浅野いにおのレビュー一覧
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恋人の種田が死んだのが前作。虚脱状態から種田のいたバンドに加わることで自分を取り戻していく。
と書くと、まぁありがちな青春ものなんだがその瑞々しさとリアリティは浅野いにお独特のもの。ストーリィを語ろうとしているわけではないからだろう。とりあえずは全うな展開です。
種田の最後のライブのセリフ
『飛行機がビルに突っ込んだり どっかで戦争が始まったりした時!!ヤな気分なのにどこかでちょっとわくわくしているスゲー嫌な自分がいるんだ!!だって
俺らの未来には全然希望の光は見えてこなくて!!劇的な変化もきっとなくて退屈な毎日が続くんだ!!たとえゆるい幸せがだらっと続いたとしてしも!!それで満たされたふうな -
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2巻に引き続き。
小松っちゃんとプンプンのやりとりに、
岩手の二人の言葉を添えてみる。
「先輩にどんな事情があるのか知らないけど、
コートに入ってきた以上、僕はだれであろうと
最大限の敬意を払って徹底的に叩き潰すよ。」
”真剣になりて竹もて犬を撃つ
小児の顔を
よしと思えり” (石川啄木)
「あぁ無知な平和主義のプンプン……
君はそうやって生命の歓びを知らずに死んでゆくのかい……」
”人並の才に過ぎざる
わが友の
深き不平もあはれなるかな” (石川啄木)
「…プンプンは、小松っちゃんの言うことはよくわかりませんでした。
プンプンはただただ -
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『「はい」。
自分の意志に関係なく、これが言えれば人間合格だ。
決められたレールにそっているフリができれば、この社会では楽に生きていける。』
『わかってんだ!わかってんだよ!!俺、こんなんでいいのかなんていつつも思ってんだよ!!
でも考えれば考えるほど、自分がかなり終わってるヤツだってことに気付きそうななってさ。そんなん、気付きたくないじゃん!ゴマかしたっていいじゃん!いい加減でいさせてくれって!!俺の未来なんて・・・』
『他人にスキを見せるヤツってのは、生きることを甘く考えてるヤツなんだよ。』
なんて若者がいじれられたり、いじめたり、失恋したり、二浪したり、異性と思ってもらえなかったり