【感想・ネタバレ】戦う司書と世界の力 BOOK10のレビュー

あらすじ

世界の滅亡間近、仮想臓腑内のルルタの目の前に現れた、かつての人間爆弾コリオ。密かにルルタを狙うのは、「死」によって本来の能力が発動したハミュッツ。世界の命運は、彼ら二人に託された。コリオの言葉は届くのか? ハミュッツの逆転はあるのか? そしてルルタの愛は何をもたらすのか? 人々が受け継いできた『本』たちが最後に示す答えは、希望か絶望か? 激闘につぐ激闘、武装司書たちのフィナーレに待つものとは――!? 『本』をめぐる壮大なファンタジー、第10巻。新人賞大賞受賞シリーズ、威風堂々の完結!

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ネタバレ 購入済み

戦う司書

ずっと積んでたんだけど、読み終わってみたら、ただひたすらに愛の物語だった。
ルルタ切ない。
みんな幸せになってほしかった。

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2021年05月19日

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ネタバレ

戦う司書シリーズ最終巻。

まさにクライマックス。
最初から最後まで息もつけぬ展開の連続で、ページをめくる手が止まらなかった。
熱い展開に胸がたぎり、たくさんの言葉に涙した。
一文一文が胸を打つ。

イレイアさんに惚れる。イラストと名前を思わず二度見した。
一番最初に現れて、行動したのが、ノロティ。やっぱりノロティ。
おまえらみんな大好きだよ、本当に…!

シリーズ通して、愛とそして誇りの物語。
良い物語をありがとうございました。

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2012年03月08日

Posted by ブクログ

やっと最後まで読んだ。読んで、色々な愛の形を観た気がする。
しかし、ハミュッツの能力はあれだ。ある種の反則技じゃね?って思ったけど、私個人的にはありがとうハミュッツ!!と言いたくなるような気持ちでした。
そして、ハミュッツの死にたがり、殺されたがり、というのかな?その理由にも納得できた。
アニメもみたけど、やはりこれは原作を読むべきだと思う。
こんなすごい愛の話、なかなか無い。
最終的に、これ読んで私が思ったのは生きるってことはやはり素晴らしいことなんだと思った。
いや、良い作品だった!!
新作も期待大です!!

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2011年08月10日

Posted by ブクログ

全てのシリーズを読み終わって寂しかったなぁ~
ミレポックのところは可愛かった!
時を越えての恋愛ほど切ないものはないな~
ハミとチャコリーのとこみて自分は幸せなんだと知った

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2010年05月03日

Posted by ブクログ

「戦う司書って何と戦うの?」というのが第一印象だったこの作品。まさかこのシリーズにここまで心が動かされるとは思っていませんでした。全て読み終えた今、あたたかいもので心が満たされています。理解不能だったハミュッツを愛しいと思えたのが大きかったかな。せつなくとも愛がたくさん詰まった結末に満足です。

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2010年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヴォルケンが大好きです
この感想はとってもネタバレです。


一巻目、一冊目が一番複雑で難解で驚かされたのですが
10巻目、最終巻はとてもベタな展開でした。
本当の意味で武装司書の総力戦でしたし
みんながすぐに状況把握して納得しちゃうところなんかは
お話だなぁ、と思うのですが、個人的には好きです。
結局はみんな武装司書が好きで武装司書に誇りを持っている感じがして。

この話を綺麗にまとめたところが素晴らしいと思います。
いつも、戦う司書は数人で世界を回しちゃってる感があると思っていたのですが
結局最後は本当の『世界の力』でした。

ところで、イレイアこんなだったのかー!、とびっくりしましたw
戦う司書のキャラはみんな素晴らしいです。
コリオの頑張り具合とルルタの絶望感とユキゾナの覚悟。
マットの優しさに、世界を救う鍵になったミレポ。
半裸のフィーキーには噴きましたが。
というか、彼がいきなり脱ぎだしたときの驚きを思い出しました。
モッカニアは変人というか、気が狂っているように見える…
エンリケは…あれ?(こら

ハミは、悪人の皮をかぶった善人だと思ってたのですが
善人ではないけれど、悪者でもなく…
彼女もまた悲しい存在だったな、と、ルルタを倒すためにしろ
マキアのしたことは全く許せることではないです。ひどすぎる。

でも、そういうマキアの作ったハミが
ハミを巻き込んだ世界の全てがこの結果を生んだんだなぁ、とか。
ただ、ハミは無価値と無意味を怖がっていたけれど
ヴォルケンやそのほかの人にはそれを与えていて
ほんっとーに自分勝手だなぁと苦笑しそうになりました。
あ、でも、ヴォルケンはハミを最後に裏切ったことになるのかな?

展開自体は、ルルタの奮闘がとても意外だったのですが
それより他はどうしても予想通りになっちゃいますね。
予想通りの中で描かれる
みんなの頑張りや気持ちが読んでいて気持ちよかったです。
あと、あえぎ声は意外だったw
ハミだって戦闘中あえぎ声あげてない気がw

てかもうヴォルケン!←

あの子のむくわれなさ、存在の無意味と無価値さに
「あああ、かわいそうすぎる…!」とずっと思っていたのですが
私が思っていた以上に、その当時ですら精神的に成熟していたのか…、と。
彼があそこで潰えたおかげで、この結果がもたらされたと思うと
無意味でも無価値でもなかったな、と最後にヴォルに救いをくれた先生に感謝です。

そして後書きに…後書きに…
ブルーレイ・DVDの初回特典に小説の書下ろしがある、と…
ミレポの趣味やヴォルの恋愛事情、と…!
一作目はハミの休日の過ごし方だと…

とある少年漫画以外のアニメDVD買わない主義だったのですが
もう駄目です。買います。
まさか恋愛なんて気にもしていなさそうな少年の
恋愛事情を書いてくださるなんて…!

とりあえずヴォルケンが大好きです←
マット嫌いだったけど、少し好きになりました。

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2011年11月28日

Posted by ブクログ

世界が滅びようとする絶体絶命の状況から、たくさんの奇跡が起きる最終巻。今まで辛い物語を読み続けて来た読者が救われる内容だったと思います。モッカニア、フォーエバー!

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2010年01月28日

Posted by ブクログ

 すっきりした終わり方でした。
 全部が全部良いことばかりではないけれど、それでも「良かった」と言える終わり方。ハミュッツの最期にちょっと泣きそうになった。マットアラストとハミュッツが幸せになる、どこか違う未来もあっていいじゃないかと、ちょっと思った最後でした。

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2010年01月27日

Posted by ブクログ

ついに完結!最終巻もたくさん泣きました。これぞ世界の力です。壮大な物語に相応しい終わり方でした。出逢えて良かった!

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2010年01月26日

Posted by ブクログ

ただその想いの強さだけで世界を変えてしまう力、「その不思議な力を、愛という。」最初から最後までおもしろかったです、素敵な物語の断章をありがとうございました。

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2010年01月23日

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再読したら面白かった。いや一度目から面白かったんだが。意外な人物がキーマンだったことが多くて驚いた。レーリアとか完全に読み落としてたし、物語のテーマがこんなに鮮やかにうたわれていたなんて気づかなかった。再読してよかったな。

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2014年04月23日

Posted by ブクログ

 最終巻
今まで、武装司書・神溺教団・魔王と、様々なキャラクターからの視点が描かれたけれど、一人として脇役いなかった。

 そして、誇りを奪われて殺された彼の意味がここに来て(もちろん、彼だけじゃないけども)、あるなんて、もう胸がいっぱい。
キャラクターって、こうして生かすのか、て思った。

 アニメの予告で、かなりしつこく「人が死ぬと本になる」って言ってたけど、こんな最後だからか、と納得。
そこそこ王道な終わり方だったけれど、感動した。
 

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2011年12月05日

Posted by ブクログ

最終巻。
気になった伏線の解答が、たくさん。
ハミュッツの存在意義とか、ルルタの行く末とか。
多分、ハッピーエンドなんだと思う。

だけど、何処か納得できない微妙な気持ち。
あれが最善だったかなんかわからないけど、みんな生きたいんだねって感じた。

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2010年07月28日

Posted by ブクログ

最終巻だけあって壮大な話です。タイトルの通りですね。

歴代の能力者が勢ぞろいです。最強の彼とか最強の彼とか最強の彼女とか最強の彼女とか。みんな卑怯なほど強いですね。しかし敵はそれ以上に人類史上最強ですが。

みんながんばってるのですが、境遇とか特殊すぎてどうにも感情移入しきれず、大味な印象がありました。
魔王が最後の希望にすがりつくのは理解できるのですが、作者の筆力で読ませられた感は否めません。逆転に次ぐ逆転でやたらと長いし。

でもまあ、最後はなんだかんだで感動的ではあります。
変なごまかしに逃げたりせず、シリーズの終わりとしてきちんと向かい合って書いてくれたことは素直に嬉しいです。
ああ終わったんだなと、嬉しさと少しの悲しさを感じました。

生まれてきて、よかったですね。

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2010年02月02日

Posted by ブクログ

やっと終わった、というのもありますが
この継母2(仮)のような戦闘の仕方は…。
懐かしいあの曲が脳内で流れてました。

最後の最後で明かされた全て。
だからあれほどまでに戦闘が好きで、走っていたのか、と。
そして出てくる大量の人達。
このために、繰り返し広くて、けれど狭く密集した人達が
繰り返し出てきていたのか。

ようやく最後できちんとした終了が出来たよな感じがする人が
ちらほらと出てきてましたし~というか、あの人のあの正確。
あれがどうしてあぁなった…というか、変わりすぎ?
全盛期って素晴らしい、と感心してしまいました。

道具は道具。
人は人。
手術シーンは、想像したら負け、です。

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2011年04月20日

Posted by ブクログ

う~ん。
シリーズ全部面白く読んだけど、なんだかなあ。
ムードやアイデアは好きだった。
でも、シリーズが進むにつれて
主要人物が次々死んでしまうのは、悲しかった。
本巻でのイレイアおばちゃま、素敵でした。

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2010年03月08日

Posted by ブクログ

展開がめまぐるしいようで巧妙ではなかったのでそこまで興奮はしなかった。ただ死亡キャラ復活のオンパレードは嬉しかった。ヴォルケンやモッカニアのような惜しいキャラが味方としてまた日の目を見るなんて、豪華だ。
そしてマットw
何はともあれ最終巻。作者様お疲れ様です。前嶋さんのあとがきに書いてある事が的確に読者の思いを語っていてワロタ。

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2010年02月13日

Posted by ブクログ

この本でシリーズ完結です。
ルルタがもはやお色気要素なのは知っていた(妄想)が、ちょっともう、なんかエロいのばっか覚えてて自分にがっかり。
しっかりスッキリ終わってくれて満足。でも、欲を言えばハミさんの活躍をもっと観たかった。

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2010年02月07日

Posted by ブクログ

戦う司書シリーズの最終巻です。

いろんな伏線が回収された最後。
なんとなく最後が見えちゃうのと、
戦闘シーンがちょ~っとダレる以外は面白かったです。

ヨルの動きが個人的にはツボでした。

挿絵師と同じ様にノロティとエンリケには幸せになってほしかったなぁ~と思う一個人でした。

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2010年02月03日

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