山形石雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレクライマックスの「うおっ、まぶし」が納得いかなかった。
というわけであの夕日は因果抹消抹消夕日だったんだということにすることにした
デスノートの「ジョバンが一晩でやってくれました」の納得いかなさに対抗する解釈として
「デスノートという超現実的アイテムがあるんだからヒトバンニという超人がいてもなんら問題がない」というのがある。
それと同じで因果抹消武器があるなら因果抹消抹消夕日があってもなんら問題がないな。
うん、ないな
タイムパドックスなんて気にするだけ野暮なものだが、シロンの能力を予知でなく運命操作・創造能力だとするとそれなりにすっきりする。
コリオとか百年に一度の嵐とかすべてシロンの妄想 -
Posted by ブクログ
ネタバレ少し前に読んだ作品です。
シリーズ物だと知らずに読みました。多分、この作品を以降のシリーズが超えることはないだろうと確信しています。コリオとシロンの人物設定と描写、物語への引き込み方が凄く上手くて久しぶりに先が読みたくてたまらなくなる作品でした。過去そういった作品はいくつかあって、最も印象に残っているのは「学校を出よう!2巻」です。大学帰りに買って電車で読んでいたら止まらなくなり、電車を降りてからその場で全て読みきりました。楽しかったなぁ。あー、昔読んだ作品もレビュー書いていこうかな。
本作品は細かい世界設定についてはあまり語られていませんが、そこを深く掘り下げなくても十分楽しめる良い世界 -
Posted by ブクログ
ネタバレヴォルケンが大好きです
この感想はとってもネタバレです。
一巻目、一冊目が一番複雑で難解で驚かされたのですが
10巻目、最終巻はとてもベタな展開でした。
本当の意味で武装司書の総力戦でしたし
みんながすぐに状況把握して納得しちゃうところなんかは
お話だなぁ、と思うのですが、個人的には好きです。
結局はみんな武装司書が好きで武装司書に誇りを持っている感じがして。
この話を綺麗にまとめたところが素晴らしいと思います。
いつも、戦う司書は数人で世界を回しちゃってる感があると思っていたのですが
結局最後は本当の『世界の力』でした。
ところで、イレイアこんなだったのかー!、とびっくりしましたw