北方謙三のレビュー一覧

  • 檻

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    有隣堂のYouTubeで北方謙三を知って読んだ。
    まだハードボイルドな世界を理解できなかった。
    経験を積んでからまた読みたい。

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    2024年05月12日
  • 弔鐘はるかなり

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    ネタバレ

    なかなか血生臭く迫力のある作品でした。

    デビュー作品だけあって、繊細な鋭さではなく、とても力強い荒々しさを感じました。

    しかし、この北方謙三の作品にしかない世界観は流石で、一度読み出すとページをずっとめくってしまいます。テンポもかなり良く読みやすく
    特に拷問のシーンはかなり生々しくそれがまた作品に迫力を生む大きな要因だったと思います。

    ハードボイルドミステリーという感じで、謎もありつつ、男の流儀もあり、アクションもド派手。密林でライフルぶっ放しはもはやベトナム戦争顔負けです。

    北方謙三のファンとして、長編デビュー作を読めたことはとても嬉しいです。色々な意味で熱い作品でした。

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    2024年05月07日
  • 【新装版】傷痕 老犬シリーズI

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    読む順番を間違えたーーー!!笑
    老犬シリーズ1ってあるから、これが第1作目かと思ったら、すでにある別の作品の過去編だった笑

    とはいえ、面白かった。
    さすがのハードボイルド。
    男の物語。
    終戦直後という、たった13歳の少年たちが彼ら自身の力だけで生きていくには過酷すぎる時代。そんな中にあって、仲間と自由を守る立派な男になっていく物語。
    ほんまにこんな時代があったんやろうなぁと思うと、現代の恵まれ過ぎている環境に、危機感を覚える。
    次は、シリーズ2の前に、本編を読んでみようと思う!

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    2024年04月14日
  • チンギス紀 十七 天地

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    ネタバレ

    最終巻。マルガーシを下し、ジャムカ同様に袋詰して処刑、そして死への旅立ち。後半スッカスカだったなあ。水滸伝シリーズなのかどうか、中途半端な感じもしたが、長い大河小説だったので開放されてスッキリした。

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    2024年04月03日
  • 陽炎の旗 続・武王の門

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    足利頼冬という人について、この作品で初めて知った。足利幕府は、その立ち上げから、いろいろ、ややこしいしがらみがある感じで、いつ崩壊してもおかしくない組織だったけど、最盛期の義満の時代に、すでに危なかったということか?最後に頼冬が倭冦になる決意をするところは、なんでか、晴れやかな気分になった。

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    2024年04月02日
  • チンギス紀 十七 天地

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    ついにチンギスの長い物語が終わった。この最終巻はファンサービスであり、著者もこれを書きたかったのではないかという内容で、ついに、本当の決着がつく。
    テムジンとジャムカが駆け抜けた草原が懐かしく、砂漠の戦いで幕を下ろした。

    壮大な人と国と天と地の大河物語でした。

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    2024年03月23日
  • 岳飛伝 八 龍蟠の章

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    あちこちで事態が動く8巻目。
    若干、退屈してた南の方も面白くなってきました。
    ただ、いただけないのは「あとがき」。
    歴史系フリーライターの人が書かれていますが、先の展開を匂わせてしまったりと、かなり興を削がれました。

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    2024年03月15日
  • 吹毛剣 楊令伝読本

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    いやもう全くもって腹立たしい
    この怒りをどこにぶつければいいのか?
    もう台無し感がエグい
    編集者から作者への手紙がクソおもんない上にやたら長い
    これほんと載せる意味あるのかな

    他の対談やら、人物辞典やら、北方謙三アニキの読者へのメールやらがすんばらしかったのでなおのこと残念であります

    というわけで『楊令伝』全十五巻を読み終えての副読本です
    小休止です
    作者が消費するエネルギーとは比べるべくもありませんが、なかなか読むのにエネルギーが必要な物語です
    次の『岳飛伝』はちょっとエネルギーを溜めて5月くらいから読み始めようかな?なんて思ってますが、普通に嘘かもしれません

    ところでワタクシ『水滸伝

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    2024年03月12日
  • チンギス紀 十七 天地

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    チンギス・カンの戦いの日々もついに終幕。本人が予定調和の中にいるのはよしとして、長子ジョチが何もせずに死んでいくのには違和感しかありませんでした。
    『蒼き狼』とは、パラレルワールドを描いていると思うしかないのでしょう。

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    2024年02月26日
  • チンギス紀 十七 天地

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    本巻で最終巻。ホラズムを討伐して虚無感に包まれたチンギス。トーリオが面会し、タルグダイやラシャーンの物語と繋がる。また、敗者復活戦宜しくマルガーシを中心に、ジャラール、テムルメリク、金国軍などが大同団結して架空の戦を演じる際、ホシノゴなどバルグド軍団が出てきて、ジャムカを懐かしむ。最後は戦いの中でマルガーシが死亡し、その時の傷でチンギスも無くなる。話を綺麗に終わらせるための章で、物語自体にはあまり意味が無かったと思う。

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    2024年01月02日
  • チンギス紀 十七 天地

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    ホラズム・シャー国との戦いが終わり、最後にジャムかの息子マルガーシとの黒水城を巡る戦いが行われる。チンギスハンという英雄を描いた長編小説も完結。

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    2023年12月16日
  • チンギス紀 十七 天地

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    ネタバレ

    終わったー!長かったー!
    北方謙三さんのシリーズを知っていれば覚悟が出来ていたんだろうけど、何も前知識なくタイトル観て面白そうだなと借りたらシルクロードのごときテムジンの長い長い戦いの日々に巻き込まれてしまった。この巻で最終にする意気込みが、チンギスが回想するシーンとして何度も現れるのがちょっと冷めてしまう。作者と同じく読者もああ、一巻から思い返すとこんなこともあったしそんな人物も登場したなぁと感慨深くなるだろうと思って書いたんだろうけど、それはそれ、物語は物語として通常運転で書いてほしかったなぁと思った。ただ、最後はチンギスがテムジンに戻り、そして草原へと還っていくシーンは主人公にも、そして

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    2023年11月28日
  • チンギス紀 十七 天地

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    ついにチンギス紀が終わった。第一巻を読んだのが2018年。丸5年で17巻を書き上げた北方謙三氏にまずは感謝したい。最後の17巻「天地」は地の統一後、戦さのなくなったじれったい時間があり、正直物語としてはヒリヒリしたいつもの緊張感はない。しかしそれだけに老いたチンギスが、“テムジン”に戻るために戦いを求める姿は、一巻でボオルチュと砂漠を放浪していた、人間テムジンの存在を久方ぶりに浮かび上がらせている。中に2回ほど泣きそうになった場面があったが、それはとても温かい場面で、チンギス紀を読んできた者が感じられる特権のようなものだと思ったりもした。

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    2023年10月08日
  • 黙約 ブラディ・ドール(6)

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    また一人、偏屈で意地っ張りの男が現れた。
    いつ死んでもいいようなセリフを口にするくせに、いざとなればちゃっかり抵抗するところも似ている。
    だけど、代わりに良い味を出していた名脇役が2人も死んでしまうなんて、ちょっと計算が合わなくないですか?

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    2023年07月11日
  • 水滸伝 一 曙光の章

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    ネタバレ

    長い長い水滸伝の幕開けを感じさせる。この一冊全てがプロローグであり、ダイヤモンドの原石の様な光を放つ様に感じた。志の高さ、人間としての心、何が生きる上で大切で、不器用ながらでも我が道をそれぞれ生きる登場人物がカッコ良すぎる!これからとても楽しみです!!

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    2023年06月08日
  • 【新装版】傷痕 老犬シリーズI

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    水滸伝シリーズ以外の北方謙三作品はこれが初めて。
    明日、北方謙三のトークイベントに行くので慌てて読みました、が、面白すぎる......!!!!
    闇市の描写がリアルだった、目に浮かんだもん。
    祖母が闇市で手に入れたトマトがびっくりするくらい美味しかったと言っていたことを思い出した。
    浮浪児たちが大人にならざるを得ない状況で、大人は汚れていると憤っていても、両親を見つけたら子供に戻ってしまうのが切なかったな。

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    2023年05月26日
  • 楠木正成(上) 新装版

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    3.0
    途中離脱。
    面白くないわけではないけれど、これ以上は読まなくてもいいかなと思ってしまった。
    この理由をうまく言語化できず悔しいが、北方謙三の黒龍の柩は大好きなので、やはり好きな時代ではないからなのかもしれない。(おそらく私は江戸〜明治の小説が好き)

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    2023年05月15日
  • 秋霜 ブラディ・ドール(4)

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    このシリーズは昭和の香りがして好きなんだけど、今回は還暦を過ぎて若い恋人と旅行中の画家が突然乱闘も恐れないハードボイルドに変身するのは流石に弾けすぎだと思う。
    遠山さんもこの先川中一家に加わるのだろうか。

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    2023年03月19日
  • 肉迫 ブラディ・ドール⑶

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    どうやら毎回チーム川中に仲間が増えていく趣向なのかな。日本を舞台にした作品だと思えない闘いの激しさは、アメリカのアクション映画を読んでいるような気になってくる。

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    2022年12月27日
  • 悪党の裔(上) 新装版

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    楠木正成の名前は聞いたことあるなぁ、という程度の知識しかなかったのでどのような展開になっていくのか楽しみ。
    上巻では、近畿の悪党である赤松円心が機を見てようやく討幕のため動き出したところ。
    楠木正成らとは今後どう絡んでいくのか、幕府はどうなるのか…
    ここから一気に動き出しそうで下巻が楽しみ。

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    2022年11月17日