鬼澤忍のレビュー一覧

  • それをお金で買いますか 市場主義の限界

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    説得的だとは思わないけど知らない話も多くておもしろい。こういうのも勉強しないとな。経済学者がこういうのにどう反応・批判するのか知りたい。

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    2021年01月05日
  • 技術革新と不平等の1000年史 上

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    安定のアセモグル・ジョンソンコンビ。
    今回も前著までとは違った切り口から経済発展史を解剖して見せられた。
    テクノロジーとの向き合い方が社会の進路を変えるという話。
    終わりの方でどうすれば良い方向にAI革命の進路を変えられるのかという提案が示されているが、やはりこれを読んでも前途多難という感想を持った。

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    2026年09月10日
  • これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学

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    10年以上前のベストセラー。
    当時、部分部分で読んだが改めて読み直すことにした。
    2/3ほどは分かりやすいが、アリストテレスが出てきた時点で、難解になっていった。
    功利主義の問題点だとか自分が信奉している考え方の問題点を教えてくれるので、一読の価値あり。

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    2026年09月01日
  • これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学

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    高校の時に授業で「マイケル・サンデルの白熱教室」を見たなと思って、あとなんとなくこの本が最近話題な感じがしたので読んでみた。
    物理の授業で見た記憶があったが、なんか内容と違いそう!?著者が政治哲学者と知って、そういえば国語だったわ!!!と思い出した。
    思ってた感じの話と違う(著者が思う正義ではなくて、政治哲学を元にした正義)なとは思った。
    ただ、ミルの功利主義とかカントの話は一年の時に受けた倫理学を思い出すし、その他政治理論の話は政治学基礎とか、あとは法学の話も思い出して、自分の大学での学びの集大成だなーとも感じられる本だった。
    女子寮が◯◯銭!みたいな話の捉え方が面白かった。

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    2026年08月30日
  • これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学

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    著者が考える「正義」を説明している本を想像していたので、少しイメージと違った。さまざまな「正義」について哲学的知見をもとに解説していて、今まで哲学についてほとんど勉強してこなかったので、知らないことがたくさんあった。
    駆け足で読んだのでまた落ち着いて再読したい。

    自分が印象に残ったのは、第6章。
    ロールズの格差原理は、今まで生きてきて感じてきたモヤモヤが言語化されたような感じで、とてもしっくりきた。
    自分がうまくできなくてもそれは時の運だといい意味で受け入れるための良い考え方だと思ったし、逆に自分がいい結果を残したときは天狗になってはダメだと肝に銘じるようにしようと思った。

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    2026年08月27日
  • 実力も運のうち 能力主義は正義か?

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    ネタバレ


    やはりこの能力主義を否定するソースは、能力(のような学位)を手にするために、既に機会は平等になっていないという事実だった。
    そして、能力主義は新しい格差を生んでいる、という指摘は、オバマ大統領とトランプ大統領の比較により、よりわかりやすく今の社会の問題の根源を示していると感じた。

    つい、良い大学に入り難しい仕事に就き、高い報酬をもらうのは、自分が努力したからだ。自分によるものだ、と思いがちである。
    でも、その成功は自分の努力だけでなく、運によるものも多分にある。
    だから、成功していないように見える人に対して、努力不足だ、自己責任だ、となると優しい社会ではないし、民主主義として良くないよねということなのかなと思った。

    私はこの本を、やまゆり事件への理解の一助として読んだけど、働いて納税していると偉い。それができないなら社会にとってお荷物で不要である、という犯人の主張は、
    市場価値がその人の価値を決める、という社会風潮の影響もあるのかなと思う。

    優しい社会を目指したいよねっていう大元の合意、みたいなのが必要なのかなあ。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜メモ〜〜〜

    ◾️能力主義高まりの背景
    ・中央政府は、グローバル経済で競争して勝つための素養を身につけさせるため、教育の機会を平等に保障する。
    →トップは自分は成功に値する、成功は自分の手柄。才能と努力によってそれを掴んだ、と感じる。一方で、多くの労働者は成功者に見下されていると感じる。
    ・エリートに対するポピュリストの反乱の核心をなすもの

    ◾️ドナルド・トランプの台頭
    ・グローバルの強者、楽観的で多様性があり、ダイナミックで、先進的な人から票を集めたクリントン。一方で、黒人や女性が権利を手にするのが好きではない敗者の票を集めたトランプ
    ・オバマ大統領の「賢い」政策の連発。エリートに対するポピュリストの反発がトランプ。政治を市民で考えるものから、賢い人たちに任せる風潮を助長するものである
    ・エリートは、各種差別に反対するのに、学歴への差別は容認している。それは、能力主義に基づく自己責任の強調。個人の努力不足。
    ・民主党の「私は科学を信じる」、事実を重要視する主張は、実は事実を"どう解釈するか"であって、その時点で既に意見の入った事実なのである。(それに賢い人たちは気づいていない、なぜなら彼らは、トランプ支持者=学歴の低い人は、科学そのものを拒否していると見ているから。科学を重要視する我々は賢いのだと)


    ◾️能力主義は悪いのか?
    ・雇用時に能力がある人を雇うのは当然
    ・能力に報いる社会は、上昇志向をもたらす
    ・一方で、機会が平等なのに才能や努力が原因での差であれば劣等感を誘発する
    ・人間の市場価値は、その人の社会への貢献の尺度である、という考え方。では投資家より、学校の先生は社会貢献度低いのか?
    ・そうではないので、学位が高いから、年収が高いからというのは、社会に貢献しているかや必要とされているかを左右しない
    ・民主主義は全ての市民が議論に参加することでもある。学位を取れなかった人たちが、諦める社会ではなくて、全員に尊厳を感じられる社会にするべし

    ▼

    ・事実として、上位大学に入学する学生は、所得も高い
    ・つまり、そこへの過程に、既に差異があったはず(機会の平等でなかったはず、個人の能力だけでなく、外からの支援を受けたはず)
    ・でも本人は、自身の努力によるものだと思っている
    ・これが新しい格差・不平等の本質で、世界が分断されている本質ではないのか?

    〜〜〜〜〜〜〜


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    2026年08月26日
  • Mood Shift(ムード・シフト)―「感情」をコントロールし、気分に振り回されないための科学的根拠に基づくテクニック

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    ネタバレ

    最初は興味を惹いたが、そのうち何を読んでいるのかわからなくなる。主張とそれ以外のメリハリがはっきりしないからかもしれない。

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    2026年08月24日
  • Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法

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    ネタバレ

    頭の中で自分に話しかける内なる声を「チャッター」と呼び、
    それが暴走したときにどう付き合うかを
    心理学の研究をもとに解説する本。

    デジタルの世界では共感と時間経過が欠如している。
    チャッターの言うままに行動してはいけない。
    というくだりに共感。

    不安なひとりごとは、
    実際には起きない出来事を延々と予測して自分を追い詰める。
    身体的な痛みと心理的なストレスで、脳の反応は酷似しているという指摘も納得した。

    対処法として印象に残ったのは、自分を客観的に見ること。
    自分の問題から距離を置き、他人事のように眺めると、チャッターは鎮まる。
    逆にやってはいけないのが、ネガティブな感情を他人に共有しすぎること。
    人は解決策より共感を優先しがちで、
    共感だけで終わると、共同反芻、
    つまり二人で薪を投げ込み合うように火を大きくしてしまう。
    慰めが逆効果になるというのも悲しい。
    何事も程々が重要なのだ。

    身体的接触の効果として、ぬいぐるみを抱くだけでも不安を抱きにくくなり、
    他人とのつながりを強く感じられるという。
    他人との会話が、実は自分との会話と大きく変わらない、という視点も新鮮だった。

    環境の話も良い。
    緑地には脳の注意力を再充電する効果があり、
    環境の秩序が心の秩序をもたらす。
    散らかった部屋がチャッターを増やす、というのは実感がある。
    コントロール感の喪失こそがチャッターを急増させる、という指摘も腑に落ちた。

    プラセボやジンクス、自分で決めた儀式といった、一見非科学的なものにも効果があるという話も。

    痛みを引き起こすからこそ価値があるという話もわかる。
    失敗の価値や、痛覚が身を守ることなど理解できる話。

    自己流で作り出した儀式でも、チャッターを鎮める効果があるというのも興味深かった。
    プラセボとしても作用するわけだ。

    脳は意外と勘違いもしやすいからこそ
    良い方に勘違いできるように適度にコントロールしていきたい。

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    2026年08月02日
  • Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法

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    頭の中のひとりごととどう付き合うか?距離をとることが大事。第三者の視点や未来からの視点を用いて自分を俯瞰することが大切。特に自己対話をする時に自分を指す言葉を「名前」や「あなた」「おまえ」と呼ぶことという点を活用してみたいと思った。

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    2026年07月30日
  • これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学

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    もっと正義とは何かを述べている本だと思っていたが(自分の思っている正義とは違ったのか、もしかすると私自身が正義のことを理解できていないだけかもしれないが)、道徳的な思考で物事を考えていこうと述べているように感じた
    あまりこのような本を読まないので読み続けるには努力が必要だった笑特にカントあたりは

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    2026年07月18日
  • 技術革新と不平等の1000年史 下

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    上下巻合わせて長かったが、
    各論という感じでそこから導かれる共通性や法則性はなく、若干消化不良

    大抵の経済学系の本を読んでいたら進出の情報はないかも

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    2026年07月16日
  • 実力も運のうち 能力主義は正義か?

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    むずかしっ。どっち側の意見書いてるのか見失い読み返すもイマイチ分からんなってとこマジ多い。
    読み終わってから岡田斗司夫のYouTube観て理解深まった感じ。途中そんなこと言ってたのか、と思うところも。。。これで言うと私の読解力がないってのもそもそも生まれ持った選べない運の内ってことになりますよねっ。努力しても多分無理なことのひとつな気がしてならない。

    アメリカが日本よりもすごく学歴至上主義状態なんだなって初めて知った。と言うより格差が日本よりとても広いってことなのかな。
    白人男性の死亡率が高いと言うことも興味深い。そして上位者が労働者階級に対し差別していると言うことを自覚してないと言うのも、なんとなく想像できる。

    再読中)
    どんな才能を持って生まれてくるのか、生まれる時代、国、家庭環境も運であるから、今の境遇が全て自分のせい、あるいは自力で成し遂げたと思うことは間違いだ。
    煉獄杏寿郎の母親の言葉「人よりも多くの才に恵まれた者は、その力を世のため人のために使うことが使命です」という言葉が私は好きだけど、バランスが難しいんだな。才のある人が儲かる様にしないと、才を発揮しないかもしれない。
    社会に還元することが共通善である、とできたらいくらかマシな世の中になる気がするけどね。
    エリートも今のヘイト対象じゃなくて尊敬の対象になりそうだ。

    西野亮廣のYouTubeを聞いていて、こういう人たちがこれを読んだところで、分かるけど個人単位ではやっぱり資本主義というゲームで生きているのだから、努力して何かを掴み取っていくしかないでしょ、ただ座ってたって変わんねーぜ、って言いそうだなと思った。実際、西野亮廣は還元してる。すごいなぁ。

    消耗しきらない程度に、いい方向に進められたら良いなと思います。

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    2026年07月05日
  • サンデル教授、中国哲学に出会う

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    まず、とても読みにくい本です。どうして読みにくいのか。多分僕の頭のレベルが、この本のレベルに追いついていないと思います。本のタイトルは、「サンデル教授、中国哲学に出会う」ですが、中国哲学者がサンデル教授の著作に出会い、批評している論文を集めたような本です。サンデルは殆ど出てきません。機会を見つけて、もう一度読んでみたいと思います。

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    2026年06月30日
  • これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学

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    随分前にNHK スペシャルを観た。

    その頃、とても話題で、著書も盛り上がっていて、その時に買ったのに今まで読んでいませんでした。

    正確に言うと、最初の「トロッコ問題」辺りで挫折しておりました。今回ガンバッテ、とりあえず最後まで行きました。

    皆さんのコメントで、初心者には優しい本
    とのことですが、初心者の私には、とっても難解な本でした。

    それは、この本のテーマが、そもそも難解だからです。文章は、優しかったかな?
    具体的な事例をあげて、話を進めるのは、
    とても理解しやすかったし、

    あ、でもやっぱり難しかったかな?

    読むのに、疲れはててしまいました。
    再読する元気が、今はありません。


    でも、NHKスペシャルは
    もう一度見たいです。


    【正義】って、
    結局は、確かなものは、無くって、
    立場や環境や、その他 色んなことで変わるけど、

    それでもなお、
    【議論】する価値のあるものだって

    って、ことを著者は読手に、投げ掛けたい
    ということ

    と思っています。
    違うかしら???

    んー?、やっぱり私には難しい本でした。


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    2026年06月14日
  • それをお金で買いますか 市場主義の限界

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    息子へ)
    有名なベストセラー作家でハーバード教授のマイケル・サンデル氏が書いた本。サンデルの本は、小難しいがそれでも世の本質をついているように思う。

    本書に書かれてあったことをいくつか残しておこう。

    - 他人に保険、公共施設に命名権、妊娠中絶に補助金、腎臓の販売。市場原理に従うだけだと、認められる内容も、倫理観に基づくと問題視される。
    - 金持ちだけが入れるスタジアムのボックス席のせいで、格差関係なく交流できる場もなくなった。

    結局、市場原理が解決できないものをどう捉えて、正しい社会とは、幸せとはを考えることが重要なのだ。と父さんは理解した。

    もし本書を手にすることがあれば、じっくり考えながら読み進めて欲しい。

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    2026年05月18日
  • これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学

    匿名

    購入済み

    よく話題になるトロッコ問題などが出てきますが何を伝えたいのか分からず、私には難し過ぎました。理解できずに途中で読むのを断念しました。

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    2026年03月10日
  • これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学

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    正直今の私にはレベルが高かった。

    アメリカの本だから、一般論として書かれる内容に普段生活している一般論とのギャップを感じて、?となる所があった。

    でも、確かに視野が広がったし、脳に衝撃が走ったのは確か。
    普段読んでいる本は、まあそうだよね(聞いたことがある)、とか、そうなんだ(予想出来てすぐに理解できる)となる事が多い。

    この本は、そういう考え方があるのか!って新たな視野を得られる。

    特に、国(政府)の役割についてだ。
    日本の政治活動を見ていると、国民の生活のための施策が多いし、訴求する点は国民へのメリットだと感じていた。
    そして、国や政治の役割はそういうものだと思ってた。

    でもこの本では、上記の表層的な政治活動を功利主義的な考え方と位置づけて、より本質に目を向けている。

    その本質が、この本のタイトルにある、正義。

    政策や法律は、正義に基づいて制定される事を前提とした時、ある物事に対しての価値観や称賛するべき対象を提示することになる。

    だが、その価値観や称賛するべき対象は本当に善、正義なのかは検討する必要があるし、国の役割は本質的にはその判断を行うこと。

    すごいいいいい。
    読んでて視野が広がるから、理解できない部分があっても楽しい。

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    2026年01月24日
  • Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法

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    主にはチャッター(頭の中のひとりごと)に振り回されないようにとの内容。訳文独特の読みづらさもあってか冗長的だが、気づきはちらほら。
    ◉目覚めている時間の三分の一から二分の一は、いまを生きていない
    →なかなか衝撃的な数字…確かにゾーンに入ってる時間はとても限られている。
    ◉頭の中の声は実に早口、夢はフライトシュミレーター
    →考えがぐるぐる回る要因なのだろう。
    ◉脳卒中で内面の会話が消える=魅惑的で開放的
    ◉チャッターからズームアウトすると解決の可能性を高める≠回避
    ◉明日どうなるかではなく、将来どう思うか?の視点=時間的距離の確保
    ◉自分のことを名前や彼と呼ぶことで冷静に
    →確かに効果ありそう。
    ◉感情の他人との共有は無意味?特にネガティブ案件
    →確かに一時的にすっきりするだけだな。
    ◉感情的欲求を満たした後に認知的能力を活かして解決…人質案件
    ◉目に見えない支援=頼まれていない家事をする、相手が仕事するための静かなスペースをつくる
    →これは確かに嬉しい。逆に支援する側は出来ていないと自省。
    ◉チャッターには何の効用もないプラセボが効果ある、つまりは信念に由来する≒騙されること。

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    2025年12月21日
  • それをお金で買いますか 市場主義の限界

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    「世の中にはお金で買えないものがある」。
    そんな書き出しで始まる本書。この言葉は暗に、今日多くの事物がお金で売買されており、大概のものはお金で買えるというメッセージを含んでいる。

    1.行列への割り込み
    2.インセンティブ
    3.ギフトカード
    4.保険
    5.命名権

    お金で売買していいものと、してはいけないものをどのように区別するかは難しい。
    本書で著者が指摘しているのは、それをお金で売買した場合、「不平等」「腐敗」を招くような取引は好ましくないというもの。

    ノーベル賞を金銭で購入できるとしたら。富裕者にとっては有利であり、不公正を招く。またそれを受賞することの名誉は失われるだろう。

    4章が特に興味深い内容だった。
    生命保険取引は近代まで、生命を元手にしたギャンブルという扱いだった。
    友人に保険をかけた場合、かけた友人の死が早ければ早いほど収益率は上がる。よって両者の間の友情が本物であったとしても、保険をかけた側はかけられた側の死を願わずにはいられないというジレンマを抱えることになる。長い時間をかけて、「保険は相互扶助」という印象が作り上げられたのだろう。
    アメリカではバイアティカル産業が近年物議を醸している。これは余命の少ない人間の保険を第三者が買い取るというもの。例え双方の合意があったとしても、人の死をビジネスにするのは嫌な印象を受ける。知らない間に、自分が生命保険に加入させられており、名前も知らない第三者が、自分の死を願っているかもしれない。

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    2025年12月14日
  • Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法

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    辛い出来事があった時に人は視野が狭くなる
    辛い出来事があっても視野が広い人は絶望しない
    自分の名前を使って自分に問いかけるだけで視野が広がる
    自分にアドバイスをしてみる
    辛かった出来事を15分かけて日記に書く
    辛い出来事があったら今から10年後をイメージする
    同じ辛い経験をした人を探す
    ハグをする

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    2025年12月08日