山形石雄のレビュー一覧

  • 六花の勇者

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    闇から魔人が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。
    しかし、決戦の地に集まった勇者は7人いた。
    お互いに疑心暗鬼に陥る中、事件が始まる。

    これは面白い!
    最後まで偽物がわからずにワクワクしながら読めて、久々に電車の乗換駅を乗り過ごしていました(笑)
    最後には爆弾を投下して終わるしね!

    これでまだ序章。
    どこまでこの人間関係を引っ張るのか。
    どうやって魔人に挑むのか。
    今後の広がりに期待です!

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    2013年09月10日
  • 六花の勇者 4

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    裏切りの七人目。それが、ついに明かされます。

    ・・・が、本当に明かされたのか?
    まだ、どんでん返し待ってるんじゃ?いや、でもさ。

    と、疑心暗鬼にさせてくれる4巻。
    疑心暗鬼の状況で、まがりなりにも協力できる六花の勇者達は、やはりただものではないです。魔神の打倒という共通目的があるからとはいえど、ね。

    あ、ハンス最強です。
    そのハンスが、今回の七人目の情報を知りました。あとは、アドレットとロロニア。
    トリックスター・ハンスの動向が、この先の勇者達を左右するんでしょう。勇者として魔神打倒の優先順位が、行動原理の第一に来て揺るがないハンス。

    アドレットは、少々揺るいでしまいそう。

    いや、続

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    2013年08月26日
  • 六花の勇者

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    帯に「荒木飛呂彦 この才能を応援!」とあったので、まんまと購入。

    大正解。

    魔神を倒すための、伝説の6人の勇者。

    6人より多くても少なくてもいけない。

    その勇者の証である紋章が身体に浮き出たものが集まった。

    その数、7人。

    ざわ……

    この設定でまるまる一冊。お見事です。

    素晴らしいとしか言いようがない。

    そして、ファンタジー世界を舞台にし、超常的な魔法のような能力まで絡ませておきながら、きちんと論理的に解答を導き出している点も、すごい。

    ファンタジーでアリミステリであり、つまりは、エンターテインメントである。

    お手本のような作品。

    荒木先生、帯のコメントありがとうござい

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    2013年07月26日
  • 六花の勇者

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    物語がスタートするための前提条件がクリアされていない。
    桃太郎の昔語で川から桃が流れてこないとか、ドラクエを始めたら主人公が勇者ではなく村人Aだったとか。

    このお話は勇者が過剰に存在しているという話。
    条件が足りないから始まらないなんてことはよくありそうだが、逆に過剰すぎて本来的な物語りが始まらない。
    だから余計なものを排除しようとみんな頑張る。

    そんなおもしろい物語。

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    2013年05月30日
  • 六花の勇者 2

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    一巻は今ひとつ乗れなかったのだが、二巻は、楽しんでしまった。謎解きとしては、こちらの展開のほうが好みということか、な。

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    2013年05月13日
  • 六花の勇者 2

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    ネタバレ

    評価:☆5

    ミステリー風味な圧倒的ファンタジー第2弾。

    1巻がかなり良くてハードルが上がってて少し心配だったのですが、杞憂でしたね。
    散りばめられた謎、疑心暗鬼になる勇者達と緊張感、そしてラストに向けて謎が解明されていく展開はお見事。

    ただ今回は最初に犯人的存在が書かれていたのが少し残念。あれは伏せておくほうがよりスリルがあったように感じる。

    初めて抱いた恋という感情に戸惑うフレミーが愛おしい。周りの人間を信じない脆さと危うさもあって、アドレットが守りたくなるのも分かる。

    モーラは勇者であるべきだったけど、母親であることを選んでしまった。母親としてもとるべき選択肢は間違っていたのだろ

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    2013年05月10日
  • 六花の勇者

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    ネタバレ

    評価:☆5

    魔神を倒すために運命の神に選ばれた6人の勇者。
    だが約束の地に集まった勇者は何故か7人で――。

    いやー面白すぎた!
    誰が7人目(偽物)なのかで争う展開はこっちまでハラハラした。
    皆怪しい裏切り者に見えてくるんだから怖いw
    もうどうなるのか分からなくて、最初から最後まで手に汗握ってた。
    こんなにドキドキしながらラノベ読んだことないや。

    で、こんな感じのミステリー要素だけじゃなくて、一流の勇者が集まって魔神を倒すというファンタジー物としても読ませてくるのが凄い。中身がめっちゃ濃い。
    凡人だけど頭脳と秘密道具で他の天才勇者と渡り合う主人公:アドレットがまた良い味出してるんですよね。

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    2013年05月09日
  • 六花の勇者 3

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    七人目はわからずじまい。
    それでも、世界を救うべく勇者たちは歩みを止めない。

    もう、毎回毎回読み終えて思うんだけど、疑心暗鬼で戦えないって。
    しかも、3巻終了時点で、さらに勇者メンバー内はややこしいことになるし。
    テグネウの七人目は、未だ不明。
    ドズーの七人目の、ナッシェタニアとドズー本人が勇者パーティーへ合流。
    本来の勇者であるゴルドフが、ナッシェタニア陣営へ加入。

    なにこれ、敵の敵は味方とかいうレベルじゃないよ。

    次は、七人目作戦を考えつくことになるきっかけについての話になりそう。ま、ドズーの昔語りと、アドレットたち現在の勇者の語りを交差させる形になりそうです。
    そこに、トリックが隠

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    2013年02月06日
  • 六花の勇者 3

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    作品読んで楽しんでもらいたいから、自分の文章力では何書いてもネタバレになりそうで何も書けなくて怖いやつ、3巻。二転三転する関係性と展開。ページを繰る手が止められない感覚。あと、ドズーが可愛いんだけど、こいつ、少女に魔法少女の契約を迫るあいt

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    2013年01月14日
  • 六花の勇者 2

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    1巻のテーマが「誰が7人目?」なら、この2巻は「どうしてそうなった?」。
    いきなり冒頭で衝撃の展開が繰り広げられ。
    如何にしてその展開となったかが語られるこの第2巻。

    この書き方はどうなのかなー。
    確かに作中で冒頭のシーンが導かれるための様々な要素が語られ、そしてそれ故どうしてそうなったかが非常に気になる作りになっているんだけど。
    冒頭が衝撃的過ぎて、ある種の出落ちのような、盛り上がり不足になってしまうのではないか。

    ・・・そんなことを思いながら読んでいたんですが。

    いやーやられたわー。
    予想の上をいかれたわー。
    いやしっかり考えれば読める展開ではあったんだけどね。
    冒頭に至るまでが気に

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    2012年12月10日
  • 六花の勇者 3

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    さすがに3巻だし……と読む前は思ったりもしたけれど、今回もまったく真実に気付けないまま読み進めていく結果に。
    相変わらず謎だらけで4巻が楽しみ!

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    2012年12月03日
  • 六花の勇者 3

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    買って良かった、こんな面白い本を読まずにいるのは損だ。
    六花の勇者シリーズ3巻。チャモがナッシェタニアに殺されかけ大ピンチ。ゴルドフ大活躍の巻。本巻の主役はゴルドフだといっても過言ではない。アドレッド達が虚言に振り回されている間に彼だけが、真実を掴んでいた。
    6人の勇者が魔神を倒す、そんな単純な話ではなくなってきた。面白い。読む前から期待値は高いのに、裏切られない。質が全く下がらない。レベルが高い。ファンタジーとミステリーの見事な融合である。
    前シリーズも読みたい。

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    2012年12月01日
  • 六花の勇者 3

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    人が希望を見出した後で絶望する顔を見るのが何より好きで、無知なまま死なれちゃ面白くないから、本当ことの話すって下種すぎて、悪役としては素晴らしいです。しかし、この発言すら嘘かもしれない。面白い。

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    2012年11月26日
  • 戦う司書と追想の魔女 BOOK5

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    ネタバレ

    ヴィルケンがハミュッツに反旗を翻します.
    あとは鉛色の巨人とか菫色のアレとかなんとか.
    というわけで,正義大好きのヴォルケンくんがハミュッツの悪事を許せずに激怒.
    で,それを追いかける武装司書.

    この話はアレだよな.
    ヴォルケンくんが最後に自らの理想に裏切られて死ぬシーンが最高だよね.
    「神溺教団は武装司書が作ったんだもの」
    「なん…だと…」
    みたいなっ.

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    2012年10月05日
  • 戦う司書と恋する爆弾 BOOK1

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    当時、司書という職業に興味を持っていて、それで手に取った本。内容は現実の仕事とは全く関係ないハードボイルドだったけど。でも、主人公コリオとシロンの恋に不覚にも泣いた。最後まで読んでマジでよかった。

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    2012年09月08日
  • 戦う司書と黒蟻の迷宮 BOOK3

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    ネタバレ

    戦う司書シリーズ3冊目.

    今回はハミュッツとどっちが強いかわからないと評判の武装司書,モッカニアが大活躍.
    そしてダイバーが当て馬過ぎてアレ.
    まぁ,コイツはコイツで余計なことをしようとした報いってやつですかね?
    今回も面白かったな.
    というかこのシリーズは一冊で話が終わるのがいいね.
    中途半端なヒキで終わらないのが.
    まぁ,次回予告的な一節は入ってるけどそれは問題じゃない.
    「実は私はお前の父さんなんだ」「なんだってー」
    みたいなアレじゃないから十分ですよ.
    次も楽しみだー.

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    2012年08月11日
  • 六花の勇者 2

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    ミステリーファンタジー! 六人のはずの勇者の偽物は誰なのか? モーラの秘密とは? その二つが組み合わさってすごい物語になる。こんな内容を思いつく作者はすごい!

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    2012年05月30日
  • 六花の勇者 2

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    世界を滅ぼす魔神が目覚めようとする時
    それに対抗する力を持った『六花の勇者』が選ばれる
    選ばれるのは、その体に六花の紋章が浮かんだ6人。
    彼らは団結して、魔神が完全に目覚めないうちに封印をする。
    何度も繰り返されてきた歴史。

    今また巡る時を経て、魔神が目覚めようとしている。
    その体に印の浮かんだ者は、一路魔神の眠る地へ。
    世界の各地から集まった勇者たちはしかし、互いを見合って驚愕する。

    世界で6人しか選ばれない勇者
    けれど今ここに、いるはずのない、7人目がいる——

    誰が偽物なのか疑心暗鬼に捕われる勇者たちの戦いが
    始まったのだった


    ***


    2巻目!文句なしに面白かった!

    前巻は

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    2012年05月08日
  • 六花の勇者 2

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    ファンタジーかつミステリー。もしくは能力者バトル的な。
    よく出来てると思う。

    前巻と同じような事繰り返すのかとおもったけど、いい意味で裏切られた。
    凶魔側の人間臭さが増して、話の奥行きが増えて更にいい。

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    2012年05月07日
  • 六花の勇者 2

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    タイトルの六花の勇者とは世界を救う六人の勇者のこと。
    でも集まったのは七人。
    七人目の裏切り者の存在を意識しながらの戦い。
    1巻終盤で七人目が判明されたところで、
    遅れてきた六花の勇者を名乗るロロニアの登場。

    そんな1巻の幕引き、続きが読みたくて仕方がなかった。

    再び七人目を警戒しながらの戦いで勇者たちが疑心暗鬼になりながら加速するストーリー展開は読んでいて迫力があるもの。
    聖者の能力を見せ付けられたりバトルシーンも含めて読み応えのある一冊でした。
    異能のあるファンタジーでありながらミステリー色は濃厚。

    次巻も期待。

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    2012年05月03日