五十嵐貴久のレビュー一覧

  • 編集ガール!

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    出版社経理部の久美子が突然新雑誌の編集長に任命され、部下も畑違いの素人ばかり。新米編集長の悪戦苦闘ぶりをコミカルに描くお仕事小説。
    ゴールデンタイムのドラマっぽい。現実味には乏しいが、普段何気なく手に取る雑誌の完成するまでの過程を知ることができる。そして、エピローグのオチは予想外。

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    2016年04月18日
  • 魅入られた瞳~南青山骨董通り探偵社II~

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    ネタバレ

    陳腐な三流ミステリーだった。幸薄そうな美人な人妻。しかし悪女という結末は、よくある話。結末までのクロージングにひねりが欲しかったな。

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    2016年03月31日
  • 南青山骨董通り探偵社

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    ネタバレ

    ミステリーとしては、いまいち。ほとんど登場していない人物が真犯人という結末。ただし、第二新卒の青春活劇としたら有りかも。超一流企業に入社し、理想と現実のギャップに悩み探偵に転職する主人公。同僚の個性的なキャラクターは話としては面白いが、非現実的すぎてイマイチ想像しづらい。

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    2016年03月28日
  • Fake

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    「どんでん返しが凄い」という評判を聞いて読んでみました。確かにラストのポーカーはドキドキしながら楽しめました。(ただ物語は無駄に長いような)
    盗撮による作戦、イカサマポーカーを仕掛けた地点で、敵である沢田には仕掛けが分かっていたと思うし、それにまんまと嵌る主人公が間抜け…。その先に何か読者には明かされて無かった、どんでん返しが主人公「目論んでる?」と期待してたけど…特に何にも。(苦笑)

    だけど、足枷になってると思われてた単なる馬鹿な浪人生が最後に鍵を握るとは。確かにビックリしました!

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    2016年03月16日
  • 魅入られた瞳~南青山骨董通り探偵社II~

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    シリーズ第2弾。序盤は何やらダラダラしていますが、話が転び始めるとまさにジェットコースター。トリのオチはちょっと読めちゃいましたが、それでも十二分楽しめました。

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    2016年03月08日
  • 南青山骨董通り探偵社

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    ちょっと変わったメンバーが集う探偵事務所を舞台としたサスペンス・ミステリ。タッチはライトでさくさく読めますが、ミステリとしてはなかなか本格的で先が読めませんでした。なんとなく日テレでドラマ化されそうな予感(笑

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    2016年03月08日
  • 降りかかる追憶~南青山骨董通り探偵社III~

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    ネタバレ

    女子大生のストーカー事件の裏に隠れていた謎は意外性もあり、面白かった。主人公井上雅也も漸く同僚真由美の純粋さに気付き始めたことにホッとした。

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    2016年03月06日
  • 降りかかる追憶~南青山骨董通り探偵社III~

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    井上君は、相変わらず頼りないけど、周囲が魅力的。
    社長と玲子さんの過去が、そんなシリアスなものだったとは。
    自然に話してくれるまで待てなかったのか、井上よ。。。
    成長してくれないと、シリーズが展開しなくなるよ。
    真由美ちゃんが、あんなにいい子だったとは。
    もう、あんな奴は捨てて帰ってよし!(笑)

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    2016年03月01日
  • 相棒

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    将軍慶喜狙撃事件の犯人を捜すため、なんと仇敵同士の坂本龍馬と土方歳三がタッグを組んで、京都の町を疾走する犯人捜しミステリー。
    幕末のオールスターキャストが登場し、幕末ファンには答えられない楽しさというべきか、それともあり得ない設定に鼻白む思いか。
    ラストの仕掛けも、龍馬ファンはどう判断するか。

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    2016年02月23日
  • 年下の男の子

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    13話からなる、連続ドラマを見ているようでした。
    大手企業に勤める37歳のOL晶子が、恋に仕事に奮闘する、ドタバタ系のヒューマンラブストーリーと言うイメージ。

    突拍子もない出来事もなく、難しい言い回しもなく、スラスラと安心して読めます。

    決して若くない、会社でもそれなりのポストを与えられ、仕事をバリバリとこなす晶子。
    恋愛も結婚も諦めてない!だけど…マンション買っちゃった!どーなる私。
    そんな時、現れた取引会社の独身男性。
    14歳年下のジャニーズ系。人懐こくて、ちょっぴり強引。最近の若い子は、何を考えてるのやら…でも、もしかして、私のこと好き?
    どーなる私。

    ただ、残念ながら、37歳の女

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    2016年02月23日
  • For You

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    映画雑誌の新人編集者である朝美の最愛の叔母が急死した。遺品整理で見つけた古い日記帳に記された彼女の青春。生涯を懸けた純愛が、四半世紀後に奇跡を起こす。
    80年代のラブストーリーってのが、まず心をグッと掴みます。携帯もネットもない時代のなんてピュアな世界なこと。登場するアイテムが懐かしさと共感を呼び、現代の便利と思っているモノは私たちに真の豊かさを与えているのかとも思わせる。個人的には、千葉を例えるのに「すすめ!パイレーツ」が出たのが嬉しい。

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    2016年02月14日
  • 消えた少女 吉祥寺探偵物語 : 1

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    シングルファーザーが自らの子育てと仕事の狭間で向かい合う事件。
    一見すると幸せそのものの主婦の深い闇が
    違った見方をすると自分勝手すぎる生き方に思えてきて憤りを激しく感じてしまった。
    探偵ものとしてキャラの設定はよかったと思うけれど
    肝心の本編は悲しくて救いようのない内容。
    後半のからは展開が見え見えでげんなり。残念。

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    2016年02月12日
  • 編集ガール!

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    経理しかやってこなかった女の子の、強制的に全社員提出させられた企画書が社長の目に止まり、新雑誌の編集長に抜擢されるお話し

    ま、実際はこんな采配無茶だけどね

    それはそうとして、後半はかなり駆け足な印象
    「もしかして続巻ある?」とか思ったけど、一応これで終わっても良いくらいにはまとまっている
    ただなぁ、無理やりまとめるためにあんな決断をさせたんじゃねぇのか?と勘ぐってしまう
    う~ん、解説では「男を上げた」とか書かれてたけど、個人的には納得出来ないなぁ
    なんつーか、二人とも妊娠出産育児を軽く考えてるよね

    それはそれとして、雑誌の発刊についてのエピソードは面白い

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    2016年02月05日
  • 相棒

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    ネタバレ

    史実はどうであれ、幕末の有名人物のそろい踏みである本書はまさにエンターテイナー的な面白さにあふれていると思った。

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    2016年01月26日
  • ウエディング・ベル

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    前作のあのトンデモな訪問からの続編
    ん~、何というか、冗長な部分がったり展開が遅いのが気になる
    もっとサクサク展開出来ると思うけどね
    要はプライベートでは晶子さんの両親特にお父さんが絶対に反対で取り付く島がなく
    仕事ではモナの増産で販売と広告で揉めてる板挟みということでしょう

    前作は仕事の課題やプライベートな恋愛の葛藤とか面白く感じたけど、今回のはただ続編を書きましたってだけに感じた
    さらにどう決着をつけるのかと思ったら、あの終わり方でしょう
    ま、さらに続きがあるようだからいいけど
    それでもこの本のなかでももっとスッキリした決着はつけて欲しかったなぁ

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    2016年01月18日
  • 盗まれた視線 吉祥寺探偵物語 : 4

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    軽くてアッサリ(^^) しかし、イケメンは何処でも得だなぁ(笑)こんな気楽な人生は楽しかろう(ーー;)

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    2016年01月16日
  • Fake

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    コンゲーム小説は好きである。
    この話も長編ではあるものの一気に読めてしまう面白さがあるが、ところどころ設定の甘さというか、強引さが目にいてしまうのが難点か。
    (例えば、テーブルに仕掛けたカメラがデジカメにもかかわらずモータードライブだったり)
    前半は大学入試のカンニング大作戦。後半は清廉潔白な区議会議員西村のポーカーによる挑戦と進む。
    西村が思いの外の働きぶりで驚くのも、少し無理があるような…。
    また主人公、宮本とその友人の娘である加奈との関係性も、なんとなく危険な匂いがすると思ったら、最後に…。
    解説によると続編もありそうだというので、そちらも楽しみであるが、まだ出てないのだろうか。

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    2016年01月13日
  • 年下の男の子

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    タイトルに興味があって読みました。
    うーん。。
    惜しいなぁ。。という感想かなぁ。
    「恋愛小説」を読むぞー!というよりは、「仕事小説」として読んだ方が、読み応えある気がします。
    私的にはキュンキュンする場面がない。
    児島さんと同年代の小川弥生さん、当て馬(とは全く違うけど、書き手としてはそういう役どころだったのでは。。)として、もっとフル活用出来たのでは!
    気になる。。
    クリスマス後に、小川弥生さんの女の勘は発動しなかったのか。
    気になる。
    続編があるらしいけれど。
    それは読まないで、この作者さんの別の作品を読んでみようっと!

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    2015年12月23日
  • 南青山骨董通り探偵社

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    トヨタ自動車を思わせる超一流企業に勤める入社3年目で能力主義に落ちこぼれ主人公が探偵にスカウトされる。
    渋谷にある名門中学の女子生徒が複数の男と関係を持ている。警察に来た投書の調査が始まる。
    調べていくうちに担任の教師が以前から女子生徒をレイプしていたこたが判明。その女子生徒もレイプしていた。教師を張り込んでいると死体で発見される。しかも探偵社の仲間も意識不明の状態で同じ部屋で発見される。
    犯人は二転三転して意外なところにいる。
    前半は主人公の青年の描写が長くて退屈するが、死体が発見された辺りから面白くなる。登場人物が多く性格描写が雑な処がイマイチ。

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    2015年12月06日
  • Fake

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    前半カンニング、後半ポーカーという構成だがちょっと長い。機械に強い事など伏線として前半部も重要ではあるが、半分以上読んでやっと本編。最後のどんでん返しは賛否あるかと思うが、ありかと。ただそこに至るまでの伏線があまりなく唐突な感は拭えない。いろんな意味でフェイクであると最後にして分かる。ラストも少しスッキリしない。モヤモヤが残る。

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    2015年11月15日