五十嵐貴久のレビュー一覧

  • こちら弁天通りラッキーロード商店街

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    死に体の商店街が鮮やかに甦る。普通に考えれば夢物語なのだろう。でも甦るという意味は少し違うように思う。商店街の人々の生き甲斐。彼らの活力を取り戻すこともまた甦ると言えると思う。とても元気が出る面白い一冊でした。
    あらすじ(背表紙より)
    借金に追われ、見知らぬ町に逃げ込んだ笠井武。無人の寺に泊まり迎えた翌朝、やって来た老人たちはなぜか彼を新しい住職と勘違い。寂れた商店街で夢も希望もなく生きる町の住民は、誰しもがポックリ逝かせてくれと請い願う。戸惑う笠井だったが、彼らと生活を共にするなかで、何気なく口にした思いつきが波紋を呼び…。一気読み必至の痛快エンタテインメント!

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    2017年01月05日
  • 逸脱捜査 キャリア警部・道定聡

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    東大卒のキャリア組である道定警部は、部下の不祥事でスケープゴートにされ、経験のない捜査現場に。赴任先の捜査一課の相棒は、スーパーモデル並の美人でグラドル並のナイスボディの山口ヒカル。でも性格は最悪で行動はガサツ。迷コンビが事件を解決する連作短編集。
    キャラクターや事件の設定は面白いが、事件の解決に至る過程に起伏がなく盛り上がらない。敵役の川上刑事のインパクトも欠ける。せっかくなら、神の如く天才的な推理をみせるヒカルというパターンで統一してほしかった。

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    2016年12月14日
  • 降りかかる追憶~南青山骨董通り探偵社III~

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    探偵小説であるが、少し切ない。傷を持つ者たちの物語だからかもしれない。最後、思いがけない展開になってインパクトがある。

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    2016年11月21日
  • 消えた少女 吉祥寺探偵物語 : 1

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    いくら暇そうだからって探偵でもない、顔見知り程度の人に迷子猫の捜索を依頼するなんてズーズーしすぎる(探し物名人とかの噂があるならわかるけど。。)!とイラっとし、親権を棄てて、勝手に出ていった元妻に未練タラタラな主人公にイラっとし、結局、純菜さんが何をしたかったのかわからず、イラっとし、なかなかストレスの多いお話しでした。

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    2016年11月01日
  • 南青山骨董通り探偵社

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    想像していたよりかなりライトな作品でした。
    もう少し厚みが欲しいところですが、通勤途中で読むのなら気軽でよいかな。

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    2016年10月01日
  • 逸脱捜査 キャリア警部・道定聡

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    ちょっとユーモラスな警察ミステリー連作短編集。5編を収録。

    東大卒キャリアながら部下の不祥事で捜査の最前線に配属された道定聡警部と、やる気のない美人巡査部長の山口ヒカルのコンビが次々と事件を解決する。

    いずれの短編も意外な事件の真相というのが落着点なのだが、道定警部の切れ味の良い推理だとか、山口ヒカルのぶっ飛んだ活躍がだとか、二人の変なロマンスが描かれるとかも無く、平坦なストーリーだった。

    『Gの密室』『アリアドネの罠』『元気すぎる死体』『ダブル・フェイス』『落人の首』の5編を収録。

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    2016年09月28日
  • パパママムスメの10日間

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    パパとムスメの7日間の続編
    今回はママを含めた3人の入れ替え

    今回は入れ替えの原因まで突っ込んでいるけど、どうなのかね?
    不思議な事は不思議なままの方が、拙い説明をされるよりはリアリティがあると思うけど・・・
    ま、世間でも同様の事柄は起こっていないという確証はないという事が示唆されただけで十分かな

    今回一番大変なのはムスメの体になったママかねぇ
    でも、大学生ってそんなに大変か?
    ま、大変さを描くよりは、はっちゃけてる描写をしたかったのかもしれないけど
    ってか、踊りを体が思えているってところがあったけど、アナタの体はムスメのですから(笑)

    流石に続編はもうない?かな?

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    2016年08月16日
  • 南青山骨董通り探偵社

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    名門中学の黒い噂。

    真犯人が誰であれ細野という教師は糞なので同情しませんが、探偵業って面白そうだな。

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    2016年08月08日
  • 年下の男の子

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    タイトルと内容が素直に一致している作品。
    37歳、14歳差という言葉が非常に目立つ。

    二人とも奥手ではなく、コミュニケーション能力は高く、外向的であるにもかかわらず、なかなかにもどかしい。
    37歳、14歳差がうまくブレーキになって話を引っ張る。


    終盤、突然二人の関係が変な事に、落ち着くべきところに落ちると思いきや、ラストギリギリでどんでん返しが。
    なんだこりゃ〜、ちょっとイタイ展開ですがNHKっぽいオチで面白かった。

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    2016年07月30日
  • 降りかかる追憶~南青山骨董通り探偵社III~

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    シリーズ第3弾では社長と玲子の因縁が明らかになります。本編のミステリ度は今までで一番かもしれません。映像化の際は、社長が大杉漣、玲子は真木よう子でお願いします。

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    2016年07月05日
  • リターン

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    本作は『リカ』の続編。リカの不気味さは最初の「肢体切断され遺棄さらた死体発見」以上にみるものはない。更なるリカの異常さを楽しみに読みすすめるが響くものなし。

    同じシリアルキラーものでも、この後に読んだ前川裕著『クリーピー 』は断然できがよい。二転三転の驚きあり。

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    2026年03月04日
  • パパママムスメの10日間

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    ネタバレ

    ☆3.5といったところ。
    前作同様、家族の心と体が入れ替わってしまう話。
    ドタバタ劇とラストも先が読めてしまう内容なんだけど、コミカルですらすらと読んでしまう。入れ替わることでお互いの気持ちが分かったり、、。大変な思いをしつつも大事なことが再確認できたのかな?
    たまに容れ物が変わるのも面白いのかなあ。。

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    2016年06月13日
  • 安政五年の大脱走

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    これを読む前に「利休をたずねよ」を読んで、台詞の無秩序にすごく腹が立っていたので、こちらは普通の歴史小説の台詞で安心した。
    突然、映画「大脱走」に突入してビビる。映画を見てからオマージュ作品として読むべき。題名と表紙以上にバカバカしい話だが、結構よくできていた。

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    2016年05月29日
  • セカンドステージ

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    二人の子持ちの主婦がママのためのマッサージと家事代行の会社を立ち上げて色々な問題に直面したりするお話。軽めでさくさくっと読めました。
    会社を立ち上げる経緯、小さい子のいるママが当たり前に求められることに応えるのがどれだけ大変か、そこはよくわかって共感できた。従業員をお年寄りにするっていう発想も面白くなるほどと思わせる。
    しかーし、自分の子どもをほったらかしにし過ぎでしょう。
    小5と小2だよ。仕事が立て込んだとしても8時半までほっとくとかありえないよ。そこはだんなさんの言う通りでしょう。お兄ちゃんの問題にももっと早く気づくことができたんじゃないかな。
    そして最後の展開が急すぎるし、いきなりだんな

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    2016年05月11日
  • 誰でもよかった

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    秋葉原の無差別殺人事件をモチーフとしたミステリー。
    車で交差点に突っ込み、その後ナイフで手当たり次第に殺していく冒頭の描写は迫力があった。でも、その後は喫茶店に立てこもっての交渉人とのやりとりばかり。犯人の動機等へ踏み込むことはなくラストを迎えてしまった。
    あぁ、そういう描き方のミステリーかと納得はしたが、スッキリしない。タイトルと概要説明で期待した内容とのズレが原因。もっと面白くなりそうなのにもったいない。

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    2016年05月09日
  • いつかの少年 吉祥寺探偵物語 : 5

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    読み終わってから、シリーズものだったことに気づきました…
    しかも、第5段とは…他の4作も読みたいと思います。

    五十嵐貴久さんの作品は、けっこう読んでいます。
    テンポがよくて読みやすいので、スラスラ読み進められて気楽です。
    今回もスラスラ読めましたが、けっこう序盤で、この人が怪しいなと思ってしまい…
    偏見でしょうか?そんな完璧な人はいないよと…
    そして、ちょっと力技な解決の仕方ではないだろうかとも…

    私は、探偵社シリーズのほうが好きかもしれません。
    が、他の4作も読みますw

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    2016年04月28日
  • 編集ガール!

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    出版社経理部の久美子が突然新雑誌の編集長に任命され、部下も畑違いの素人ばかり。新米編集長の悪戦苦闘ぶりをコミカルに描くお仕事小説。
    ゴールデンタイムのドラマっぽい。現実味には乏しいが、普段何気なく手に取る雑誌の完成するまでの過程を知ることができる。そして、エピローグのオチは予想外。

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    2016年04月18日
  • 魅入られた瞳~南青山骨董通り探偵社II~

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    ネタバレ

    陳腐な三流ミステリーだった。幸薄そうな美人な人妻。しかし悪女という結末は、よくある話。結末までのクロージングにひねりが欲しかったな。

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    2016年03月31日
  • 南青山骨董通り探偵社

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    ネタバレ

    ミステリーとしては、いまいち。ほとんど登場していない人物が真犯人という結末。ただし、第二新卒の青春活劇としたら有りかも。超一流企業に入社し、理想と現実のギャップに悩み探偵に転職する主人公。同僚の個性的なキャラクターは話としては面白いが、非現実的すぎてイマイチ想像しづらい。

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    2016年03月28日
  • Fake

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    「どんでん返しが凄い」という評判を聞いて読んでみました。確かにラストのポーカーはドキドキしながら楽しめました。(ただ物語は無駄に長いような)
    盗撮による作戦、イカサマポーカーを仕掛けた地点で、敵である沢田には仕掛けが分かっていたと思うし、それにまんまと嵌る主人公が間抜け…。その先に何か読者には明かされて無かった、どんでん返しが主人公「目論んでる?」と期待してたけど…特に何にも。(苦笑)

    だけど、足枷になってると思われてた単なる馬鹿な浪人生が最後に鍵を握るとは。確かにビックリしました!

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    2016年03月16日