あらすじ
「ハミュッツ=メセタを、殺せ」――死者のすべてが『本』になり、図書館に収められる世界の話。記憶を奪われ、胸に爆弾を埋め込まれた少年コリオ=トニス。彼の生きる目的は、世界最強の武装司書、ハミュッツ=メセタを殺すこと。だが、ある日手に入れた美しい姫の『本』に、彼は一目で恋をする。その恋が、コリオをさらに壮大な争いに巻き込んでいく…。
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当時、司書という職業に興味を持っていて、それで手に取った本。内容は現実の仕事とは全く関係ないハードボイルドだったけど。でも、主人公コリオとシロンの恋に不覚にも泣いた。最後まで読んでマジでよかった。
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後書きの一言に全てが集約されてるので、読むときは注意。
それにしても、ひさしぶりにページをめくる手が止まらなかったライトノベル。
おすすめ。
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クライマックスの「うおっ、まぶし」が納得いかなかった。
というわけであの夕日は因果抹消抹消夕日だったんだということにすることにした
デスノートの「ジョバンが一晩でやってくれました」の納得いかなさに対抗する解釈として
「デスノートという超現実的アイテムがあるんだからヒトバンニという超人がいてもなんら問題がない」というのがある。
それと同じで因果抹消武器があるなら因果抹消抹消夕日があってもなんら問題がないな。
うん、ないな
タイムパドックスなんて気にするだけ野暮なものだが、シロンの能力を予知でなく運命操作・創造能力だとするとそれなりにすっきりする。
コリオとか百年に一度の嵐とかすべてシロンの妄想が時を越えて具現化したもの
すべてはシロンの掌の上だったんだ
こっから8巻以降のネタバレ
世界が滅んだといってもシロンが千年先の未来を見たといっている以上どうせどうにかなるんだろう、よく考えると一巻の時点でネタバレしてると思っていた。
でもシロンが見たのはあくまで千年先の未来であって、この世界の千年先とはいってなかった。
この世界が滅んで700年ぐらいで咳なおせるほど、次の世界の科学技術発展するかもしれんというのを失念してたー
Posted by ブクログ
少し前に読んだ作品です。
シリーズ物だと知らずに読みました。多分、この作品を以降のシリーズが超えることはないだろうと確信しています。コリオとシロンの人物設定と描写、物語への引き込み方が凄く上手くて久しぶりに先が読みたくてたまらなくなる作品でした。過去そういった作品はいくつかあって、最も印象に残っているのは「学校を出よう!2巻」です。大学帰りに買って電車で読んでいたら止まらなくなり、電車を降りてからその場で全て読みきりました。楽しかったなぁ。あー、昔読んだ作品もレビュー書いていこうかな。
本作品は細かい世界設定についてはあまり語られていませんが、そこを深く掘り下げなくても十分楽しめる良い世界観だと思います。
ただ、導入部が少しかったるい感じはしました。んー。
終わり方は綺麗だとは思いましたが、私はあの終わり方を認めることができません。認めることはできませんが、綺麗でした。
こういった本に出会えるから、ライトノベルは好きなんです。読みやすく楽しく、マンガよりも長い時間楽しめる。でも、最近買ってないからなぁ。疎くなってしまった。電車通勤になれば読むのかな。
Posted by ブクログ
プロットの勝利。その一言に尽きる。時間軸の交差でここまで世界観を広げ、感動的&印象的なシーンを描けるなんて、作者の年齢を考えると本当にすごいと思う。冒頭シーンで、ハミュツの名前と主人公の使命をくどいほどに連呼し、明示させる辺りもうまいなぁ。久しぶりに友達にいいよ!と勧めたいラノベです。
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なんだか文章はたどたどしい感じなのですが、それが逆に真摯な感じで胸に響いてきます。わたしが好きなのは「黒蟻の迷宮」と「追想の魔女」。モッカニアとヴォルケン、もう出てこないかなぁ。
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前嶋重機のキャラ絵もいいんだけど、内容もとっても面白い。世界観がいい。古代の謎と人間模様と戦闘と盛りだくさんです。戦う司書シリーズの一作目です。
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史上最強の人類…女性…それは、ハミュッツ・メセタという一人の女だった。 彼女は主人公にして、史上最悪で正義の味方「戦う詩書」である。
自分を殺してくれる「自分より強い奴」と「戦闘」を好む。
心溺教団との戦う詩書達の明けない戦いの火蓋が切って落とされた今、彼らはどう戦い、心溺教団にとらわれた「肉」と呼ばれる奴隷達・・・
さまざまな人間ドラマと、能力の使い手が圧倒的スケールで繰り広げるファンタジーです。
生協学生委員会お勧めの書籍です。
Posted by ブクログ
戦う司書ですね.
「ハミュッツ・メセタを殺せ」
「ハミュッツ・メセタを殺せ」
「ハミュッツ・メセタを殺せ」
というわけで,死者の魂が本になる世界で
記憶を奪われて胸に爆弾を埋め込まれた少年コリオ・トニス.
彼の目的は,世界最強の武装司書ハミュッツ・メセタを殺すこと.
そんな中偶然手に入れた本の少女に恋をして….
面白かったよ.
Posted by ブクログ
アニメから入ったので結末は知っているのですが、
上手い具合に読ませてくれるなぁ、と感心しました。
人が死ぬと『本』になる世界。
遠い過去に亡くなった人の『本』を読むことで、その人の人生を
追体験するというのは面白いな、と。
そこに未来予知と恋愛を絡め、かつアクションを組み込んで
纏めてしまうあたり、上手いと思います。
というか、この世界観を作り上げただけでもスゲーな、と。
これから全10巻、楽しませてもらいます。
【収録内容】
第一章 爆弾と『本』と灰色の町
第二章 爆弾と姫様とさまざまな人
第三章 爆弾と人間と風の進路
第四章 爆弾と司書と常笑いの魔女
第五章 抜け殻と敵と死の神の病
第六章 嵐と魔刀と三毛ボン
終章 夕方とシロンとコリオ
断章 リンゴと花と過ぎ去りし石剣
Posted by ブクログ
死んだ人間の魂、記憶が『本』になる世界。
某ネットショップでの特集で興味を持ち購入。久々のラノベ。
少々言葉に稚拙な部分があるが、読みやすい。設定も面白いし、何よりハミュッツが格好良い。
終章で思わずホロリ。ああ成る程、そういう繋がりだったのか、と前の方のページを開き直してしまった。
Posted by ブクログ
アニメが面白い+荒木先生がプッシュしているので購入。
時空を超えた恋愛は壮大だけれど、共感しにくいんじゃないかなと思いつつも要所要所の話は面白いし、ラノベに重要な世界観や登場人物は秀逸。
残酷な描写があり、文体に癖があるのでそれらに抵抗がなければ面白いはずです。
Posted by ブクログ
アニメの宣伝で知ったのだが、司書という言葉に弱い私は、小説に手を出した。
魔法というものが、この時代に自然に溶け込んでおり、読んでいて違和感がなかった。
私はミレポックがお気に入りだが、その他の登場人物たちもそれぞれ独自の魅力がある。
バッカーノ以来の主人公の無い小説だが、やはりそれがよいのだろうか。
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シリーズ展開しているけど、決まった主役は存在せず、毎回変わるそうです。
まず、文章が独特。
ちょっと好みが分かれそう。
それでも、ぐいぐいと物語を進め、読み手に「どうなるの?!」と気にさせる魅力があります。
そもそも、「司書が戦う」という設定に惹かれたんです。
意外性がありますよね!
しかも、使用する武器が凄い。
「そうくるか!」と思ってしまいました。
シリーズの続きも読んでみたいです。
Posted by ブクログ
なかなか面白かった。ライトノベルだけど文章力も安定していて、ストーリー展開も良い感じ。特にコリオとシロンの関係(恋)は、すごくいいなーと思う。続きが楽しみになる本です。
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細かく見てしまうと多少設定の粗が目立つものの、
話の構想は非常に良く練られています。
次も読みたくなる作品です。
2009/10~アニメも始まったしね(^ω^)
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ぱさぱさした触感。食べ終えてみると味はよかったなあ、という感じ。
もとより伏線回収の評判がよいと聞いていたのだが、そこは一本筋が通るようでカタルティックではある。
が、そこに至るまでの物語がバラバラすぎて読み応えがしなかったなあ。
水がほしくなる感じ。
Posted by ブクログ
ざっと読んだ感想になりますが……
司書さんがどんな人物なのかわかりづらかったり、複数の人間の視点で物語が進んだりと読みづらかった印象を受けました。
文章は結構きれいかな、と感じた。
そしてどの人物もいまいちどんな人なのか掴みづらかったなぁ
Posted by ブクログ
うーん。発想としては面白かったですし、展開も先を読ませない感じでよかったのですが。
司書って、関係あるのでしょうか(いえ、登場はしますけど)伏線?が多いのと一巻完結?でないせいでちょっと世界観がぼんやりしていたというか、視点が多すぎてあいまいになってしまった感がありました。
あと感情移入しづらい……です。ただ登場するキャラクターはステレオタイプ?でなくて個性ありまくり(とくに表紙の二人?)なので、誰かに絞るとか、あんまり視点をごっちゃにしないといいのではないかなぁと勝手なる感想を持ちました。
Posted by ブクログ
ちょくちょく宣伝を見て気になっていた本なので読んでみた。
ラノベと思って読んだら、最初から「人間とは何か」という難しい問いかけを使ったダークな世界設定。その設定の使い方も単純だけど分かりやすく使っていて上手いなと思う。
読みやすい文章のアクションファンタジー。設定も壮大な割に1巻読んだだけでわりと納得できる。
タイトルにある"恋する爆弾”のラブストーリーが、最後まで読んで理解した時に面白いと思った。
シリーズの続きは、見つけたら読もうかな。
Posted by ブクログ
爆弾を埋め込まれて、人を殺すように洗脳された人達。
その1人が題名の『恋する爆弾』の方で
標的にされているのが『戦う司書』の方。
非常に分かりやすい題名です…w
自分は人ではない、と洗脳された『爆弾』が出会ったのは
パン屋の青年と、青年の恋人と、触れると中が読める『本』の中の少女。
ほぼ真っ白な頭の中にできてしまった恋。
それも、ですが、ひたすらに素直にすべてを捉えてしまう状態が
ちょっと可愛らしく思えてしまいます。
幼児の初恋、みたいな?w
出会い、考え、そして終わる。
本の中の世界と、『爆弾』の世界。
リングになった瞬間、想いが重なった瞬間。
幸せだな、と思ってしまいました。
こうはなりたくはないですが、思い残す事のない人生を
歩んでみたいです。
Posted by ブクログ
偶然アニメを見て興味を持った。
アニメを見ないで読んだらまた違った感想を抱くかもしれないが、アニメ見たあとだったのであまり印象に残っていない。概ねアニメのあらすじと同じだった。
Posted by ブクログ
アニメが放送さてれから読んだ作品です。
「人が死ぬと本になる世界。」
このお話はその本を守る武装司書と武装司書を取り巻く人間たちのお話です。人が死んだら本になるとはと思いながら、読んでました。
人は死んだら天国か地獄に行くものだと大半が考える。
読んでいて飽きないし少し難しかったけれど、とても面白かったです。
Posted by ブクログ
・世界観が魅力的だった。
・登場人物一人一人の行動に意味があるように感じる。
・ラストの複線回収に感動した。設定を最大限に生かしているような感じ。
Posted by ブクログ
本という人間の記録が保存された石のある
神様のいる世界観は不思議でしたが
慣れればサクっと読めました。
キャラが(投稿作で1話完結なので仕方ないのですが)使い捨てっぽい感じが、色々切なかったです。
恋愛話としてみると年代とか色々ややこしくてめんどくさかったです。
もっと魔法について言及して欲しかったなー、とか。
とりあえず次も買ってみます。
Posted by ブクログ
テレビアニメ化、ということで平積みになっていました。
前々から気になっていたので購入、シリーズ第一作です。
人が死んだら、その記録が本としてどこかで発掘される世界。
本に触れたらその人の人生の断片を見ることができる世界。
生活水準は今から百年から二百年ぐらい前だろうと(一部現代水準)思われる世界。
人と、神との距離が今ほど離れていない世界。
世界設定がかなり気に入りました。
話の流れも、まとまっていてとてもきれいです。なんでしょうね、えーと。
予定調和。
あまり無駄な文章がないような、すべての言葉と文字に意味があったと思える話。
そのうちシリーズ揃えてもいいかなと思いました。
それなのに星が三つな理由は、私の恋愛小説あまり共感できないという個人的な感情。
なので、勝手に☆の数が少なめですが、ライトノベルの中ではかなり水準高いんじゃないでしょうか。
ちょっと、暗めですけど。
個人的にこれはハッピーエンドだと思います。