山形石雄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
突如としてイスモ共和国が武装司書に戦争をしかけてきた。圧倒的な物量で攻めて来るイスモ共和国。殺しても殺しても怯むことはなく、そればかりかいつの間にか世界の全てが武装司書の敵に回った。この現象のカラクリがまるでわからずどんどんと追い詰められる武装司書。どうやらノロティが関わっているようなのだが……。
こればかりはネタバレしないで感想書くのは難しいです。そしてこの巻に関しては絶対にネタバレしたくないです。是非読んで私と同じ衝撃を受けて欲しい!たった一文なのに、たった15文字に愕然としました。もう読みたくない、認めたくないと本気で思いました。
ノロティの「この世界はあたしのもの」発言でクレアかと思 -
Posted by ブクログ
シリーズ6作目。
すっげー予想外の展開。ずいぶん人が死にすぎるとは思ったけど、まさか○○が死ぬとは!(一応自粛)
最初死んだって言われて、「まさかそんなわけねーだろ、とうとうこの話もそういう死んだと思わせて復活ってパターン使っちゃったかあ」と思ったものでした。
しかし読み進めていくうちに『本』が出てきちゃって、「あれ? ほんとに死んだの?」となって死んだエピソードまで行くともうこれで復活はありえないなと。すげーよ、すごすぎ。
一番最後のミンスのエピソードは5巻の最後を読み返そうと間違えてこの巻をめくってしまい、読んでしまったのが非常に残念でしたね。知らないで読みたかったよ。 -
Posted by ブクログ
全世界VS武装司書、壮大な戦いが始まる―――
神溺教団と武装司書の何年にも及ぶ戦いは武装司書の勝利で収束に向かっていたはずだった…しかし最大の策を隠し持っていた楽園管理者がここへきて事を起こす。
それは病原の元となる蜥蜴に武装司書を憎む心を移植させ、憎しみを伝播させる恐ろしい策略だった。
突然宣戦布告する隣国、それは段々と世界中に広まっていき、やがてすべての人間が武装司書を憎み、彼らに襲い掛かる。
それを救ったのは、殺さずを誓う心優しき武装司書、ノロティだった……
世界は自分のもの、だから敵だろうが誰だろうが殺さないし、許せる。
たった一人の非力な姫が世界を救った、武装司書シリーズ第6弾