浅野いにおのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もはやどん詰まりで行き止まりの前にいるかつての少年と少女。アカルイミライはそこにはなく、鈍痛のみが押しつけられる日々の中で甘美な「死」の気配とギリギリのラインで踏みとどまる「生」の時間。
プンプンと愛子、南条を巡る輪。
僕らは過去という幻影、亡霊から逃げ切れることはない。
浅野いにおはオシャレな漫画家ではない。そう言っている人はこの作品を読んでいるのか?
ゼロ年代のあの憂鬱な空気と大人たちが勝手に失ったものの中で思春期を過ごした僕らのレクイエム、いや神様なんてどこにもいなかった。
いつも、願いは届かない。でも叫ぶんだ。
僕の、君の願いは神には届かない、でもきっときっと誰かには届くと信じて。闇 -
Posted by ブクログ
夢を叶えるっていうのは、正攻法だけで攻めてすぐ挫折して諦めて…というやり方だけじゃないと思うのだけどなぁ… せっかく対話できる人が傍にいてくれるというのに、なんなのだ内にこもってしまうというのは。10代から20代が自意識のみ強く、大人はズルいといいながら挫折に弱いとしてもなぁ。
プンプンが弱小に見えてしまうのは、自分が三十路をこえてしまったからでしょうけれども。
大仰なことばで世界を語るカルト教団に吸いこまれてしまったら、プンプンを見限ってしまいそうです。
帰る場所は等しく皆にあるものではないとしても、今居ていい場所を大事にしようよ、と言いたくなってしまう。
自分の弱さや欲望を肯定してくれ -
Posted by ブクログ
自分が考えてることが 正しい! と思ってしまったら、それは成長をやめてしまった時。と別な本で読んだことがありそれにも共感したが、この漫画の人たちを見ると、いつまでもひとり悩みの中に埋没した状態って辛いな… 悩んでいることを受けとめてくれる誰かがいないと、孤独過ぎてやってられないな… という、なんともネガティブな後味が残ってしまったσ^_^; 罪悪感とか絶望に酔った状態でも、人って生きる意味に替えていけるのね。。 それはそれで力強いかもしれない(笑)
ただ、こういう閉塞感を作者があえて描いてくれることで生き永らえている読者は、少なからずいる。そう思える信頼感は上がってきている。