【感想・ネタバレ】初恋素描帖のレビュー

あらすじ

一口に片思いと言っても、その想い方はさまざま。十代ならではの不器用なアプローチに胸が熱くなること必至。カップルであってもお互いの気持ちにすれ違いが生じていたり……。読み進めるごとにクラス内の人間関係が見えてくるといった立体的な楽しみ方も。巻末に、20人の想いの方向が見える“恋の相関図”付き。

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Posted by ブクログ

なんだか涙が出る。
切なくて、愛しい時間。
自分はどうだったのかなぁ。あんまり向き合いたくないなぁ。
中学生になると、「○○君が好き」「××ちゃんが好き」って簡単に言えなくなる。羞恥心とか、自尊心とか。

色んな人間がたくさんいる、学校って妙な空間だったんだなぁ

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2012年02月04日

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久々に!だいすきな豊島ミホ。
心が浄化された。


ある中学校のあるひとクラスを舞台にしたお話。
毎日学校に行けば好きなひとに会えて、
席替えがあって文化祭があって、
友だちに相談したり揉めたり、
っていう、ひとつひとつの当たり前の出来事が、
いろんな子にフォーカスされて描かれる。

可愛い子は当たり前にモテて、地味な子はモテなくて。リアルなところもありつつ。
いいなー。青春だなー。


この作家さんはこっちの作風のほうがウケるんだろうな。。わたし純情エレジーとかのほうが好みだけど。

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2015年10月24日

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中学二年生の恋を描いた短編。純粋でまっすぐで懐かしい気持ちにしてくれました。席替えで好きな人の隣になると嬉しかったり少しでも会話することができたら幸せな気持ちになれたり青春いいなあー。

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2014年10月22日

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師岡くんの桜の花びらのラブレターを素敵だと思ったけれど、めいちゃんにはあんまり響いてないのがリアル。


クラスの中のそれぞれの視点を見られるのは、楽しい。中学校ってこんな感じだったかな。

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2013年10月31日

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浅野いにお×豊島ミホ

そりゃ買わねばな、と。

ものすごく若かりし頃の気持ちにさせてくれた。
まさに思春期まっさかり。
私がこのクラスに居たとすれば、多分、森和也くんに恋するんだろな。

あと、浅野いにおの描く女の子はやっぱり凄くカワイイ。どんな子でもカワイイ。

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2012年11月07日

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私の好きな群像劇。
中学生の恋に関わるワンシーンを切りとって集めたもの。

痛々しさももどかしさも甘さも幼さも大人びた感じも詰まっているけど、ざくっと爽やかな印象。

豊島ミホ、また復帰してくれないかな

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2012年09月04日

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ネタバレ

中高と女子校やったので 、こういう感じの、同じクラスで憎まれ口たたいてる男子、でもほんとは好き、みたいな世界はわからない分、憧れで微笑ましいことこの上なし。
とか言いつつ、気になる人には一層可愛気のない態度をとってしまうけど。

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2012年06月28日

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中学生の不器用な恋を、透明な筆致で描く青春群像劇。一人に割かれる頁は少ないが、他者の視点からの描写により、人物の内面と外面を描くことに成功している。偏愛したい一冊!

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2012年02月13日

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本来あるはずの、クラス人数分の恋がうまくちりばめられて、それぞれの中身もピリリとおもしろかった。
恋や性にがっぷり四つ、っていうのにはまだ距離がある、中学生って感じが出てて好感持てた。

ただ細切れに読んだからか、最後の一編がしっくりこなかったというか、よくわからなかった。また後で読んでみよう。

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2012年01月25日

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ネタバレ

昨日教育実習に行ってた友達から中学生の話を色々聞いたので、
中学生の恋愛小説を読んでみた。
色々思い出して、ぬーんってなってる。
好きな人に毎日会える空間、って大学生になるともうあまりなかったりするし、
余計なこと考えずに夢中になれたし、
色んなことが一番新鮮なのってやっぱりあの頃だったし、
そういう意味で特別な時期だったなとか。懐古主義。

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2011年10月28日

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内容は題名の通りな感じだけど、数多いキャラクターがしっかり分けられており、相関図もオモシロい。
切なかったり面白かったりで良かった。

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2011年09月24日

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豊島ミホに出会ったのは『檸檬のころ』。
なんて素敵な小説を書くんだろう、と、私にはど真ん中の本だった。

高校編だった『檸檬のころ』。
この『初恋素描帖』は、その中学編とも言える。

タイトル通り、初恋が集まった短編集。
中学校の生活よりも、初恋に重きを置いた作品。

一冊の本としては良く考えられていて、一つ一つのお話が短いので、もしかしたら、雑誌の連載になっていたのかもしれない。

“だから”なのか、『檸檬のころ』ほどの思い入れはない。
切なさも楽しさも何もかも、踏み込むほど書かれてはいないからだ。
そもそも、中学の頃なんてそんなものだったのかもしれない。

しかし、悪い作品ではない。
ただ、『初恋素描帖』を先に読んでいたら、豊島ミホの経歴も調べなかったろうし、その後、作品をいくらか読むこともなかっただろうと思う。
豊島ミホらしさは出ているんだけれども。

あとは。

大学編の『神田川デイズ』を読むのみです。
やはり、私にとって一番は『檸檬のころ』になるのか?と思いつつ。

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2011年09月03日

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中学生たちの、ちいさな教室での懐かしい恋たち。

甘酸っぱくてこどもっぽくて、でも精一杯。
かと思えば大人びたお話もあって。
ひとクラス分の、それぞれの初恋たち。
もう切なくて可愛くてきゅんきゅん。
ああ、やっぱりこういうのは豊島ミホにしか書けない。

私も中学は黄金時代だったなぁ。
何も知らず毎日ただ笑って楽しくて全力で。
今でも思い返し懐かしむ、無垢だったわたし。
でも同じ教室の中にそうじゃない人もいただろうね。
私が幼くて気付かないこともあっただろうなあ。
出たくて仕方なかった小さな箱は、守られた宝箱だったんだなあ。

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2011年08月29日

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純粋でしたたかな思春期真っ盛りの中学2年生×20人。男女それぞれの"ままならぬ思い"を描く連作短編全20話。
初恋が素敵な思い出になるのは、その恋が永遠に続くと思っていたからだ。読み進めていくうちに、クラス内の人間関係が浮き彫りになる構成が面白いが、各人の個性描写がちょっと弱いのが残念。

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2020年06月25日

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面白くなかった。作者の中学の頃のクラスの観察だとか日記が元になってるて言うからもっと期待して読んだのに。各人物に割くページ数が少な過ぎて全員の印象が薄い。もう少し書いてくれないと感情移入まで行けない。

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2018年04月26日

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中学2年生、20人、各8頁。恋心を綴る。目次が出色で、2年2組の名簿形式。出席番号・名前・部活欄と、備考に掲載頁を表記。出席番号順に登場しないところもイイ。

大半が片想い。好きだと言いたいのに言えなくて、憎まれ口を叩いてばかりのところをほかの誰かに見られていることが、ほかの生徒の章で判明したりして、ニヤけて苦笑。

どちらかといえばクラスの目立つ組の生徒の章よりも、地味めの生徒の章のほうに好感。と言いつつも私がいちばん好きだったのはおちゃらけ男子・武田くん編でしょかね。

く〜、「チキショー、やっぱり好き」だって。

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2017年08月26日

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あなたの“あの頃”をうずかせる、不慣れな恋の物語!
甘酸っぱい。ほろ苦い。だけじゃない---あなたの“あの頃”をうずかせる不慣れな恋の物語。
“思春期まっさかり”の中学2年生×20人の男女それぞれの「ままならぬ想い」を描く連作掌編、全20話。

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2017年02月22日

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豊島ミホの青春モノである。
彼女の作品はもっと読んでいた気がするが、5年も前に読んだ『神田川デイズ』以来だった。

本書に舞台はとある中学校の2年2組。
35名の中の20人の恋模様が連作短編小説のように描かれている。
一遍一遍の主人公がそれぞれ違う20人の主人公。
教室という空間に閉じ込められた社会は本来教室の生徒一人一人がそれぞれのドラマを抱えており、一人一人が主人公であるはずだ。
読者は本書を読み進めるうちに、リアルな教室模様のような感じで、このとある特定のクラスの人間関係を垣間見ることになる。
20人の視点でそれぞれの恋心が語られると、この中に自分と似通ったキャラクターも発見できる。ボクも丸々同じではないが、こいつとこいつを合わせた感じだったよなぁ〜などと甘酸っぱい想いに駆られると共に心がざわついた。

中学2年ともなると思春期まっただ中である。当時のボクもまさに桃色少年まっただ中。
本書で描かれるムズムズとした恋心は常に持っていた。

あとがきで著者はこう書いている。
『楽しかったのだ。 中学では、大好きな友だちと一緒にいて、いついかなる時も勝手なことをしていて、おまけに恋をしていた。二十九になった今も、一番「思うまま」の現実を手にしていたのは中学の頃の自分だと思うくらいで、当然二十一とか二とかの自分にとっては、「あの頃」が「今でも帰りたい黄金時代」だった。』

ボクも自分の中学時代に同種の憧憬をいだくことがある。
どう比べても今の方が現実的にはいいと思うのだが、当時の無邪気さ、制約の無さ、自由さ、過去の後悔よりも未来の可能性しか見えていない残酷さ。
まさに本能の赴くままに日々を過ごしていたあの頃の清々しさは、帰宅時の渡良瀬川の夕焼けの清々しさとともににいまだにボクの心の中に特別な時間として残っている部分がある。

そんな中学時代を振り返ってみたい方は本書を開いてみるといい。
どこかのページにきっとあなたが見つかるはずです。

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2015年01月12日

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恋し恋される中学生が惜しげもなく登場する。恋の行動もいいが、内面をもっとじっくり読みたいと思う。当然登場人物も限られるだろう。タイトルの「初恋」にあてはまるのは誰と誰か。

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2014年11月12日

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古本屋で見つけ、タイトルを見て買うか買わないか迷ったのですが、まあ豊島さんだから間違いは無かろうと購入。
ショートショートと言って良いほどの短い20の短編でできてます。全編、1つのクラスの中学生の男女を主人公に、それぞれの中学生らしい恋愛模様が描かれます。自分が過ごした中学時代に強い思い入れがあるようで、豊島さんのあとがきに力が入っています。

しかし、やっぱり50を過ぎたオジサンの読む題材ではないですね。
MF文庫だしなぁ。

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2016年06月19日

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この感じ。まさに初恋を思い返す。わくわくドキドキ。イライラはらはら。一喜一憂の日々。まだ大人じゃないけど、もう子どもじゃない。あの頃が甦る。大人になってから読むことで、さらに趣が増す作品だと思う。クラスみんなの色んな視点から、いま学ぶ事がある。

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2012年01月29日

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同じクラス20人の話しを20編に。中学生の友人(恋人や片思い)に寄せる想いは、こんなに複雑だったっけ・・と自分のその当時と重ね合わせました。
巻末の相関図がとっても助かります。お互いの気持ち、わかっていそうで通じない、反対にばれたくないのに気付かれてしまう。そんなままならない関係がういういしいです。

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2012年01月09日

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ネタバレ

【思春期まっさかりの中学2年×20人、男女それぞれの“ままならぬ想い”を描く連作短篇全20話。一口に片思いと言っても、その想い方はさまざま。10代ならではの不器用なアプローチに胸が熱くなること必至。カップルであってもお互いの気持ちにすれ違いが生じていたり…。巻末に、20人の想いの方向が見える“恋の相関図”付き。 】

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2012年05月12日

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面白かったです。
切ない感じがして、はい。うまく言葉には出来ませんが。
でも、こういうタイプの短篇集だからなんでしょうけど、はい、なんていうか、スッキリ感が少なかったかなあ。
いや、面白かったんだけど、続きが気になるっていうか、うまく言葉で説明できないんですけど…。
まあ、あれですね、はい、うん、僕の貧相なボキャブラリーではこの本の読感や魅力やetc全く説明できないです。まあ面白かった。はい。以上。

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2011年11月20日

Posted by ブクログ

とある中学の2年2組の生徒たちの恋模様を描く。
「とある中学の2年2組の生徒たちの恋模様を描いた物語。」と
書かなかったのには理由がありまして。

タイトルにもあるように、「素描」のようなネタ集っぽくなっている。
200頁にも満たない総頁数に20人くらいの話をさらりと描いている。
何度も何度も絵の具を重ねていく油絵のように、もっと突っ込んで
深く長く書いたらきっと面白くなるだろうなーっていうエピソードはある。

そういう意味で、物足りない。
あと、女子はどうだか分からないけど、男子は中学生ならまだまだガキだよ。
高校生か大学生か!?と思えるような部分が多々あったなー。

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2011年09月09日

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