伊藤たかみのレビュー一覧

  • ぎぶそん

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    まさに青春!!!

    自分も音楽やバンドに
    興味があったので、
    読んでみることに。

    読みやすいし、
    4人に共感できる
    ところが沢山あった。

    読んだあと、
    無性に洋楽ロックが
    聴きたくなる♪

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    2011年02月12日
  • フラミンゴの家

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    同じ関西弁でも、柴崎友香さんの関西弁とは全然違う印象。
    同じ関西弁ではないのかな?
    関西人じゃない自分にはよくわからない。
    ヤンキーがしゃべってるからなのか?

    柴崎さんの方が読んでいて心地がいい。

    単純にヤンキーが好きではないのだけど。
    それでも、最後の方は登場人物たちに愛着を感じてしまうのは、作者の力量か。
    子どもの不安な様子と、同じように大人も不安な様子。
    それでも、子どもの支えになることから逃げるのではなく、それぞれの形で一生懸命支えになろうとする気持ちが伝わってきて、
    大人ってそういうことなんだよなって、うなずきたくなる。

    「大人いうたって神様とはちゃうから。大人ってのは、つまり

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    2011年02月09日
  • フラミンゴの家

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    またもや単行本で読んだものを文庫で買ってしまった…。
    それぞれのせつない気持ちが伝わります。
    12歳の子が大人すぎるかなあ。

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    2011年01月30日
  • ぎぶそん

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    想像していたようなバンドが主題の小説ではなく、バンドを織り交ぜながら進む少年たちの日常的な話という感じのものでした。
    登場人物たちの煮え切らないというか、やきもきさせるやり取りに足をジタバタ、顔をニヤニヤさせながら読んでいる自分いました。

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    2011年01月26日
  • ぎぶそん

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    文庫版出たんですね。
    小学校の時読んで好きになりました。
    表紙のリリィとガクが素敵で一目惚れしました。
    これを読んで、ガクに負け時と私はより音楽とギターが好きになりました。
    そしてボツボ×リュウジさんのイラストが好きになりました!!
    微笑ましい、これぞ青春です。

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    2011年01月14日
  • ミカ!

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    おとこおんなのミカと双子のユウスケ。
    両親の離婚、姉の家出など思春期の二人が遭遇する日常。謎の生物、おとといとの別れ。子供の頃が懐かしくなり、甘酸っぱい気持ちに。

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    2011年01月06日
  • 指輪をはめたい

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    スケートリンクで転倒し頭を打って、プロポーズしようと思っていた相手を忘れ、同時に付き合っていた3人の女性のうち誰にプロポーズしようとしていたか懸命に探る主人公。かつての恋人を見返すために30歳までに結婚することに躍起になるが、その恋人をほうふつとさせる中学生の少女に会う。 
    最後どうなるのか明言していないところがよく陳腐な印象を受けない。

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    2010年11月23日
  • ミカ!

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    オトコオンナのミカ。
    思春期の入口に立つ不安定なミカを、双子のユウスケがそばで見守るおはなし。

    不思議な生き物「オトトイ」(キウイしか食べない)が謎ー。

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    2010年10月14日
  • 八月の路上に捨てる

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    結婚生活を終えようとする男性の心の描写が、すでに離婚し、新たに歩み始めた女性を軸に書かれている。みんな、真剣なんだよな、と思った。よかった。
    伊藤たかみは「ミカ!」「ミカミカ!」以来、久々。

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    2010年09月05日
  • 指輪をはめたい

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    うーん

    男は大人になれないん?

    納得できたようなできないようなしたくないような。

    主人公が自分の思いと違うことばっか口にするやつで
    そういうとこは大人で
    悶々。


    彼氏がこういう人だったらどうしたらいいんやろなあ。


    少し謎が残るのやけど。
    僕が頭を打ってから最後までは夢の話なのかしら。

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    2010年08月14日
  • ミカ×ミカ!

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    ミカがちゃんと女の子している!!と、嬉しいような寂しいような。
    何気にユウスケ君ももててます。

    ミカ!のオトトイのように、シアワセという名の青い鳥が出てきます。

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    2010年08月09日
  • ミカ!

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    オトコオンナのミカ、その双子であるユウスケ。
    ユウスケ視点で描かれてます。
    そんなにオトコオンナでもなかったです、ミカ。ちゃんと女の子でした(笑)

    焼き肉を食べに行く双子と父親のシーン。
    父の言葉になんだかじーんとしてしまったので、引用。

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    2010年06月10日
  • 八月の路上に捨てる

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    短い本にしては時間がかかった。
    離婚とか夫婦の話とか自分が共感できないのはやっぱり読みにくいね。

    でも人間関係とかはおもしろかった。
    読み始めたら読みやすかったし。

    自分的には表題作より「安定期つれづれ」の方がおもしろかった。

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    2009年12月15日
  • 指輪をはめたい

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    「読んだらきっといらいらしてぶーたれるよ」って言われて読んでみて、確かに軽くいらっとした。

    『運命の赤い糸だとかロマンチストは言うけれど、そんな糸などこのご時世、3アクションで切れる。
    ①携帯のアドレスボタンを押す。
    ②消去を選んで、
    ③YESを選択。
    それで終りだった。ぷつん。』
    なるほどな、と思った。

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    2009年11月08日
  • 八月の路上に捨てる

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    うちの会社では自販機も作って売っているのだけれど、なかなかこの商売も大変。
    で、この表題作の主人公は、そうして街に並んだ自販機に缶を詰めて回りお金を回収する人ね。
    帯に「30歳、フリーター、明日離婚予定」とあるけれど、そんな敦の結婚と離婚の経緯が、一緒に回る女性ドライバーの水城さんとの会話から知れていく。
    現代の若者の生活を覆う社会の歪みの中で掛け違っていく男女、みたいな話で、芥川賞受賞作の離婚話なんて、普通を描いては有り得ないという意味では、まあ、こんなもんだという感じ。水城さんを主人公にした物語のほうがずっと面白そう。
    私には、ありがちな生活感の中での微妙なズレに男女の機微が見えた「貝から

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    2011年07月18日
  • 八月の路上に捨てる

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    ◆あらすじ◆
    三十歳の誕生日に離婚する予定の敦は、自動販売機の補充に回る車内で同僚の水城さんに結婚生活の顛末を話して聞かせる。
    社会のひずみに目を向けつつ、掛け違っていく男女を描いた、第135回芥川賞受賞の代表作ほか、単行本未収録の「安定期のつれづれ」等、夫婦のそれぞれのあり方を鮮やかにとらえた3編。

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    2009年10月12日
  • 八月の路上に捨てる

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    伊藤たかみ氏の描く空気感が好きです。
    ずっと前から。
    久々に読んだなぁ、伊藤さんの本。
    やっぱり好きでした。

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    2009年10月04日
  • 指輪をはめたい

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    何かの雑誌に載っていたインタビュー記事のコメントが
    気になって(芥川賞受賞記念かな)、一冊ためしに購入。
    作者買いは、、しないかな。

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    2009年10月07日
  • ミカ!

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    女になりたくないのに云々〜っていうミカの気持ち、私自身もかつて抱いたことがあるだけに親しみが。だから、男の子に好きって言われるのが嫌だって気持ちにも妙に共感できる。しょうもないことで悩んで、悶々とするのは、ヤングアダルトらしくていいじゃないか。子どもの頃、死にそうなくらい悩んだのって、何だったんだろうと大人になると思えるから不思議。文庫解説に釣られて購入。

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    2009年10月07日
  • 指輪をはめたい

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    ブックマート八条店で100円で購入。主人公が同い年なのだが、こんな奴でも自分よりもちゃんとしているなあ、と思ってしまう自分に驚愕する。オチは作中の言及のあるマトリックスオチ。時が止まってしまった、氷漬けのマンモス。

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    2009年10月04日