伊藤たかみのレビュー一覧

  • 指輪をはめたい

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    なんか怖かった〜男のホンネぽくて。ラストはなんだかな、と思った。白黒つけたい性格の人にはちょっと向かないかも。

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    2011年09月29日
  • ミカ×ミカ!

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    伊藤たかみのミカ×ミカ!を読みました。ミカ!の続編です。ミカとユウスケも中学校に入り、それぞれ恋の物語が始まるのですが...今度はシアワセという青い鳥が登場して、物語のアクセントになります。ミカは中学生になってスカートをはいたり化粧をしたり、女の子になってしまうのですが、それでもミカはミカだと感じられるのがいいですね。この物語でもユウスケのあたたかい視点からの語り口が気持ちよく読めました。

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    2011年07月18日
  • 指輪をはめたい

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    君さ〜そんなんだから30手前になって結婚できないんだよ、と20代女から言わせてもらいますよ
    過去現在未来の視点はおもろい
    彼氏はこんなんじゃないと信じています

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    2025年11月13日
  • 八月の路上に捨てる

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    『八月の路上に捨てる』自動販売機の補充に回るトラック内で、今日を最後に別の部署に変わる先輩に、結婚から離婚の顛末を語る。『貝からみる風景』奥さんを待ちながら、スーパーのお客様の声コーナーに寄せられた気になる投稿主について、思いを巡らす。『安定期つれづれ』禁煙の様子をブログに綴る退職した男が、実家に戻ってきている妊娠中の娘の結婚について案じる。

    なんとなく引っ張り出して、読み返した。
    ああ、ゼロ年代、という懐かしい感じがした。

    「自分たちは二十代も半ばを過ぎている。夢なんて大久保の排水溝に落っことした。新宿の路上で汗と一緒に流してしまった。それでもその先には、案外、まっとうな幸せがあるような

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    2025年06月30日
  • ぎぶそん

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    ジュブナイル。時代背景は平成元年、テーマはロックバンド、コピーする曲はガンズアンドローゼズ‥‥懐かしい感覚で読みました。

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    2025年05月31日
  • 八月の路上に捨てる

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    芥川賞といえば、昨今は最新のテーマを大胆に取り入れた問題作が多いイメージだが、一昔前の本作などはテーマも作風も意外とオーソドックスな印象。尖ったところはないが、長く読まれる小説とはこういうものかもしれない。

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    2024年06月04日
  • 誰かと暮らすということ

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    ネタバレ

    評価が高かったので購入。
    うーん。セージと千佳子がくっ付いて良かったんだけど、期待値が高すぎたかなぁ。
    タイトルの「誰かと暮らすということ」が、私の想像と違ってあれ?という感じだった。
    セージが結構いいやつでそこが救いかなぁ。
    千佳子は気持ちはわかるけど、相当めんどくさい女(笑)

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    2023年08月29日
  • 海峡の南

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    ネタバレ

    「海峡の南」というタイトルを見た時、私は北海道なら津軽海峡だろう、その南となると本州・青森であると思った。しかしあらすじには北海道紋別とあるから、まさか宗谷海峡…!?この話はまさか、樺太から撤退した話とか??と想像が膨らんでしまった。ちなみに全く関係がない。
    閑話休題。
    さて、この作品は正直起承転結の分かりやすい話ではないし、ハッピーエンドなど簡単に分類できるものではない。
    まず人間関係然り、現在と過去の関係しかり距離感がつかみにくい。小説の中で若干触れられていたが、確かに北海道にいる時の本州はどこか非現実的存在だし(気候とか文化的に違うので)、道内を移動する感覚に慣れてくると、東京名古屋間も

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    2023年08月24日
  • はやく老人になりたいと彼女はいう

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    読書開始日:2022年7月5日
    読書終了日:2022年7月31日
    所感
    知らず知らずのうちに、自分を抑圧してしまうことが多くなった中年男女が、呆けた老婆の尖った愛に触れ、変化が起きる。
    どんどんスピードを上げて坂を転がるように、堕落する。ダメだとわかってるのに、少しの興奮と、面倒臭さから、流されるまま。
    どこまで行っても愛に肉は介在するし、愛を捨て去ることもできない。
    またくるの、写真を送るの。
    愛は少々乱暴を纏う方が健全。

    先に自分で自分をこき下ろすと、そのあとなにか言われても不思議と傷つかない
    フレネミー
    藪蚊やスイカの種と一緒で、なくても困らないけれど、あったほうがやっぱりいい。夏の輪

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    2022年07月31日
  • ミカ!

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    小学校6年の男女の双子、ミカとユウスケ。空手で鍛えて女になんかなりたくない男まさりのミカと、別居しているが離婚していない父、父親とケンカばかりする姉の間で、思春期のユウスケは揺れる。学校でも派手なミカに対してユウスケはパッとしない。そんなある日、ミカに連れられて団地のベランダの下に行くと、そこには謎の生き物が…。

    謎の生き物の存在感が強いので、そっち系の話かと思いきやそうでもないという、思春期の男女の好き嫌いや葛藤を描いた作品である。

    全体に小学6年生の視点であり、小学6年生が作文か何かで書きそうな話となっているため、わざと稚拙な文章にしているというところはあるのだろう。よく言えばズバズバ

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    2022年07月21日
  • はやく老人になりたいと彼女はいう

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    なんというタイトルなんだろうと
    思わず手に取って読みました。

    大人の為の絵本小説との事。
    確かに 普通の本より絵が多かった。

    内容もファンタジー?っぽいような
    現実感ありのような。。。

    タイトルの
    早く老人になりたいと思っていた
    主人公?の女性は
    シングルマザーで 色々悩みを抱えていて
    老人になったら 怒りとか悲しみとかから 開放されるだろうから
    早くなりたいと思っていたようですが
    一晩の さまよいの中 
    その気持ちも 動いていったのかな?

    登場人物それぞれに 抱える悩み
    でも 答えを出すのは自分。

    ホラー小説なのかなぁ??
    不思議なお話でした。

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    2022年07月06日
  • フラミンゴの家

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    離婚した元妻が入院した事で12歳の実娘を預かる事になった元夫とその娘の生活をそれぞれの視点で順番に描いた作品。ベラベラと容赦のない関西弁が爽快!前半は話の展開もあり面白く読んだが、後半は祭りや病院のシーンなど単調になってしまっていたのが残念。

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    2022年03月10日
  • ぎぶそん

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    この本の感想は関西弁以外で書かれへん。中坊のあほらしさ全開。ガンズは知らんけど、夢中になれんの、ええなぁ。

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    2021年09月16日
  • はやく老人になりたいと彼女はいう

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    不安なことが多いとき、ああ、早く老人になりたいって思うことがあったので読んでみた。
    ちょっと読みたかった内容とはちがった。
    おばあちゃんのエピソードは少し怖いなあ。
    なんとなくどよーーんと暗い気持ちになってしまった。
    (舞台が暗い森だし)

    でも多分本当はそうじゃないと思う。
    ただどよーんとなるんじゃなくて、過去の辛いことを受け止めて、消化して行こうみたいな感じなのかなあ。
    まだ作品を汲み取る力が弱いなあと感じた。。

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    2020年11月08日
  • あなたの空洞

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    読んですぐ後は面白かった気がしたが、時間が経つと内容がもわっとしてて思い出せない…強烈なインパクトはなかったような…ごめんなさい。

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    2020年09月02日
  • ぼくらのセイキマツ

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    1999年7の月、地球が滅亡する。ノストラダムスの予言に躍らされた時代が舞台。今の中高生にはわからない空気だろうなーとは思う。

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    2019年07月14日
  • ぎぶそん

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    平成が終わる最後の年。
    やけど、本の中では、昭和が終わる。
    次の時代は、どんな年号でどのようになっていくのだろう。と思っている。

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    2019年03月09日
  • ぎぶそん

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    中学二年生のガク、マロ、かけるの男子三人と紅一点のリリイの、関西弁で彩られたささやかで確かなバンドの日々。酔っぱらいがちな祖父や駄菓子屋、一緒に帰る帰り道、文化祭ライブ、地続きで飛び上がらない淡い恋。時折覗く昭和六十三年ならではのちょっとしたノスタルジーと、いつの時代でも普遍的な素朴な微笑ましさ。

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    2018年10月16日
  • アンダー・マイ・サム

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    幽体離脱のように身体から外れてしまう反面身体の方もしっかりと動き、その間人に触れると心が読めるようになったしゅんすけが、顔に傷のあるみゆきや家族から孤立し殺したいと思う清春と共に過ごしたりメル友に会う為東京へ行ったりする。十七歳の彼らの有り様が剥き出しで、万引きや放火等の悪さまで何だか文学的だった。

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    2018年10月10日
  • はやく老人になりたいと彼女はいう

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    絵は凄く可愛いのに、内容は凄く重い(-_-;)はやく老人になりたいと思っても、老人になるまでにいろんな事が起こるし、老人になっても老人の悩みが出てくるから、結局は今をしっかり生きないとな~(^^;)

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    2018年08月24日