五十嵐貴久のレビュー一覧

  • ぼくたちのアリウープ

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    YA向けの青春小説というところかな。進学校に運よく入学した主人公は、高校でバスケ部に入ろうとする。しかし、バスケ部は3年生の起こした不祥事によって1年間対外試合禁止。2年生は新入生を受け入れてくれない。最初は7人いた1年生も最終的に二人に。なんとしてでもバスケをやりたいふたりは上級生に勝負を挑む。5対5の試合形式で勝てば入部を認めるという2年生にふたりは部員集めに奔走、部員を集めて特訓。最後に2年生と勝負…という王道中の王道。漫画で言うと1/4くらいのところで終わっちゃった感じ。2012/485

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    2015年04月16日
  • 年下の男の子

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    ネタバレ

    37歳独身、安定したそこそこの会社で
    そこそこのポジションで働いているOL晶子。
    仕事を通じて知り合った14歳年下の児島君から
    猛烈アプローチを受けるが…。

    どうしても14歳の年の差がネックとなって
    あれやこれやと晶子さんは悩んでます(笑)
    一方、若さいっぱいの児島君はそんなの関係ない、
    と猛烈アプローチ。しかもこの児島君、
    なかなかのGood Looking Guyという設定。
    …現実感がなかなか感じられない…
    実際にはなかなか有り得ないSituationかなぁ。
    逆ならまだ有り得るかもだけど。
    もう少しなぜ児島君が晶子さんに惹かれたのか、
    具体的なエピソードがあれば良かったなぁ。
    確かに

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    2015年04月10日
  • TVJ

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    ネタバレ

    解説にもあったけど主人公はホントTHE OLって感じ。
    エンターテイメント性はあるかなぁ。
    犯人達が原発とか北朝鮮を持ち出すのは中々日本の痛いトコついてて、ホントにあったらどうなるんだろうなぁ。
    ラストはちょっと無理やり感がある気が。。。

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    2015年04月05日
  • For You

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    純愛物語.客観的に見れば出来すぎだろうと思うが,まったく問題ない.なぜなら僕がロマンチストだから(笑)
    以下あらすじ(裏表紙より)
    最愛の叔母が急逝した。映画雑誌の編集者である朝美は、遺品整理で訪れた叔母の部屋で古びた日記帳を見つける。そこには80年代、高校生だった叔母の青春が描かれていた。読み進めていくうちに、朝美は叔母のある男の子への想いを知る。独身を貫き、「恋ならしている」そう言い続けた叔母の生涯を懸けた恋とは。涙なしには読めない、感動の純愛ミステリー。

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    2015年04月05日
  • 相棒

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    ネタバレ

    ★3.5かな。
    土方・龍馬のコンビという夢のような設定。
    将軍狙撃の犯人を二人で探しだすというエンタメ作品。
    序盤と終盤は引き込まれて楽しめたけど、中盤のいろんなところに聴きこみに行っては否定されるの繰り返しがちょっと中だるみに感じた。
    いろんな人物を登場させようとするとあぁなってしまうのは仕方ないのだけど…。

    土方さんは始終ギャンギャン怒っててツンデレ風味だった。
    龍馬さんは今までそんなに興味なかったけど、これを読んでやっぱりかっこいいよなぁ…そりゃあファンも多いよなぁと感じた。
    設定や人物にちょっとこれは無理がないかい…?て部分もあったけど、しめ方が爽やかな気持ちになれたので終わり良けれ

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    2015年04月01日
  • 消えた少女 吉祥寺探偵物語 : 1

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    素人探偵が主役のハードボイルド風味な作品。
    企業や警察がこんなに簡単に初対面の一般人を受け入れるはずがなく、そこが展開のキモとなっているだけに違和感がつきまとう。
    まあ、読みやすいので純粋に楽しむなら悪くないと思いますが。
    というわけで、星3つ。

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    2015年03月28日
  • 南青山骨董通り探偵社

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    軽くさくさく読める。きっとシリーズ化して金城さんが過去に何かあってその「何か」がきっかけで事件が起きて事務所全員で金城さんの無実を証明するしていくっていう「いつか」の為の作品なのかなーと思った。シリーズ化してるのかも何も知らないけど。

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    2015年03月24日
  • 南青山骨董通り探偵社

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    シリーズ化始まりという感じでしょうかね!
    前半は登場人物の紹介的な部分で大まかにはなって後半は一気読みの展開でした。
    まあ各登場人物の語られてない部分も
    あるのでシーズンありきなのでしょうね。

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    2015年03月18日
  • 相棒

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    読んだのはハードカバー。坂本龍馬と土方歳三という異色タッグ。
    銃による将軍襲撃の犯人を3日のうちに探し出すという命令の元、全く立場の異なる二人がそれぞれの方法を使って犯人を追います。ありえない事ではあるけど、読者にとって夢のような設定だけでわくわくします。
    最後まで思いもよらなかった展開になって、なかなか面白かったです。

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    2015年02月27日
  • 消えた少女 吉祥寺探偵物語 : 1

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    ネタバレ

    メンバーを見たことのあるような、どこかのバーから始める物語。

    ストーリーもテンポよく、主人公のキャラも嫌味がなくすっと話に入り込めます。

    1年前に居なくなった少女の行方は?
    結末は少々哀しいものでしたが、おもしろい探偵もの、といった作品です。

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    2015年02月22日
  • 六つの希望 吉祥寺探偵物語 : 3

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    吉祥寺探偵シリーズ第3弾。いつものようにコンビニでアルバイト中の川庄が、老人集団に店を占拠され、籠城事件の顛末を見ることになる。
    はっきり言ってこの老人たちが好きになれない。老獪で傲慢、現役時代が立派でも老後を慎ましく過ごしていても、結局は自分かわいさに、他人に迷惑をかけるうえ反省はしない。こんな年寄りにはなりたくない。川庄の我慢強さに二重丸。

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    2015年02月15日
  • サウンド・オブ・サイレンス

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    青春ですね。
    まっすぐでひたむきで。
    そこに聴覚障害って要素はあるけど、でも、健常者と何も変わらない。
    若い女の子たちのエネルギー溢れる物語。

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    2015年02月14日
  • 盗まれた視線 吉祥寺探偵物語 : 4

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    五十嵐貴久の書き下ろし長編ハードボイルド第四弾。
    バツイチで子持ちの中年フリーター:川庄は、あろうコトか警視庁捜査一課の天敵:工藤刑事からある女子大生の警護を依頼され・・・
    今回も吉祥寺を舞台に、いつもの展開です(^_^;)
    が、回を増す毎に“軽く”なって行く感じ・・・もはやラノベのテイストです。
    特に今回は会話間での軽口が少し鼻に付く感じがしました。
    もっと五十嵐貴久らしい感じで行って欲しいと思うのですが・・・

    ただ、今回は「ススキノ探偵シリーズ」感が少なかった気がします(^_^;)

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    2015年02月03日
  • セカンドステージ

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    「三匹のおっさん」の団体バージョンのようでした。ただ、杏子はどうかと。自分の小学生の子供をほっといて夜の外食なんて。若いママたちの心配するより、自分のすべきことをしろと思ってしまった。でも、こういうビジネスは大歓迎です。

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    2015年01月21日
  • リミット

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    こっちまでラジオを聴いている気分になり、「あぁ、早く見つけてあげなきゃ」と焦ってしまった。
    本を読んでいないときにも、「あれ、現実の話しだったっけ?」と考えてしまうほど。
    タイトルのリミット効いてるわ〜。

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    2015年01月21日
  • 盗まれた視線 吉祥寺探偵物語 : 4

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    吉祥寺探偵シリーズ第4弾.不思議とダメ中年の川庄がカッコ良く見えてくる.中年の渋い魅力とかは皆無なのに.何にせよ今作も面白かった.二転三転する展開に最後まで気が抜けなかった.
    以下あらすじ(巻末より)
    いつものようにアルバイト先のコンビニに出かけようとしていると、日本で一番会いたくない男、警視庁の工藤が訪ねてきた。きれいな女子大生を連れていて、彼女を守ってくれと言う。聞けば、ストーカー被害に遭っているらしい。それなら放っておけないと、警護を引き受けた“おれ”。怪しい男を見つけ、追跡するが…。緊迫感とユーモアが溶け込んだ書き下ろし探偵ミステリー。不器用だけど静かに熱い探偵・川庄の活躍と、ひとりの

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    2015年01月17日
  • ウエディング・ベル

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    年下の男の子の続編。
    めでたく結婚までこぎつけるまでのハラハラドキドキな展開を期待していただけに、何とも残念。
    文中に14歳の年の差という表現が何回出てきたことか。
    もうわかっているって!主人公でなくてもあたしまで叫んでしまいそう。
    最終巻も心配になってきてしまいそう。
    2015年最初に読破した本だけに
    うーん、何とも消化不良だった。

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    2015年01月06日
  • シャーロック・ホームズと賢者の石

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    シャーロック・ホームズのパロディ短編集。最初の『彼が死んだ理由』『最強の男』は、今一つ消化不良でした。『賢者の石』『英国公使館の謎』はパロディらしく面白かったです。

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    2015年01月01日
  • 六つの希望 吉祥寺探偵物語 : 3

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    五十嵐貴久の書き下ろし長編ハードボイルド第三弾。
    バツイチで子持ちの中年フリーター:川庄のアルバイト先のコンビニが、謎の6人組に占拠、籠城された。人質となった川庄と客達の運命は・・・
    今回も吉祥寺を舞台に展開されます・・・ってか、籠城されてるコンビニ以外の場面がありません(^_^;)
    同じく五十嵐貴久の「交渉人」シリーズや「誘拐」「リミット」のテイストが入ってる感じですかね・・・
    クライマックスの展開が・・・ま、これは好みの問題もありますから、良し悪しは無しって事で。
    そして、やはり「ススキノ探偵シリーズ」を感じさせる・・・やっぱり意識してません??

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    2014年12月07日
  • 誰でもよかった

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    つまらない、というほどではないけれど、それほど面白くもない1冊。

    五十嵐貴久の小説は『交渉人』以来なのだけれど、『交渉人』ほど「息もつかせぬ」というような展開があるわけではなく、全体的に描写も浅い。
    『交渉人』は面白かったんだけどなぁ。。。

    今回唯一面白かったのは、最後まで読むとタイトルの意味合いの深みが増す点(※叙述トリックとかではないよ!)。

    ただし、それを書きたかったなら短編でよかった。
    最後にメインを盛り込むことで、逆に、全体が冗長だったように感じられ、「それだけを言いたいがためだけにここまで読ませたのかよ」と思ってしまう。
    あるいは、どうせ長編にするんだったら、もっと警察側や犯

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    2014年12月07日