リンダ・グラットンのレビュー一覧
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3.6 (32)
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Posted by ブクログ
マルチステージ型の人生はとても楽しそうだ。
だが、それが少数派のうちに実践する事自体はとても苦しそう…と思ってしまう。
この感覚自体が3ステージ制の人生という考え方に侵されているんだろうな…
もし、自分が100年時代への準備をするとして、
まずは生産性資産構築したいと思うのだが、
そこでまず2つのハードルが登場。
ひとつめ。
安定していてめちゃくちゃブラックでもない現職場。
これを捨てずにリスキリングするにはどうしたらいいか?
ふたつめ。
もともと変に繊細な部分があり、変化に弱いため、
ステージが変化する中で、
順応したり最適化したりすること自体がゾッとしてしまう。
それに打ち勝つには -
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Posted by ブクログ
元々は原著のライフ・シフトを読むつもりだったが、日本人向けにわかりやすく「超訳」されているという本書を知り、こちらを読むことにした。
すでに教育→仕事→引退という一直線型の人生が終焉に向かっていることは薄々気づいていたが、本書を読んで改めてマルチステージへ移行していかなければならないことを実感した。
ただ本書でも書かれているとおり、ここで描かれているストーリーは楽観的で、今の多くの日本人にとってあまり現実的でないものになっていたため評価は3とした。洋書の超訳なので仕方ないところではあるが…。
本書を読む前に「ライフピボット(黒田悠介著)」という本を読んでおり、それとリンクする内容が多かった -
Posted by ブクログ
2012年に書かれた著書で2025年の予測をしている本です。2024年になってやっと読みました(笑)
当たっているものもあれば、これからこうなるんだろうなぁ、というものもあって、違和感なくサクッと読めました。読み飛ばしても全体像は理解できます。
学び:
専門知識と技能を磨いて、他の人たちとの差別化を図る一方で、高度な専門知識と技能を持つ人たちと一緒に価値を生み出していかなくてはならない
さらに、自分の価値観に沿った幸せな生き方をするために、自分自身について理解し、自分の行う選択について、深く考える能力、勇気ある行動を取るために欠かせない強靭の精神を育む能力が必要になる
学ぶべき点のあ -
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Posted by ブクログ
周囲の人との関係性に焦点が当たっていて、人生の岐路に立つ時、「ああ、こういう事って言われがちで、こういう事で悩むよな」と共感できる。しかし、全体を通して前向きになれる本。
原著の翻訳版は6,7年前に読んだが、実家にあったので漫画版を読んでみた。
さくっと2〜30分で読めるものの、大学生の主人公・父・母・兄・義姉・父の職場の上司・同級生・留学生と、色々な立場のキャラクターが出てくるので非常に分かりやすく、あらゆる生き方や選択肢を想像しやすかった。
漫画のストーリーは日本の企業文化や就活事情、地域のコミュニティ形態、固定化された男女の役割分業の問題など、現代日本が抱える課題に寄せてあるので、尚更 -
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