未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

ビジネス・実用
1,650円 (税込)

8pt

世界が変わる。働き方が変わる。企業が変わる。
真の「働きがい」を求めて。
『ワーク・シフト』のリンダ・グラットン教授が日本の読者に送る、新たなメッセージ。
世界はいま、数々の深刻な問題に直面している。
若年層の失業、根深い貧困、エネルギー・環境問題など、どれも一国、一地域で解決できるものはない。
これまでグローバルな大企業は諸問題の根源とも批判されてきたが、
いまこそ知識、技術、ネットワークを有効に生かして「解決者」の役割を担うべきである。

組織、地域、世界のレジリエンスを高めるための経営のあり方とは?
そのために不可欠な新しいリーダー像とは?
これらの問いに対し「世界においてもっとも重要な能力は『レジリエンス』である」
という考えに基づき、具体的な解を示していく。

ストレスからの回復力、困難な状況への適応力、災害時の復元力といった
意味合いで使われるようになったレジリエンス。

「働き方の未来」研究における第一人者の著者が、
希望を感じさせる企業の取り組みを紹介しながら、
経営者も従業員も自らの仕事に心から誇りを持つことができる「未来企業」の姿を描く。



【目次】
◆日本の読者のみなさんへ
◆はじめに 企業へのラブレター

◆第1部 変化を糧に成長する企業とは
◇第1章 変わり続ける企業と仕事
◇第2章 レジリエンスの三つの領域

◆第2部 内なるレジリエンスを高める
◇第3章 知性と知恵を増幅する
◇第4章 精神的活力を高める
◇第5章 社会的つながりを築く

◆第3部 社内と社外の垣根を取り払う
◇第6章 よき隣人としての行動規範
◇第7章 サプライチェーンの末端まで

◆第4部 グローバルな問題に立ち向かう
◇第8章 研究とイノベーションの力
◇第9章 展開力と動員力
◇第10章 複数のステークホルダーと協力する

◆第5部 リーダーシップを再定義する
◇第11章 リーダーシップ像の変容
◇第12章 本物のリーダーの条件
◇第13章 世界を見据える視座をもつ
◇第14章 未来企業のリーダーとフォロワーへの手紙

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    困難な状況への適応力を意味する「レジリエンス」に対する先端企業の取り組みを紹介。事例が豊富だが、ヤクルトレディなんかよく知ってるなぁ。このままではいかん!と思わされる本。

    0
    2026年10月05日

    Posted by ブクログ

    2025年のタイミングで、ワークシフトと連続で本書を読んだ。個人の向かうべき方向と企業の向かうべき方向、そうあるべきだしそうあって欲しいと思える内容。多くの人や企業・経営者が著者の考え方に触れて、より良い世の中にしていこうと行動を起こしてくれれば良いと感じた。
    2冊とも10年前の本であるが、将来を予測すると言う点ではとても参考になるし全く色あせていない。

    0
    2025年06月17日

    Posted by ブクログ


    グローバルトレンドを踏まえ、日本の企業がどのような働き方をさせて、その働き方に親和性のある制度やノウハウを築くのかのイメージができる本でした。

    0
    2024年09月18日

    Posted by ブクログ

    激変する環境と複雑で深刻な問題に満ちた不透明な世界で、企業に期待される役割は極めて大きくなっている。一昔前までなら政治家が果たすべきと考えられてきた社会全体に対する重要な役割のいくつかは、今では企業の役割と考えられ始めている。
    企業がこうした期待に応えて機能していくためには、社内のレジリエンス(適応力·回復力·対応力)を高めるために、社内の対人関係を活発化しつつ知識やノウハウの融合や創発を促しこれを蓄積し活用する仕組みを作るとともに、社員の精神的活力の向上に努めなければならない。
    そして、サプライチェーン全般のコントロールを意識し、貧困や環境問題に悪影響を与える活動にならないようにコミットしつつ地域に貢献し地域の活力を高めなければならない。
    さらに、その動員力と展開力を活かし、多様な外部機関と連携することで、グローバルな問題に取り組む強力な組織として機能しなければならない。
    企業がこうした機能を果たせるかどうかで、数十年後の我々の住む世界のあり方は大きく変わる。
    そのためにも、企業のリーダーは、短期的成果のみを求める投機的投資家のプレッシャーを跳ね返して長期的展望を描き、フォロワーに強烈な理念と試練によって鍛え上げられたありのままの自分を見せることで影響を及ぼし、多様な人脈で拡大され続ける世界観に従ってより良い世界を目指さなければならばい。

    0
    2021年02月05日

    Posted by ブクログ

    内容が難しく正直ぜんぜん呑み込めていない……非常に読みごたえありました。企業が社会的意義を持つことの重要さについて、かな?(実際には重要だよどころの書き方ではなく、それが使命であり本質でないなら未来は悲惨だぞくらいの文脈だった気がする)短期的視座にとらわれず、世界全体の持続性や発展のための協働を説く本。この考えが標準となるよう、市民として労働者として行動しなくてはと思う。

    0
    2016年05月11日

    Posted by ブクログ

    「レジリエンス」という言葉を詳しく知りたいと思い、手に取った一冊。名著「ワークシフト」で知られる経営学者が、個人・組織、地域社会、さらには世界全体のレジリエンス(回復力、耐久力、復元力など)を高めるために、企業やそのリーダーが成すべきことをまとめた提言書。

    著者は企業のレジリエンスを3段階に分類している。1つは企業内部であり、多様性のあるネットワークと従業員の精神的活力によって、知性や知恵を高めることが課題である。次に社内外の垣根を取り払い、バリューチェーン上の全てのステークホルダーや地域社会と共生することが重要だと説く。最後に企業のレジリエンスは貧困や環境など、今日の世界が直面する課題の解決に資するものだと主張する。

    著者の問題意識の根底には、「ワークシフト」でも語られた様々なマクロ環境の変化に加え、「行き過ぎた資本主義」が多くの社会的問題に繋がり、ひいては企業に対する信頼が低下し続けているとの危機感がある。企業が自らのレジリエンスを高め、これらの問題を解決するためには、リーダーシップも、”フォロワーを活かす”スタイルに根本から変えねばならない。「短期業績vs持続可能性」という”永遠の課題”に今一度、真正面から立ち向かう気概のある企業人にとっては必読の書。

    0
    2015年06月08日

    Posted by ブクログ

    世界の名立たる企業の長期的かつ世界にとって役立つことは何か、グローバルな対応をする上で、どのような取り組みを行っているか紹介されている本だった。
    取り組みを実行するためのリーダーシップとは生涯をかけて学び続けることになる。
    グローバルな問題はそれほど困難でもあるが、また未来にむかって進む企業になるには必要なことであることが詳細に書かれていた
    内容的には私には少し難しかったかも…

    0
    2015年01月08日

    Posted by ブクログ

    私は、企業とはこれまで、どれだけ口では「社会のため」、「Sustainability」、「環境が大切」、「お客様の喜ぶ姿のため」とは建前を言ってみても、結局、究極的には利益の極大化のため、反社会的な行動も屁理屈で「正義」に見立てて、また、社会に責任を転嫁して活動するものかと思っていたが、実際にはそうではなく、建前ではなく信念として行動すべきとが良くわかった。今後の参考になる、有意義な読書だった。

    以下、印象に残った言葉を・・・。

    ・失敗は素晴らしい企業をつくるための金鉱。リスクにあえて挑む。
    ・精神的活力を高める。生活の自然なリズムに逆らって全力で働くようになると、精神的な余裕が失われ、洞察力を深めてイノベーションを起こすためにじっくり考えたり好きなことをしたりする時間がなくなる。
    ・才能と多様性の宝庫である女性たちを失うことで企業が失うものは大きい。
    ・ベビーブーム世代にとっての仕事は30年間の短距離走だったが、この先60年間仕事をするかもしれないY世代の従業員にとってはマラソン。
    ・終身雇用制度が崩壊するのを目の当たりにした世代は、自力で仕事人生を切り拓いていく必要があった。我々は、70代や80代まで働き続けなければならない。
    ・従業員と経営陣自らが仕事や働き方についての考え方を改める。
    ・個人の活力は組織が成功するための「燃料」。
    ・勤務時間の20%を非主力事業に費やす。その余裕を作り出す。
    ・個人がやるべき仕事を決めるだけでは意味がない。複雑な協働を実現するには活発なコミュニケーションがきわめて重要。
    ・相手が信頼に足る人物でないことがわかるまでは信頼する。
    ・絶えず自分の能力を磨き続ける。
    ・人間が思いやりを持って協力しあえるものであると経営陣が信じていれば、その前提に基づいて経営していく可能性が高く、そのために従業員たちは協調し、他人を信頼しやすくなる。
    ・幸せとは、自律、自己革新、つながり(関係と数の深さ)、ビジョンと意味(自分自身よりも大きなものの一部となること)の四つで決まる。
    ・企業が効用や市場ばかりを基準にすると、本来は高く評価すべき行動や考え方の多くが無意味なものとされてしまう。
    ・企業戦略で人間の動機を全て市場価値に左右されるものとして扱い、あらゆる活動を貨幣化しようとすると、他人の役に立ちたい、思いやりのある行動をとりたいという従業員の自然な思いは高く評価されなくなる。
    ・人材を育てる。口を開けて完成品を待っていても、なにも得られない。
    ・サプライチェーンや社会全体を見据えて、企業の責任を果たす。形式ではなく。
    ・企業の責任は、工場や事務所の中にとどまるものではない。
    ・イノベーションを生み出すには、従業員同士・経営陣同士、互いに敬意を払い、共通の目標を持つ。人材を投入して時間をかける。
    ・外部も含めた協力体制を築く。
    ・現状維持は、破滅への道。静かな死。
    ・リーダーに必要なのは、知行合一。
    ・リーダー(もちろん、従業員一人一人にとってもだが)には、自分なりの経験や人脈に基づいた世界観・思想・価値観・ストーリーに基づいて、自らの言葉で話せる力が必要。
    ・地位と権力は個人として学ぶために欠かせない率直で深いフィードバックを得る機会を大きく妨げるおそれもある。
    ・人脈とは、自分の視野を広め、世界により良きものを伝えるためにある。それは結果的・間接的に、意図しない形で長期的な利益をもたらす。自分の身勝手なビジネスチャンスのためにあるのではない。
    ・人は安らかな生活から飛び出すもの。
    ・リーダーとなるものは、全人格を仕事に生かすことが望まれる。それはビジネス外の知識や思想、情や価値観が問われる。
    ・リーダーと同時に、我々一般のフォロワーの重要性も非常に大きくなる。
    ・大きな成功を収める人とは、人生のなかで自分とは違う人々に手を差し伸べる機会をつくる人。
    ・学び続けること、グローバルな視野を身に付けて偏見を捨てること、自己啓発を怠らないこと、そして、人脈を築くこと。
    ・さまざまな人が世界中で自分とはまるで違う分野の仕事に取り組んでいるという、当たり前の事実を知ること。
    ・人々を満足させて幸福にすることが知性が目指すことのできる最も大切な目標。企業は世界を良くするために人々の力を結集させることができる。
    ・私たちは分岐点に立っている。明らかになっていない、企業の潜在能力を引き出す必要がある。
    ・従業員と雇用主の関係は、「親子関係」から「大人対大人」の関係になっていく。労働者はこれまで以上に責任を負うことになり(指図する親がいない)、同時にその選択の結果をこれまで以上に受け入れなければならない(守ってくれる親がいない)。

    0
    2014年10月12日

    Posted by ブクログ

    題名の通り、これからの企業がどうあるべきかが実例を用いて書かれています。
    目先の利益に捉われずに中長期的な視野で物事を考えることの重要性は分かってはいるけど、実際に行動するのは非常に難しいです。ただ、企業がそのような視点で考えられない様であれば、致命的なことになるのではないかと思います。
    自分のこれからの働き方を考える上で一石を投じてくれたような気がします。

    0
    2014年09月10日

    Posted by ブクログ

    感想
    企業は何を気にするべきか。利益追求はもはや気にしてはいけない。存続を求めるなら。自然と地域社会との共存こそ目指されるべき。

    0
    2024年06月04日

未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

作者のこれもおすすめ

未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す