浅野いにおのレビュー一覧
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漫画家の物語
売れなくなってきた漫画家の悲哀を描いた作品なのかな?
タイトル通りに落ちぶれていく姿が淡々と描かれている。
売れなくなっったからなのか
情熱がなくなったからなのか
鬱になりそうな内容だけれども、リアリティがあって面白い。 -
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人間ドラマ的キャラクターの描き口だけでなく、人たるものに潜む闇をホラーテイストに描いていて、ヒューマンドラマ×ホラー×ファンタジーの混ざり加減が絶妙で自分には刺さった。
子供という世界の残酷さや純粋さ、鬱屈さが、大人になった今妙に背筋を寒くさせた。社会の混沌を子供時代の精神世界で体感する、擬似体験のようにのめり込んだ。
件のくだりとか、二児ヶ原とか民俗的なオカルト要素も好き。ラストは意外と心地よく、走馬灯のよううに全てを呑み込んでいく。ポジティブなメッセージとして受け取った。
精神世界の繊細さ、狭小さ、混沌の加減が絶妙で表現力が幅広く、舌を巻いた。すごい漫画家さんだ。 -
Posted by ブクログ
2017年、「ビッグコミックススペリオール」に連載された、浅野いにおの私小説風(でも多分創作)純文学系漫画。つまり、長期連載が終わったあと、そこそこ有名な漫画家が、次の連載を始めるまでのウジウジ悩む姿が、延々と1巻かけて描き出される。
多分浅野いにおが、2年間も漫画を中断したことなんて一度もない。いつも少し世界を斜めから見ていて、漫画界全体で自分の特異な位置づけと、「売れるストーリーライン」を、何よりも把握している。だからこそ、最新作が前後編の大作アニメにまでなったのだ。そういえば「ソラニン」(宮﨑あおい主演)も実写映画化されたっけ。うん、あれはいい映画だった。
でも、新人アシスタント時代 -
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ネタバレヤングは迷わずテクノブレイク一択!
2巻もダラダラした日常と思いきや、侵略者兄さんが本格的に出てきたり、一辺が100mの立方体した中型艦?を撃墜したものの……みたいな不穏さがじりじりと立ち昇ってきました。面白かった。
中川家母が出てきたけど、区議会議員?「人が困れば困るほど輝く業の深い母親」って、おんたんシビア〜。中川家、母息子娘があんな強烈だったらお父様もそりゃ泣いちゃうね。。
小比類巻くんが陰謀論にやられてるのが切ない。
仲良し5人組の歩道橋での会話、映画の予告でよく見るところだ。フラグのやつ。
雪の重みで墜落するかも、って母艦脆すぎる…… -
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侵略者!
侵略者をゆっころすのが やばいよやばいよ!!
ゆっころされた 彼女への復讐だけどさ!上京についていった 男の娘可愛いな田舎なら確かに偏見すごいだろうな 都会ならありふれてる
田舎の少数派はツラタン -
Posted by ブクログ
ネタバレ8月31日に突然円盤がやってきて東京の直上に停止してから3年経っている日常。
すわ侵略か!?となったけど、侵略者は激弱で、人類は滅亡することなく登場人物たちの日々は続いていく。面白かったです。
門出とおんたんを中心とする女子高生たち……おんたんの様子がむちゃくちゃおかしいけど、それでもキラキラ見えるから切ない。風景にはいつも母艦がいて、時折小型艦と自衛隊の戦闘が続いてるなんて、どう考えても先行きが不安です。
おんたんは何故か世界を憎悪してるし、門出は「敵を作って団結してるのが気持ち悪い」となってる。門出の考え、わかる……あと、凛ちゃんの私服がロリィタなのが地味に好き!
説明がないまま世界に -
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無料の4巻まで読みました。面白い世界観…ってかなんか今現在とちょっと似てるような??なんか頭の中で色々リンクしちゃって、ん?これ今から起きること??とか感じました。侵略者が何者なのか、そしてその侵略者がおそれるモノとは何者なのか、そして…(4巻まで読んだのでそこには描かれてる事)とは??不思議と言うか…なんか妙にリアル。
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ネタバレ 無料版購入済み
冒頭の「イソべやん」にハマった。色合いがレトロで味わい深い。某漫画へのオマージュなのか? 個人的には、遠い昔の夏休み最終日の記憶が蘇った。