五十嵐貴久のレビュー一覧

  • 土井徹先生の診療事件簿

    Posted by ブクログ

    この人の作品は、基本的な設定におかしいところが多い。
    この作品もそう。
    キャリアの初任幹部が警部補なのはいいけど、
    警部補で副署長はねぇ・・・。
    あり得ん。
    そう言う、設定ミスがなければ、
    ストーリー自体は、まぁまぁかな。

    0
    2013年06月14日
  • For You

    Posted by ブクログ

    最後のドンデン返し、そして謎解きはあっ!と言わせる。
    しかし、こじ付けで、うまくまとめたという感じがしないこともない。でも最後に感動を受けた自分がいた。


    《本文より》
    朝美
     「あんた、バカじゃないの?」
     そして、大人げなのなさで冬子さんは負けていなかった。
     「あんたは下らないことばかり言ってるんだよ。どうしてそれがわからないの?いいじゃない、年が違ったって、子供がいたって。お金がなくたって、格好が悪くたっていじゃない。あんたが本気なら、あたしはいつだってどんな時だってあんたの味方になるよ。あんたがお父さんを説得できないっていうのなら、わたしが代わりに言ってあげようか?」

    冬子
     も

    0
    2013年06月06日
  • リミット

    Posted by ブクログ

    ラジオの深夜放送の人気番組に自殺予告のメールが届く。そんなメールの対応を巡って放送局は大慌て。実際の放送局はどう対応しているのだろうか?自分がその立場だったらどうするだろうか?
    小説の内容とは別に自分の中高時代の深夜放送思い出しながら懐かしさを引きずりつつ読んだ。
    舞台となる「オールナイト・ジャパン」という番組は深夜1時~3時までが1部、3時~5時までが2部というのはまさに私が聞いていた頃の「オールナイトニッポン」。読んでいて頭の中であのテーマ曲がリフレインしていた。
    確か中島みゆきや松山千春、所ジョージなんかがディスクジョッキーをしていた。
    小説の内容は、最後にあっと驚く結末かと期待したが想

    0
    2013年05月19日
  • パパママムスメの10日間

    Posted by ブクログ

    前作同様中身が入れ替わってしまっての騒動です
    気楽に楽しめる内容です
    前作同様ドラマ化したら
    パパがママになってしまっての失敗や
    ママがムスメになっての外したハメなど
    面白いだろうな!

    0
    2013年04月05日
  • リミット

    Posted by ブクログ

    ラジオ番組制作現場での話。
    まあまあ面白かった。思ったほど緊迫感は感じられなかったけど、後半は一気に読めた。
    久しぶりにラジオを聴いてみようかな。好きな番組が見つかったらいいな、なんて思った。

    0
    2013年03月23日
  • ダッシュ!

    Posted by ブクログ

    ☆3
    4人の男子高校生が憧れの先輩のため、なんやかんや骨を折る、という話。憧れてるのは分かるけど、面倒みすぎだろ、そして先輩も面倒かけすぎだろ、と思ってしまう...。
    最後、あんだけ元彼に会いたくないってグズってた先輩、卒業と同時に元彼おっかけて海外で同棲とはさすがっすね!ただのめんどくさい女じゃん、とか考えてしまいました。最後の先輩の行動力(そこだけ)で☆1つプラスです。

    0
    2013年03月15日
  • パパとムスメの7日間

    Posted by ブクログ

    ありがちだけどやっぱり面白い入れ替わり現象。
    ただの男女の入れ替わりではなく、サラリーマンのパパと高校生の娘が入れ替わるところが面白い。

    0
    2013年03月03日
  • For You

    Posted by ブクログ

    ■叔母が遺した日記帳から浮かび上がる30年前の真実

    最愛の叔母が急逝した。映画雑誌の編集者である朝美(あさみ)は、遺品整理で訪れた叔母の部屋で古びた日記帳を見つける。そこには80年代、高校生だった叔母の青春が描かれていた。読み進めていくうちに、朝美は叔母のある男の子への想いを知る。独身を貫き、「恋ならしている」そう言い続けた叔母の生涯を懸けた恋とは。涙なしには読めない、感動の純愛ミステリー!

    0
    2013年06月14日
  • ダッシュ!

    Posted by ブクログ

    単行本で読んでいたのを忘れて文庫本で再読したらしく、途中で思い出し、先が読めてしまったので、興ざめ。話としては中庸。捻りなし。

    0
    2013年01月19日
  • ぼくたちのアリウープ

    Posted by ブクログ

    アリウープって難しい技ですよね
    バスケが大好きなので、ドキドキして読みました。
    階段途中のビックノイズと似た感じのイメージだったなと思います。
    文体的には主人公のジュンペーが書いたんじゃないかって感じだなと思ったり。
    ウトウ君は無事に痩せられたんだろうか…
    メガネと村井さんとツルの関係はどうにかなったのか…
    その辺ちょっと気になる。

    0
    2013年01月15日
  • パパとムスメの7日間

    Posted by ブクログ

    どうしてもガッキーと舘ひろしのドラマを先にみてしまったのでその印象が強すぎる。
    設定としてはよくある話。ココロとカラダが入れ替わってしまう。マンガ的な内容で非常に読みやすい。
    父親ってどうしてこんなに娘と距離が離れてしまうのだろうか?なんか非常にさみしい。入れ替わることによりお互いの気持ちがよくわかるっていうのも、そりゃそうだろうな、って思うが、小説読んで疑似体験したわけだが実際、現実の娘の気持ちなんかよくわからん。

    0
    2013年01月11日
  • 安政五年の大脱走

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     時代劇としては読みやすく、ボリュームの割にはサクサクすすめました。途中までの展開は面白かったのですが、ラストに行くにつれ、ちょっと尻すぼみ感が否めません。あれだけ苦労した洞穴を使わずに、気球で逃げるって・・・・。 お姫様が気球で逃げた後家臣がどさくさまぎれに全員無事に逃げられるのも、ちょっと??。 どうやって終わらせるか、五十嵐さんの中でも葛藤があったような気がします。ちょっと消化不良の終わり方でした。残念。

    0
    2013年01月09日
  • Fake

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カジノの同一フロアを同じビルに用意するアイデアは面白かった。
    でも相手役の沢田が簡単に騙されすぎている事や
    大学を退学させられた加奈の今後を考えてない(5億程度で済むか?)
    あたりを見て主人公に共感を持てなかったので☆三つ。


    政治家、安倍はどう考えてもハマコーっしょ笑

    0
    2013年01月02日
  • 安政五年の大脱走

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画 大脱走を江戸時代ベースに置き換えたような作品。トンネルは途中上手く行き過ぎていて最後何かあるとは、簡単に想像できたし、途中のフリも落ちを予感させた。
    井伊直助わるいやつだなあ。」

    0
    2013年01月02日
  • パパママムスメの10日間

    Posted by ブクログ

    柳の下のドジョウ的な続編で、残念ながら前作の方が新鮮なだけあって、これは二番煎じの感が否めない。前作はサラリーマンとしての頸木に囚われた父親に対し、娘の観点から否を唱えたことから急転直下的な展開が新鮮ではあったが、流石に同じ設定では話が続かないので、母親を加えて、自身の青春プレイバック的な話を盛り込みつつ、前作の成功譚を持ってきたものの、中途半端で結末も語られないため、面白みに欠ける。

    0
    2012年11月21日
  • パパママムスメの10日間

    Posted by ブクログ

    二匹目の泥鰌、まあ安定した面白さ。予想通りに進む話。リアリティがあるようでないそれぞれの生活。あんな会社無い。まあ暇つぶしにはなる。君の瞳に恋してるはマイフェイバリットな曲なので☆おまけ。

    0
    2012年11月10日
  • ぼくたちのアリウープ

    Posted by ブクログ

    主人公に立ちはだかる困難が2年のバスケ部の先輩の頑なな態度っていうのがちょっと物語の面白みをそいでいる感じ。2005年のロケットボーイズの多彩なキャラクターと比較していまいちかな。とはいえ五十嵐貴久の青春もののの読後感はいつも爽やかだけどね。

    0
    2012年10月25日
  • TVJ

    Posted by ブクログ

    五十嵐 貴久 『TVJ』
    (2005年1月・文藝春秋 / 2008年2月・文春文庫)

    舞台はあるテレビ局の新社屋。開局40周年を記念して建てられたハイテクビルなんだとか・・・。
    ヒロインは経理部に勤める高井由紀子、29歳。
    同じ編成部に勤める彼氏に2日前にプロポーズされたばかりであった。
    そんなとき、そのハイテクビルが正体不明の武装集団にいとも簡単に制圧されてしまう。
    人質になった恋人を助けるため、由紀子はたった一人でテロリストに立ち向かうのだった、というお話。

    同じ作家の作品は、発表順に読んだほうが良い、と常々思っている。
    (なかなか思うようにはいかないが)
    お気に入りの作家の成長のあ

    0
    2012年09月23日
  • ぼくたちのアリウープ

    Posted by ブクログ

    〈内容〉文武両道の超名門私立高・国分学園に奇跡的に合格、憧れのバスケ部に入部届を出したジュンペー。ところが、3年生が不祥事を起こして1年間対外試合禁止、とばっちりを食った2年生は、「入部は認めるが、何もするな」と1年生に言う。でも、クラスの平均点を下げに下げる「バカ王」ジュンペーには、もうバスケしかない。1年はツルと2人だけになるも、「勝てば練習参加、負ければ退部」を賭けて2年生に試合を挑むことに。ジュンペーとツルは、まずメンバーを集めようとしたのだが…。高校バスケを舞台にした青春小説。

    0
    2012年08月11日
  • ぼくたちのアリウープ

    Posted by ブクログ

    五十嵐貴久の青春スポーツ(バスケット)物。

    ハッキリ言ってバスケに詳しくなくても読めるし、話の掘り下げ方に物足りなさを感じるかも…。

    時間的に高校1年の夏までなので続きも書けると思うけど…もういいかな…。

    0
    2012年07月01日