神田昌典のレビュー一覧
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自分を会社のように見たてて、ビジネスモデル化することで、どんなことが起こっても対応できるキャリアを身につけていくことが狙いの本著。さまざまなワークを通じて、キャリアをどう作っていきたいかを考察できる。本を読みながら過去を解き明かし、現状を考察し、将来どうなりたいかを考えるのはとても楽しい行為で、5時間ほど没頭してしまった。
キャリアアップを考えている人は多いと思うけど、じゃあどうやってそれを実現するのかについて、明確に理解できている人は少ないのではないか。いろんな本を読んだり、実体験を重ねたりしても、その答えを見つけることは難しい。
本著が秀逸だと感じるのは、それを考えるための思考プロセスが体系化されていること。ワークを進めていけば、いつのまにか自分のキャリアの足りない部分が見えてくる。
自分の場合は、スキルと目標を重視して、目的が弱いことが分かった。何のために仕事をしているか、その仕事は顧客がお金を払うに値する価値を提供できているか、このあたりの考え方がとてもクリアになった。職能ではなく、どんな価値があるかに対する答えを考えることは、自分の仕事の価値を問い直すことになる。これがスッとできてしまうのが、本著のすごいところだ。
仕事について考えたくなったら、迷うことなく本著を本棚から取り出すだろう。 -
Posted by ブクログ
チャートを使って苦労せずに儲かる有利なビジネスを始めよう! というコンセプト。
人に勧められて買ったものの「胡散臭いなぁ」と思って1年くらい寝かせていたのですが、読んでみると非常に良かったです。
まずチャートを使う内容ではあるものの、そのチャートのバックグラウンドにあるビジネス的な考え方が説明の大部分を占めているので、単純に読み物として価値が高かったです。
チャートも本質的で非常に実用的なものばかりでした。簡単にクリティカルな点に集中してものごとを考えられるようになります。
例えば商品をセールスするに当たって、ニーズとウォンツをいかに上げていくか、というような考え方をします。
シンプルだけど確かです。
シンプルなチャートが積み上って全体として立派なフレームワークになっています。
ここまでクオリティの高いフレームワークを組み上げた著者はすごい。
スモール〜ミドル規模のビジネスプランであれば、本書だけでもかなり確度を上げられると思います。
しばらく仕事中手元に置いておきます。 -
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マーケティングコンサルタントの神田昌典氏と著述家の湯山玲子氏、お二人のお話が読める本です。
神田氏はマーケティングの視点からデザインを、湯山氏はデザインの視点からマーケティングを語っています。しっかりとしたブランドを作っていくには、デザインを軽視してはならず、一貫性のあるメッセージをデザインにより表し、ブランディングしていく必要があると思いました。
営業マンもデザインを分からないといけないし、デザイナーもデザインだけでなく、マーケティング的な発想がないと、時代にあったデザインができない。これからの時代は、どちらか一方の視点ではダメで、両方の視点が分かる人材が必要だと感じました。 -
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実践マーケッターの神田昌典氏の著書です。
神田氏の本は、どれも人間の心に焦点を当てた、とても共感でき、すぐに実践できる本です。
この本は、どのようにしたら口コミが起こるのか、その口コミがどのようにして、広がっていくのかということについて書かれています。理想論ではなく、現実的な生活の中で口コミというものがどういった時に起こり、どのようにして伝わっていくのかということを、とても分かりやすく説明しています。
どんな業種でも口コミは使えると著者は言っています。うちの業界は、口コミはちょっと、、、というような業種の方も一度読むことで、新しいビジネスの切り口が見えてくると思います。
すべての商売人は一度読むべき本だと思います。 -
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経営コンサルタントの神田昌典氏の処女作です。本人いわく、多分に荒削りなところがあり、お蔵入りにしたいが、出版社の方が是非文庫本にしたいと説得されたため、文庫本で復活したとのこと。この本は、編集者の方によると、神田氏の著書の中で最も熱い本だそうです。
本の内容は、どうやってお客様をつかむか。つかむためには、お客様の心を動かさないといけない。ただ普通に広告をうっても意味が無い。表現をかえるだけで、それを見た人の反応が変わる。神田氏が常々言っていることですが、それをどう具体的にしていけばいいのかということが、この本に書いてあります。
この本に書いてあることを自分のビジネスに照らし合わせシステム化することにより、誰でも簡単に収益を上げていくことができます。ほとんどの中小企業は、システム化せずに個人の力量で仕事をしているような状態だと思います。それではいつまでたっても同じことの繰り返しです。分かりやすい形でシステム化することにより、皆が同じ共通認識で、仕事に取り組むことが出来、会社に収益をもたらすことに繋がるでしょう。 -
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実践マーケッター神田昌典氏の著書です。
マーケッターと名乗るだけ有り、物の売り方について、大変分かりやすく、お金もかからずに実践できる本です。
読んでいる時は、世の中の厳しさや不条理さの様な物を感じてしまい、なんとも言えない気持ちになってしまう時もありますが、読んでいる内に、同じ物を売るにしても、売り方や表現を変えるだけで、こうも見え方が変わり、結果が変わってくるというのが実感できる本です。
この世界の中で物を買うのは誰ですか?これが神田氏がこの本で言いたい事のすべてだと思います。機械じゃない、買うのは人間です。人間には感情があります。すべての購買には、人間の感情が購入という選択をさせている訳です。
感情に訴えかける販売戦略、これがエモーショナル・マーケティングです。誰をターゲットにし、そのターゲットの人たちがチラシを受け取った時にどう感じるか。物を売る前に、広告宣伝をする前に、よーく考える。宣伝から、資料請求、問い合わせ、そして最終的に購入に至るまでのストーリーを考える。購入するのは人間だから、このストーリー=仕組みをしっかり考えることが大事だと分かります。
この本は、読み終わった時に自分の前に新しい道が見える素晴らしい本です。 -
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ネタバレチェック項目12箇所。集客は顧客とのコミュニケーション。失敗は当たり前、大事なのは8の失敗をできるだけ早く、お金をかけずに行う。はじめの一歩を踏み出すかどうか。費用効果的に見込み客を獲得し、見込み客を既存客にし、リピート購入してもらう。一番反応が得られない広告・・・自己満足広告=商品名+商品自慢(機能説明)+価格+連絡先。ニーズ・ウォンツ調査。ビジネスはかけざん・・・新規顧客の獲得=優れた商品・サービス×見込み客×制約するための知識。エモーショナル・マーケティングは人を行動させてこそ意味がある。想いを伝えるときは主語を「あなた」へ。営業の失敗・・・欲しくないときに売り込むこと、ほしいときに売り込まないこと。お客様との関係は恋愛に似ている。商品購入後のお礼や次の約束。企業からの商品情報を人は信じない、友達の言うことは信じる。
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新版小予算で優良顧客をつかむ方法
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
その本を読むことで、それまでの自分の考え方を大きく変えることになった本を、私のレビュー評価の中で星3つ(booklog評価では星5つの最高点)としていますが、この本はそれに該当するものです。
神田氏の本は社会人になった20年ほど前から読んできたと思いますが、彼が本の中で書いているように、初めての日本社会の将来を予測した本です。その予測が、マーケティングでよく使われる成長曲線や、10年ほど前に彼が本にまとめた「春夏秋冬理論」に基づくもので、日本の歴史は70年周期でみると類似性があるそうです。
おそらく数年から10年程度の誤差(これが私の年代には大きく影響しますが)はあるでしょうが、方向性は神田氏が指摘している通りだと感じました。この本は彼をFacebookでフォローしているので、2章までをWebで読むことができ、衝撃を受けました。
今までの考え方が通用しなくなるという経験は、私たちの祖先も何度もくぐり抜けてきたことなので、私も彼らに見習って、溺れることなく自力で泳ぎ切る覚悟を持とうと決心しました。
以下は気になったポイントです。
・未来とは選択であり、それは意志によって実現する、どんな予想外な障害が目の前に現れたとしても、それは私たちが描く未来を打ち砕くものではなく、加速化させる存在(p26)
・歴史とは、ランダムな出来事の連続で創られるのではなく、同じパターンの物語の繰り返しで創られる(p29)
・歴史はどう創られるかがわかると、未来をどう創られるのかについてもわかる(p37)
・4世代(志・能・公・商)がバトンタッチすることで、70年間でひとつの歴史サイクルをつくる(p38)
・2007年以降の私たちは、2015年からはじまる新しい時代を創るための、対話すべき時期にある(p44)
・文明が崩壊する原因は、戦争でも病気でも食糧危機でもない、歴史が大きなターニングポイントに差し掛かったときに、「引き継ぐべき価値観」と「捨て去るべき価値化」を見極められなかったどうかの違い、できるものは進化、できないものは滅亡(p45、134)
・今回の地震(311)で、日本列島が東南東方向に動いた、傾いたので、それを補正するためにさらなる地震が起きる、阪神大震災が開始とするとあと34年間(p55)
・江戸時代の「おかげまいり」は、1867年8月から始まり、12月に王政復古がなされると急速に収まる(p65)
・地域を愛するリーダーが多数生まれ、地域コミュニティが強くなれば、地震も犠牲も最小限に抑えられる(p71)
・デント氏の予測法を極めて単純化して言えば、景気は46-50歳の人口の増減によって決まる、人生で最もお金を使う年代だから(p87)
・現在の中国は35-44歳に大きな山があるので、2020-25年までは中国経済は大きく成長する(p90)
・高齢化社会においてイノベーションを支える市場は、高齢化にシフトする、日本が凄い(p107)
・iPhoneの導入期は2010年6-2007年6月の3年間、これがわかると成長期の終わりは2013年6月、成熟期の終わりは2016年6月とわかる、2011年10月に発売された4Sは成長期のど真ん中の商品(p126)
・各モデルのライフサイクルが最長期の3分の1になったときには、晩年になったサイン(p132)
・企業の寿命(最盛期)を調べると、1970年代:50年、1983年:30年、1997年:12.5年、2008年:10.5年である、会社のコンセプトがほぼ寿命を終えるのは、2024年、資本主義の形がこのころに終わる(p137)
・価値ある経験を社員に積ませることができなかったら、頭と手足しかない組織で手足が残る、「十年後は会社がなくなってもおかしくない」と中堅会社が危機を持つ理由(p145)
・48歳の著者が息子に与えるアドバイスとして、1)海外留学、2)英語、3)中国語(p158)
・なぜ外国人力士は日本語が話せるのか、路上のお土産物売りが、なぜ日本語ができるのか、それは話す内容を限定しているから(p160)
・現実は、ものの見方で変わってしまう、過去からの延長で現在をとらえるか、未来からのあるべき姿からの逆算で、現実をとらえているかで違う(p176)
・これまでの学習では情報を得ることが重視されてきたが、それが決定的に変わったのは2008年末、インターネット普及率が上限に達したから(p182)
・読書会がもたらす4つの成長ステージは、Information(個人能力アップ)、Interformation(チームの中で自分を知る)、Exformation(自分の世界を外に創り始める)、Transformation(共感者とつながる)(p195)
・時代が動くということは、いままでの日常との間にギャップが生まれるということ(p211)
・東日本震災以降、顧客が求めるのは、「共感」「優しさ」「つながり」といった「顧客との親近感」に変わった(p226)
・本当に熱中できる仕事に、リスクはない(p238)
・人生を7年毎に12のステージがある、無垢・孤児・戦士・世話役・探究者・破壊者・恋人・創造者・支配者・魔術師・賢人・愚者(p249)
2012年1月22日作成