五十嵐貴久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
死に体の商店街が鮮やかに甦る。普通に考えれば夢物語なのだろう。でも甦るという意味は少し違うように思う。商店街の人々の生き甲斐。彼らの活力を取り戻すこともまた甦ると言えると思う。とても元気が出る面白い一冊でした。
あらすじ(背表紙より)
借金に追われ、見知らぬ町に逃げ込んだ笠井武。無人の寺に泊まり迎えた翌朝、やって来た老人たちはなぜか彼を新しい住職と勘違い。寂れた商店街で夢も希望もなく生きる町の住民は、誰しもがポックリ逝かせてくれと請い願う。戸惑う笠井だったが、彼らと生活を共にするなかで、何気なく口にした思いつきが波紋を呼び…。一気読み必至の痛快エンタテインメント! -
Posted by ブクログ
パパとムスメの7日間の続編
今回はママを含めた3人の入れ替え
今回は入れ替えの原因まで突っ込んでいるけど、どうなのかね?
不思議な事は不思議なままの方が、拙い説明をされるよりはリアリティがあると思うけど・・・
ま、世間でも同様の事柄は起こっていないという確証はないという事が示唆されただけで十分かな
今回一番大変なのはムスメの体になったママかねぇ
でも、大学生ってそんなに大変か?
ま、大変さを描くよりは、はっちゃけてる描写をしたかったのかもしれないけど
ってか、踊りを体が思えているってところがあったけど、アナタの体はムスメのですから(笑)
流石に続編はもうない?かな? -
Posted by ブクログ
二人の子持ちの主婦がママのためのマッサージと家事代行の会社を立ち上げて色々な問題に直面したりするお話。軽めでさくさくっと読めました。
会社を立ち上げる経緯、小さい子のいるママが当たり前に求められることに応えるのがどれだけ大変か、そこはよくわかって共感できた。従業員をお年寄りにするっていう発想も面白くなるほどと思わせる。
しかーし、自分の子どもをほったらかしにし過ぎでしょう。
小5と小2だよ。仕事が立て込んだとしても8時半までほっとくとかありえないよ。そこはだんなさんの言う通りでしょう。お兄ちゃんの問題にももっと早く気づくことができたんじゃないかな。
そして最後の展開が急すぎるし、いきなりだんな