【感想・ネタバレ】どうで死ぬ身の一踊り のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2016年07月14日

よくわかるなー。

作家研究とコレクション精神というのは紙一重で、集められるものは集めなければ気が済まないし、生活の優先順位を狂わせる。
それが自分の人生の矜持になれば、なおさらのこと。
それが安易なヒロイズムであることも薄々感づいている。
師をもつとは、しかしこういうことか。

さらにい...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年04月12日

藤澤晴造氏への愛よりも恋人との同棲生活のぐちゃぐちゃくず具合が面白い。本当に外道すぎるが、人間が出てる。

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Posted by ブクログ 2011年03月20日

 つい先日芥川賞を受賞して話題になった中卒小説家の作品。現在ではほとんど知られていない大正時代の作家の熱狂的ファンである男(著者自身)が主人公。こいつがみっともない。敬愛する作家に関することなら全力で取り組むんだけど、それ以外はほぼダメ。定職には就いてないし、カッとすると同居する女性にDVを働く。そ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年11月15日

一度読んでみたかった西賢作品。ってかこれ、私小説だったんですね。ここで対象となっている作家のことは、愚昧な自分は存じ上げなかったけど、彼に書ける情熱の高さはひしひし伝わってきた。私生活の何を置いても、ってくらいのめり込める対象、存在自体が素敵ですね。私生活そのものは、ちょっと褒められたものじゃないけ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年06月12日

一連の作品は、みな同じ話なんだが、何故かひきこまれ、読んでしまわないといけないような作品だ。「嫌になるんだけれど、読まずにいられない・・的な」

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Posted by ブクログ 2014年10月15日

相変わらずのDVや内弁慶っぷりや粘着質な性格には閉口だけど、こと藤澤清造に関することの行動力や執念たるや見習ううべきところ多し。反面教師にしても良し、過去の失敗や後悔から、どうせなら開き直って!と勇気を得てもよし。

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Posted by ブクログ 2014年07月31日

中卒・酒飲み・貧乏でDVばかりの文学愛好家、西村賢太の私小説。
もうこの人の小説の凄さは『暗渠の宿』を読んですっかりあてられてしまって、もう少しこの人の人生を覗きたくなって手にとった。
彼の藤澤淸造への信仰が伺える「墓前生活」とこれでもかと西村賢太節が味わえる「どうで死ぬ身の一踊り」。

『暗渠の宿...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年07月01日

酒、女への執着と暴力そして藤澤という作家への思い。大体感情を爆発させて失敗するオチ。
結末が読めても頁をめくってしまう暗黒の魅力がある。

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Posted by ブクログ 2013年03月22日

初めての作家さん。
ずいぶん話題になった方ですね。

賛否両論あるとは思いますが、私は好きですね。
私小説と言う事で、他の作品もこんな感じなのかな?
気になるところです。

実際に関わるには嫌なんだけど、遠目で見てる分には嫌いじゃない。

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Posted by ブクログ 2013年02月18日

タイトルは「何んのそのどうで死ぬ身の一踊り」との一句から。
私小説らしいが、DVあり、オナニーあり、買春ありで、情けない男を描いた秀作。本当に下らないことで女と喧嘩になるシーンなど職人芸を見ているようだ。藤澤清造は読んだこともないし、どうでも良いが、それ抜きに十分楽しめた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年02月05日

何だか凄い...なんとも言い知れぬ尊崇の念と言うか妄執と言うか...人はここまで他の誰かを追いかける事ができるんですね。感心しきりです。それとは別にこの文章とその卑屈な性格とのギャップたるや...西村賢太、恐るべし…他のも読んでみよ~

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Posted by ブクログ 2012年08月28日

貫太シリーズではないほうの私小説。貫太シリーズは腹かかえるほど笑えるんだけど、こっちは笑える部分はあまりなく、藤澤清造に対する思いや女への執着や暴力が淡々と描かれていてえぐみが強い。どっちも好きだけど。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年06月30日

新鮮な喜びに満ちた甘く温かい同棲生活が、いつの間にか他愛もない言い合いから思わず手をあげるような大喧嘩に転変。本作では肋骨が折れ救急車さえ呼ばなければならない緊急事態にまで陥っている。それでも藤澤清造の開眼式を第一とし、警察への連行を恐れ、骨のヒビは直に治るだとかロキソニンを服用すれば大丈夫だとか・...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年02月29日

同居していた女とのエピソード、他の作品でも度々扱われているので飽きが来ているのは事実。で、展開もほぼ同じ。だから読む前からある程度どんな話かわかってしまう。でも読んでしまい、それなりに面白いと思えてしまうのが西村賢太。

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Posted by ブクログ 2011年07月16日

主人公は大正期の作家・藤澤清造に惚れ抜き、死後弟子を自称して、墓をうろつく。これが目が覚めるほどのダメ男で、読んでいてグツグツ腹ワタが煮えくり返ってくる。

「わたくし」のダメさを徹底して描くということ。
その意味で、この作品はほんとうに素晴らしい。
アタマに来て、どうしようもなくなるから、もう一度...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年03月17日

芥川賞候補にもなった表題作と他2作を収録。
私小説ということで著者の生活、人となりがモロに著作に記されているが、読んでいて気分が良くなるタイプのものでは無い。いまをときめく引きこもり系ではなく、昔ながらの横暴系のダメ人間(無頼というのか?)である著者の、おたく的な藤澤清造愛と、同居人である女性に対す...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年08月25日

彼の著書を買ったのは、これが初めてだったか。
著者と大正時代の私小説家の藤澤清造を重ねあわせて、無頼ぶりを発揮する結局が弱い男なんだが、なんだか気になるんだな。

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Posted by ブクログ 2014年01月13日

自分のどうしようもなさをここまでさらけ出すのはすごいと思うのですが、どうしようもなさすぎてみていられませんでした。文学としてはすごいものなのかなあ。分からず。

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Posted by ブクログ 2013年05月18日

読み進めていると、なんだかとても哀れな気持ちになった。
DVの表現はやけにリアルで落ち込んだ。
西村賢太凄いな。無頼。

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Posted by ブクログ 2012年11月27日

作者の人並みならぬ藤澤清造という作家に対する熱意とパッションを書いた本です。
小説というかエッセイ的な本でした。
こういうのを『私小説』って言うのかしら~?

藤澤清造なんて作家、ちょっとマイナーなので初めて聞いたけど、この本の作者は自分に似た清造にほれ込んでたみたいね~。すっごい情熱。
それには頭...続きを読む

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