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これからの人生100年を生きるための指針の1つとして見るのに最高の本だと思う。教育→仕事→引退の3フェーズがデフォだったが、100年生きる可能性が高くなった事で大人になっても自身を再教育・再創造する必要がある。長く働く事は仕方ないとしても、死んだように生きたくはない。その為には、何を勉強して、どうなりたいか?どう生きたいか?を教えてくれる良書。妻にも薦めたところ、大絶賛してくれました
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確かに100歳時代はそこまで来ている。これからの時代を生きるためにわかりやすく説明してくれていてストンと腑に落ちた。
備忘録
生産性資産(スキル・知識)活力資産(肉体・精神・健康・幸福・友人・パートナー)変身資産(人生の途中で変化と新しいステージへの移行を成功させる意志と能力/チャレンジ)★エクスプローラー(新しい選択肢を見出す、実験→内相→行動パターンを変える、外的な刺激を通じて発見、自分について学ぶ)★インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)安心して失敗できる。みんな参加で協働型の人的ネットワーク。所有することは自分の道を狭めかねない。★ポートフォリオ・ワーカー(異なる活動を同時に行う/所得・地域コミュニティ・友人親類・趣味→貯蓄・経歴をいかし知的刺激・與アしいことを学ぶ)選択肢を生み出せる要素への投資。人生の長い旅。選択と価値観→アイディンテティ。計画と実験。自己効力感(自分ならできる)。自己主体感(自ら取り組む)教育に求められるもの(創造性、イノベーション、やさしさ、思いやり)
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著者はロンドンビジネススクールの教授お2人。本書のオリジナルは日本でも2017年ごろ流行ったらしい。本書はそれを要約・編集したもの。
感想。面白かった。今読んで本当に良かった。また「超訳」の通り、確かに読みやすい。本屋で横に置いてあったオリジナルの本の分厚さと、海外著者による本にありがちな事例や例えの多さがない。
備忘録。
・人生100年時代は、老いて長く生きるのではなく、若々しく生きる年齢が長くなるイメージ。人生70年ならば一生涯は61.3万時間、100年の場合は87.6万時間、その差は26万時間。ちなみに1週間は168時間。とても長い時間を手にする。
・長寿化に備えて人生全体を設計し直さなくてはいけない。
・人々の寿命が短く、労働市場の変化が比較的小さい時代は、20代で得た知識とスキルでやり抜くことができた。これからは労働市場が急速に変化するし、働く期間も長くなるので、20代の時に得たスキルだけでは最後まで生産性を保てない。時間をとって学び直して、スキルの再投資をする必要がある。
・従来の人生は3ステージ型。20代までのスキル投資期間、65歳までの勤労期間、65歳からの引退期間。しかし、平成生まれとか、本書の例では1998年生まれの人とかは100歳まで生きる可能性が高いので、65歳引退では人生を経済的に支えきれない。
・長く生産的な人生を送るには、目に見えない、お金に換算できない、無形の資産をしっかりと形成しましょう、というのが本書の提言だ。本書でいう無形の資産とは、高度なスキルと知識、優しい家族、素晴らしい友人、肉体的精神的な健康、人的ネットワーク、自身が培ってきた価値観も。それ自体に価値はあるし、有形な資産(金銭的資産)の形成を助ける。
・有形な資産は回転が比較的容易にできる。株式から投資信託に変えたり、換金して住宅に変えたり。しかし無形の資産はそれが出来ない。簿記のスキルを語学能力に換えたり、地元の友人を新天地での新しい友人へ即座に交換できたり出来ない。だから無形資産への投資は、早く、計画的に、慎重に行なっていく必要がある。
・長寿化時代には、ライフスタイルにせよ、キャリアにせよ、結婚相手にせよ、自分に最も合ったものを見つけることが大きな意味を持つ。
・無形資産を獲得したり、長寿化時代を過ごすにあたり、新しいステージが選ばれてくるという。例えば、エクススプローラー(探求者として生きるステージ)、インディペンデント・プロデューサー(起業家やフリーランスて組織にとらわれずに独立して活動するステージ)、ポートフォリオ・ワーカー(複数の活動のバランスをとって生きるステージ)。自分の世代がやり易いのはポートフォリオ・ワーカーだろうか。所得のための活動、友人や家族のための活動、地域やコミュニティのための活動、趣味のための活動等のバランスを取るイメージ。
・生き方は千差万別になる。これは単に自由だということではなく、ちゃんと考えないといけないのだと受け止めた。
・本書によれば、従来は夫は65歳まで勤労して有形の資産(お金やマイホーム)を形成し、妻は家族やコミュニティとの関係構築といった無形の資産に時間を割いてきたといい、生産性の補完関係にあった。長寿化時代では子育てをせずに過ごす時間が、昔に比べて長くなる。今後の夫婦関係は生産性を補完し合うよりも、パートナーとしての相互信頼や、消費のシェア、経済的リスクの分散のための関係という側面が強くなるのでは、と。
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わかりやすいし、鼓舞される本。
今、子育てしながらパートして、時間に追われすぎずに暮らしているけれど、これからのしかかってくる教育費問題に介護に夫の転職‥。考えることいっぱい。
つい目を背けたくなる将来のことにも向き合いながらリ・クリエーションしていこう。
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有名なLIFE SHIFTが分厚過ぎて読める気がしないので要約版である本書をまず読んでみた。
結果、次に読む本はホンモノのLIFE SHIFTに決定。
どーいう意味か分かるよね。
年末年始に読む本として最高。
今後の自分のライフプランを見直すきっかけになった(まだ自分の結論は見つかってないけど)
次の年始もその次の年始にも再読したい。
強調線のところだけでも。
以下、ネタバレメモ。
・自分がどういう人間なのか、何を大切にするか、何が自分にとってうまくいくのか、自分が何を楽しく感じるかが明確になれば人生の多くのステージに一貫性を持たせられる。過去と未来をつなぐ一貫したストーリーを持ってる人はいくつものステージを行こうすることに伴うリスクが小さい
→そうですねー。スパイラルを描くキャリア形成が望ましいですね
・パートナーとは移行と変化をマネジメントするために二人が支えあい、互いに尽くす必要性有り
・引退後は最終所得の「50%」の老後資金を確保したければ引退後の生存年数から計算すべし
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100年時代を生きていくための考えをまとめた本。
自分の持っている資産を活かすこと、新たに作ること。
80年時代は教育、労働、引退のステップで生活できたが、100年時代を生きる上では資金が足りなくなる。
ステップはマルチ化し、自分に合った人生を見つけることが大切。
行動することで、何かを変える、将来の自分を想像してみる、行動しそれを継続して、資産を増やす、金融リテラシーのレベルをあげる
ことを意識していこうと思う。
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人生100年時代。
これまで自分が見てきた親の世代とは生活環境が異なってきている事を自覚していたが、じゃあ具体的に何がどうなるのかイメージつかなかった部分を、シナリオ別に書いてくれているのがわかりやすかった。
少し行動を変えるだけで、未来が変わって行くというイメージがつきやすく、読みやすい。
折に触れて再読したい一冊。
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ライフシフトの入門簡易版。人生100年時代は既にスタートしており、これからは教育→仕事→引退というスタイルでは余生が長すぎる。経済的にも。長く仕事を続けるには学生時代の学びだけでは陳腐化する。
1.生産性資産(仕事の生産性を高め、所得とキャリアの見通しを向上させるための資産)、
2.活力資産(健康、友人、愛)の他に
100年ライフのための3.変身資産(人生の途中で変化と新しいステージへの移行を成功させる意志と能力)が必要。
人生の早い時期に一度にまとめて知識をつける時代はおわる。
1.生産性資産は今までは学生時代とキャリア初期に身につけた専門技術だったが、今後は生涯を通じて新しいスキルと専門技術ん獲得し続けることが一般的になる。
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読み終えて感じたことは、100年間生きる上で将来の自分がどんなことを望むかを考える重要性を問われた、と感じた。
本書が1番面白いところは、有形資産と無形資産を分け、以下の無形資産を中心に育む必要性がある点を明示していること。
1.生産性資産
2.活力資産
3.変身資産
今まで私は有形資産を中心に、蓄える方法などの教養を学ぶ本を読んできましたが、無形資産については言葉として理解をしたのは本書が初めてで物の見方、考え方が広がる良本だなと感じました。
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生産性資産、活力資産、変身資産
自分の価値観に適合し、やり甲斐を感じられ、自分のスキルと関心を反映していて、袋小路にはまり込まないような仕事を見つけること
人生はマルチステージ化する
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超訳なだけあって、かなり読みやすかった。
これからの時代、新卒で入社して定年まで働くというパターンはもう無理。
なのでもっと柔軟に働かないと…という内容。
ただ、能力やバイタリティがある人は可能だが、フツーの人はこんな人生は難しいのではないか。それとも、こういう生き方をしないと、望み通りの人生は送れないよ、ということなのか。
私にできることは、学ぶ気持ちを忘れずに頑張ることくらいかなと思った。
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みんな薄っすらと気がついていて、でも目をそらしてる。
痛い現実に取組みはじめるに、もってこいな本。
幸い、祖母も母も健在。年齢としてはかなり「年寄り」なはずなのだけど、ふたりともとても元気。祖母など90を超えているのに背も曲がっていない。
と、いうことは、余程のことがなければ僕も100才まで生きてしまう。いままでの人生40年、そこそこ太かったことを考えるとのこりの60年も太くなくてはつまらない。さて、どうしたものか!笑
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弟から「読んだ?ライフシフト良かったよ」と聞かれ、読んだ気がしたので「あんまり覚えていないけど、読んだよ」と答えたが、この本棚確認したら読んでいなかったな。早速読んでみる。
人生100年時代の生き方について書かれる。自分は無形資産は乏しいな、最近必要性も痛感させられる出来事もあったし、なぁ。
自分の未来を主体的に計画すること。
■学
消費とレクリエーション(娯楽)の比重を減らし、投資とリ・クリエーション(自分の再創造)の比重を増やす。100年ライフは、そのための時間がたっぷり用意されている
自分がどういう人間で、何を好み、何が得意なのか
3つのステージがある
・エクスプローラ
18歳~30歳、40台半ば、70~80探索期
・インディペンデント・プロデューサー
自分の職を生み出し、無形資産を蓄える
・ポートフォリオ・ワーカー
所得獲得、コミュニティとの関わり、友人・親類、趣味等複数の活動をバランスよく取りつつ生きる
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【感想】
人生100年世代といわれる中、今後のライフステージについて深く書かれた一冊。具体的にはお金や不動産などの有形資産よりも健康やスキルなどの無形資産が重宝されること。そして、今までのライフステージである「教育」→「労働」→「老後」ではなく、いつでも「教育」に戻ったり、「休息」を入れたりなどマルチステージとなる。
【アクションプラン】
・無形資産を形成する。そのためには、人脈・スキルの掛算を考え、広く浅く学んでいく。
・「教育」にいつでも戻れるように、有形資産を多少築いておく。そのため、即時出金できるお金を蓄える。
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2021年4月NO.1の一冊。
2016年に出版された「LIFE SHIFT」を分かりやすく読みやすくまとめた本書ですが、コロナ禍の2021年現在では浸透してきた働き方や生き方に関する考えの大幅転換に関して、何年も前に予見しておりこの頃に読みたかったと思える内容ですが、今読んでも今後の糧となります。
途中具体的に人物にフォーカスをあてながら将来設計に関する説明をする箇所があるのですが、ここは短く端的にまとめてあればなお良書だったかなと、個人的見解です。
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1987年生まれの日本人の50%が到達し得る年齢が、101〜103歳。
半分確率で100歳まで生きるとなると、自分の長い人生をどう有意義にするか。
サバティカルタイムを持てるようになりたい。
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先輩に必読書とお勧めされて、連続のビジネス書。
単純に面白かった。人生100年時代とは言われているけど、解像度高く、具体的な困り事や喜びについてイメージできるようにまとめられている。
人生が長くなったとき、働き方とお金の問題をどうするのか。
「明日死んでもいいように、悔いなく生きなさい」とよく言われてきたから、もっと時間があったときに、どうしたいかという問いは新鮮だった。
レールがなく、自由度高く生きれる分、自分で考え続けて人生設計をしていかなければいけないことは頷けるが、人的ネットワークや学びの機会に恵まれない人にとっては厳しい世界になっていくのかもしれない。
敬愛する教授が「リーダーの本質は自分を導くことができる人だ」と話していたが、その言葉が蘇る。
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人生100年時代、長く生きることを前提に人生設計と時間の使い方を見直そう
◎ライフステージは大きく変化
3段階(①教育②仕事③引退)ステージ→マルチステージ(多くの移行期が存在)
◎一貫したアイデンティティを持つ
変化が大きくなるからこそ、自分についてよく知り、将来の「ありうる自己像」を想像しておく。
◎余暇時間の使い方を変える
消費とレクリエーション→投資とリ・クリエーション(再創造)の比重を増やす。
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人生100年時代に突入
私は20代なので、100歳まで生きる可能性が高い。
100歳まで生きることをポジティブに捉えて、どんな人生にしたいのかを明確する。
そして、毎日を惰性に過ごすのではなく、人生のゴールに向けて行動を起こす必要があると実感した。
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元々は原著のライフ・シフトを読むつもりだったが、日本人向けにわかりやすく「超訳」されているという本書を知り、こちらを読むことにした。
すでに教育→仕事→引退という一直線型の人生が終焉に向かっていることは薄々気づいていたが、本書を読んで改めてマルチステージへ移行していかなければならないことを実感した。
ただ本書でも書かれているとおり、ここで描かれているストーリーは楽観的で、今の多くの日本人にとってあまり現実的でないものになっていたため評価は3とした。洋書の超訳なので仕方ないところではあるが…。
本書を読む前に「ライフピボット(黒田悠介著)」という本を読んでおり、それとリンクする内容が多かったため見比べながら読むと理解が深まった。宣伝ではないが、「ライフピボット」の方が日本人にとって取り組みやすい具体的なアクションプランが提示されているのでそちらもおすすめしたい。
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人生100年時代
勉強し続けて行かないと厳しいと再認識しました
「いつもすぐに手に入る果実ばかりを追い求めない。手ごわい課題を与えられてもあまり動揺しない」ということばで考えさせられました
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人生100年時代、これからの生き方をもっとちゃんと考えていかなければと思いました。
以下参考になったこと
時代に対応するために選択肢をもっておく。
家族、友人、精神の健康、幸福などの無形資産が重要。
消費とレクリエーション(娯楽)を減らし、投資とリ・レクリエーション(自分の再創造)を増やす
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人生100年生きるために考えておくべきことや、考え方のスタンスがまとめられてあります。
中で解説されてた世代が異なる3人のサンプルうち1番世代が近い萌美の事例があまりにも現実離れしていたような…。ただ、勉強をサボっていた自分自身を反省するきっかけにはなりました。
・そもそも生活していくだけでどれだけお金がかかるか。
→引退後、退職時の年収50%で過ごすと仮定すると、いまから年収の10%程度は貯金しかないと足りない計算。ただし、マイホームや教育資金は除外されているため実際はもっと必要。
・人生ではレクレーション(娯楽)ではなく、リ・クリエイション(再創造)が必要な時代。
→新しい知識やスキルの習得。人間関係、コミュニケーションなど無形資産の取得。
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教育、仕事、引退、の3つのステージでは生きられない。
生産性資産=経済的な価値と希少性。機械で代替されない。人脈など
活力資産=健康、友人コミュニティ、他の人との結びつきが強い人は、孤立している人に比べて活力がある。
変身資産=人生の途中で変化と移行を成功させる能力。
エクスプローラー=探索する場面。18~30歳、45歳前後、70~80歳の時期に、移行のための探索をする。
インディベンデントプロデューサー=ものごとを生み出す人、になる。
長寿化によって医療や介護の出費が増える。消費の満足度は、過去の消費レベルとの相対値に左右される。
変化を予知する。
スキルとテクノロジーへの投資を継続する。本格的な移行期間を設けて勉強する。
娯楽(レクリエーション)ではなく、自己のリクリエーション(再創造)に時間を使う。
物事に習熟するために、快楽を先延ばしにする。
何か一つ、困難な学習目標を立てて、強い覚悟をもって取り組む。
自分が人生100年のロールモデルになるよう人生設計をする。