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Posted by ブクログ
NHKの「ニッポン戦後サブカルチャー史」で紹介されていたところ、息子の本棚にあったので拝借。
Wikipediaでは「夢と現実の不確定性を強調して描いたサスペンス作品」と作品解説されているが、ちょっとそれだけではないような気がする。
2000年代の若者たちが感じていた(であろうと、昭和生まれのオジサンは推察する)閉塞感や世界認識をリアルに描いた作品なのではないだろうか。
たぶん、平成生まれは共感を持ってこの作品を読み、昭和生まれは違和感を持ってこの作品を読むのだろう。それとも、自分たちには理解出来ない世界がそこにあるという疎外感なのかもしれない。
Posted by ブクログ
人間ドラマ的キャラクターの描き口だけでなく、人たるものに潜む闇をホラーテイストに描いていて、ヒューマンドラマ×ホラー×ファンタジーの混ざり加減が絶妙で自分には刺さった。
子供という世界の残酷さや純粋さ、鬱屈さが、大人になった今妙に背筋を寒くさせた。社会の混沌を子供時代の精神世界で体感する、擬似体験のようにのめり込んだ。
件のくだりとか、二児ヶ原とか民俗的なオカルト要素も好き。ラストは意外と心地よく、走馬灯のよううに全てを呑み込んでいく。ポジティブなメッセージとして受け取った。
精神世界の繊細さ、狭小さ、混沌の加減が絶妙で表現力が幅広く、舌を巻いた。すごい漫画家さんだ。
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少年・青年マンガ
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