識によるところが大きいんだろうなと思った本でした。

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2022年02月14日

Posted by ブクログ

得意なことを、複数の分野で作ることで、自分の価値を面として強めていかないといけない、と思いながら、ただ一つの点すらも未だに持てていない現状を嘆く。

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2022年01月03日

Posted by ブクログ

10年近く前に書かれた本であるにもかかわらず、その未来予想は怖いくらいピタリと当てはまっています。リンダグラットン氏の著書はLIFE SHIFTも読ませていただきましたが、ともに構成と理論がしっかりとしていてとても勉強になりました。特に3つのSHIFTは将来的に必要性を感じました。

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2021年12月29日

Posted by ブクログ

2012年に書かれた本だけれど、2025年の未来についてかなり的確に予想されていた。
32の未来を形作る要因がどれも現実味を帯びてきており、そういった状況での我々の働き方について本当にそれでいいのか、どうすれば幸せな働き方ができるのかについて刺激をたくさんいただいた。

特に印象深かったのは、テクノロジーが発展し便利になっていく中で、業務が効率化して、じっくりの一つのことに向き合う時間がなくなっているという指摘だった。
コロナ禍で一気に加速したテレワークによって、著者の予想通りの現代になっている。
実際仕事をToDo的にこなすだけで、人と会話したりじっくりと集中して向き合う時間がかなり減ってきている。
これからの時代は浅く広くのジェネラリストはAIやテクノロジーに置き換わられやすく、より高度な専門技術が必要になってくる。
それを身につけるためには、いろんなことを浅くするのではなく、深く追及することが大切なのだ。

そして、この高度な専門的技術以外にも、人間関係や内省する力が必要で、特に内省して自分はどうありたいのか?どう社会に貢献したいのか?どう生きたいのか?をじっくり考え向き合うことの大切さを再認識した。

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2021年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ワーク・シフト
― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

これからの働き方に影響を与える以下の5つのトレンドを分析して、近未来の働き方のショートストーリーをまず、示します。
働き方が変わる! 〈5つのトレンド〉
●テクノロジーの発展
●グローバル化
●人口構成の変化と長寿化
●個人、家族、社会の変化
●エネルギーと環境問題
悲惨な働き方をショートストーリーで示した後に、以下の3つのシフトを行うことで、働き方がどのように変化するかが次に示されます。
働き方を変える! 〈3つのシフト〉
●ゼネラリスト→連続スペシャリスト
●孤独な競争→みんなでイノベーション
●金儲けと消費→価値ある経験
前半の分析は結構的を得ているように思えますが、後半の部分は著者の価値観によってずいぶんと偏ったものになっているのが残念です。
外資系のテクノロジーの会社に勤めている竹蔵の働き方は、この本に出てくる未来の働き方に一部が近づいている気がします。まあ、明るい面も暗い面も両方ありますが。
肝心な部分は、主体的に自ら選択しその結果に責任を持つことということでしょうか。
それは今も昔も、そして将来も変わらない気がしますが。
著者の言うY世代の若い人に読んでもらいたい本です。

竹蔵

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

2012年出版時に2025年という近い未来の働き方のシフトを警鐘する内容が大方間違っていないと感じた。ネットワークの広がりが世界じゅうの人々をより身近に感じ、社会・生活がよりボーダレスで多様性に富んでいる一方で、国境、宗教、文化の相違を相容れない「分断」の社会がここまでになろうとは予想されなかったように思う。生産性の向上と効率化・機械化の傍らで孤独や、受容の耐性の低さが個人だけではなく、国や地域にも同様なことが起こっているように思う。そんな世界で物の所有や物理的な富から「幸せ」、「再生」に生きる糧を見出すための働きかたのシフトについては著者の意見に納得できるものばかりであった。自分自身としては、自分の枠を超えた人とのつながり、ネットワークを構築していきながら如何にして自分を売り込んでいくこと、より高い専門技能をいくつか持ち合わせていくことに難しさを感じた。

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2024年12月22日

Posted by ブクログ

[概要]
  ・ネットワーク時代の
   働き方改革のやり方
[感想]
  ・「漫然と迎える未来」  
   「主体的に築く未来」
   の言葉にハッとする。
  ・年を取って、
   変化を恐れる自分との
   葛藤をどう克服する?
  ・分野違いの人脈の大切さ。
   →出会いを求め続けよう。
  ・"ゼネラリストから連続スペシャリストへ"
    わたしはスペシャリストだが、
    「連続」が不足している。
    一生、自己研鑽が必要。
[総評]
   ◎自分の今の職業人としての立場
    を見つめ直す著書。

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2024年10月03日

Posted by ブクログ

2012年に2025年の予想をされており、他の感想にもある通り、概ね著者の予想される通りの未来がやってきた。
本書の中で著者はがむしゃらに働くのではなく、ワークライフバランスを見直そう(それによる高給を諦めることの覚悟も含めて)と提言されている。

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2024年09月05日

Posted by ブクログ

本棚に登録したので12年ぶりにざっくり読み返してみたが2025年のストーリーはリモートワーク主体かつグローバル化している現代を驚くほど言い当てている. もちろんパンデミックによる影響などは考慮されていないがそれでもリモートワークが主体になった世界の細切れの忙しさや孤独、高い技能を持つ人々とそれを持たない人々との間の貧困的分断など驚くほど現代を言い当てている。最後はちょっと読み返してみないとわからないけど答え合わせという意味で読んでみると発見があり面白い本かもしれない。

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2023年05月11日

Posted by ブクログ

10年前に話題になった本が今スゴイ、というので私も読んでみました。

本書は未来に大きな影響を及ぼすであろう5つの要因
・テクノロジーの進化
・グローバル化の進展
・社会の変化
・人口構成の変化と長寿化
・エネルギー・環境問題の深刻化
について詳細に検討し、2025年の未来がどのようになるかを予測した本です。(出版2012年)
2022年の現在、かなり実現していることに驚きました。

そして、今までの固定概念、知識、行動パターン、習慣などを根本からシフトし具体的には以下の資本を育てれば明るい未来が切り開かれていくとのことです。
①知的資本、知識と知的思考力を強化する
幅広い知識ではなく、高度な専門技能を身に付ける連続スペシャリストになることが必要不可欠
②人間関係資本、人的ネットワークの強さと幅広さの重要性が増す
世界中の人と結びつき協力し合うことでイノベーションと創造性が生まれる
③情緒的資本、自分自身を理解し、自身で行う選択について深く考える能力、勇気ある行動のための強靭な精神力が必要
所得と消費を中核に据えた職業人生から脱却し、生きがいと幸福を感じられる職業生活を築く

コロナ渦で世の中が随分進みましたからね。
今からでも遅くないと信じてしっかり考えていきたいです。

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2022年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネタバレ?あり。記録用

未来を形作る5つの要因→テクノロジーの進化、グローバル化の進展、人口構成の変化と長寿化、社会の変化、エネルギーや環境問題の深刻化。

・漫然と迎える未来の暗い現実→時間に追われる、孤独、貧困。
・主体的に気づく未来の明るい日々→みんなの力で大きな仕事をやり遂げる。共感とバランス。創造的なミニ起業家。

第一のシフトは1つの企業の中でしか通用しない技能で満足せず高度な専門技能を磨き、他の多くの人たちから自分を差別化するために自分ブランドを築くこと。第二のシフトは難しい課題に取り組む上で頼りになる少人数の盟友グループと、イノベーションの源泉となるバラエティーに富んだ大勢の知り合いのネットワーク、そしてストレスを和らげるための打算のない友人関係と言う、3種類の人的ネットワークを育むこと。第3のシフトは、大量消費主義を脱却し、家庭や趣味、社会貢献などの面で充実した創造的経験をすることを重んじる生き方に転換すること。様々な選択肢のメリットとデメリットを深く理解した上で、自分の道を主体的に選択すること。

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2022年02月10日

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10年以上前の本だけど、今も勉強になることがたくさん書いてあった。特に環境問題、孤独、インターネット、グローバル化、職業選択など一昔前前とは全く異なる状況になることがわかった。この本に書いてあった未来は2021年現在ではまだ実現されていないけど、今後こんな世界になることを考慮して生きていきたい。親しく狭いコミュニティと多様で広いコミュニティの両方を育てるのは今の自分にはなかなか難しいと感じた。

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2021年10月15日

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IT化とグローバル化が更に進むことによって、所得の格差が顕著な実力社会が生まれるとこの本では予想している。各論では意見の相違があるが、大筋は同意できる内容だった。日本でもジョブ型の働き方が徐々に浸透しつつあるので、努力し続ける必要性を改めて感じた。

また、リモート化による孤独への警鐘がタイムリーで、興味深いと思った。仕事を突き詰めてもそこに幸せがなければ何の意味もないので、人間関係資産との両立も大事だと思った。これからは今までのロールモデルが通用せずに、自分たちで人生設計をしていかなければならない。ただ、人生における自由や裁量が今後増えていくことも考えれば、今の時代の流れは決して悪いものではないと個人的に感じる。

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2021年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2012年のビジネス書ですが、まだまだ十分に読み応えのある本でした。
7年経っても読める理由は、
この本で著者が行った未来予測がかなりの精度だったことにまずあるでしょう。
2013年ビジネス書大賞受賞作。

本書の趣旨はといえば、
2025年を設定した未来世界を考えることから仕事のあり方について
どういったものがIT革命後の今に、そしてこれからに合ったものなのか」
を解き明かし、
新しい仕事や生き方の姿勢を提示するものでした。

「漫然と迎える未来」には孤独だったり貧困だったりする未来が待っていて、
「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生が待っている。
そして、その「主体的に築く未来」にするためには3つのシフトが必要。
第一は、ゼネラリストからスペシャリストへのシフト。
専門技能を絶えず磨こうという話。
第二は、性格の異なる3種類の人間関係を築こうという話。
第三は、自分についてより深く理解し、価値観を再考し、
そのうえで、情熱を持ってなにかを行う生活へという話。

これが、まったく突拍子の無い話ではなくて、
ちゃんと地に足がついた論調なんですよねえ。
だから、きっちり読んでいくと、
その理路に当然ながら賛同できるし、
今の自分の方向性や考えと照らして、
旧来の生き方をしているか、
それとも未来的な生き方をしているか、
読者はその度合いを知ることができると思います。

未来には五つの要因があると著者は分析します。
1、テクノロジーの進化。
2、グローバル化の進展。
3、人口構成の変化と長寿化。
4、社会の変化。
5、エネルギー・環境問題の深刻化。
の以上がそれであり、
さらに本書ではそれらを32の現象に分け、
そこから未来予測をしています。
未来に生きる架空の人物の一日を通して、
具体的に、読者には予測された未来を感じてもらう。
そして、それから三つのシフトについて論じるというのが、
本書の体裁でした。

やっぱり、なんていうか、
こう言うとベタですけども、
これからの時代も生涯学習の時代なんだと思いました。
努力とか勉強とか、僕は嫌いなんですが、
好きで本を読むとかは大好きなんですよね。
きっと自分をよく見せるだとか他律性だとかがイヤなんです。

そうそう、ナルシシズムの話も載っていて、
ジェネレーションYだとかZだとかでこれはあると思いましたね。
自分の立位置が不安だと、
ペラペラと自分の良いところややってきたことを喋り出すのってある。
そうやって自分を安心させたいわけですが、
それはそれで、自己中心的以外のなんでもないんですよね。
けっこうみんな気付いていないと思いますが、
こういうの、若い人に多いですよ。
僕も若かったころそういう傾向はあったと思うし、
周囲を見てそう感じてましたもの。
自分たちが正しいとするんですよ。
大学のランクが中くらいだとしても、
もっと上のエリートよりも自分たちの方が
バランスがよくて真っ当だと思っている。
そういうのって今の若い人にもあります。
で、原因は、さっきも書いたように、
そうやって自分を安心させないと、
折れてしまうからなんです。

まあ、それはいいとして。

自分を変えたい人、
既存の価値観と自分の価値観が合わないことに不安を感じている人、
そういった人たちの盾となり安定剤となるような本だと思います。
おもしろかったです。
きっと『ライフ・シフト』もそのうち読みます。

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2025年07月17日

購入済み

あいまいだ。

この本を読んでもどうこの将来はどう行動すればいいか見えてこない。それを認識出来ただけでもよむ価値があった。

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2013年08月24日

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2012年に書かれた著書で2025年の予測をしている本です。2024年になってやっと読みました(笑)

当たっているものもあれば、これからこうなるんだろうなぁ、というものもあって、違和感なくサクッと読めました。読み飛ばしても全体像は理解できます。

学び:

専門知識と技能を磨いて、他の人たちとの差別化を図る一方で、高度な専門知識と技能を持つ人たちと一緒に価値を生み出していかなくてはならない

さらに、自分の価値観に沿った幸せな生き方をするために、自分自身について理解し、自分の行う選択について、深く考える能力、勇気ある行動を取るために欠かせない強靭の精神を育む能力が必要になる

学ぶべき点のある人たちのそばに身を置く必要が高まるだろう。どこで生活し、どういうコミュニティーの一員になるかが、これまで以上に大きな意味を持つようになる。

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2024年03月07日

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将来の働き方について考えさせられる本です。
本書を読むと子供たちの未来が多少心配になりますが、たくましく生きていくことを期待します。

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2024年01月04日

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これからのキャリアを考えるうえで参考になればと思い手に取った。
知識を得るというより、読みながら自分に当てはめて考えるための本、という印象。

以下3つのシフトを提唱。
・ゼネラリストから連続スペシャリストへ
・孤独な競争から協力して起こすイノベーションへ
・大量消費から情熱を傾けられる経験へ

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2023年07月28日

Posted by ブクログ

感想
物質主義の限界。資本主義が自らの発展のために掲げたイデオロギーはもはや崩壊しつつある。行き先を見失わないために。コンパスを見つける。

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2023年04月14日

Posted by ブクログ

未来の人間社会で起こり得る変化と現象を分析し、それをベースにこれからの「働き方」について見解を述べる本著。
10年前の本だが、ここで述べられている現象に向かいつつあるものもあれば、全く発展速度が足りていないものも両方あるかと思う。これからの社会がシンギュラリティを越えていくことで、われわれの働き方も変化することは間違いなく、その意味では視野を広げてくれる一冊。
ただ、過去に同著者の『LIFE SHIFT』を読んでいたこともあり、新しい示唆はあまりなかった。「みんななんとなく思っているけど、実際どうかは知らない」ことを再認識する文脈で有益かと思う。

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2022年02月07日

Posted by ブクログ

訳者あとがきより。
「大勢のビジネスパーソンと協力して議論を重ね、…多数の現象やデータをつなぎ合わせて、『2025年の未来』を精密に、多面的に、そして具体的に描き上げた。
 そのうえで、孤独で貧しい未来を迎えないために、私たちが働き方をどう〈シフト(転換)〉させるべきかを提案する。〈第一のシフト〉は、一つの企業の中でしか通用しない技能で満足せず、高度な専門技能を磨き、ほかの多くの人たちから自分を差別化するために『自分ブランド』を築くこと。〈第二のシフト〉は、難しい課題に取り組むうえで頼りになる少人数の盟友グループと、イノベーションの源泉となるバラエティに富んだ大勢の知り合いのネットワーク、そしてストレスを和らげるための打算のない友人関係という、三種類の人的ネットワークをはぐぐむこと。〈第三のシフト〉は、大量消費主義を脱却し、家庭や趣味、社会貢献などの面で充実した創造的経験をすることを重んじる生き方に転換すること。」

メディアマーカーに登録者が現時点で700人近くいることにびっくり。そこまでの本ではないような…

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2021年08月08日

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