西村賢太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
西村賢太の自伝小説。
読むのは3冊目くらい?
この魅力は独特で相変わらず面白い。
普通では体験できない最低最悪な人生模様を、
垣間見れるから、まぁ他人事で面白いんだろう。
日雇いの人足仕事で口に糊する日々、
少したまった金は酒と女に使いきる。
どうもうまく行かない人間関係
周囲の好意を裏切り続けるだらしなさ。
酒に酔っては喧嘩して、時には警察のお世話になり、
または転がり込んだ家の家賃が払えず大家と揉める
中卒で社会に飛び出して底辺を這いずり回る主人公の人生。普通は絶対関わりたくない人間だけど、何というかホントはうまくやりたいのに、うまくできない主人公の気持ち -
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Posted by ブクログ
クリスマスイブの華やかな店内。見渡せばほとんどが若いカップル。その只中、四人掛けのテーブルに揃いの作業着姿の男が6人。女に一切縁がなくテーブルには一様にミックスグリルとライスの大盛り。皆一様に押し黙り、ただひらすらに箸やフォークをカチャカチャ動かしている。その座のそれぞれが虚しさと寂寥を漂わせている。短気さえ起こしていなければこんな場所にいなくてもよかった。加えて意想外な方向からワリカンと知らされる。自分で払うのなら吉野家で良かった。悔恨の波が次から次へと押し寄せる。
普段はえらく大人しく小心者が、何かを契機にスイッチが入ってしまうと、人が変わり暴言が暴力に発展し破滅へとまっしぐらに落ちてゆく